こんにちは、opoです(opo_85)
ドームテントと違い、自立しないワンポールテントの設営には慣れが必要です
ワンポールテントの設営の手順の紹介です
ポールを使った設営手順と吊り下げて張る設営手順を紹介しながら、シワができにくくなるポイントも解説します
ポールを使った設営手順
写真の番号順にペグダウンしていくとキレイに張るができます
詳しく見ていきましょう
入り口の向きを決めてペグダウン
入り口側からペグダウンしていきます
後ろ側からペグダウンしても張ることはできますが、入り口側からペグダウンした方が自分が思った方向に入り口を向けることができるので入り口側からペグダウンするのをおすすめします
①をペグダウンします
次に②、③をペグダウンしますが、①との間にシワなくピシッとなるようにするのがポイントです
①、②、③をペグダウンしたら入り口の向きは確定してしまうので自分が思った方に向いているか確認することを忘れずに
最終的に張りをチェックして修正をするのでペグは半分くらいまで刺しておくと修正が楽にできます
後ろ側をペグダウン
続いて④、⑤をペグダウンしていきます
④をペグダウンする時は③との間にシワやたるみがないようにテンションをかけながらペグダウンします
この時に②の方にテンションをかけてしまうとあとでうまくポールが立たないので注意しましょう
⑤をペグダウンする時は②と④との間にたるみがないようにテンションをかけてください
ポールを立てる
①から⑤までペグダウンが終わったらポールを立てます
トレッキングポールを使う場合やタープ用のポールを使う場合には先端にキャップをしたりするのを忘れずに
そのままにしてしまうとテントに穴が空いてしまうので注意しましょう
キャップがない場合はタオルなどを巻いて保護しましょう
木などでポールの代用する場合にはナイフで削って先端を丸めてから使用しましょう
風などが強い場合には残りのアタッチメントポイントにもペグダウンをしていきます
ペグダウンしたところを確認・修正
ペグダウンしたところを確認していきます
アタッチメントポイントがよれているとシワの原因になりますのでよれているところがないかを確認しながらしっかりとペグダウンをしていきます
よれていると、ちゃんとテンションがかからなくなっているので耐候性が悪くなったり、シワなどで雨水がたまってしまう原因にもなるので注意しましょう
完成
完成です
吊り下げて設営するときの手順
続いては木から吊り下げて設営したり、木にロープを張り、そこから吊り下げる設営手順です
ポールを使うよりも難易度は上がりますが、テント内にポールがない分、スペースを広く使えるのでおすすめです
木にロープを張ってテントを吊るす設営を紹介します
頂点から取り付け:高さは140から150cmくらい
まずは頂点になるところのアタッチメントポイントを取り付けます
木に張るロープはテントの高さプラス15〜30cmほど高いところに張るとテントがキレイに張れます
私のテントは高さが125cmほどなのでロープを張る高さは140〜150cmくらいになるようにしています
頂点の取り付けにはプルージックと木の枝があると簡単に取り付けできます
(プルージックはロープワークの名称です)
頂点のアタッチメントポイントをプルージックに通して枝を入れれば取り付け完了です
プルージックの方法についてし知りたい方はロープワークの紹介記事をご覧ください
先に外周からペグダウンして、最後に頂点を取り付けるとシワができやすく、結局ペグダウンからやり直しになってしまう事がほとんどなので必ず頂点から取り付けましょう
入り口側のペグダウン
頂点を取り付けたら写真の番号順にペグダウンをしていきます
はじめにペグダウンするのは入り口のところです
後ろ側からだと入り口の向きが思っていた方向とズレてしまう事があるのでまずは入り口側の①をペグダウンします
この時の注意点としては引っ張りすぎないこと
頂点を取り付けているのでテンションをかけながらペグダウンするのですが、その時に引っ張りすぎると最終的にシワになってしまうのではじめは引っ張りすぎないようにペグダウンします
最終的には修正しながらシワなく張れるようにするのでペグは半分刺したところで止めておきましょう
反対側をペグダウン
①を仮止めしたら今度はその対角線の②をペグダウンします
写真の③、④を先にペグダウンしてしまうと片側だけにテンションが強くかかってしまうので最終的にシワになりやすくなってしまうので気をつけましょう
①の対角線の②からペグダウンした方がキレイに張る事ができます
外周4ヵ所ペグダウン・入り口側から
①と②を仮止めしたら外周の4ヵ所をペグダウンしていきます
この時、外周にたるみが出ないように引っ張りながらペグダウンしていきましょう
③と⑤や④と⑥など対角線にテンションをかけすぎてしまうと歪んでしまうので注意が必要です
③④⑤⑥とペグダウンすることで入り口の向きも好きな方向に向けられます
ただし、②をペグダウンしてしまっているので大きく向きを変えることはできません
ペグダウンしたところを確認
③④⑤⑥のペグダウンをした後は①②のアタッチメントポイントがよれていないかを確認してペグダウンをします
その後に必要であれば残りのアタッチメントポイントにもペグダウンをしましょう
完成
完成です
まとめ・注意点
- 入り口側①、②、③をペグダウン
- 後ろ側④、⑤をペグダウン
- ポールを立てる
- 木にロープを張る
- テントの頂点をロープに取り付ける
- 入り口側を①をペグダウン
- 反対側②をペグダウン
- 外周③〜⑥をペグダウン
おわりに
私自身、はじめてワンポールテントを設営した時はうまく張ることができずに苦戦しました
慣れるまではちょっと扱いにくさを感じることもあるかもしれませんが、慣れれば設営はドームテントよりも簡単です
ワンポールテントの設営手順でした
最後まで読んでいただきありがとうございました
何かみなさんの参考になれば嬉しいです