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レビュー【シックスムーンデザインズ・スイフトV】シンプルで使いやすいULバックパック

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こんにちはopoです(opo_85)

UL系のガレージブランドの「はしり」とも言えるガレージブランド「シックスムーンデザインズ」

この記事ではSMDのバックパック「SWIFT V」を紹介します

機能や特徴をお伝えしつつ、使用感をレビューしていきます

総容量49リットルのSWIFT Vは1泊以上の山行やハイキングにおすすめのバックパックです!

腰荷重で背負えるようになっているので肩が痛くなりやすい人にとってもおすすめです!

SIX MOON DESIGNS(シックスムーンデザインズ)

シックスムーンデザインズはアメリカのオレゴン州ポートランドにある小さなガレージからスタートしたブランドです(以下SMD)

SMDを代表するギアといえばULテントの「ルナソロ」

出典:SIX MOON DESIGNS

米国を代表するアウトドア専門誌『BACKPACKER』の「2019 Editors’ Choice Snow Award」(エディターズ・チョイス賞)に受賞したテントなんです

他にも「Garage Grown Gear’s Summer’s Finest 」など数々の賞で選ばれています

そんなSMDが作るバックパック「SWIFT V」を紹介します

SWIFT Vの基本情報

容量49L
素材本体:ロビックナイロン
ポケット:Challenge Sailcloth Ultra Stretch
重量860g(実測値)
耐荷重14kg(フレームとウエストベルト使用時、フレームレス時は11kg)
サイズ背面長:38cm~56cm (可変)
ウエストベルト : 73-86cm(Sサイズ) 84-96cm(Mサイズ)
カラーグレー、グリーン

SWIFT はバックパッカーマガジンで ”最も快適なULパック”として評価された Swift Xと同じタイプで、生地がRobicナイロンになったモデルがSWIFT V

初代Swift発売から10年経ち、軽量かつ耐久性の高い素材に変わりました

SWIFT Vの生地の表面

さて、ここからは使ってみて感じた事をレビューしながら細かい機能など紹介していきます

フィッティングについての機能

バックパックを選ぶ時に最も重要だと言っていいのがフィッティング(背負心地)です

容量や機能がどんなにいいと思っても実際に背負ってみて体に合わないようならやめておいた方がいいです

SWIFT Vの機能(フィッティング)
  • 取り外し可能なフレーム
  • 4段階で調整可能な背面長
  • 腰荷重で背負えるしっかりしたウエストベルト
  • バックパックをしっかりと体に密着させるショルダースタビライザー
  • 無段階で調整できるチェストストラップ

詳しくみていきましょう

フレームは取り外し可能

SWIFT Vはフレームの入ったバックパックです

フレームといってもアルミなどのガッシリとしたフレームではなく、柔らかく体に沿うように形を変えるフレームが入っています

フレームは簡単に取り外す事ができ、フレームレスのバックパックとしても使えます

アルミのフレームとは違い、非常に軽いので付けたままでもいいですが、マットなどをフレームの代わりとして使うなら外してしまってもOKかなと思います

背面長は4段階で調整可能

UL系のバックパックとしてはめずらしい背面の長さが調整できるのがSWIFT Vの特徴です(私が購入したポイントでもあります)

番号が書かれたところには切れ込みが入っているので自分の背中のサイズに合わせてショルダーストラップを移動させるだけなので簡単です

38cm~56cmで可変させる事ができます

ショルダーベルトの取り付け部はマジックテープになっていて、購入時に付属しているツールを使用する事で脱着が簡単にできます

これが脱着を簡単にしてくれるツールです(はじめはただのタグだと思ってました)
ショルダーストラップにツールを差し込むだけで簡単にマジックテープは剥がれます

取り付けの時もこのツールを使う事で途中で引っかからずに奥まで入れる事が可能!

