今使っているバックパック、あとちょっと容量を増やしたい時ってありません?
この記事ではバックパックの容量を増やすのに便利な汎用性の高いアクセサリーの紹介と、行動中に便利になるアクセサリーを紹介します
- キャンプ歴は20年以上
- 渓流釣り(テンカラ)5年目
- アルプスから低山まで山登り
- 装備はできるだけ軽く、ULなスタイルで(現在ベースウエイト4.5kg)←装備について詳しくはこちら
バックパックの容量不足の時に外付けできる便利なアクセサリー
エクスペド フラッシュパックポケット
外側に出し入れしやすいポケットを拡張するのにおすすめなのがこれ
エクスペドのフラッシュパックポケットは四隅に伸縮性のあるゴム紐がついていて、先端についているフックを引っ掛けるだけのポケットです
フラッシュパックポケットはエクスペドのバックパック「ライトニング」シリーズのバックパックに装着するためのポケットですが、汎用性のあるポケットです
フックは取れにくい形状になっていて、実際に使っていて取れた事はありません
表面と裏面で使っている素材が違っていて、片側はメッシュになっていて中身が見えやすくなっているので必要なものが取り出しやすくなっています
反対側はメッシュにはなっていないので悪天候の時はひっくり返す事で中に入れているものが濡れにくくなります
ポケットの入り口はコードで絞る事で中身が落ちにくくなります
グラナイトギア パックポーチL
グラナイトギアのパックポーチはバックパックのサイドに取り付けやすい形状になっているポーチです
取り付け部(背面)には取り付けた時に安定するように一定間隔で縫い付けられているので安定感があります(モールシステムのような感じ)
パックポーチにはMサイズとLサイズがあり、私が使っているのはLサイズです
Lサイズの容量は3.7リットルで、350mlの缶を4本入れてもまだ余裕があります
コンパクトなタイプのタープやテントなども入るくらいの容量です
バンジーコード(ショックコード)
この記事で、一番おすすめだと思っているのがバンジーコードです
コストパフォーマンス抜群で、バンジーコードをバックパックにくくりつけるだけでさまざまな道具を取り付ける事ができるようになります
アイデア次第で無限大の使い方ができるバンジーコードは本当におすすめです!
使用例
バンジーコードをバックパックにつけてクローズドセルマットをくくりつけたり、使わない手袋をつけたりしています
バックパックの外側にくくりつけるのは危険もあります
歩行中に木の枝や、岩などにひっかかる可能性は高くなりますし、落としてしまうリスクもあるので気を付けましょう
バンジーコードを使えば、テント場ででたゴミなどをバックパックの外側にくくりつけることもできます
短く切ったバンジーコードをショルダーベルトにつけておく事でタオルなどを挟み込めば汗をかいている時にすぐに使えます
バンジーコードは耐久性も考えて3mmのを使っていますが、できるだけ軽い方がいい人には2mmのコードもあります(好みに合わせて選びましょう)
バンジーコード+フックで拡張は自由自在
バンジーコートと一緒にスナップフックを使うことでより便利に荷物をくくりつけられるようになります
コードとコードをフックで繋ぐことで、バックパックの側面に8の字で使用できるようになり、ウエアを挟み込んだりがしやすくないます
その他・ヘルメットホルダーの流用もおすすめ
岩稜帯やクサリ場など滑落の危険がある場所では安全面からヘルメットの着用が必要になることもありますが、ヘルメット用のホルダーもバックパックの容量拡張に流用することができます
エクスペドのヘルメットホルダーは取り付けがフックタイプなので汎用性も高くおすすめ
スタッフサックをバックパック上部にくくりつけて容量を拡張する
バックパックの形状にもよってしまうので汎用性は少し低くなってしまいますが、市販で売っているスタッフサックをバックパックの上部に取り付けて容量を拡張するのもおすすめです
バックパックの上部にストラップや雨蓋などが付いているようならスタッフサックを取り蹴ることができます(初歩的ですが、容量はスタッフバックの大きさに合わせて調整できる)
シルナイロンなど、さらさらとしているスタッフサックの場合は一本のストラップで止めているだけでは行動中に落ちてしまうこともあるので注意が必要
おすすめは「山と道」のスタッフサックXLです
出典:山と道
本体にデイジーチェーンがついているのでそこにストラップを通すことで安定して固定できるようになります(この手のスタッフサックは探してもなかなかない)
ストラップが「V字」になっていたりする場合はデイジーチェーンがなくても安定してくれますが、一本の場合にはデイジーチェーンがついているタイプを選んだ方が安心して取り付けできます
行動中に便利なアクセサリー
バックパックの容量アップの拡張に便利なアクセサリーを紹介してきましたが、行動中に便利なアクセサリーも紹介します
パーゴワークス スナップ
パーゴワークスのスナップはバックパックのショルダーベルトに取り付けて使うポーチです
取り付け部分のバンドは滑り止めになるような生地が使われていてズレにくく、またチェストストラップを通すための穴が空いているので邪魔になりません
外側についているポケットは伸縮性のあるメッシュ生地でスマートフォンを入れておくのにちょうどいいサイズのポケットです
パーゴワークス スイッチ
パーゴワークスのスイッチは肩からかけてショルダーバックにしたり、腰に巻いてウエストポーチにしたり、パーゴワークスのバックパックに取り付けて容量を拡張できたりと状況に合わせて使い分けることのできる便利なポーチです
サイズはMとL、XLサイズがあるので必要な容量に合わせて選ぶ事ができます(私が使っているのはMサイズ)
Mサイズは容量が1.2リットルとコンパクトながら行動中に必要なものやバッテリーなどを入れる事ができます
パーゴワークスのスイッチについて詳しくはこちら
ミステリーランチ ボトルホルスター
飲み物へのアクセスが抜群によくなるのがボトルホルスターです
ボトルホルスターを使う前まではバックパックのサイドポケットに飲み物を入れていたのですが、飲むたびに取り出すのにちょっと手間がかかっていました
ボトルホルスターを使うようになってからはそのストレスはなくなりました
私が使っているのがミステリーランチのウィングマンハイドロというボトルホルスターです
スナップと同様に汎用性が高く、どんなバックパックにも取り付けができます
かがんだ時などにボトルが落ちないようにストッパー付きなので行動中にボトルを落としてしまう心配もありません
外付けアクセサリーの注意点
先ほども少しふれましたが、バックパックの外に道具やポーチを取り付けるのはリスクもあります
バックパックに外付けできるポーチなどは便利ですが、外に道具などをくくりつけるのはリスクもある事を把握した上で使いましょう!
おわりに
必要に応じて容量を拡張させることでバックパックを増やす事なくいろんなシーンに対応していく事ができるようになります
今使っているバックパックはアイデア次第でより便利になります!
最後まで読んでいただきありがとうございました
何かみなさんの参考になればうれしいです