こんにちは、opoです(opo_85)
タープをうまく使えるとソロキャンプの楽しみは無限に広がります。
これからソロキャンプをはじめたい人や、タープが欲しい人でサイズ選択に迷ってしまいませんか?
私はタープを買うときに、4mx4mにするか、3mx3mにするかですごく迷いました。
最初に購入したのは4mx4mのタープでしたが、私がメインで使うようになったのは3mx3mのタープです。
- タープのサイズで迷っている
- 3mx3mのサイズ感や使ってみた感想が知りたい
- 4mx4mも気になる・使ってみた感想が知りたい
タープのサイズ選びに迷っている人へ4mx4mと3mx3mのタープを両方使ってみて、3mx3mのタープをメインで使うようになった私の感想です。
感想をお伝えしつつ、それぞれのおすすめも解説します。
タープの役割とは? 雨・風・日光・視線を遮るための屋根
タープは絶対にないといけないものではありません。
テントがあれば寝泊まりはできます。
タープの主な役割は以下の4つ。
- 雨を防ぐ
- 風をさえぎる
- 日差しをさえぎる
- 視線をさえぎる
天候の悪い時には雨や風から守ってくれます。
雨の日にキャンプをする時にタープがあると居住空間を確保できるだけではなく、設営・撤収時にキャンプ道具が濡れるのも防いでくれます。
晴れた日の日差しをさえぎってくれるのも重要な役割。
冬の晴れた日なんかは日差しが気持ちよく、日光浴もできますが、夏はちょっと話が違います。
夏の暑い日には日陰を確保して、熱中症対策が快適にキャンプをするために必要になってきます。
日陰があるのとないのでは快適さがだいぶ違います。
プライベートの確保にも便利です。
キャンプ場ではどうしても他のキャンパーさんたちからのん視線は避けられません。
タープがあれば他のキャンパーの視線をさえぎることができるのでプライベートの確保ができます。
詳しくはこちらの記事でも解説をしています
タープの種類や形状
タープの種類について知りたい人はこちらの記事をご覧ください
DDタープとは?DD Hammocks社が作っているタープこと
DDタープとはDD Hammocksというハンモックをメインに扱っているアウトドアブランドが作っているタープのことです。
世界中を旅して周っていたニック・ヴァンシッタールによって設立されたDD Hammocksは英国のエジンバラに本拠を置くブランド。
ハンモックキャンパーだけでなく、世界のブッシュクラフターからも絶大な人気の誇るアウトドアブランドです。
私が初めて知ったのも海外のブッシュクラフターが使っている動画を見たのがきっかけでした。
ブランド名にハンモックと付いているだけあって、ハンモックがメインのブランドですが、タープやテントなども作っていたり、バックパックやウエアなど幅広く取り扱っています。
DDタープの特徴
19箇所のアタッチメントポイント
ロープを繋ぐことのできるアタッチメントポイントが19箇所あり、アレンジが無限大!
DD Hammocks HPより引用
Proモデルでは21箇所のアタッチメントポイントがあるので張り方のアレンジはさらに多くなります。
張り方の紹介は後述します。
190Tポリエステルで3000mmの耐水性
Tとは「タフタ」のこと。
ちょっとマニアックな話ですが、タフタとは繊維の密度を表したもので、190Tの場合、1平方インチの間に190本の糸が織り込まれている生地になります。
190Tナイロンタフタは耐久性・耐水性に優れています。
ちょっとマニアックな話でしたが、この事を知っているとテント選びの時にも役に立つ知識です。
DDタープ・3mx3mのを使った感想・ソロキャンプにピッタリ!

私が使用しているタープはDDタープ3x3mです。
3x3mのタープはソロキャンプにはぴったりのサイズだと私は思っています。
ハンモック泊、タープ泊での使用した感想について詳しくみていきましょう
ハンモックキャンプでの使用・スペース広々!
私は海外のブッシュクラフターがハンモックキャンプをしているのを見て憧れてからハンモックキャンプが好きになりました。
ハンモックキャンプの時にタープはフライシートとしての役割を果たしてくれます。
3mx3mのタープならハンモックをカバーしてくれ、居住スペースも十分に確保できます。

ハンモックキャンプは晴れていればタープは必要なかったりすることもありますが、夜露を防いだり、突然の雨に対応できるメリットもあるのでタープはあったほうがいいです。
タープの張り方をアレンジしてフルクローズできるようにすればプライバシーも確保でき、閉鎖的な空間を作ることで安心感も出ます。

Aフレーム張り
ハンモック泊でもフルクローズできるのでプライバシーの確保ができます
タープ泊での使用・ソロなら十分!
3mx3mでのタープ泊は、
張り方によっては居住スペースは少し狭さも感じますが、一人寝るスペースと、荷物を置くスペースは十分にあります。
開放的な張り方をすれば居住スペースも確保でき、広々使うこともできます。


フルクローズ張りでも一人寝るスペースと、荷物を置くスペースは十分にあります。


オープンタープスタイルでのキャンプは居住スペースが広くなるのでオススメです。
オープンタープの場合、虫や動物には注意が必要ですが、しっかり対策すること以外と大丈夫です。
タープといえば屋根のようにして日を遮ったり、雨を防いだりキャンプサイトの快適さを向上するのが目的だったりしますが、3mx3mなどの正方形のタープは張り方によってテントのようにフルクローズにすることができ、テントを持っていかなくていいので荷物を減らせるメリットもあります。
複数人で使う場合は、2〜3人くらいのリビングスペースとしての使用ならギリギリできそうなサイズ感です。
テント泊・カンガルースタイルもギリいける
一人用のテントであればカンガルースタイルもギリギリできます。
天候が悪い時などにはテントの上に張ればテントを雨や行くからカバーしてくれ、焚き火などができるスペースも確保できます。

