こんにちは、opoです。
私がハンモック泊を始めたのは数年前、海外のキャンプ動画でハンモックを使ってる動画を見てからでした。
それまではずっとテントでキャンプをしていて、ハンモックでキャンプができるのも知らなかったのですごく海外のブッシュクラフターのハンモックでのキャンプスタイルがカッコいいと憧れたのがきっかけでした。
本日はテント泊のキャンプにマンネリしてしまっている人へオススメのハンモックでのキャンプについて、ハンモックを使っている感想を伝えつつ、オススメの理由とデメリットを紹介します。
- ハンモックキャンプが気になる
- ハンモックキャンプにトライしたい
- 必要なものが知りたい
- メリット・デメリットが知りたい
- テントでのキャンプには飽きた
何かみなさんの参考になれば嬉しいです。
必要なもの
ハンモックキャンプに必要なものは以下のとおり
- ハンモック
- タープ
- ツリーハガー
- カラビナ
- アンダーブランケット
- スリーピングマット
ハンモック
ハンモックも種類は色々。ハンモックでキャンプをするなら蚊帳がついてるのを選ぶのがベスト。
タープ
フライシートとして使います。急な雨や悪天候の時などにも必須。
隣のキャンパーさんとのプライバシーの確保もできますので使用するのがおすすめです
選ぶタープは人によって違ってきますが、ソロキャンプなら3 x 3mのタープが扱いやすくておすすめです
ツリーハガー(ツリーベルト)・カラビナ
ツリーハガーは木を保護するためのスリングです(ベルト)。
これを使わないで細いロープでハンモックを吊るしてしまうと、ロープが木にくいこんでしまい、木を傷つけでしまうことがあるので必須です。
使用しているカラビナとツリーベルト。
カラビナはクライミング用のを使用しています。ツリースリングとハンモック本体を繋ぐために使用します。
キーホルダー用のカラビナはクライミング用と違って耐荷重を考慮して作られていないことがあります。
カラビナは専用のを使うか、クライミング用のを使いましょう
アンダーブランケット
寒い時期に使用します。寝袋だけでは寒いので冬は必須。
化繊タイプのアンダーブランケットを使用しています。
大きさは3シーズン用の寝袋と同じくらいです。
・スリーピングマット
これは無くても問題ありませんが、寝心地が良くなると感じたので私は使用しています。
ハンモック泊の時はクローズドセルマットかセルフインフレーターパッドを使用しています。
エアマットのような厚みのあるタイプのマットは寝心地が逆に悪ってしまうので使用する時はそんなに厚みのないものがオススメです。
オススメしたい理由
おすすめの理由は以下6つです
- テントより軽い
- 地面の影響を受けない
- 雨に強い
- イスの代わりになる
- 設営・撤収が楽
- 開放的
テントより軽い
ポールなどがない分、テントよりも軽いので荷物の重量を軽くすることができます。
もちろんものすごく軽いテントもあるので全てがそうとは限りませんが、私が持っている山岳テントよりは軽いです。
地面の影響を受けない
平らでないところでも木があれば設営可能。
キャンプ場などは整地されているところも多いですが、それでも平らなところを探すのは意外と大変な時も。
平らだと思っても寝てみると少し斜めになっていたり。斜めになっていると寝るときに寝にくかったり、マットからずり落ちるなんてこともありますが、ハンモックはその心配はありません。
写真ではわかりにくいですが、ここのサイトは地面が斜めになっていたのですがハンモックの場合は問題無しでした。
雨に強い
雨でのキャンプの時はハンモックの方がテントよりもいいと私は感じます。
テントで雨の日にキャンプをしたときに、降ってくる雨はタープに防いでもらえますが、溜まった雨水が地面を流れてきて、テントが水浸しになった経験が何度かあります。
その点ハンモックは宙に浮いているので地面が濡れていても大丈夫。
※ただし木と繋いでいるロープから雨水が伝ってくることがあるので対策は必要です。
イスの代わり
イスの代わりとしも使用できるのでイスを持っていく必要がなくなります。
私はハンモックでキャンプをするときはハンモックに座って過ごしています。
調理しづらいときは地面に座りますが、夜はハンモックに寝ながら焚き火を眺めたり。
これが快適でクセになりますよ。
イスと違って横になりたい時に寝転がれるのは快適です。
※ハンモックの近くで焚き火をするときは火の粉に注意が必要です。火の粉が飛ぶと簡単に穴が開きますので気をつけて。
設営・撤収が楽
多少の慣れは必要ですが、慣れればテントよりも簡単で早く設営・撤収ができます。
テントの場合は朝露などでグランドシートが泥で汚れたりしますが、ハンモックの場合はそれもないので楽です。
タープの撤収まで考えるとテントと同じくらいになっちゃうんですケドネ。。
別売のハンモックスリーブを使うと設営・撤収はより早くできます。
地面に着くことなく設営・撤収が行えるので汚れないのもいいところです。
開放的
晴れていればタープなしでもOK。
星空を見ながら寝ることができます。ただし、湿度が高かったり、朝露で翌朝寝袋が濡れてしまうなんてこともあるので注意。
この時はタープは目隠しのためにセットしましたが、ハンモックには被せずに過ごしました。寝る時に空が見えるのは開放的で開放感がたまりません。朝に寝袋が濡れてるなんて事もなく、快適でした。
デメリット
デメリットもあります。以下4つはデメリットとも言えます
- 設営には木が必要
- 慣れが必要
- 寝心地には個人差あり
- 冬は荷物が多くなる
設営には木が必要
木があるところでないと設営できないので林間サイトなどに限られてしまいます。
開放的なサイトでのキャンプが好きな人には向きません。
私は林間サイトが大好きなのでよくハンモック泊をします。
慣れが必要
テントの場合は組み立てれば終わりですごく簡単ですが、ハンモックの場合は多少の調整が必要なので慣れるまでは設営に時間がかかります。
設営の時に多少アーチを描くように設営します。
ピンと張りすぎても寝心地は悪くなったりするので設営しながら調整しましょう。
調整して、寝てみて、を繰り返せばいいすぐ感じに設営できるようになります。
また、できるだけ平行になるように見ながら設営します。頭が足よりも下がっていたりするとそれも寝心地が悪いので気を付けましょう。
初めてハンモックを使ったキャンプをした時は結び方があまかったのか、朝起きていたら地面に寝ていました
この時はハンモックをピンと張りすぎてしまったため、寝心地がすごく悪かったです。ハンモックはアーチを描くように設営するようにすることが快適に寝れることを体感しました。
寝心地には個人差あり
苦手な人は苦手。
宙に浮いているので揺れます。
これが心地いいと感じるかは個人差があります。また地面のように平らではないのでそれも人によっては寝心地が悪いと感じる場合も。
私の友人は寝心地にこだわっており、平らな場所で寝ることが一番。とハンモックキャンプはしないです。
正直な所、私も寝心地はテントの方がいいです。
ハンモックでも十分に寝れるし、楽しさがありますが、寝心地っていう観点からするとテントの勝ちです。
冬は荷物が多くなる
冬にハンモックは楽しいのですが、春〜秋に比べて荷物が増えてしまいます。
と、いうのも、冬は寝袋の他にアンダーブランケットが必要になります。
ハンモックで寝るときにハンモックと身体が接触しているところ(主に背中や肩)は寝袋のロフトがなくなり、保温性が下がります。
ハンモックの中にマットを入れたとしても冷気は防ぐことができず寒いので、ハンモックの外側にアンダーブランケットを取り付けることで冷気を断熱し、寒さを防ぎます。
このアンダーブランケットがけっこう大きく、荷物が多くなってしまうのでバックパック一つでキャンプに行く場合は容量の大きいバックパックか、外にくくりつけるなどが必要になります。
寝袋と比べるとこんな感じ
寝袋を二つ持っていくのとお案じなので荷物は多くなります
ただし、荷物が増えてもいい場合は冬のハンモックはオススメ。
タープなしで星空を見ながら寝ることができます。
天気が良かったのでタープはなしで過ごしました。アンダーブランケットを使うことで冷気を遮断できるので冬でもハンモックでのキャンプができます。(荷物は多くなります)
まとめ
テントでのキャンプにマンネリしてしまっている人にはオススメです。独特の揺れや、開放感などはテントとは違った良さがあります。
- テントより軽い
- 地面の影響を受けない
- 雨に強い
- イスの代わりになる
- 設営・撤収が楽
- 開放的
- 設営には木が必要
- 慣れが必要
- 寝心地には個人差あり
- 冬は荷物が多くなる
終わりに
いかがでしたでしょうか。
テント泊にマンネリしてしまっている人にはオススメのハンモック泊。宙に浮いた状態で寝るのは独特の心地いい揺れと、普段とは違う状態で寝るので楽しさも倍増です。寝心地こそテント泊には劣るものの、楽しさを感じるのにオススメなので是非トライしてみてください。
何か参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
商品紹介
ハンモック
記事内では紹介しませんでしたがあると便利。ウーピスリング。
長さが自在に調整可能なので設営が楽になります。