この記事でははがれたソールを「ギアエイドアクアシール+SR」を使って接着する手順や用意したもの、注意点なんかを解説します
ソールの接着を初めてする私が実際にやってみて感じたことや失敗したことも詳しく解説します
何かみなさんの参考になれば嬉しいです
GEAR AID(ギアエイド)
出典:スター商事ホームーページ
ギアエイドはアメリカのマクネット社の新ブランドで補修剤やメンテナンス剤の専門のブランドです
リペア用の接着剤やシールなどを幅広く取り扱い、ウエアなどを長く使うためのメンテナンス用のクリーナーや撥水スプレーを取り扱っています
アクアシール+SR
本日はギアエイドのリペア用補修剤「アクアシール+SR」の紹介です
成分 | ウレタン樹脂80%、有機溶剤20% |
用途 | ネオプレン、ラバー、ビニール、布、革製品等 |
内容量 | 28g |
製造国 | アメリカ |
アクアシール+SRは登山靴やランニングシューズ、クライミングシューズの剥がれてしまったソールの接着や、すり減ったソールを補修することができる接着剤です
用意したもの
はがれてしまったソールの接着をするために用意したものは以下の通り
- アクアシール+SR
- ブラシ
- 布
- ハケ
- 粘着テープ
それでは早速手順を見ていきましょう
手順
手順は大まかに以下4ステップです
- はがれたソールの補修面、その周りの汚れ落とし
- アクアシール+SRを塗布する
- 粘着テープなどで接合面を圧着させる
- 一晩置いて乾燥させる(12時間くらい)
ステップ1:はがれたソールの補修面の汚れ落とし
まずは接着剤を塗る前に靴の汚れを落としておきます
汚れをしっかりと落としたい人はイソプロピルアルコールを使用しての汚れ落としをするとよりきれいになります
ステップ2:アクアシールを塗布する
靴の汚れ落としが終わったら早速アクアシール+SRを塗りますが、アクアシール+SRは開封時にはチューブに封がしてあります
普通だとキャップの裏にこの封を開けるための針がついているのですが、
アクアシールにはついていません(困った)
仕方なく、ネジを使い穴を開けました
アクアシール+SRは水あめのように伸びますので手などにつかないように注意が必要です
さて、開封したら早速アクアシール+SRをはがれた部分に塗りこんでいきます
手ではがれた部分を広げ、アクアシール+SRのチューブから接着剤を適量流し込みます
適量を流し込んだらハケをつかって広げていくのですが、
筆になっているハケはめっちゃ使いにくかったです!!!!
アクアシールが結構固めなのと、水あめのように伸びるので筆のハケでは塗りにくく、結局ハケの背の部分を使って塗り込みました(これなら割り箸などでもぜんぜんよかった・・・)
塗る量はほどほどに
アクアシール+SRを塗る量ですが、そんなにたっぷりと使う必要はありません
と、いうか使いすぎると圧着の時に溢れてきて、えらいことになります(わたしはこれで後々後悔した)
「こんな少ない量で大丈夫?」くらいでOK(圧着する時にちゃんと接着ますので)
ステップ3:粘着テープなどで接合面を圧着させる
アクアシール+SRを塗ったら、しっかりとソールがくっつくように粘着テープを使って圧着します
ステップ4:一晩置いて乾燥させる(12時間くらい)
乾燥までには12時間ほどかかります
さて、一晩寝かして、仕上がりはどうなったかと言うと、
はがれたソールはしっかりとくっついてる!!
けど、
きたなっ!!
アクアシール+SRを塗りすぎてしまい、ガッツリとはみ出ていたのと、粘着テープの粘着が強く、粘着物質が靴に残ってしまいました
靴底部分にも粘着物質が残ってしまいました
アクアシール+SRを塗り込みすぎてしまっていたため、だいぶ溢れてきてしまっていました
本来であれば固まった後は透明になるアクアシール+SRですが、粘着テープがくっついてしまった事もあり、仕上がりはかなり期待状態に・・・
それらをカッターなどで削ぎ落とし、最終的にはこうなりました
まあ、ソールはしっかりくっついたし、また使える状態にはなりました
これを履いてまた山に行けそうです
まとめ
- アクアシール+SR
- ブラシ
- 布
- ハケ
- 粘着テープ
- はがれたソールの補修面の汚れ落とし
- アクアシールを塗布する
- 粘着テープなどで接合面を圧着させる
- 一晩置いて乾燥させる(12時間くらい)
- 養生テープ(粘着テープの粘着物質がつかないようにするため)
- 割り箸やプラスチックのハケ(アクアシールを塗るように)
- ネジなど尖ったもの(アクアシールの開封に必要)
おわりに
ギアエイド アクアシール+SRを使ったソールの接着の解説でした
見栄えはともかく、素人でもはがれたソールを接着することはできます
ソールがはがれてしまって諦めている人はぜひチャレンジしてみてください
最後まで読んでいただきありがとうございました
ではまた!