ソロでの使用がギリギリで、複数人の場合は狭いです。
タープの下で焚き火をする時には火の粉やけむりなど注意が必要です
タープの下で焚き火をする時に気を付ける事やおすすめの張り方などはこちらをご覧ください
リビングスペースとしての使用感・人数は1〜2人がベスト、3〜4人はギリギリ

テントを張って、タープをリビングスペースとして使う場合、1〜2人ならスペースは十分です。
3人、4人でも使えない事はないですが、ちょっと狭く感じますので3x3mのタープでは3〜4人がギリギリです。
DDタープ・3m x 3m:スペック


付属しているペグは頼りないのと4本しか付属していないので別で購入しておく方がおすすめです
ガイドラインも同様で、私は別でパラコードを使用しています(詳しくは後述)

4m x 4mのタープを使っていた感想・でかい!
3mx3mのタープにするか、4mx4mにするかで迷い、私が最初に購入したのは4mx4mでした。
使ってみた個人的な感想としては、
「ソロキャンプには大きすぎる」
です 。
4mx4mだと居住スペースは十分広く、スペースに余裕のあるキャンプができるし、ハンモックキャンプもタープ泊も広々としたキャンプができます。
ですが私には大きすぎました。
スペースがありすぎて持て余してしまいますし、設営・撤収も3mx3mよりも大きい分、一人でやるのが大変です。
特に撤収時にたたむのが大変です。
スペースが十分に欲しい人、複数人でのキャンプをする人や、家族でキャンプする時のリビングスペースとしても使いたい人には4mx4mがオススメです。
私の場合、ソロでの使用がメインなので3mx3mで十分でした。
私の4mx4mのタープは一度使用した後に収納棚に眠っています。
3mx3mだと小さいなと思う時・デメリット
ソロキャンプなら3mx3mで十分。と言いましたが、環境によっては小ささを感じる時もあります。
雨の時

3mx3mだと雨の強さや量によってはギリギリと感じることがあります。
雨の侵入や、雨水が溜まらないようにタープを張ると、どうしても居住スペースは小さくなります。
もう少し大きいタープの方が安心だなー、なんて思うことがあります。
3mx3mを使っていて雨が入ってきてしまった経験はありませんがサイズ感は小さめ。
安心感が欲しい人には3mx3mよりも大きめのタープがおすすめです。
冬のハンモックキャンプの時
冬にハンモックキャンプをする時にはタープをフルクローズさせて防寒します。
その時に3mx3mだとサイズ的にギリギリで、ちょっと狭いです。

真冬にハンモックキャンプをする時は寒いので写真の使用にフルクローズにして風の進入を防ぎます。
3mx3mでやるとちょっと狭いです。
狭いけど荷物とハンモックは収まります。
4mx4mは大きすぎだし、3mx3mのタープじゃちょっと狭そうだなと感じる人には3.5mx3.5mのサイズを検討するのがいいかもです。3mx3mよりも大きくなるので居住スペースは確保できます。
タープの設営に必要なロープワーク(結び方)
覚える結び方は4種類で大丈夫!
実際にタープを設営するには絶対にロープワークが必要になってきます
ロープワークと言ってもその種類は豊富にあり、どのロープワークを使うのがいいのかって分からなかったりしますよね
はじめは沢山のロープワークを覚えることでフィールドで役に立つと思い、覚えられるように練習をしました
沢山の種類を覚えることはよりロープを活用してより便利になることは間違いありません
ですが私の場合、実際に活用するロープワークはそれほど多くありませんでした
私が実際に活用しているロープワークは4種類です
- ボウラインノット(もやい結び)
- ツーハーフヒッチ
- 自在結び
- プルージック
この4つの結び方を覚えておけばOK!
結び方や活用方法については詳しく解説をしている記事をご覧ください
おすすめはパラコード・長さは2種類でOK!
ロープはパラコードを使用しています
15mだったり、30mで販売されているので自分の好きなサイズにカットして使うことができます
キャンプに持っていくロープの長さについては私は2種類の長さしか持っていっていません
10mのロープが1本と、3mのロープを7本だけです
ソロキャンプであればこれだけあれば十分に対応することができると思っています
前はは1.5m、3m、5m、7mといくつかの種類を組み合わせて持って行っていましたが、結局一番使っていたのは3mのロープでした
使っているパラコードの種類や長さについて詳しく知りたい方は過去の記事をご覧ください
まとめ
- ハンモックキャンプでの使用はスペース広々
- タープ泊では張り方によって少し狭さも感じることもあるけど、一人寝るスペースと荷物を置くことは十分にできる
- オープンタープならスペース広々
- ソロ用のテントならカンガルースタイルもできるので天候が悪い時にも対応可能、テントと、リビングスペースは確保できる
- 雨の時はもう少し大きいタープの方が安心
- ハンモックでフルクローズ張りするとスペースはギリギリ
- 複数人で使うには小さい
- サイズが小さい分たたみやすい
- 最低限のスペースで十分な人
- ソロで使うのがメインの人
- 荷物をできるだけコンパクトにしたい人
- バックパックひとつでキャンプに行く人
- ファミリーキャンプもする人
- グループキャンプのリビングとしても使いたい人
- 複数人でタープ泊したい人
- ソロでも広々・余裕のあるキャンプがしたい人
- 雨でも十分なスペースを確保したい人
終わりに
いかがでしたでしょうか。
3mx3mのタープを使っている感想でした。私は3mx3mで十分満足しています。
タープはアレンジの仕方も豊富で、キャンプがより楽しくなることは間違いありません。
タープのサイズ選びには悩むところですが、是非、自身にあったサイズを見つけてみてください。
何かみなさんの道具選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。