ショルダーストラップは背面はメッシュになっているので蒸れにくい

バックパックを選ぶ時に考えたいこととして、ショルダー部や背面部の汗抜けのよさが挙げられます

SWIFT Vは体と接地する箇所がメッシュになっていて通気性が良く、蒸れにくくなるようになっています

入っているクッションにも穴あき加工がされていて、接地面が蒸れにくくなっています

とは言え背面は密着状態が続けばどうしても蒸れる

蒸れにくい構造にはなっているわけですが、長時間の行動で背負い続けていればやっぱり背中は汗で蒸れて濡れます(これはどうしたって仕方がない)

ULバックパックには軽さを突き詰めるため、こうした汗抜けの機能を取っ払ってしまっているバックパックもあります。それに比べればSWIFT Vはいい方かなと思います

腰荷重で背負えるしっかりしたウエストベルト(取り外し可能)

ULバックパックは総重量も軽くなることからウエストベルトは簡易的なタイプになっているバックパックも多いです

SWIFT Vは腰荷重で背負うこともできるようにしっかりとしたウエストベルトが付属しています(しかも脱着可能)

ベースウエイトが5kgで、食料や水、カメラなんかを背負って10kg前後だったとしても、長時間背負っていると肩が痛くなってくるので私は腰荷重で背負えるタイプを選ぶようにしています

(軽さを重視するならウエストベルトは取り外してしまえばOK)

しっかりと体に引き寄せるショルダースタビライザー

背負った後にバックパックと体をしっかりと密着させるためのショルダースタビライザー

この機能もULバックパックには付いていない事が多いですが、SWIFT Vは重たい荷物を背負うことも考えられているのでショルダースタビライザーがついています

私の場合、冬登山の装備、食料、水、カメラなど全て入れると11kg〜12Kgほどで、そこにプラスしてお酒(ビール)が入るので結構重たくなります

耐荷重が14kgあり、腰荷重で背負えてショルダースタビライザーが付いているのは購入のポイントでした(ビールはマスト)

無段階で調整できるチェストストラップ

チェストストラップは上下にスライドさせることで簡単に調整可能

背負った時にサッと調整できます

ホイッスル付き

チェストストラップにはホイッスル付き(もしもの時にありがたい機能)

単独で山に入る事が多いので「もしも」への備えはシビアに考えるようにしています。ホイッスルやライトの点滅できる機能は必ず携帯します

容量について

続いては容量についてです

容量について
  • 総容量は49L(本体38L)
  • 容量の拡張ができるロールアップタイプ
  • マットなどの取り付けに便利な上部のベルト
  • 思った以上の容量がある背面のポケット
  • ボトル2本入るサイドポケット(両側)
  • ピッケルやトレッキングポールが装着できるループ
  • ショルダーポケット
  • サイドストラップコード

総容量は49L。厳冬期の装備も入るサイズ感

SWIFT Vは本体のメインが容量38Lでサイドポケットや背面ポケットなど合わせての総容量が49Lとなっています

49Lの容量だと、サイズ感としては1泊〜って感じで、厳冬期の雪山テント泊(1泊)でぴったりでした

1泊で八ヶ岳に行った時の装備(これにプラス食材とお酒持っていけました)

荷物が少なくなる夏場では1泊程度だと大きいと感じますが、2泊や縦走など食料が多くなる時にはこのくらいの容量があると安心です

大きめのバックパックの恩恵

ちゃんとパッキングすると夏場では49Lは大きすぎるんですけど、大きい分、雑に入れていってもパッキングできてしまうところが気に入っています

容量に余裕があれば寝袋とかも圧縮しなくてもぎゅうぎゅうと押し込んでしまえばOKだし(ウエアも)、

コンビニやスーパーで買い出しした食材もそのままパッキングできるので(ズボラな人は大きめのバックパックがおすすめです)

マットも含め、バックパック内に全て収まるので見た目もスマートになります

(マットをバックパックにくくりつけるのは好きなんですけどね)

荷物が多くても拡張できるロールアップタイプ

食料などが多くなってしまった時にも本体容量はロールアップ式なので拡張ができるので応用しやすくなっています

最大まで伸ばした時は容量は10Lくらい拡張できている感じ(体感ですけど)かなりの容量になります

逆に容量が少ない時にはグルグルと巻いてしまう事で調整できるので幅広く使う事ができます

マットなどをくくりつけるのに便利な上部のベルト

ロールアップ式で拡張できるのに加え、上部にはマットやウエアをくくりつけるのに便利なベルトがついています。

マットなどをバックパックの外に取り付ける事でメイン収納部にはさらに別の荷物を入れる事ができるようになります

ベルトは「V」字になっているので安定してくくりつける事ができます

このベルトもそうなんですけど、全体的にベルトは長めです。(こんなにいらんでしょってくらい長め)

