クッカーは種類が無数にあり、どれがいいのか迷ってしまうことってありますよね
スタッキングの事などを考えると、どのクッカーと、どのクッカーが相性がいいとかなかなか調べるのも大変です
そんな人におすすめしたいのがミニトランギアです
この記事ではミニトランギアの特徴や機能を紹介しつつ、おすすめの理由も合わせて紹介します
何かみなさんの道具選びの参考になれば嬉しいです
Trangia・トランギア
トランギアはスウェーデンのアウトドアブランドで、その歴史は長く、登山者やキャンパーに愛され続けているブランドです
コストパフォーマンスに優れ、品質がいいのがトランギアのいいところ
有名なのはメスティンやケトル・アルコールストーブですよね
大人気で一時期はどこのショップでも欠品状態が続き、フリマサイトなんかで高値で取引されるほどでした
メスティンはレシピ本が何冊も出版されているし、現在では100円ショップでも販売されるほどです
そんなトランギアから「ミニトランギア」というクッカーセットがあります
ミニトランギアはこれから登山を始める人や、キャンプを始める人におすすめのセットになっています
それでは詳しくみていきましょう
MiniTrangia・ミニトランギアの基本情報


パッケージには重量が330gと記載されていますが、実際に測ったところ、352gでした
ソースパン | 約93g |
フライパン | 約76g |
ストーブ | 約111g |
五徳 | 約52g |
ハンドル | 約20g |
パッケージに記載されている重量はハンドルを抜いた重量のようですね
すでにストーブを持っている人にはクッカーだけのミニセットもある!
そんなん人にはクッカーだけのミニセット(ソースパン、フライパン、ハンドル)もあります
ミニトランギアの特徴
- アルミ無垢素材なので焚き火調理も可能
- フタに隠された便利な機能
- 鍋底に段差がズレるのを防いでくれる
- ハンドルは長く握りやすい・焚き火に強い
便利な機能について詳しく解説していきます
アルミ無垢素材なので焚き火調理も可能

素材がアルミ無垢なので焚き火調理OKです
キャンプの醍醐味は焚き火です
ガンガン使って焦げ付きをアジに変えていきましょう
フタに隠されたカチッととまる便利な機能
フライパンとしても使えるフタはサイズもちょうど良く、目玉焼きを焼きながらソーセージを炒めたりできるサイズになっています
最低限の装備にするような登山でも調理にこだわりたい人にはおすすめのサイズです
浅いので、炒め物はこぼしやすいのがちょっと使いにくいところ
そんなフライパン(フタ)には隠された便利な機能があります
フタと本体がカチッと止まるように加工されているんです

フタがしっかりとまるので、バックパックの中ではずれてしまう心配がありません
多少クッカーの中が汚れていてもフタがしっかりしまっていれば安心です
調理中にフタをするときにカチッと止めてしまわないように気をつけましょう
フタを外すのに力が必要なのでカチッと止めてしまうとぶちまけてしまうことがあります
フタとして使えるフライパンは便利ですが、同時に調理するときにはフタとして使う事ができないので不便になってしまう事があります
鍋底の段差は五徳にぴったり収まる便利な機能
鍋底にも便利な機能が隠されています
鍋底の段差が付属の五徳にぴったりとハマるので、調理中にずれる心配がありません

五徳にぴったりとハマって安定してくれるので調理がしやすいです
フライパンにはこの加工はされていません
おそらく炒めたりするのに段差があると炒めにくいからだと思います
ハンドルは長く握りやすい・焚き火に強い
ハンドルの長さは約11cmあり、男性でもしっかり掴むことができます

調理をして多少重くてもしっかり掴めるので持っていて疲れにくいです
取り外しできるハンドルは焚火との相性がよく、クッカーを焚火にかけている時はハンドルを外しているので熱くなりません
初心者にはアルミがおすすしたい理由
アルミ素材は熱伝導率がチタンやステンレスと比べて高く、調理がしやすいので初心者にもおすすめです
チタン素材は軽量で頑丈ですが、熱伝導が低いので火力調整が難しく、炊飯などでは焦がしやすいのがデメリット
ステンレスはアルミよりも頑丈ですが、重く、装備を軽くしたい時には向きません
アルミクッカーはミニトランギアに限らずコストパフォーマンスに優れているのも魅力です
私が持っているクッカーはほとんどがアルミ素材です



調理がしやすく、安価なのでガンガン使えるのがアルミのいいところです
ステンレスのクッカーもいくつか使っていますが、焦げ付かせてしまうことが多いです
スタッキングの相性
作る料理などによってはクッカーが足りなくなってしまうこともありますよね
実際に私がスタッキングしているクッカーやカップをいくつか紹介します
ベルモントチタンシェラカップ


シンデレラフィットではありませんが、ベルモントのチタンシェラカップ480がミニトランギアの中に入ります
エバニュー・HD.ALU Pan14


エバニューのHD.ALU Pan14はミニトランギアセットの外側にピッタリとはまります
ミニトランギアについているハンドルがHDALUPanにも使えるので一石二鳥

HDALUPanは深さもあるのでクッカーとしても使えるし、フライパンとしても使えるので便利です
トランギアのフライパン
ミニトランギアに付属しているフライパンは別売で買い足すことも可能
先に紹介したエバニューのフライパンと同様にトランギアのソースパンにはめ込むことでスタッキングすれば嵩張らずに持っていく事ができます
シーズニングのすすめ
フライパンは加工されているのでシーズニングはできませんが、
本体はアルミ無垢なのでシーズニングが可能です
シーズニングをすることで焦げついた汚れが落としやすくなるのでメンテナンスに時間をかけられる人はぜひシーズニングしましょう
シーズニングの詳しい方法は以下の記事で詳しく解説していますのでよかったら参考にしてみてください
まとめ・こんな人におすすめ
- これひとつで調理に必要なものが全て揃う
- アルミ無垢素材なので焚き火調理OK
- フライパンのサイズはソロで炒め物するのにちょうどいい
- 浅いので、炒め物はこぼれやすいのがちょっと使いにくいところ
- フタがカチッととまるのでバックパックの中でフタがあく心配がない
- 鍋底の溝が五徳にハマるので調理中にずれにくく、調理がしやすい
- 熱伝導の高いアルミ素材は調理がしやすく初心者にも扱いやすい
- アルミは安価でありながら軽量なのでコストを抑えつつ装備を軽量化できる
- クッカー、フライパン、ストーブ、五徳、ハンドルがセットになっているのでこれからクッカーやストーブを揃えたい人
- オールインワンになるので最低限の荷物でまとめたい人
- フタがフライパンになっているので最低限の荷物でも調理にこだわりたい人
終わりに
いかがでしたでしょうか
ミニトランギアの紹介でした
これからソロキャンプや登山を始める人におすすめです
最後まで読んでいただきありがとうございました
何かみなさんの道具選びの参考になれば嬉しいです