そんな人にSavotta (サボッタ)Backpack339がおすすめです。
- サボッタ339が気になっている
- 機能が知りたい
- メリット・デメリットが知りたい
- 使い勝手はどうか知りたい
この記事ではサボッタ339の機能を紹介しつつ、私がこのバックパックを選んだ理由とデメリットを紹介します。
Savottaはフィンランドのブランド
サヴォッタ(サボッタ)は、北欧・フィンランドで1955年に誕生したバックパックやネイチャーストーブ、サウナテントなどを展開するブランドです。
出典:savotta HPより
フィンランド国防軍との提携で製品開発を行ってきたサヴォッタ(サボッタ)では、軍の装備品に用いている素材を一般向け商品でも使用しています。
少し前までは日本公式サイトはなかったと思うのですが、最近公式サイトができましたね。現在では正規取扱い店もあります。
北欧のアウトドアブランドを数多く取り扱うUPIが正規代理店となっています。
Savotta Backpack339の基本情報
外観の寸法 | W:45cm x H:50cm x D:35cm |
容量 | 約55~65リットル |
重量 | 約1.9kg(フレーム重量:650g) |
素材 | パラフィン加工のコットン、ポリアミド紐 スチール |
Savotta Backpack339の特徴
パラフィン加工されたコットン製
生地にはパラフィン加工のされたコットンを使用しています。
パラフィン加工とはコットンに撥水加工をすることで水を弾くことかできます。
撥水加工がしてあるものの、コットン素材はナイロンなどに比べると防水性はなく、水には弱い材質ですがレトロな風合いや経年劣化の少ない素材です。
コットンはポリエステルやナイロンと違って経年劣化による加水分解することがない「天然素材」なので長く使用することができます。
サイドの紐で調整可能(容量は55〜65L)
サイドに付いている紐を閉めたり緩めたりすることで拡張が可能です。
この紐を全開に緩めることで容量は65リットルまで拡張し、逆に絞ることで55リットルに縮小させることができます
荷物が少ない時は紐を閉めることでバックパックの中身がバタつくことを防ぐことができます。
外側にポケットが3つ
サイドにそれぞれひとつずつ、背面にひとつ、計3つのポケットがあります。
それぞれのポケットは思っている以上に大きく、サイドポケットは1リットルのペットボトルが楽々入るサイズです。
サイドのジッパーから雨フタを開けなくてもメインコンパートメントにアクセスが可能
バックパックのサイドにジッパーが付いていて、そこから直接メインコンパートメントにアクセスが可能です。
背負子(しょいこ)式
339は背負子になっているのも大きな特徴です。
フレーム下部曲がった部分は地面がデコボコでも安定してバックパックを置けるようになっています。
また、この背負子は背中とバックパックが触れる面積が小さくなるようになっているので背中に汗をかきにくい構造になっています。
チェストストラップでバックパックが安定
チェストストラップが付いているのでバックパックと身体をしっかり固定させることでバックパックのバタつきを抑えることができます。
サボッタ339 バックパックを選んだ5つの理由
数あるバックパックの中からサボッタ339を選んだ理由は5つ
- シンプルな構造
- 装備によって変えられる容量
- 便利な拡張性
- レトロなデザイン・色
- 憧れ
シンプルな構造
メインのコンパートメント、外側にポケットが3つ(シンプルな構造でGOOD!)
