こんにちは、opoです(opo_85)
私は釣りや登山、普段使いで使えるようなバックパックを探していて、バディ33に出会いました
実際に使ってみてすごくいいバックパックだったのでレビューします
- 詳しく知りたい
- 機能について知りたい
- サイズ感しりたい
- 多機能なバックパックをさがしている
- 人と被らないバックパック探している
この記事ではバディ33の特徴や機能を徹底解説します
デザイン・設計、使ってみて気づいた便利なところや拡張性についても紹介
この記事を読めばバディ33の機能や特徴、メリットデメリットが全て分かります
何かみなさんのバックパック選びの参考になれば嬉しいです
パーゴワークスとは
そもそもパーゴワークスって何?って思った人もいるはず
パーゴワークスは2011年にスタートした日本のアウトドアブランドです
震災でみんながアウトドアから遠ざかっていた時、Pack and Go!(荷物を詰め込んで出かけよう!)という意味を込めて、PAAGOWORKSと言うブランド名になったそうです
商品もバックパックだけでなく、テントやタープから焚き火台などのキャンプギアもあればジョギングからアドベンチャーレースに対応できるようなギアも扱っていたり、どれもすごくユニークなこだわりが詰まった商品になっていて、たくさんのラインナップがあります
パーゴワークスについて詳しくはこちらから
パーゴワークス・BUDDY33(バディ33)

サイズ:600x250x250 mm
容量:33L
重量:1100g
主素材:ナイロン 330D テフロンコーティング
カラー:ダークベージュ、アーバングレー
サイズ感
登山
山小屋泊の一泊なら十分対応可能です(暖かい時期)
テント泊でも夏ならギリギリってところです
私の場合、かなり荷物を絞っていけば一泊ならいけるかなってサイズ感です
ULハイカーなら十分な容量かもですね
私の場合、縦走で使うのは難しいでしょう
渓流釣り・テンカラ釣行での使用
渓流釣りでも、日帰りであればウェーディングシューズをバックパックの中に入れていける十分な容量です
泊まりがけでは厳しいです
キャンプ
キャンプを楽しむには少し小さいです
真夏であれば荷物は収まりますが、秋から冬は防寒着や寝袋で荷物も大きくなりますのでもう少し大きいバックパックが必要です
普段使い
容量が33リットルなので普段使いには大きいくらいですが、私の場合、買い物の時にも背負っていくのでこの容量はありがたいです
特徴・機能の詳細
主な機能や特徴は以下の通りです
- ジッパーのない出し入れの用意なフロントポケット
- アクセスしやすいトップポケット
- 両側にあるボトルが2本入るサイドポケット
- トップポケット裏にもあるポケット
- ボトムポケット
- メイン収納
- メイン収納内のメッシュポケット
- 脱着可能な背面パッド
- 脱着可能なヒップベルト
- 調整が簡単なチェストベルト
- 好きな位置に付け替えができるサイドストラップ
- マットなどを挟み込むことができるスタビライザーベルト
それでは機能や特徴を詳しく見ていきましょう
ジッパーのない出し入れの用意なフロントポケット

