この記事では私が初めての雪山登山テント泊に持って行った装備一覧を紹介します
装備を紹介しつつ、選んだ理由や、体験談も交えながら解説します
長いので気になったところを目次欄からご覧ください
装備一覧
バックパック | クッカー | アイゼン |
ポーチ | ガスストーブ | チェーンスパイク |
ボトルホルスター | ライター | ピッケル |
テント | 水筒 | トレッキングポール |
グランドシート | 浄水器 | サングラス |
寝袋 | カトラリー | ゴーグル |
インナーシュラフ | コップ | グローブ |
シュラフカバー | コジー | ファーストエイドキッド |
スリーピングマット | ライト | 地図 |
まくら | バッテリー | ポリ袋 |
耳栓 | コード | ブラシ |
ニット帽 | ピッケル |
それではさっそく詳しくみていきましょう
バックパック・ポーチ
バックパック:オスプレー ケストレル48
バックパックはオスプレーのケストレル48を使っています
私が使っているのはかれこれ10年以上前に購入したモデルですので現行モデルとはちょっとデザインが違います(購入当時は登山用としてではなく、北海道にスノボに行くように購入)
私は体力がある方ではないのでこれ以上大きいバックパックは体力的にもしんどいので50リットルほどのバックパックを使っています
今回の登山では総重量が15キロちょいだったのですが、正直しんどかったです
バックパックの外側にはゴムロープを取り付けてマットや手拭いなどをくくりつけられるようにして使っています
アマゾンなどで安く購入できるゴムロープはバックパックをカスタムするのに最適です
ポーチ:パーゴワークス スイッチM/ スナップ
行動食や予備のバッテリーを入れるためのポーチとしてパーゴワークスのスイッチ(M)とショルダーベルトに取り付けできるスナップを持っていきました
スイッチは肩からかけるようにして使いましたが、これが思いの外便利で、休憩時にバックパックを降ろしてもポーチはそのまま身につけていることができます
行動食を取り出すのにポーチ(スイッチ)は便利でした!
休憩中に必要なものをここに入れておくことでバックパックにアクセスする必要がなくなりますので行動中は昼食時意外はこのポーチだけで完結できます
スナップは雪山において持って行ったのは失敗でした
と、いうのもスナップの用途として携帯電話を収納して写真など撮りたい時にすぐにアクセスできるように持って行ったのですが、氷点下の環境でスマホを外ポケットに収納しておくとバッテリーの消費が激かったため、スナップはほどんど出番がありませんでした
スナップの出番がなかったのはスイッチを主に使ったからというのもあります
私の場合、どちらか一つで大丈夫でした(学び)
普段のハイキングや釣りの時には便利なスナップですが今回の雪山では活躍しませんでした
パーゴワークスのスイッチやスナップはこちらの記事で詳しくレビューをしていますのでご覧ください
ボトルホルスター:ミステリーランチ ウイングマンハイドロ
最近使い始めたのがバックパックのショルダーベルトに取り付けるボトルホルスターです
行動中にバックパックを降さなくても水が飲めるのはすごく便利でした!
