こんにちは、opoです(opo_85)
そんな人にはエバニューFPmatがおすすめです!
この記事ではエバニュースリーピングマットFP mat100を使ってみた感想をお伝えしつつ、特徴やメリットなどを解説します
EVERNEW・エバニューFPマット
基本情報(スペック)
サイズ | 100:1,000mm x 500mm 125:1,250mm x 500mm |
厚さ | 5mm |
素材 | PE |
重量 | 100:144.3g(実測値) 125:200g(カタログ表記) |
原産国 | 日本 |
R値 | 不明 |
レビュー | レビューを見る |
FPマットの魅力
使用インプレッション
それでは早速FPmatの特徴をお伝えしながら実際に使ってみて感じていることを紹介します
折り畳むとバックパックの中に収納可能なサイズ感
FPマットが気になっている人の多くはこんな事を考えているはずです(私もその一人)
クローズドセルマットはエアマットなどと比べてコンパクトにならず、かさばるのがデメリットです
FPマットもクローズドセルマットなので例外ではありません
ですが、
FPmatは厚さが5mmと薄く、しかもジャバラ式なので折り畳んだ状態でも薄いのが特徴で、バックパックの背面側などにに収納可能です
サーマレストZライトソルと比較するとこんな感じ(Zライトソルはフルサイズなので参考程度でお考えください)
フルサイズのマットは全身をカバーできますが厚みもあるのでマットはその分大きくなりかさばります
FP matをフレームの代わりすることもできる
FP matをバックパックの背面側に収納することでフレームレスのバックパックに安定感をもたらすことができるようになります
焚き火の前で座布団として使用!雪の上でも冷えは感じない!
FPマット100を二つ折りにした状態だとちょうど50cm x 50cmになります
この半分に折り畳んだ状態が座布団代わりにするのにちょうどよく、焚き火の前で座るときはいつもこうしています
決して壊れない「頑丈さ」
クローズドセルマットのいいところは「頑丈さ」です
焚火の火の粉が飛ぼうが、硬い石に引っ掛けようが、ナイフが刺さろうが問題なく使用できます(傷はつきますが)
登山でもキャンプでもギアの「頑丈さ」は重要になってきます
エアマットではこうはいきません
エアマットの保護にもおすすめ
FPマットはエアマットと違いパンクのリスクがありません
パンクしたら使い物にならなくなってしまうエアマットを保護する役割もこなしてくれます
収納時も薄いから外付けしても邪魔になりにくい
FPマットは厚さが薄いため、バックパックの外にくくり付けても邪魔になりません
大きいマットをバックパックの外にくくりつけると大きく張り出すので歩行時に木の枝に引っかかったりすることがありますが、FPマットは薄いのでくくり付けても引っかかることが少ないです
シートのように荷物を置いたりできて便利
休憩中にサッと広げれば座布団代わり、硬い地面でも快適に座れます
テント場での撤収時にはシートとして代用するのにも便利です!
重ねて使用することで断熱性をブーストできる
冬キャンプでは地面からの冷えを防ぐためにスリーピングマットを断熱性の高ものを使う必要があります
使っているスリーピングマットの断熱性に不安のある人はFPマットをプラスすることで断熱性を高めることができます
複数のスリーピングマットを重ねて使う事で断熱性を高めてくれるのでより寒い環境でも対応ができるようになります
単体での使用で感じる断熱性の限界について
エバニューのマットはR値の表記がされておらず、断熱性の高さを判別する事ができません
スリーピングマットとしてやっぱり気になるのは
「断熱性の高さ」と「寝心地」
ですよね
断熱性の限界ですが、上半身は厚さ9mmのマットでカバー、下半身にFPマット5mm)で寝た時に、外気温がおよそ5℃の環境で下半身に寒さを感じました
R値とは断熱性の高さを数値で表したもので、数値が高いマットほどより低温環境であっても使う事ができる断熱性能の高いマットと言えます
2020年に発足したR値測定規格「ASTM 3340」によって統一の測定・数値化されるようになりました
要するに、R値が算出されているマットは断熱性能の高さの判断がしやすいよってことです
統一の測定・数値化されたR値ですが、寒さへの耐性や感じ方は人によって違うので、参考程度に考えておいた方がいいです
R値についての考え方や、マットの選び方についてはこちらの記事で詳しく解説をしています
必要な長さにカットできる
FPマットに関わらず、必要に応じてカットして使うことができます(エアマットだとこうはいかない)
100cmのFPマットを購入し、下半身用として使うのであればよほど高身長の人でない限り、75cmにカットしても問題ないでしょう
ざんねんなところ
いいところばかりではありません
単体での使用時は寝心地がいいとは言えない
FPmatは厚さが5mmと薄く、コンパクトになるのはメリットですが、
単体での使用時は寝心地がいいとはいえません(個人差あり)
Fpmatは結構硬めのPEフォーム(ポリエチレンフォーム)でデコボコを感じにくいようになってはいますが、単体で使用するにはかなりハードで、これ単体で眠れる人はかなりの強者です
フラットな土の地面で寝た時には畳の上で寝ているような感覚です(畳よりはちょっと暖かい)
FPmatを単体で使うならコンパクトさ重視にふりきったミニマリストか、畳のような硬いところで寝ることに慣れている侍のような人です
(侍のこと知らんけどイメージで)
全身がカバーできないので対策が必要
そもそも単体での使用はハードなFPmatなわけですが、サイズは100cm(125cm
真夏などの気温が高い場合を除き、別のマットと組み合わせて使うのが基本になってきます
山と道・ミニマリストパッドと迷っている人へ
FPマット購入の検討をしている人は「山と道」のミニマリストパットとどっちにするかで迷っている人が多いと思います
私もその一人で、気になったのでどっちも使ってみました
ざっくり特徴を比べてみるとこんな感じ
FPマット100 | ミニマリストパッド |
---|---|
サイズ:100cm x 50cm x 5mm 質感:硬め 収納:ジャバラ式 重量144g(実測) | サイズ:100cm x 50cm x 5mm 質感:柔らかい 収納:ロール式 重量58.1g(実測) |
選ぶ要素としては「重量」と「タフさ」になると思います
ミニマリストパッドは同じサイズですが実測値で58.1gとFPマットの半分以下で驚異的な軽さです
FPマットは質感は固く、頑丈でタフです(手荒に使ってますが傷無し)
断熱性についてはどちらも厚さ5ミリで大差はないです
どちらのマットも単体使用するには薄くてハードですが、どっちか一つを持って行くのであればFPマットを選びます(軽さも重要だけど壊れないタフさも重要)
終わりに
- 装備を軽量化させたい人
- 冬キャンプ・雪山登山で保温力をブーストさせたい人
- 硬い地面でも問題なく眠れる強者
エバニューのFPマットを紹介しました
薄くて使い勝手のいいマットですが薄さゆえに寝心地が良くなかったりちょっとクセの強いマットですが、私はいつも装備の中にFPmatがいます
用途に合わせて最適なマットを選んで快適にキャンプをしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました