こんにちは、opoです(opo_85)
私はハンモックでのキャンプで失敗したことがあります(数えきれないほど)
寒さで眠れなかったり、朝になったらお尻が地面についていたり、張り方が悪すぎて翌日に体が痛くなってしまったり、などなど
ですがハンモックの独特の浮遊感や、寝心地の良さから好きなキャンプスタイルの一つになりました
そんな人へ私がハンモックキャンプをするときに気をつけている事や、快適に寝るための寝方を紹介します
- ハンモックを設営する時に注意すること
- ハンモックでの快適な使い方(寝方)
- 寒さへの対策
寒さの感じ方は個人差があるので参考程度にしていただければと思います
何かみなさんの参考になれば嬉しいです
設営時の注意点
ハンモックは適度なアーチを意識すること
ハンモックを設営する時は適度にアーチさせることがポイントです
アーチさせずにピンと張ってしまうとハンモックの寝るスペースを有効活用することができなくなってしまうので注意しましょう
ハンモックのアーチがないとまるでロープの上でなているような状態になってしまいます
アーチがあると寝た時に「くの字」になってしまうんじゃない?
と心配になると思いますが、大丈夫です
あとで快適な寝方を紹介しますのでもう少しお待ちください
低く設営しすぎないこと
ハンモックは加重がかかると沈みます
ハンモックを低く張ってしまうと、実際に寝た時に地面についてしまうので気をつけましょう
また、寝た時は地面についていなくても、ハンモックに座った時に一点に加重がかかると地面についてしまうこともあります
ハンモックを設営したら必ず寝てみたり、座ってみたりして確認することを忘れずに!
どのくらいの高さにしたらいいの?
どのくらいの高さにベルトを取り付けるかは木と木の感覚にもよってしまうので一概にコレとは言えませんが、
私は大体140cmから160cmくらいの高さにベルトをつけています
160cm以上の高さにしてしまうとタープの設営が大変になってしまうので気をつけましょう
寝る前には点検を
ハンモックを設営した時には地面についていなくても寝る前には必ずもう一度確認することを忘れずに!
体験談ですが、朝起きたら地面にお尻がついていたことがありました
ですので寝る前には必ず問題がないかチェックするようにしましょう
頭側と足側が同じ高さになるように
頭側と足側の高さが同じになるようにしましょう
下の写真は悪い例です
右側が少し高い状態なので調整して高さを合わせましょう
木にベルトを取り付けるときに同じ高さになるように意識しておくと後の調整もしやすくなります
高さを自由に調整!ウーピースリングが便利
ハンモックの高さを調整するのって慣れないと苦戦することがあります
実際に私も慣れるまでは設営にかなり苦戦しました
ですが、それを解決してくれるのが「ウーピースリング」です
長さを無段階で調整することができるので初心者でも簡単にハンモックの設営ができます
それに、ウーピースリングを使えば木にロープを結んだりすることもないのでロープワークも必要なくなるのもいいところ
私はコクーンのULウーピースリングを使っています
木を傷つけないためのツリーベルトとセットになっているのでこれひとつあればOK
ハンモックの快適な寝方・ナナメに寝ることでフラットになる
ハンモックで快適に寝るためにはちょっとしたコツがあります
先述した通り、アーチをつけて張っているのでそのまま寝ると身体が「くの字」になってしまうので寝心地が良くありません
ハンモックで寝るときはナナメに横になるようにしましょう
ナナメに寝ることで普通に寝るよりも寝床はフラットになりますので寝心地が良くなります
寒さへの対策・アンダーブランケット
ハンモックで寝る時、寝袋に入ったとしてもハンモックと接しているところのダウンは潰れてしまい、保温力がない状態になってしまいます
そうなると、そこまで寒くない環境でも冷えを感じて眠れなくなってしまうこともあるので
寒い季節になると必ず必要になってくるのがアンダーブランケットです
アンダーキルトと呼ばれていたりもします
冬のハンモックキャンプでは寝袋と同じくらいこのアンダーブランケットが重要になってきます
アンダーブランケットはハンモックの外側に取り付けることで寝た時に潰れてしまうことがないので保温力が損なわれることがありません
もちろんアンダーブランケットをつければ絶対寒くない、というわけではないので他にもフリース素材の服を着たり、インナーシーツを使ったりしながら環境に合わせて対応をしましょう
スリーピングマットでの代用はおすすめできない
「テント泊やタープ泊の時に使うスリーピングマットで代用できないの?」
そう思った人も多いはず
スリーピングマットで代用できないことはありませんがおすすめしません