私が使っているボトルホルスターはミステリーランチのボトルホルスターで750mlまでのボトルを入れることができます
ゴム紐がついていて、ボトルにかけることで落下防止になります
テント・シート
テント:ダンロップ VS-10
テントはダンロップの一人用テントVS-10を持っていきました
VS-10は山岳テントの中では軽量なテントではありませんが、コスパに優れ、耐久性のあるテントです(総重量1770g)
ドームテントは居住性がすごくいいので初心者におすすめです
現行モデルはVS-12でフライシートの色もかっこいいグレーになっています
雪山登山での使用はどうだったかというと、一人用だと正直ちょっと狭さを感じました
気温が低くなるので登山靴などもテント内に入れる必要があるため、一人でも窮屈さを感じることから、もし、これからテント購入を考えている人で雪山での使用も想定しているのであれば1.5〜2人用がスペース的にもおすすめです
テントが大きくなればその分重たくなってしまうのでバランスを考えならテントを選びましょう
一人用のテントでも泊まれないことはありませんのでどこまで快適さを求めるかで選びましょう
ペグ
雪中キャンプだったので通常のペグが刺さらないことも考え、竹ペグとビニール袋も持っていきました(竹ペグは自作)
新雪が積もった時などは柔らかくて通常のペグが刺さらない時にはビニール袋の中に雪を入れることで重りにすることができます
今回は地面は凍結していたのでピッケルで穴をあけながら通常のペグで問題ありませんでした
氷はかなり硬いのでペグが曲がってしまうこともあります
シート:タイベックシルバー
グランドシートとして使っているのがタイベックシート(シルバー)です
もともとは建築資材などで使われているもので、コスパにすぐれ、耐久性も高く軽いことからキャンプや登山で使う人も多く、おすすめのアイテムです
タイベックシルバーはアルミ蒸着加工がされているので体の熱を輻射してくれることによる保温効果も期待できます
スリーピングバッグ(寝袋)・インナー・カバー
スリーピングバッグ:ナンガ オーロラライト600DX
メインの寝袋はナンガオーロラライト600DXです
オーロラライト600DXは快適使用温度がマイナス4℃、下限温度がマイナス11℃の冬用寝袋です
厳冬期の雪山で使うにはちょっとスペックが低いのですが、今回は本沢温泉(2150m)でのキャンプで外気温がマイナス8℃ほどだったので快適に眠ることができました(インナー使用)
オーロラライト600DXについて詳しくはこちら
ナンガ【オーロラライト600DX】レビュー・使ってみた感想|想像以上に良い!|
インナー・カバー:シートゥサミット サーモライトリアクター/SOL エスケープヴィヴィ
インナーにはシートゥサミットのサーモライトリアクター(248g)
カバーはSOLエスケープヴィヴィ(241g)を持っていきました
サーモライトリアクターは寝袋の使用温度を8℃も向上してくれる優れもので、冬キャンプでは使うことが多いです(気軽に洗濯機で洗えるのもいいところ)
さらに詳しく知りたい人はこちらの記事もご覧ください
SOLエスケープヴィヴィは裏面がアルミ蒸着されているので体の熱を反射してくれて保温できるサバイバル用のアイテムですが、コスパがいいのと、防水性が高いことからカバーとして使っています
エスケープヴィヴィはこちらの記事で詳しく解説しています
外気温がマイナス10℃を下回るような時には使おうと思っていましたが、今回はマイナス8℃だったので出番はありませんでした
持っていると心強いアイテムです
スリーピングマット
スリーピングマットは二つ、エアマットとクローズドセルマットを組み合わせて使いました
エアマット:ニーモ (ロングボウ)アルパイン インシュレーテッド
エアマットはニーモ ロングボウアルパイン(515g)を使いました
R値が4.8で、私がもっているマットの中で1番断熱性が高いマットです
想定していた気温に対しては若干オーバースペックにはなってしまうのですが、初めての雪山登山だったこともあり、スペックに余裕のあるマットを選びました
クローズドセルマット:エバニュー FPmat100
エアマットは断熱性が高いメリットがありますが、パンクのリスクがあります
万が一パンクしてしまった時にマットが何もなければ寒さで眠ることもできないのでFPmat100ももっていきました
クローズドセルマットは寝る時だけでなく、休憩時に座布団として使ったり、撤収時に荷物を置いたりと多様に使うことができるので便利です
雪の上に直接荷物を置いてしまうと雪がついてしまうのでマットがあると雪もつくこともありません
FPmatの詳しいレビュー記事はこちら
安眠グッズ
まくら:シートゥサミットULピロー
これまではまくらはあまり使用したことがなく、着ている服などをスタッフバッグに入れてまくらとして使っていました
ウエアをまくらとして使う場合、高さが出せなかったり、片寄ってしまったりするので好みのポジションにするのがちょっと手間でした
睡眠の質を向上させるためにまくらを使い始めたところ、使いやすかったので気に入っています
シートゥサミットのULピローは重さが60gと軽量でコンパクトなので携帯性に優れています
裏面が滑りにくようになっているのでマットからずり落ちないのも購入したポイントです
私はエアマットに一緒に丸めて持っていきました
耳栓:薬局で購入
登山でのテント場や混んでいるキャンプ場ではすぐ隣に知らない人がいるケースも少なくありません
そうなるとどうしても気になるのが
寝ている時に聞こえてくる騒音(いびきや歯ぎしり)です
騒音のせいで睡眠の質が下がってしまうとしっかりと体が休まらずに疲れが残ってしまいます
いびきや歯ぎしりは本人の意思とは関係ないのでなかなか難しく、注意したところでやめられるわけでもありません
ならば前もってこちらから対策をしておいた方が効果的で効率的です
いびきや歯ぎしり以外にも外で寝ていると風の音や動物の鳴き声など聞こえてきますが耳栓をすることで気になりにくくなりますよ
そんな人には前もって耳栓を試しておくことをおすすめします
お試し8種類セットは形状や硬さの異なる耳栓がセットになっているので自分にあった耳栓を見つけやすいですよ
ニット帽:ノーブランド
ニット帽は行動中に使うためではなく、テント場で使うために持っていきました
ニット帽は頭の保温だけでなく、深く被ることでアイマスクとしても使えます
浅いニット帽ではなく、深いニット帽がおすすめ!
クッカー・ガスストーブ・ライター
クッカー:EPI アルミクッカー
メインのクッカーはEPIガスの縦型クッカーです
25年以上前に購入したクッカーで、使用している中でハンドルが折れてしまったのでハンドルを取り外して使っています
フタはユニフレームのシェラリッドがピッタリで、軽量なのでこれもハンドルを外して使っています
容量は900mlで、調理用に使うだけなら大きすぎるのですが、
飲料水を確保するために雪を溶かすこともあるかなと思って大きめを選びました
雪は質量に対して空気を多く含んでいるため溶かすと少量になってしまいます
昔、1泊2日で避難小屋泊で登山に行った時に、水場の沢が冬季は枯れてしまっていて水の確保ができなくて困ったことがありました(その時は雪を溶かして水を確保しました)
その時に雪を溶かして水を確保する時は大きめのクッカーの方が効率的に水の確保ができることを体験しました
バーナー:プリムス フェムトストーブ
普段のキャンプではアルコールストーブを使うことがほとんどですが、アルコールストーブは極端に低い気温の時には点火がしにくいのでガスストーブを持っていきました
私が使っているのはフェムトストーブで、本体重量が51g(実測)と軽く、火力も申し分ないです(自動点火装置は使えなくなってしまったので取り外しています)
ガスバストーブは火力が強い分、お湯を沸かすまでの時間もかからないのもいいところです
カートリッジ:プリムス パワーガス110缶
ガスカートリッジは寒冷地でも使えるパワーガス110缶にしました
さらに極端な寒冷地で使用することができるウルトラガスがあるのですが、ウルトラガスは110缶(小型)がないのと、パワーガスでもマイナス10℃くらいまでならこれでも使えると登山用品店の店員さんにも教えてもらえたのでパワーガスを選びました
ウルトラガスはマイナス10℃以下の超極寒での使用のできる最強の寒冷地用カートリッジです(気温が高い時は危険なので使用不可!)
