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メスティン・アルミクッカー・フライパン【シーズニング方法】簡単3ステップ!

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こんにちは、opoです(opo_85)

  • アルミ製品のシーズニングの方法が知りたい
  • メスティン買ったけどそのまま使っていいの? 
  • アルミフライパンを買ったけどメンテナンスは必要?
  • アルミフライパンのコゲつきを防ぎたい

この記事ではアルミクッカーのメンテナンス「シーズニングの方法」を写真付きで解説します

具体的な方法とシーズニングでの注意点などを解説しつつ、焦げ付きにくくするための「油ならし」についても紹介します

何か皆さんの参考になれば嬉しいです

シーズニングとは膜を形成してコゲ付きにくくすること 

シーズニングとはコーティングがされていないメスティンやフライパンに膜を形成することで、コゲ付きを予防したり、変色を防ぐことができます

ソリッドなアルミクッカーやフライパンはコーティングがされていないので使い方次第では穴があくまで、一生使うことができます

ですがその分コゲ付きやすいデメリットもあります

例えばトランギア・メスティンやエバニューのバックカントリーアルミポッド、スノーピークトレック900など

メスティンやアルミフライパンなどはシーズニングをすることでコゲ付き防ぐことができます

シーズニングの必要性は?

そもそも、アルミクッカーは絶対にシーズニングしないとダメなの?

いいえ、そんなことありません

シーズニングしなくても使えます

私自身もずっとシーズニングしないで使っていたアルミクッカーがありますが、問題なく使うことができていました

スキレットや鉄板など、防錆加工がしてある場合はシーズニングが必須になります

アルミクッカーは防錆加工はしていないのがほとんどなのでシーズニングはしなくても使用ができます

シーズニングの効果

じゃあシーズニングは何のためにするの?

料理でのコゲ付きにくくするためにシーズニングをします

アルミのクッカーやフライパンでコーティングされていない場合、使用前にシーズニングをすることでコゲ付きを軽減したり、調理後に汚れが落としやすくなります

シーズニングの効果
  • 調理の時にコゲ付きにくくする
  • 調理後に汚れを落としやすくする
  • 購入後の金属臭を軽減・消してくれる

ここでの「コゲ付きにくくする」とは焚火でのすす汚れをつきにくくする事ではありません

調理の時にコゲ付きにくくするためにシーズニングをします

焚火でのスス汚れはどうしてもついてしまうものです

汚れていく過程を楽しむか、簡単に落とせる方法でキレイにしましょう

購入後のシーズニングは金属臭を消す効果もある

アルミクッカーは購入直後は金属臭がします

アルミに関わらず、鉄板やスキレッドなども同様です

シーズニングをすることで金属臭を消す効果があります

シーズニング手順

アルミクッカーのシーズニングは米のとぎ汁で煮ることです

メスティンやアルミフライパンを購入したら、米のとぎ汁で煮ましょう

これを行うことで表面に膜を作ることができ、コゲ付き、黒ずみにくくなります

用意するものは以下の通り

用意するもの
  • スポンジ
  • トング
  • 米のとぎ汁 

トングは鍋から取り出す時などにやけど防止のために使います

シーズニングはとぎ汁で煮る以外に、とぎ汁に野菜クズも一緒に煮る方法もあるようですが、野菜は何を入れるのが効果的なのか分からなかったので今回はとぎ汁のみを使用しています

軽く下洗い 

まずは洗剤で軽く洗います

ゴシゴシと洗う必要はないので軽く洗いましょう

とぎ汁で煮る

加熱前にシーズニングしたいフライパンなどを投入します

米のとぎ汁で煮ていきます

常温の時にシーズニングしたいメスティンやフライパンを入れちゃってOKです

(その方が火傷もしないので安全!)

入れたら加熱していきましょう

煮立たせる時間は沸騰後15分くらいを目安にしましょう

メスティンなどのようにハンドルにシリコンチューブが付いている場合、あらかじめハンドルを外すこと

ハンドルが外せない時などはハンドルがとぎ汁につからないようにしましょう

冷めたら軽く洗う

煮込んだ鍋やフライパンが常温まで冷めたらスポンジで軽く洗いましょう

余分についているとぎ汁を落とす作業です

強くこするとコーティングが取れてしまうので軽くでOKです

クッカーを水で急速に冷ますと変形の原因になることがあるので注意!

常温まで冷ましてから洗いましょう

シーズニングの持続性は?洗剤はNG!