外側に付いているジッパーのないポケットはフック一つで止めてあるだけなので出し入れが容易

容量も見た目以上で、脱ぎ着するウエアや雨具、行動食などガンガン詰めこめます
フックはカラビナのようになっているのですぐに外れてしまう、なんてことはありません

フックの取り付けベルトはループになっているので荷物によって位置を調整することができるのでバタつき防止になります
アクセスしやすいトップポケット

ここも容量があるので雨具などすぐに取り出したい物を入れることができます
アクセスしやすいトップポケット

ここも容量があるので雨具などすぐに取り出したい物を入れることができます

サーマレストのZシートを入れておけばちょっと休憩の時にサッと出せるので便利です

サーマレストのZシートを入れておけばちょっと休憩の時にサッと出せるので便利です
ボトムポケット

背負ったままでも取り出しやすいボトムポケットにはザックカバーを入れたり、スパッツを入れたりできます
ボトムポケット

背負ったままでも取り出しやすいボトムポケットにはザックカバーを入れたり、スパッツを入れたりできます
メイン収納内のメッシュポケット・背面ポケット


脱着可能な背面パッド

背面パッドが容易に外せます
これは私の中では嬉しい機能でした
購入のきっかけになった機能とも言えます
背面パッドは釣りや登山をしていると汗で濡れてきます
特に暖かい時期は汗で濡れてそれが不快に思うことも多いですが、背面パッドが容易に外せる事で、休憩時などに乾かしたりする事が可能です
マジックテープでの脱着なので使用するにあたっての耐久性は気になりますね
脱着可能なヒップベルト
ヒップベルトが外せるのも嬉しい機能です
日常的にも使用する場合、ヒップベルトって邪魔だったりしませんか?
そんな時は外しておく事で邪魔になりません
ただし、ヒップベルトの脱着はちょっと面倒です
意外と大変でした
調整が簡単なチェストベルト
無段階で好きなところで調整できるチェストベルト
調整も用意なので便利です
しかもチェストベルトはゴムになっていてテンションがかかるので締め付けすぎず、程よい感じになっています


無段階に調整できるけど、経年劣化ですぐ動いてしまうのは心配です
ゴムも使っていく中で伸びてしまうのは心配です
好きな位置に付け替えができるサイドストラップ
バックパックの中に入れている荷物をずれにくくするためのサイドストラップですが、それだけではなく、ストックやポール、釣竿などをホールドするのにも便利です
そしてそのサイドストラップは簡単に好きなところに位置を変えることができるのも大きな特徴です
そしてそのサイドストラップは簡単に好きなところに位置を変えることができるのも大きな特徴です


収納しているものに合わせて簡単に位置を変えられます
マットなどを挟み込むことができるスタビライザーベルト
上部にはマットやテント・上着などの荷物を挟み込むことのできるベルトがついています
そしてそのベルトは背負うためのショルダーベルトに連結、荷物を背中に密着させるためのスタビライザーベルトとしても使えます
脱着は容易なので脱いだ上着などを丸めて収納できます

スリーピングマットなどを挟み込んでおくことも可能
ただし、挟み込めるのは限界があります
スリーピングマットを挟み込む場合、フルサイズを挟むのは難しいです
ユニークなデザイン・設計
デザインにユニークな個性がありつつもしっかりと設計されています
実際に使ってみるとそのこだわりを感じます
- 人とかぶりにくいデザイン
- 重心バランスを高めにした逆台形デザイン
- 背中にフィットするように湾曲したアルミフレーム
- 荷物をしっかり背中にフィットさせるためのスタビライザーベルト
人とかぶりにくいデザイン
ユニークなデザインなので他の人とかぶりにくいです

一見シンプルなバックパックですが、雨蓋の開閉が逆だったりとユニークなデザインになっています
私はまだ街で見かけたことはありません
なのでかぶりにくいと勝手に思っています
重心バランスを高めにした逆台形デザイン

逆台形デザインにすることで、重心を高めに設定することで身体への負担を軽減させるデザインになっています
写真はホームページより引用
背中にフィットするように湾曲したアルミフレーム

背中にフィットするように湾曲して造られたアルミフレーム
このフレームがあることで背中へのフィット感が高くなっているように感じます
ちなみに外した状態でも使用はできます
荷物をしっかり背中にフィットさせるためのスタビライザーベルト

ショルダーベルトと連結されるスタビライザーベルトは締めることで荷物を体に密着させることができ、荷重を適正化させることができます
前編では特徴として荷物が挟み込めることを紹介しましたが、この特徴は設計面でも大きく役に立つ設計になっています
使ってみて気づく便利なところ
- チャックについたループは手袋をしていても開閉しやすい
- メイン収納は開閉が一瞬でできる構造
- サイドからもメイン収納にアクセスできるのは便利
- サイドポケットにはドローコードがついていて落ちにくくなっている
- フレームは外して使ったほうが使いやすかった
チャックについたループは手袋をしていても開閉しやすい

このループが取り付けられていることで手袋をしたままチャックの開閉ができます
これが使ってみるとすごく便利でした
メイン収納は開閉が一瞬でできる構造

開きたい時にはオレンジ色のベルトを外側に引っ張れば開けられます

閉めるのは紐を引っ張れば閉められます
サイドからもメイン収納にアクセスできるのは便利

サイドからメイン収納にアクセスできるのは本当に便利です
休憩時にバーナーを取り出したりも簡単にできます
サイドポケットにはドローコードがついていて落ちにくくなっている

ドローコードで締めればサイドポケットに入れているものが落ちにくくなります
このドローコードは片手での操作ができるので背負ったままで大丈夫です
その他・使ってみた感想
ポケットの多さに慣れるのに時間がかかった
私は基本的にメインポケットにガンガン荷物を入れていくようなシンプルなバックパックを好んで使っていたので、バディ33のようにポケットがいくつかあるバックパックに慣れるのに時間がかかりました
小分けにしていたポーチはそのまま入れるとバランスが悪いので取り出して仕分けてポケットに入れたりしました
そうするとどこに何を入れたか分からなくなってしまい、それがストレスになりました
今ではなれましたが使い慣れたバックパックと構造や機能の違うバックパックを使う時にはあ事前に何度か使用してなれておく必要があります
付属のフレームは外した方が使いやすかった
背中にフィットするデザインのアルミフレームですが、
私はない方が使いやすいと感じました

アルミフレームが湾曲していることで荷物が入れにくい、うまく入らなかったのですが、アルミフレームを外すことでそれを解決することができました
フレームを外したことでフニャフニャになってしまいますが、スリーピングマットなどを筒状に入れるなどすれば解決することができます
便利な拡張性
- サイドについているループで拡張
- 別売のバッグでの拡張
サイドについているループで拡張
サイドストラップをつけているループを利用すれば自在に拡張ができます
別売のベルトなどを用意すればバックパックの外にテントやスリーピングマットを取り付けることも可能です


こうやれば容量を増やすことができて便利ですね
別売のバッグでの拡張
パーゴワークスから発売されているポーチを使えばより便利に拡張ができます

別売のポーチを取り付けることが可能です
私が使っているのはスナップとスイッチMです
これは登山の時だけでなく釣りの時にもすごく便利で、釣り道具を入れたり、カメラを携帯する人はカメラのアクセアリーを入れたりと使い方はいろいろ
バディ33はこんな人におすすめ
- 容量が30リットルくらいのバックパックを探している人
- デザインがユニークで人と被らないバックパックを探している人
- 登山などのアウトドアから普段使いまでできるバックパックを探している人
- 多機能なバックパックを探している人
- 汗をよくかく人
- 状況に応じて拡張性のあるバックパックをさがしている人
リニューアルしたバディ33!
ショルダーポケットが便利!
2022年にバディ33はリニューアルしました
便利な機能はそのままに、ショルダーベルトのところにメッシュポケットが付いています
パーゴワークスホームページより
バディ16には元々付いていたポケットで、バディ33にもほしいと思っていた機能がついにつきました
このショルダーポケットは本当に便利です
携帯を入れたりカメラを入れたり、水や行動食を入れられます!
チェストバックを取り付けるためのアタッチメントリング
パーゴワークスホームページより
新たに加わったモスグリーン
さらに、「モスグリーン」が追加されました
私はベージュを使っていますが、もし選択肢にモスグリーンがあったら迷っていたと思います
リニューアルによるデメリットも
ポーチ「SNAP」の取り付けはできない!?
私は旧タイプのバディを使っているのでショルダーベルトのポケットがありません
そのため、パーゴワークスのSNAPというポーチを使用しています


今回のリニューアルにより幅が広くなったため、SNAPはつけることができなくなってしまったのが残念なポイント
SNAPについてより詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください
カメラホルスターを使っている人は要注意
カメラを携帯するためのホルスターを使っている人も注意が必要です
ショルダーベルトの幅が広くなっているのでホルスターの取り付けができなくなってしまいます
ホルスターとはカメラを固定するためのアタッチメントで、ショルダーベルトに挟み込んで使います


コンパクトなデジカメならメッシュポケットに入れてしまうこともできますが、大型のカメラはそうもいきません
ホルスターを使う人はバディを購入する前に取り付けができるか確認しましょう
終わりに
いかがでしたでしょうか
パーゴワークス・バディ33のバックパックについて前編と後編の2回に分けて紹介させていただきました
ユニークなデザインだけでなく、機能的で拡張性の高いバックパックを探している人には絶対おすすめのバックパックです
バディシリーズは今回紹介したバディ33の他に、一回り小さい22、さらにコンパクトな16とラインナップがあります
是非自分にあったバックパックを探してみてください
最後まで読んでいただきありがとうございました
何かみなさんのバックパック選びの参考になれば嬉しいです