1泊2日なら110缶で問題ありませんでした
ガスカートリッジが冷えてしまい、火力が弱くなってしまうことはありましたが、使えないことはありませんでした(手やカイロでカートリッジを温めながら使いました)
クッカーの中にストーブやコップなどを全て収めたかったのも110缶を選んだ理由です
ライター:Bicフリント式ライター
ライターはBiCのフリント式ライターです
電子ライターは気温が低い場所では使えないので必ずフリント式のライターを持っていきます
水筒・ボトル・浄水器
水筒・ボトル
水筒は荷重を分散させるために小分けにしました
行動中に使うペットボトルを2本(1リットル)と凍結予防として魔法瓶と、ステンレスボトルも持っていきました
ペットボトルに入れていた水は翌朝には凍っていました
テント内でも気温が低くなり凍ってしまうので、ペットボトルだけを持っていく人は寝袋の中に入れるなどして凍結対策をしましょう
ステンレスボトルはボトルの重量はプラボトルと比べて重いですが、直火にかることができたり、湯煎できたり、湯たんぽにできたり多種多様に使うことができるので便利です
ステンレスボトルの便利な使い方について詳しくはこちら
浄水器
湧水などを飲む時はソーヤー浄水器を使うので今回も持っていきました
キャンプ地で使うためのエバニュー ウォータータンク900mlを持っていきました
ですがこれは完全に失敗
浄水器は凍りついてしまって、全く浄水することができませんでした
雪山においては浄水器は凍って使うことができなかったので持って行った意味がありませんでした
持っていく場合には凍りつかないようにするか、使用するしばらく前にポケットなどに入れておくなどして解凍する対策が必要です
コップ・コジー
コップ:ウィルドゥ フォールダーカップ
コップにはウィルドゥ フォールダーカップ(25g)を使っています
半分に折りたためるのでコンパクトで携帯性がよく、クッカーの中に入れやすい
ハンドル部分も持ちやすいような形状になっていて、指に引っ掛けて持つと持ちやすいです
コジー:ビックスカイ インシュレーテッドポーチ
アルファ米を食べる時に便利なのがコジーです
通常、アルファ米はお湯を入れて食べれるようになるまで15分
氷点下の中15分も経てばお湯は冷めてしまい、おいしさは半減してしまいます
と、言うか、おいしくなくなります
ビックスカイインシュレーテッドポーチ(25g)は保冷・保温ができるポーチなのでお湯を入れたアルファ米を保温してくれ、15分経っても温かく、おいしく食べる事が可能です
おいしいご飯を食べるのに保温バックは必需品です
保冷力など詳しくはこちらもご覧ください
カトラリー:はし、スプーン、鍋つかみ
はし:ベルモント フィールドスティック
お箸は使わない時は半分にすることができるベルモントのフィールドスティック(17g)を使っています
丸いのですぐに転がっていってしまうのがちょっとストレスですが、この手の軽量なお箸の中ではコスパがよく、軽量なので使っています
スプーン:ライトマイファイヤー キッズスプーン
スプーンとフォークはライトマイファイヤー スポーク(7.5g)が便利です
子供でも使えるサイズで、コンパクトで、一つでスプーンとフォークの役割をこなしてくれるので登山ではこのスポークを使っています
鍋つかみ:エバニュー・NABETSUCAM
クッカーのハンドルはエバニューのNABETSUCAM(14g)を使っています
小さいので最初は使いにくさを感じていたのですが、コツを掴むと使いやすい軽量ハンドル
コツはテコの原理を利用する事です
ライト・バッテリー・コード
ヘッドライト:ペツル ティキナ250ルーメン
ヘッドライトはペツルのティキナを使っています
コストパフフォーマンスに優れていて、角度が調節できるのがポイントで、状況に合わせて角度を変えることができるので使いやすいです
ティキナは赤色灯が付いていないので深夜のテント場での使用時には他のテントを照らさないよう注意が必要です
ライト:ブラックダイヤモンド ジップ
登山の時は照明はヘッドライトだけでも十分ですが、ヘッドライトが壊れてしまった時の予備としてもう一つ照明を持っていきました
ブラックダイヤモンドジップは懐中電灯としても使えるので便利です
照明を複数持っていく時は使う電池を統一させると便利です
ヘッドライトと同じ電池を使う照明を選ぶことで電池の予備を携帯する役目も果たしてくれます
モバイルバッテリー・コード
モバイルバッテリーは5000mAhのバッテリーを二つ持っていきました
10000mAhのバッテリーを一つでも良かったのですが、寒さで使えなくなった時のことも考えて二つに分けました
実際に一つは寒さで全く使うことができず、二つに分けていたのは大成功でした
バッテリーは冷えている中で使うと使えないことがあるので使用前に温めるか、常に温めておくかしましょう(現代ではバッテリー切れは死活問題です)
コードは短めのを用意しておくのがおすすめで、私が使っているのは0.1m(10cm)のコードです(めっちゃ便利!)
モバイルバッテリーを繋いだままポケットに入れることもあるのでコードがかさばらないと扱いやすくなります
スマホタッチペン
登山中にスマートフォンを操作する時にいちいち手袋を外さなくてもいいようにタッチペンも持っていきました
手袋を外すとすぐに手が冷えるのでタッチペンは雪山の必需品です
硫黄岳山頂では風が強く手袋が外せなかったのでタッチペンはすごく助かりました
やっぱり写真は撮りたいですからね
アイゼン・チェーンスパイク
駐車場からの歩き始めや、樹林帯の中の傾斜の緩やかな時にはチェーンスパイクを使い、雪が多くなってきた登山道や、稜線歩きの時にはアイゼンを使い分けました
アイゼン:ペツル バサック 12本爪アイゼン
厳冬期の雪山だったのでアイゼンは12本爪アイゼンペツルバサックを使用しました
本格的なアイゼンの使用は初めてでしたが、バサックは雪深くなってきた時でもしっかりとグリップしてくれたので安心でした
私は冬山装備をもっていなかったので今回はアイゼンとピッケルをレンタルしました
レンタルに対しての不安はありましたが、結果レンタルをすることでコストもセーブすることができました
チェーンスパイク:モンベル
モンベルのチェーンスパイクはコストパフォーマンスに優れていて、扱いやすくおすすめです
チェーンスパイクは雪道だけでなく、ヌカルんだ登山道などを歩く時にも役に立つのでハイキングや渓流釣りをする人は持っていて損はありません
ピッケル・トレッキングポール
ピッケル:モンベル グレイシャー
ピッケルもアイゼン同様レンタルしたものです(やまどうぐレンタル屋でレンタルしました)
モンベルのグレイシャーを使いました
硫黄岳の山頂まで登る時に樹林帯を抜けて急登を登る時に使用しました
正直ピッケルは初めて使ったのでどれがいいとかはあまり分からないのですが、グレイシャーはそこまで重たくもなく、使いやすかったです
トレッキングポール:ブラックダイヤモンド
トレッキングポールはブラックダイヤモンドのポールを使っています
バックパックと同様に10年以上前に購入したもので、モデルが分かりませんが、100cm〜140cmまで長さが調節できるのでワンポールテントの支柱ポールとしても使っています
雪での使用ができるように取り外し可能なバスケットが付いているので雪道でも埋まることなく使用できました
サングラス・ゴーグル
サングラス:DANG 偏光レンズ
サングラスはDANGの偏光レンズのサングラスを使用しています
これは釣りように購入したサングラスで、コストパフォーマンスがよく、偏光レンズが使われているので川などの水中が見えやすいので使っています
サングラスは休憩時など安易に地面に置かないようにしましょう
私はうっかりチェーンスパイクで軽く踏んでしまいヒビが入ってしまいました
ゴーグル:オークリー
風が強く、視界が悪い時や、万が一吹雪いてしまった時のためにゴーグルも持っていきました
予報は晴れだったのでゴーグルはいらないかとも思ったのですが、何が起こるか分からないのでゴーグルとサングラス両方持っていきました
ゴーグルはスノーボードで使用しているものです
グローブ
メイングローブ:テムレス 01ウィンター
メインで使用したのがテムレス ウインター01グローブ
中綿が入っていて保温性が高く、防水手袋なので雪山での使用に便利です
そしてなによりも魅力なのがコストパフォーマンスです
多少蒸れは感じますがコスパがいいので絶対おすすめのアイテム
今回の硫黄岳の登山でも活躍してくれました
テムレスウィンターグローブには01と02があり、違いはドローコードがついているかどうかです
テムレスウィンターグローブには01と02があり、違いはドローコードがついているかどうかです
