こんにちは、opoです(opo_85)
SOL・エスケープヴィヴィは登山や、釣り、キャンプで一年を通して使う事ができる便利なギアです
この記事ではSOL・エスケープヴィヴィの特徴を解説しつつ、私が一年中使っている使い方と使ってみて感じた事を紹介します
何かみなさんの道具選びの参考になれば嬉しいです
SOLとは
出典:スター商事より
SOLとは、”SURVIVE OUTDOORS LONGER”の頭文字をとって付けられています
山で道に迷ったり、けがで動くことができなくなったり、
災害時や緊急時に自分や仲間を守るためのサバイバルギアを作っているブランドです
SOLについて詳しくはこちらから
エスケープ・ヴィヴィ
出典:スター商事より
本日紹介するエスケープヴィヴィはキャンプや登山で使うのに便利な機能がたくさんあります
- マミータイプの寝袋状になっている
- 透湿性素材を使っているので内部の湿気を逃す
- 内側に高純度のアルミ蒸着加工がされていて体熱の70%を反射保持する
- リーズナブルな価格で手に入る(山岳用と比べて)
それでは年間を通した使い方と一緒に特徴を詳しく見ていきましょう
年間を通した使い方・4選
エスケープヴィヴィの特徴を解説しながら使い方を4つ紹介します
- 寝袋のカバーとして
- メインの寝袋として
- 登山・釣りでの非常時の備え
- 災害への備え
それでは詳しくみていきましょう
カバーをして水濡れや汚れから寝袋を守る!寒さ対策にも!

エスケープヴィヴィはマミー型になっていて、つくりも大きめなので寝袋のカバーとして使う事ができます
ドローコードが付いていてしぼることで頭も覆う事ができます
濡れ・汚れから寝袋を守る
カバーとして使う事でメインの寝袋が結露、雨などで濡れてしまうことから防ぐことができます
気温に対してスペックの高い寝袋を使っていたら汗で蒸れることがあります
その場合はチャックを開けたり、着る服で調整しましょう
寝袋はキャンプギアの中では高価なものがほとんどです
寝袋を汚れから守る事で長く使うことができます
寒さ対策になる
普段使っている寝袋が寒さに対して不安のある時、カバーとして使う事で保温力をブーストさせる事ができます
内側にアルミ蒸着加工がされていて、体熱を反射してくれますので保温効果があります

そのまま入ってみるとアルミ蒸着での輻射効果なのか、じんわりとあたたかさを感じます
ですが気温の低い状態でエスケープヴィヴィだけで使っても暖かくはならないので寝袋と合わせて使う事で内部の熱を逃しにくくしてくれる感じです
快適使用温度が5℃の寝袋ですが、インナーとエスケープヴィヴィの併用で氷点下の中でも快適に眠ることができました

寝袋のサイズのよってはカバーをかける事で寝袋本体のロフト(ダウンの膨らみ)を潰してしまい保温力が低下してしまうこともあります
冬用寝袋などは使用ダウン量が多いので特にロフトが潰れてしまわないよう気をつけましょう
気温の高い季節はメインの寝袋として
カバーとしてではなく、メインの寝袋として使うこともできます
夏の暑い時期の平地や気温が高くなる時は3シーズン用の寝袋すらいらない時もありますよね
そんな時にエスケープヴィヴィは活躍してくれます
サイドにジッパーが付いているので出入りもしやすく、フードのところにドローコードが付いているので絞れば頭部もカバーできます




真夏に平地でキャンプする時はコットンのインナーと併用することが多いです
近年の夏はすごく暑いので3シーズン用の寝袋が必要ないことも多いですよね、そんな時に使うのに便利です
インナーと併用しない場合には、肌を露出しないように薄手の長袖、長ズボン、靴下を履くのがおすすめです
登山・釣りでの非常時の備え

登山や釣りの時には遭難への備えが必要です
整備された登山道などでは道に迷いにくいですが、それでも”もしも”に備えて携帯することで自分の身を守る事ができます
釣りに関しても、川沿いに道があったりすればいいですが、林道や、登山道から外れて深い山に入る場合、そこはもうサバイバルです
道に迷ってしまったり、けがで動けなくなってしまった場合、最低限身を守るための備えはしましょう
私は安全対策は大袈裟なくらいでもちょうどいいと思うタイプです
備えるために装備が多くなり過ぎてしまうのはまた考えないといけませんが、必要最低限の備えは装備に加えましょう
本日紹介しているエスケープ・ヴィヴィ以外にもエマージェンシーシートはよりコンパクトになるのでそちらもおすすめですよ
災害時への備え
普段の生活の中での”もしも”に備えることも必要です
災害時などに備えて防災用品に加えておくのもいいでしょう
避難をしないといけなくなってしまった時などコンパクトで携帯しやすいので防災バックなどに入れておくのもおすすめです
使ってみて感じた問題点
ここまでは特徴とメリットを解説してきましたが、使っていて感じた問題点も紹介します
寝袋とエスケープヴィヴィの間が結露する