一回シーズニングをするとしばらくは効果が持続します

効果を長く持続させるためには洗剤で洗わないことです

洗剤で、たわしを使ってガシガシ洗ってしまうとすぐに効果が弱くなってしまうので洗剤を使って洗う時も強くこすりすぎないように気をつけましょう

フライパンなどは洗剤で洗わずに、水で大まかな汚れを落とすだけにしておくと、油の膜も形成されるのでより使いやすくなっていきます

シーズニングの頻度について

シーズニングで形成した「膜」は使用するに連れておちてきます

特に使用後に洗剤で洗うとすぐに落ちてしまいますので、効果をできるだけ持続させたいなら洗剤は使わない方が効果は長持ちします

それじゃ汚いじゃん

洗剤で洗わないと油汚れなどは落ちないし、汚いと思う人は、2、3回使用したらシーズニングするようにすると、効果が継続します

私はシーズニングをしてから4、5回はそのまま使っています

使用後は普通に洗剤で洗っているので3回目くらいから効果が弱くなってくると感じます

日々のメンテナンス:使用前の油ならし

アルミフライパンは使用前に油ならしを行います

「油ならし」とは、加熱したフライパンに油を引いて染み込ませて、油の膜を作ることです

毎回、使用前にすることで効果を発揮します

油の膜を作ることでフライパンをコゲ付きづらくすることができます

たっぷり油を入れて染み込ませます

しばらくして煙が出てきたら余分な油を取り除いて調理を始めましょう

キャンプで使用する前は油をたくさん入れる必要はありませんが、脂をひいて十分になじませましょう

油ならしの効果 

実際にシーズニングをして、油ならしをすると効果はどうなのか?

試しにウィンナーを炒めて、目玉焼きを作ってみました

シーズニング、油ならしをしても料理をすれば多少のコゲ付きはします 

フライパンのコゲ付きの原因 

コゲ付きの原因の一つに、十分に温まっていない状態で食材を入れてしまうことでコゲ付いてしまうことがあります

事前にフライパンを温めて、温度が上がってから食材を入れることでコゲ付きにくくなります

コゲついてしまったら

事前にシーズニングをしてもコゲ付いてしまうことはあります

そんな時は少しお水を入れて煮立たせてから洗いましょう

そうすることで余分な油や汚れが浮き出てくれて、汚れ落しがしやすくなります

シーズニング、油ならしの効果をすごく感じることができた瞬間でした

少し煮てからヘラでこするだけで大まかな汚れはほとんど取れました

料理中のコゲ付きはある程度仕方ないとして、汚れが簡単に落とせれば楽ちんですね

シーズニングしないで使ってコゲついてしまったメスティン、タワシでこすりましたが取りきれませんでした

焚き火での使用 

焚き火で使用するなら外側の煤汚れやコゲつきは諦めましょう

ブッシュクラフトキャンプでは煤汚れてなんぼです

外側をシーズニングすることで汚れを落としやすくすることはできますが、それでもガシガシ洗えばコーティングはすぐに落ちてしまいます

外側の汚れはほっときましょう

最低限の汚れを落とすだけで使用には問題ありません

焚き火での外側のコゲ付きを簡単に落としたいなら「お酢で煮る」 

焚き火でついたコゲ付き・煤汚れをキレイにしたい人におすすめなのが

お酢で煮る事です

洗剤でゴシゴシ洗うのは大変な作業だったりしますよね

ですがお酢で煮ることで力をかけずに汚れを落とすことができちゃうんです

opo

焚き火でのコゲ付きや煤汚れは汚れてなんぼ

ですが、キレイにしたい人には簡単で力のいらない方法なのでおすすめです!

詳しいやり方などは過去の記事で解説してますのでよかったらご覧ください

注意点

重曹はNG!黒ずみの原因になる

コゲ付きや油汚れ落とすのによく知られているのが重曹ですが、

重曹はアルミ素材に使うのはNG!やってはいけません

重曹はアルカリ性のため、アルミに使ってしまうと化学反応で黒ずんでしまうことがあります

化学反応は熱を加えることによって起こるので、重曹を使用したもすぐに反応が出るわけではありませんが、黒ずみの原因になりますので使うのはやめましょう

使ってしまったら使えなくなるの?

重曹を使ってしまったとしても黒ずんでしまう原因にはなりますが、使えなくなるわけではありません

見栄えさえ気にならなければ使うことができます

まとめ

  • 購入後にメンテナンスをすることで膜を作り、コゲ付きにくくすることができる
  • 米のとぎ汁で15分煮ることでシーズニングをする
  • フライパンは油ならしをすることでコーティングする
  • 十分に加熱してから食材を入れることでコゲ付き防止になる
  • コゲ付いてしまった場合は水を煮立たせて汚れを落とそう
  • 効果を感じるのは料理中よりも洗う時
  • 外側の汚れは仕方なし、汚れてなんぼ 
  • 重曹は使わないこと!黒ずみの原因になる
  • シーズニング後は洗剤を使うとコーティングが落ちやすい

おわりに 

いかがでしたでしょうか

アルミ製のメスティンやクッカー、フライパンのシーズニング・メンテナンスの紹介でした

定期的にシーズニング・メンテナンスをすることでコゲ付き予防や、汚れが落ちやすくなり、ストレスを少なくすることができます

コーティングされているクッカーやフライパンに比べるとコゲ付きやすいし、手間はかかりますがその分寿命は長く、一生使うこともできます

道具は手間をかけることで愛着は深まりますし、使い勝手も良くなります

手間のかかる分、愛着は人一倍、お気に入りの道具を使ってキャンプを楽しみましょう

最後まで読んでいただき有難うございました

何か皆さんの参考になれば嬉しいです

ではまた

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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