出典:アマゾン
02の方がドローコードで絞ることができるので雪などが入ってきにくくおすすめです(値段は若干02の方が高い)
インナーグローブ:スマートウールメリノグローブ
グローブをして登山をしていると当然手にも汗をかきます
汗がグローブを濡らしてしまうとグローブの保温力が低下してしまい、指先が冷えてしまう事があるので手袋も二重にするのがおすすめです
薄手のインナーグローブを使う事で快適になります
スマートウールメリノグローブは薄手で、メリノウールが使われているので保温力があり、速乾性も高いのでおすすめです
予備グローブ:ヘストラ フルレザーGTX
予備のグローブとしてスキー用の手袋も持っていきました
万が一風などで手袋が飛ばされてしまった時には死活問題になるので予備を持っていくことがおすすめです
ファーストエイドキッド(洗面用品)・地図
ファーストエイドキッド
ファーストエイドキッドの中には以下のものを入れています
エマージェンシーシート | トイレットペーパー(袋) | ライター・着火剤 |
カイロ | 薬(鎮痛剤・胃腸薬) | 絆創膏・綿棒 |
結束バンド | ロープ(15m) | コンパス |
針金 | クリーム(ワセリン・ニベア) | 歯ブラシ(歯磨き粉) |
万が一に備えて持って行っているもので、何か壊れてしまった時や、体調が悪くなってしまった時に対応できるようにしています
ファーストエイドキッドはパーゴワークスのダブルフェイスポーチを使っていて、メッシュのポケットがついているのですごく使いやすいです
手拭い・タオル
いつもの登山では手拭いしか持っていきませんが、今回は温泉に入るので手拭いとタオルを持っていきました
本沢温泉は脱衣所などがないためタオルは複数持って行った方がいいです(隠す用)
お風呂で濡れた手拭いをちょっと干していたらあっという間に凍ってしまいました
凍ってしまうと使えないので必ずテントの中に入れましょう
地図
携帯電話に地図アプリを入れているのでほとんど使うことはないのですが一応携帯しています
地図読みがしっかりできるわけでもありませんが万が一に備えて紙の地図は持ち歩いています
ポリ袋・ブラシ
ポリ袋:パックライナーとして
市販のポリ袋は行動中はバックパックの中に被せてパックライナーとして使います
雪山登山の場合、ピッケルなどをバックパックの外側に取り付けるのでバックパックカバーが使えません
パックライナーとしてポリ袋を使うと内側からウエアや寝袋などを濡れることから守ってくれます
雪山では登山靴はテントの中にいれます
登山靴は行動中の汗で中が濡れている状態なので、そのまま外に出しておくと凍ってしまいます
テントの中に入れる時にポリ袋を使えば汚れませんし、靴についた雪が溶けたとしても濡れません
靴の中が冷たくなってしまった事は前にキャンプで体験したことがあります
雪中キャンプをした翌朝にテントの外に出していた靴を履いたら冷たくて、その後もなかなか足が温まらずにツラかったです
雪落とし用ブラシ
靴やアイゼンなどは雪がついています、収納ケースにしまう時はある程度雪を落とさないと収納ケースが濡れてしまいます
ブラシがあれば雪を落とす事ができるので便利です
プラスチックのブラシは雪が付着してしまう事があるので金属のブラシの方がいいようですが私はプラスチックのブラシで問題なく使う事ができました
おわりに
初めての雪山登山・テント泊装備の紹介でした
初めてだったので失敗もしてしまいましたがなんとか行って帰ってくる事ができました
装備をしっかりと整えて雪山登山にいきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました
何かみなさんの参考になれば嬉しいです