こんにちは、opoです(opo_85)
この記事ではトランギアのケトルを使う理由と合わせてのメリットデメリットを解説します
トランギア・ケトル 0.6L
私が使っているのは容量が0.6Lのケトルです
容量 | 0.6L |
重量 | 140g |
サイズ | φ13.5×H7.5cm |
材質 | アルミ製(無垢) |
レビュー | アマゾンレビューを見る |
素材にはアルミ無垢を使用しているので焚き火に入れることができます
トランギアは1925年に創業したスウェーデンのアウトドアブランドで、登山者やキャンパーに愛され続けている老舗ブランドです
(2023年で創業98年)
そんなトランギアの代表作とも言えるのがこのケトルです
メリット
トランギアのケトルのメリットから見ていきましょう
- 注ぎやすさ
- 脱着可能なラバーグリップ
- 自立するハンドル
- 外れにくいフタ
そそぎやすさ
最大のメリットはそそぎやすいことです
クッカーだとコーヒーを入れる時やカップ麺にお湯を注ぐときにこぼれやすかったりしませんか?
クッカーによっては注ぎやすくなっていたりもするんですけどなっていないのがほとんどですよね
トランギアケトルは湯沸かしがメインなのでそのお湯をそそぎやすいのは最大のメリットです
脱着可能なラバーグリップ
ハンドルにについているラバーグリップは取り外しが可能で、焚き火に入れる時は外すことができます
自立するハンドル
ハンドルにはロックがついていて自立してくれます
自立してくれると焚き火から取り出しやすいので便利です
ハンドルは熱くなるので必ず手袋はしましょう
外れにくいフタ
ある程度斜めにしてそそいでいてもフタは外れません
ですが直角に近くなると外れますので最後までそそぐ時はフタはおさえましょう
デメリット
- 限られた用途
- かさばる
- 洗いにくさ
限られた用途
ケトルですのでお湯を沸かす以外の使い道が少ないです
インスタントラーメンなど作れないこともないですが食べにくいのでおすすめできません
調理という面では用途が限られてしまうのはデメリット
装備をできるだけ少なくしたい人には向かないです
かさばる
クッカーにスタックしにくいのもデメリット
0.6Lは直径が13.5cmあるのでピッタリ入るクッカーがあまりありません
クッカーとは別で持っていくことになる場合、バックパックに余裕がある時に限定されてしまいます
洗いにくい
お湯を沸かすくらいしかしないのでそんなに汚れませんが、ケトルの中は洗いにくいです
またそそぎ口やハンドルのところなども焚き火でのコゲ付きをしっかり落とすには苦労します
使ったらしっかり綺麗に洗ってコゲ・煤汚れを取りたい人には問題児となることは間違いありません
私はコゲ汚れはそんなにしっかり落とさないタイプなので気になりません
豊富なサイズ・種類
ケトルは全6種類から選ぶことができる
トランギアからは現在6種類のケトルがあります
容量は0.6L、0.9L、1.4Lの3種類
最後に焚き火での使用に特化したオープンファイヤケトル0.9L
出典:トランギアホームページ
以上、6種類から用途や人数によってサイズを選ぶことができます
容量を0.6か0.9にするか迷っている人・ソロなら小型な0.6Lがおすすめ!
このブログを見に来てくださった方はバックパックひとつでキャンプにいく人や、ソロでの使用がメインで考えている人が多いと思います
そんな人はきっと容量を0.6Lか0.9Lにするかで迷うと思います
ソロでの使用なら0.6Lで十分です
容量が0.6Lあればカップ麺作れますし、コーヒー2、3杯分、お酒お湯割り2、3杯分
これくらいならソロで十分ですよね
こまめに水を補充するのが面倒に感じる人には0.9Lがおすすめです
また、二人で使うには0.6Lだと小さいですでのおすすめできません
登山で容量0.6Lがちょうどいい理由
私は登山の時に使うクッカーは0.6Lがちょうどよく感じています
登山において湯沸かしなどをするときはご飯を食べるときの休憩時です
600mlのお湯が沸かせると、主食、スープ、コーヒー分のお湯が用意できます
- 主食:アルファ米(約200ml)
- 副菜:スープ(約200ml)
- 食後:コーヒー(200ml)
600mlの容量があれば一人分の食事を楽しむのに必要なお湯を効率よく用意することができます
焚き火で使うならステンレスノブ
焚き火で使うのがメインという方はフタのノブがステンレスになっているのがおすすめです
出典:トランギアホームページ
ステンレスノブのメリットは切り込みが入っているのでナイフなどでフタが開けられること
火に手を近づけなくても中が確認できます
ケトルを使うとき:登山や釣りで活躍!
