穴があいてしまっては機能が低下してしまい、釣りやサーフィンなど楽しめなくなってしまいます(季節によっては使い物にならなくなってしまいます)

ウェーダーやウェットスーツは使うにつれて劣化してしまう消耗品ですが、簡単に買い換えることのできる安いものでもありませんよね
そんな人も諦めるにはまだ早いです!
この記事では「ギアエイド・アクアシール+FD」を使ってウェーダー補修する手順や用意したもの、注意点なんかを解説します
初めて補修をする私が実際にやってみて感じたことや失敗したことも詳しく解説します
GEAR AID(ギアエイド)
出典:スター商事
ギアエイドはアメリカのマクネット社の新ブランドで補修剤やメンテナンス剤の専門のブランドです
リペア用の接着剤やシールなどを幅広く取り扱い、ウエアなどを長く使うためのメンテナンス用のクリーナーや撥水スプレーを取り扱っています
本日はギアエイドのリペア用補修剤「アクアシール+FD」の紹介です
ギアエイド アクアシール+FD

成分 | ウレタン樹脂80%、有機溶剤20% |
用途 | ネオプレン、ラバー、ビニール、布、革製品等 |
内容量 | 21g |
製造国 | アメリカ |
アクアシール+FDは弾力性のある補修剤で、ネオプレンやラバーなどの補修に適しています
手順
- 補修するウェーダーやウエットスーツの汚れを落とす
- 補修箇所にアクアシールを塗る
- しっかりと乾燥させる
- 2度塗りする
補修するウェーダーやウエットスーツの汚れを落とす

まず、補修を始める前に汚れを落とします
汚れがひどい時や、ピンホールの場所がわからない時には「イソプロピルアルコール」
そんな時は穴が空いている場所を特定するためにイソプロピルアルコールを使用しま。
用意するのは霧吹きスプレーです
イソプロピルアルコールを霧吹きスプレーにいれてウェーダーに吹きかけると穴のあいているところを特定する事ができます
イソプロピルアルコールは汚れの洗浄にも効果的
補修剤をしっかりと接着させるためにも汚れがひどい場合はしっかりとキレイにしてから補修しましょう
補修箇所にアクアシールを塗る

補修箇所をキレイにしたら、早速アクアシール+FDを塗って補修していくわけですが、
アクアシール+FDは開封時はキャップを開けるとチューブにも封がしてあります

チューブに封がしてあるのは薬とかでもよくある事です(オロナインとかもそう)
ですがオロナインなどにはキャップの裏に尖った針がついていて、それを指せば開封できますが、
アクアシール+FDのキャップにはその針が付いていません


では、早速アクアシール+FDを補修箇所に塗ります


広げるために用意しておいたハケですが、
筆のハケは使いにくかったです
- 手についた場合は石鹸で洗い流すか、アルコールを含ませた布で拭き取ること
- 吸い込むと危険なので作業は屋外でやること!(どうしても屋内で作業する時はしっかりと換気すること)
- アクアシールには引火しやすい「トルエン」が含まれていますので火器厳禁!
しっかりと乾燥させる

塗り終わった後は乾燥させます
空気に触れると硬化してくので使用後はしっかりとキャップを閉めて保管すること
2度塗りする(不安な人だけ)

補修は一度塗りでもいいとは思うのですが、私のウェーディングソックスの補修箇所がだいぶ摩耗してしまっていたのと、一度ではなんとなく不安だったので乾いた後にもう一度、アクアシール+FDを塗り、もう一晩おいておきました
仕上がり

固まった後は透明になるので、違いは分かるものの、そこまで目立ちません

アクアシール+FDは乾いた後、伸縮性があるので実際に履いてみてもそこまでの違和感は感じませんでした
まとめ
- 補修するウェーダーやウエットスーツの汚れを落とす
- 補修箇所にアクアシールを塗る
- しっかりと乾燥させる
- 2度塗りする(不安な人だけ)
携帯に便利なサイズもある!
今回紹介したアクアシール+FDには携帯に便利な小型チューブに入っている2本セットのラインナップもあります
おわりに
ギアエイド アクアシール+FDを使ってのウェーダーの補修の解説でした
実際にやってみると難しいことはなく、誰でも簡単に補修することができます
穴があいたらすぐに買い替えるのはもったいないです
補修して使えば経済的ですので、穴があいて諦めている人や、買い替えを考えている人はぜひ一度、試してみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
ではまた!
ウェーダーやウェットスーツに穴があいてしまった