登山用のバックパックは高機能で、サイドポケットもたくさんあって便利なのですが、どこに何を入れたか忘れてしまうんです。
そして片付けるときも、アレをココに入れて、、コレをここに入れて、、
と、分別したりする作業が面倒に感じてしまうんです。
全てメインコンパートメントにいれて、おしまい!サイドポケットも3つなので大体の把握が可能です。
これがすごく楽なんです。(ずぼらなだけ)
サイドポケットも3つなので、あれどこ入れたっけ?ってなってもすぐに見つけられます。
このシンプルな構造がめんどくさがりで忘れっぽい私にはベストなバックパックでした。
装備によって変えられる容量
容量は55〜65L可能です。
荷物はできるだけ少なく、軽くしたいとは思うのですが、今の私にはまだこのくらいの容量が必要なので拡張できるのはありがたい機能です。
それと、あんまりバックパックの外にたくさんくくりつけるのが好みではないのでこの容量ならほとんどの荷物が中に入るのもポイントでした。
さらに大きくしなかった理由はこれ以上大きいと重くなりすぎてつらいから。
65Lくらいがギリギリです。年齢と共に当然体力も落ちるので今後はもっと荷物を減らしていきたいなと思っています。
便利な拡張性
サイドの紐を絞る事で55L〜65Lに調整できるのも魅力でした。
サイドの紐を調整することで拡張ができるのが便利で、荷物が多くなる冬には紐を緩めて容量を広げ、荷物が少ない時期には紐を締めることで季節に対応できます。
またこの紐にポールや斧、釣り竿など取り付けも可能。
雨蓋のストラップが長めで色々はさみこめる
さらに雨蓋とメインコンパートメントの間にブランケットやテントを挟む事ができるのも便利。
荷物が多くなってしまう冬には本当に便利です。
フレーム下部にもくくりつけすることもできる
ストラップを用意すればフレームの下部にくくりつけることも可能です
先ほど外側にくくりつけるのはあんまり好きではないとは言いましたが、荷物が多くなってhしまってどうしてもくくりつけないといけない時もあります
そんなときにはやっぱり便利です
フレームの下部にくくりつける場合、多少バタついてしまうので、あまり重たい荷物は括り付けない方がいいです
ストラップが通せるようにカスタムするとバタつくことを抑えることができますのでおすすめ
レトロなデザイン・色
無骨さも感じるレトロなデザインも選んだ理由です。
色は言うまでもありません。カーキとか緑とか大好きです。
憧れ
このバックパックにする前は登山用のを使っていましたが、海外のブッシュクラフターの動画をよく見ていて、このバックパックを使っていたので憧れがありました。
もっとミリタリーチックなバックパックにするかすごく迷ったのですが、最終的にはシンプルさとレトロなデザイン、コットンの風合いなどが気に入り、Savottaのバックパックにしました。
325と悩んだ結果
サボッタからは325というバックパックも発売されています。
出典:savotta HPより
339よりもクラシカルで皮のストラップが使われていたり、正直325の方が好みでした。
ですが容量が50Lと少し小さく、拡張もできなかった為、今の私にはもう少し大きいバックパックの方が安心できたので339を購入しました。
325は素材に化繊を全く使用していません。
ストラップも皮を使っているので経年劣化による加水分解などがないため手入れをすれば一生使えるバックパックです。
そこに魅力を感じたのですが、荷物をコンパクトにする自信のなかった私は拡張性の便利さを優先させました。
デメリット
サボッタ339には当然ですがデメリットもあります
- 重い
- 雨に弱い
- アレンジができない
バックパックそのものが重い
素材はコットンでスチールフレームの背負子式なので重いです。
バックパックだけで1.9キロあるので、軽量化を目指してる人にはオススメできません。
素材
コットンなので雨に弱いです。
パラフィンワックスなど撥水加工はされたいますが、防水性能はナイロンなどには劣ります。
撥水性を高めても登山用のバックパックより防水性に劣るので雨に弱いのはデメリットです。(現代では登山用として使うには厳しいかも)
パラフィン加工の手順についてはこちらで解説しています
アレンジができない
モールシステムのバックパックなどは拡張したりストラップで何かくくりつけたりアレンジがききますが、339はシンプルなデザインなのでアレンジするにはストラップを縫い付けたりする必要があります。
まとめ
- メインのコンパートメント、外側にポケットが3つあるのでシンプルに仕分け可能
- 容量は55〜65Lに拡張可能なので季節を通して使用できる
- 雨蓋に荷物を挟み込めるのでさらに容量が増やせるので食料などもバックパックにすべてまとることができる
- サイドの紐にはポールや斧などをくくりつけることができるので長い物の持ち運びも可能
終わりに
いかがでしたでしょうか。
バックパックも長く使える道具なのでぜひ自分の好みに合ったものを選んでみてください。
何か参考になればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コットンバックの撥水加工の方法↓