- 寝る範囲が限定されてしまう
- 下は断熱できてもサイドがカバーできない
寝る範囲が限定されてしまう
気温がそこまで下がらない時にはスリーピングマットを使うのはアリだと思っていますし、実際に私も使うこともあります
ですが、
スリーピングマットを使うとマットを敷いているスペースでしか寝れません
マットからはみ出たところは寒い状態ということになります
せっかくのハンモックですから、スペースを十分に使ってリラックスしたいですよね
それに、寝ている間にマットがずれてしまい、寒さで起きるなんてことにもなってしまいます
ハンモックの上に乗った状態でマットを気にしながら体勢を変えたり、マットの位置を変えるのって思っているよりも難しく、ストレスになります
サイドがカバーできない
私が持っているスリーピングマットは幅が約50cmほどです
ハンモックの場合、ハンモックに包み込まれるようになります
仮にスリーピングマットを使ったとしても断熱されるのはマットだけなのでサイドが断熱されていない状態になります
主に肩や腕などの部分に寒さを感じることになってしまうので、寒さの対策をするのはスリーピングマットではなく、アンダーブランケットを使いましょう
気温が10度以下になる環境でスリーピングマットを使ってハンモックキャンプをしたことがありますが、サイドが寒くて眠れませんでした
アンダーキルトが必要なのはいつから?
どのくらいの気温からアンダーブランケットを使うべきなのか?
これってみんな悩むところですよね
私は気温が15度を下回る頃にはアンダーブランケットを使うようにしています
15度くらいだとまだ大丈夫そうに思うかもしれませんがハンモックで寝てみると思っているよりも寒いです
気温が10〜15度くらいの時は寝袋は薄いのを使って、アンダーブランケットを使ったりします
さらに10度以下になる場合には寝袋をしっかりしたダウンの寝袋を使うようにしています
おすすめアンダーブランケット・化繊にするかダウンにするか
アンダーブランケットも寝袋と同じで化繊のものだったり、ダウンのものだったりがあります
メリット・デメリットは一長一短ですが、
価格を抑えるなら化繊
コンパクトさを重視するならダウンがおすすめです
冬のハンモックキャンプのデメリットはアンダーブランケットの分、装備が大きくなることです
バックパックひとつでキャンプにいく人はダウンのアンダーブランケットがおすすめ
ダウンのアンダーキルトならおすすめなのがコクーンのアンダーキルト
750フィルパワーの撥水加工ダウンが使用されていて重量は660gと軽量です
収納袋にはコンプレッション(圧縮)できるようになっているのでさらにコンパクトにすることも可能です
化繊のアンダーブランケットはダウンに比べて大きくなりますが価格はリーズナブル
それに化繊は水濡れに強いのもメリットです
車でキャンプに行く人は化繊のアンダーブランケットもアリですね
DDハンモックのアンダーブランケットは収納の袋がコンプレッションできるようになっているのでコンパクトにすることができます
化繊のアンダーブランケットをもうひとつ紹介
コクーンの化繊アンダーキルトはDDハンモックのアンダーブランケットよりもちょっと価格が安く、DDハンモックと同じように収納袋がコンプレッションできるようになっています
タープで風を遮るとより効果的!
フライシートとして使うタープを利用して寒さ対策をすることも有効です
DDタープなどは張り方によってフルクローズさせることができますので風を遮ることができます
また、フルクローズさせることで機密性が上がり、人の息や体温で外気よりもタープ内の方が暖かくなります
だたし、換気をしないと翌朝に結露がすごいことになりますの注意しましょう
まとめ
- 適度なアーチを意識すること(ピンと張りすぎない)
- 低く張りすぎないこと(木にベルトを取り付けるのは140〜160cmくらい)
- 頭側と足側が同じ高さになるように調整すること(木にベルトを取り付ける時に同じ高さになるようにしておくと設営しやすい)
- 快適に寝るためにハンモックに対してナナメに寝ること
- 15度以下ならアンダーブランケットの使用を考えること
- スリーピングマットは寝るスペースが限定されてしまうのとサイドがカバーできないので冬はおすすめできない
おわりに
ハンモックキャンプをするときに気をつけている事や、快適に寝るための寝方、寒さへの対策の紹介でした
テントでのキャンプに飽きてしまっている人や、新しいことにトライしてみたい人にハンモックは絶対におすすめです
ハンモックを使ってキャンプを楽しみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました
何かみなさんの参考になれば嬉しいです