opoです。(opo_85)
シングルウォールのボトルは保温も保冷もできないですが、私は好んで使っています。
バックパックひとつでキャンプに行く人や、装備をできるだけ少なく、軽くしたい人にとっては超おすすめなアイテムなんです
この記事では、シングルウォールのボトルを使っている私がキャンプに持って行く5つの理由(メリット)をお伝えしつつ、デメリットや注意点なんかも合わせて紹介します!
みなさんの道具選びの参考になれば嬉しいです。
ステンレスボトルがおすすめな理由(メリット)
私がシングルウォールのボトルを使う5つの理由はこちらです
それではさっそく詳しく見ていきましょう
見た目・無骨さ
いきなり機能とは関係のない事なんですが、「見た目のかっこよさ」が抜群です!
きっかけは私がブッシュクラフトに興味をもった頃にみていた動画でした。
海外のブッシュクラフターがステンレスボトルを無造作に焚火で使っているのを見てカッコよかったんです。
その動画を見たときに、「このボトルがあればケトル(やかん)の代わりになるじゃん」って思って使い始めました
後継の広いボトルならパスファインダーのボトルハンガーを使えば吊るすことも可能です。
これがなかなかにカッコいいなと。
個人的に好きなんです、こういうの。
ボトルハンガーについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください
直火にかけられる!
シングルウォールのステンレス素材なのでキャップを外せば火にかける事ができます。
これが私が買った一番の理由です。
ケトル(やかん)の代わりになってくれるので、湯沸かしをボトルですることで持って行くクッカーをひとつ減らす事ができます。
水筒として(ヤカンとしても使えるから一台二役)
一番ベーシックな使い方ですが、水筒として使えます
ボトルでお湯を沸かすことができることから荷物を少なくする事ができます。
コーヒーやお酒飲む時にはお湯はかかせませんのでキャンプに行く時には必ず持っていきます。
寒さ対策・お湯を入れれば湯たんぽに
寒い季節には湯たんぽとして使用できます。
寝る前に沸かしたお湯を入れて、コットンの袋とか、タオルでくるんで入れておくと寝る時に寝袋が暖かいのですぐに入眠できます。
寝る時だけではなく、焚き火に当たっている時も沸騰させた状態でキャップを閉めれば即席カイロとして使えます。
で、冷めたらまた火にかけて沸かすと暖かい飲み物を飲みながら足や手を暖めるのに便利なんです。
真冬には常時使うことが多いです。
凍結対策・翌朝の飲み水の確保
真冬にキャンプに行くと、氷点下になる所では朝に水が凍ってるなんて事があります。
当然浄水器も凍ってしまうので、川の水を汲んでも浄水できません。
寝る前にステンレスボトルに水を入れておけば翌朝もそのまま火にかけて飲む事ができるので重宝します。
設備の整ったキャンプ場だと氷点下でも水がでるので心配はいりませんが、そうでないキャンプ場の場合は凍結対策は必須です。
デメリット
細いからストーブを使う場合はお湯が沸くまでに時間がかかる
ストーブを使用してお湯を沸かす場合にはクッカーを使うよりも時間がかかります。
これは下からの加熱だと火があたる面積が小さいためです。
ストーブでも使用したい人はできるだけ経のお大きいボトルにしましょう。
ボトルの細さ=不安定
直で焚火に置くときは安定しているか確認してからおきましょう。
ボトルが細く、長いので不安定になることが多く、倒れることがあります。
ケトルとして使っている時に水筒として使えない
ケトルとして使っている時には水筒として使えませんし、沸かした後に冷たい水が飲みたくても冷めるまでは時間がかかります。
サブの水筒やポリタンクを持ってくことをおすすめします。
私はいつもステンレスボトルとは別にエバニューの折りたたみできるウォーターキャリーを持って行っています
水筒としては重い
素材がステンレスなのでプラスチック製の水筒と比べると重いです。
ケトルとして使えたり、湯たんぽとして使えることも考えると重さは気にならなくなりますが、単純に水筒が欲しいだけならステンレス製はおすすめできません。
注意点
直火にかけられるのはシングルウォールのステンレスボトル
直火にかけることができるのはシングルウォールのステンレスやチタンのボトルです。
ダブルウォールの保温・保冷ができるようなボトルは火にかけることはできないので気をつけてください。
アルミ製のボトルはコーティングされていてシングルウォールであっても直火にかけられない場合があるので注意が必要です
事前に直火にかけていいかを確認しましょう。
シングルウォールの構造であっても直火にかかけるのを禁止している場合もあります。
水筒としての役割が重なので直火にかけるのは自己判断でお願いします。
焚き火に入れる時はキャップを外す