ハイキングや登山・釣りなどではご飯を食べるときに料理はあまりしません
料理はアルファ米を食べるか、カップ麺を食べるか
必要なのはお湯を沸かすくらいです
あとは休憩でコーヒーを入れるなど
湯沸かしがメインなのでケトルで十分です
注ぎやすさは水を無駄にしない
登山の時には飲み水はすぐにどこでも手に入る訳ではありません
そんな貴重な水ですが、ケトルなら使わなかった水を水筒に戻すのも簡単にできます
注ぎやすさは水を無駄にすることを減らすことができます
キャンプでは冬に特に活躍
キャンプでケトルが一番活躍するのは冬です
冬は寒いので暖かい料理や飲みもので身体を温めます
その時にお湯は常備させて、いつでもおかわりできるようにしています
ステンレスボトルは密封できるのがメリットなので、沸いたお湯を入れて湯たんぽとして体を温めながら使い、ケトルを常に焚き火にかけながらお湯を足していくことでお湯を常備しながら暖を取ることができます
スタッキングについて
先ほどデメリットのところでスタッキングできるクッカーがあまりないと言いましたが、シンデレラフィットするクッカーはあります
同メーカートランギアのクッカー「ツンドラ3ミニ」または「ストームクッカーS」のソースパン内」に収納することができます
出典:アマゾン/ツンドラ3ミニ
出典:アマゾン/ストームクッカーUL
MSRのクッカーがピッタリ!
MSRのクッカー「アルパインストアウェイポッド775ml」の中にトランギアケトル0.6がピッタリ入ります
持ち手が長いのも焚き火調理に向いているところ
MSRのクッカーに興味のある方は是非こちらもご覧ください
スノーピーク パーソナルクッカーの中にピッタリ!
出典:スノーピーク
スノーピークのパーソナルクッカーセットは2種類のクッカーがセットになっていますが、その内の大きい方のクッカーの中にピッタリ入ります
ケトルの中には想像以上にたくさん入る!
トランギアのケトルがピッタリ入るクッカーは限られていますが、ケトルの中には結構たくさん収納する事ができます
エバニュー・デミタスカップが中に入る
エバニューのチタンデミタスカップ220が中にピッタリ入ります
デミタスカップ220の中にはライターやアルコールストーブなども入れられるのでお湯を沸かすのがメインの時にはこの組み合わせで十分に対応できます
メンテナンス・シーズニング
トランギアやエバニューなどの加工されていないアルミクッカーは使用前にシーズニングしておくことで汚れが落としやすくなります
焚き火でのコゲ付きが落としやすくなるのではなく、料理などで焦げついた汚れが落としやすくなります
使うのは米ぬかです
手順は簡単で米ぬかで煮るだけです
手順などは以下の記事で詳しく解説していますのでよかったらご覧ください
メンテナンス・コゲついた焚き火の汚れを落とす方法
焚き火にかけて使うと必ずついてしまうのが「コゲ」ですよね
帰ってからこのコゲを落とすのは大変な作業だったりします
そんなしつこいコゲつきを簡単に落とす方法があります
お酢で煮る事で焚き火でついたコゲ付きは簡単に落とせます
強くこすらなくてもここまでキレイになりました
詳しいやり方などは過去の記事で解説してますのでよかったらご覧ください
まとめ
- ケトルはそそぎやすさは最大のメリット・こぼれずにそそげる
- 自立するハンドルは焚き火の中から取り出しやすいので便利(火傷に注意)
- ハンドルについているラバーグリップは用途によって脱着可能(紛失注意)
- 用途、人数によって6種類から選ぶことができる
- お湯を沸かすのがメインのケトルは用途が限られてしまうので装備をできるだけ少なくしたい人には向かない
- ピッタリスタックできるクッカーが少なく、かさばってしまう
おわりに
いかがでしたでしょうか
クッカーと比べると用途は限られるし、装備に加えるか迷うところのケトル
ですがその魅力はいっぱいです
キャンプでの朝、ケトルを使ってコーヒーをいれるのは楽しいですよ
ケトルを持ってキャンプにいきましょう
最後まで読んでいただきありがとうございました
何かみなさんの参考になれば嬉しいです