カバーとして使っていた時にメインの寝袋とエスケープヴィヴィの間に結露が発生してしまった事があります
テント内の結露での水濡れや汚れから守る役割のカバーですが、カバー内部が結露してしまいました
使っていた寝袋が防水生地を使っていたのでダウンは濡れませんでしたが、もしダウンが濡れるような事があれば本末転倒
ダウンは濡れると保温力が低下してしまう事があるので死活問題です
考えられる原因としては、
- カバー内部と外気の気温差が大きかった
- 寝袋内部が汗などで湿度が上がっていた(透湿が間に合わないほどに)
- 呼気がカバー内部に入り込んでいた
結露の原因は外気との温度差によるものです
寒い日の朝に窓に結露しているのも外気温と部屋の温度差が大きいため

カバー内部と外気温の差が大きくなると結露が発生してしまいます
これはエスケープヴィヴィだからというわけではなく、すべてのカバーで言える事です(性能によって差はあります)
私が結露してしまった時の状況は、
- タープ泊をしたときでカバー内部と外気との差が大きく
- 寝袋のスペックが高くて寝ていて暑さを感じた
- 吐く息がカバー内部に入り込んでいた
ために内部結露が発生してしまったと思われます
テント泊で使用する時よりもタープ泊で使用する時の方が結露がひどくなってしまうと感じるのはテント泊の時よりもタープ泊の方が気温差が大きくなるためだと思います
テント泊の場合、人の体温や呼気でテント内の気温は思っているよりも高くなります
テント内部と外気との気温差でテント内に結露しますが、テント内とカバー内部の気温差が小さくなるためカバー内部の結露はタープ泊に比べて発生しにくくなります(経験談)
エスケープヴィヴィは透湿素材が使われていますが、限界はあります
- 寝袋内部が蒸れないように着るもので調整する
- エスケープヴィヴィのジッパーは開けておく
- 呼気がカバー内部に入らないように気を付ける
外気温との差はどうにもならないのでできる対策はこれくらいです
私は結露対策としてエスケープヴィヴィのジッパーは閉めないで使う事が多いです
そうすることで換気もできますし、呼気がカバー内部に入りにくくできると思っています(個人的感想)
単体での使用は難しい

先ほども言いましたが、
エスケープヴィヴィに直接入ると汗でペタペタとくっつき、不快です
非常時などの保温は別として、キャンプや登山での単体での使用は難しいです
単体での使用をする場合は、肌を露出しないようにすると快適に眠れます
おすすめはシーツとの併用です(先述した通り)
収納袋はすぐに穴があく

これはたまたま私のがそうだっただけかもしれませんが、使い始めてすぐに収納袋の縫い目ががほつれて穴があいてしまいました
スペック詳細・レビュー

スペック詳細
まとめ
- アルミ蒸着加工してあり、体熱を反射するので保温力を向上させることができる
- 透湿性の素材が使われているので蒸れにくい
- カバーとして使うことでメインの寝袋を濡れ・汚れから守る
- 山岳用のカバーよりもコストがかからない
- マミータイプの寝袋状になっているのでメインの寝袋としても使用可能
- 汗でペタペタするのでインナーとの併用で快適になる
- 登山や災害時などでの非常時の備えることで身を守れる
- 今使っている寝袋の保温効果を高めたい人
- 寝袋を濡れ・汚れから守りたい人
- 夏に使う薄手の寝袋を探している人
- 登山での遭難や怪我に備えたい人
- 非常時に備えたい人
おわりに
夏などの暑い時期にはメインとして活躍してくれて、冬など寒い季節には保温力を高めてくれたりと、年間を通して使う事がでる便利なアイテムです
時期に合わせて道具を使い分けて一年中、快適にキャンプをしましょう
最後まで読んでいただきありがとうございました
何かみなさんの道具選びの参考になれば嬉しいです
ではまた