直火にかける時にはキャップは必ず外します。
沸騰した時にキャップをしたままだと膨張して変形や破損してしまう可能性もあるのでキャップは必ず外してから火にかけましょう。
必ず安定させること
不安定な状態で焚き火に入れてると倒れて大惨事。
なんて事もあるのでしっかり安定するようにしてください。
焚火台を使用していて倒れてこぼれてしまった場合には焚火台が急速に冷却されて変形してしまうことがあるので気をつけましょう。
前に冬キャンプで朝に沸騰寸前のボトルを倒してしまい、水が無くなってしまったのでコーヒーもスープも飲めずに帰った事があります。
火傷に注意
直火にかけているボトルは当然熱いので、持つときは必ず軍手などしてください。
湯たんぽとして使う時も熱いので注意が必要です。布の袋に入れたり、タオルを巻くなどしましょう。
お湯を沸かす能力、使いやすさはヤカンの勝ちです。
ヤカンはやっぱりお湯を沸かす為の道具なのでヤカンの方が早く沸かせます。
お湯の入れすぎは漏れに注意
先述しましたが、沸かしたお湯は膨張して漏れてくることがあります。
冬のキャンプで寝袋が濡れてしまっては致命傷になりかねません。
お湯を満タンまで入れてフタをするとあふれやすいので気をつけてください。
少しだけ冷ましてからフタをするのも対策として有効です。
こんな人にオススメ
- 荷物をできるだけ減らしたい人
- 暖をとる道具を増やしたい人
- 冬にキャンプする人
- これからヤカン買うか迷ってる人
- ソロキャンプに行く人
直火で使えるおすすめのボトル
直火での使用ができるボトルを紹介します
クリーンカンティーン・リフレクトボトル18oz(532ml)
- 容量:532ml
- 重量:170g
- 注ぎ口口径:44 mm
- サイズ:H17.8cm×7φcm
- 本体素材:18/8ステンレス
- キャップ素材:18/8ステンレス バンブー(竹)
容量は532mlと大きくはありませんが、コンパクトなのでバックパックのサイドポケットなどにもすっぽり入るのがいいところです
あまり頻繁に熱いものを飲まない季節にはこのボトルを持っていくことが多いです
クリーンカンティーン・ワイドボトル27oz(800ml)
- 容量:800ml
- 重量:215g
- 注ぎ口口径:54 mm
- サイズ:H22cm×7.5φcm
- 本体素材:18/8ステンレス
- キャップ素材:ポリプロピレン#5製
最近ではキャップが仕様変更されてフックが折りたためるようになりました。
広口なのでこのボトルは吊り下げもできます。
容量が800mlなので暖かい飲み物をよく飲む季節にはちょうどいいサイズです。
クリーンカンティーン・ワイドボトル40oz(1182ml)、60oz(1900ml)
さらに容量の大きい方がいい人は1182ml、1900mlのボトルもあります。
ナルゲン・ステンレスボトル
約1.1リットルの容量のステンレスボトルです。
口径が広いのでボトルハンガーで吊り下げが可能です。
パスファインダー・ボトル
パスファインダーのボトルはクッカーとセットになっているものがあり、このクッカーも吊り下げが可能だったりとユニークなギアです。
ボトルの容量も950mlなのでソロでの使用なら十分なサイズです。
このクッカーについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
芸人キャンパーヒロシさんも愛用:パスファインダー・キャンティーンセット
クッカーとボトルがのせられるストーブがセットになっているものです
これはヒロシさんが愛用しているキャンプ道具としても有名です
スタッキングすればかさばらずに持ち運びできるのがポイントです
パスファインダー・チタンカンティーン クッキングセット
軽量な方がいい人はチタン製のボトルもおすすめです
こちらもクッカーがセットになっていてスタッキングが可能なタイプなのでかさばらずに持ち運ぶことができます
軽さにこだわりたい人はチタンボトルがおすすめ!
「登山で使うからできるだけ軽い方がいい」
全ての荷を背負って山頂を目指すハイカーや登山者にとって「軽さ」は正義です
そんな人にはチタン性のボトルがおすすめです
チタン性のボトルは価格が高くなってしまいますが、ステンレスに比べると軽量なのが魅力!
MAXI ウオーターボトル
重量が150gで、約800mlの容量があるので水筒としての容量もバッチリなチタン性のボトルです
飲み口も広いので、水を汲んだりもしやすく、洗いやすいメリットもあります
おわりに
いかがてしたでしょうか。
一台で何役もこなしてくれるステンレスボトルは絶対におすすめできるキャンプギアです。
ステンレスボトルを持ってキャンプにいきましょう!
みなさんのキャンプギア選びの参考になればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。