必要に応じてカットして使うのがおすすめです(カットするのは失敗が怖いけど・・・)

思った以上に収納力のある背面のポケット

使い始めて驚いたのが背面部のポケット

(中が見えるような材質ではありません)

マチがついていないので、行動食とかレインウエアなんかをちょっと入れればいいかなくらいに思っていたんですけど、想像以上の容量で、テントやポール、ペグなど一式入れてもまだ余裕がありました

伸縮性抜群

抜群の伸縮性がある材質を使っているのでどんどん入れ込んでもしっかりと伸びてくれます

しかも触ってみると分かるんですが、結構しっかりとした生地なので詰め込んでも安心感があります

ボトル2本入るサイドポケット

両サイドについているポケットにはそれぞれ2本のボトル(直径10cmくらい)が入るようになっていて、こちらも伸縮性の高い生地が使われています(セイルクロスウルトラストレッチって言うらしいです)

片手で操作できるサイドポケットのドローコード

サイドポケットには落ちるのを防いでくれるドローコードが付いていて、片手で簡単に操作する事ができます

1日の終わりににキャンプ地に着くまでバックパックを下ろす必要がないように設計されて作られているので操作性は抜群です

ウエストベルトには両サイドにポケット付き

ウエストベルトには両サイドに行動食や小物を入れるのに便利なポケット付きです

細々としたものはサコッシュに入れているのでウエストベルトのポケットは正直必要なくて、使っていません

ピッケルやトレッキングポールが装着できるピッケルホルダー

バックパックの背面、右サイドの下部にはピッケルホルダーがついているのでトレッキングポールなどを装着する事ができるようになっています

これがあることでサイドポケットには他のボトルなどを入れる事ができるのでありがたいです

スリムなボトルなら入るショルダーポケット(両サイド)

ショルダーベルトには両サイドにポケット付が付いています(伸縮性あり)

ただこのポケットちょっとクセ者で、結構細め

ボトルを入れる事もできますが径の大きいボトルは入らないので注意です(いろはすの500mlボトルは入りました)

私はこのポケットにサングラスを入れてます

荷物の量に応じて調整しやすいサイドストラップコード

バックパックの中に入れた荷物がガチャガチャなるのを防いでくれるサイドベルトは伸縮性のないコード(紐)です(黄色がアクセントになっている)

このコードは下部から1本の紐で繋がっていて、1番上で長さの調整ができるようになっています

いっぱいまで絞るとペタンコになったくれるのでテント場に必要のない荷物をデポして山頂へ登る時もストレスなく使えました

上部はフックになっているから簡単に取り外せる

上部のコードが調整できるところはフックになっていて、ひねると取り外しできるので、トレッキングポールを固定したり、傘やテントのポールなど長物をサイドポケットに入れる時に便利です

まとめ

容量49L
素材本体:ロビックナイロン
ポケット:Challenge Sailcloth Ultra Stretch
重量860g(実測値)
耐荷重14kg(フレームとウエストベルト使用時、フレームレス時は11kg)
サイズ背面長:38cm~56cm (可変)
ウエストベルト : 73-86cm(Sサイズ) 84-96cm(Mサイズ)
カラーグレー、グリーン
SWIFT Vの機能(フィッティング)
  • 取り外し可能なフレーム
  • 4段階で調整可能な背面長
  • 腰荷重で背負えるしっかりしたウエストベルト
  • バックパックをしっかりと体に密着させるショルダースタビライザー
  • 無段階で調整できるチェストストラップ
容量について
  • 総容量は49L(本体38L)
  • 容量の拡張ができるロールアップタイプ
  • マットなどの取り付けに便利な上部のベルト
  • 思った以上の容量がある背面のポケット
  • ボトル2本入るサイドポケット(両側)
  • ピッケルやトレッキングポールが装着できるループ
  • ショルダーポケット
  • サイドストラップコード

おわりに

SMDのSWIFTVの紹介でした

今の所、約50Lのバックパックで冬の1泊程度までならちょうどいいサイズ感ですが、今後は冬でも、もう少しコンパクトに、40Lくらいで済ませたいかなと、新たな目標が生まれました

最後まで読んでいただきありがとうございました

ではまた!

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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