こんにちは、opoです(opo_85)
本日は源流域に釣りに行くための装備の紹介です
この記事では、ウェットウェーディングスタイルに必要な装備を解説します
ウェットウェーディングに必要な装備が知りたい人や、これから渓流釣りをしたい人はぜひ読んでみてください
源流域では動きやすさが重要!
源流域では、人の手の届かない場所まで入っていくこともあります
両岸が崖だったり、川に木が覆い被さっているような場所も珍しくありません
時には大きな岩を乗り越えたり、滝を登るなど、源流での釣りは、
「動きやすさ」が必要になってきます
濡れないことが前提のウェーダースタイルは、濡れない事が最大のメリットですが、ウェットウェーディングの方が動きやすさの面ではメリットとなります
それでは、早速ウェットウェーディングに必要なものを詳しくみて行きましょう
ウェットウェーディングに必要なもの
源流域での釣りは川幅も狭く、川の中に入りながら遡上していきますので「濡れる事」が前提となります
中でも、膝から下は、水の中に入っていることも多くなるので必須になってくるのが、
「ネオプレーンソックス」と「ゲーターです」
この二つは安全に、快適に釣りをするために欠かせない道具になります
保温性のあるネオプレーンソックスや、ゲーターを着用していれば、水の中でも保温効果があるので冷えを防いでくれます
- ネオプレーンソックス
- ゲーター
- アンダータイツ
- ウェーディングシューズ
それでは詳しくみていくましょう
ネオプレーンソックス
ネオプレーンソックスは一番水に浸かっている時間の多い足を冷えから守ってくれます
ネオプレーンとは
ネオプレーンとはタイヤや、ウェットスーツ、ホースなどにも使われている素材で、専門的な名称はクロロプレンと言われています
生地の厚みによって保温性が高くなり、ダイビングで使われているウェットスーツは生地の厚さは3mm〜5mmくらいが一般的です
渓流用のソックスは1mm〜3mmくらいが一般的です
フォックスファイヤー・ULウェーディングソックス
私が使用しているのはフォックスファイヤーのUL ウェーディングソックスです
このソックスは本体部の生地が1mmと薄く計量・コンパクトになるのが特徴です
私は、源流域まで徒歩で歩くことを想定して装備を選んでいるので、できるだけ軽量で、コンパクトになるものを探すようにしています。そこで見つけたのがこのソックスでした
生地が薄い分、保温性は劣りますが夏場などはこれで快適に釣りができます
ソックスを選ぶ時のサイズ感について
ネオプレーンソックスはフィット感が重要になってきます
ソックスの中に入ってきた水が、体温によって温められることによって保温してくれます
ゆるいサイズのソックスを履いている場合には、水がどんどん出ていってしまいますので、保温されにくくなってしまいます
サイズで迷ったら足のサイズのジャストを選ぶか、少し小さめを選びましょう!
伸縮性のある生地ですので小さめを選んでも多少伸びてくれるので大丈夫です
中で足がすべる場合は靴下を重ねて履くのがおすすめ!
普通の靴下と言ってもなんでもいいわけではなく、速乾性の高い素材を選ぶこと
私はインジンジのライナークルーを履いています
速乾性の高い生地が使われていて、5本指ソックスなので快適です
ライナークルーは重ねて履くことを前提として作られているので生地が薄く、重ねて履いても圧迫感がないのがおすすめのポイント!
ライナークルーに関して詳しく知りたい人はぜひ過去の記事もご覧ください
ゲーター(ゲイター)
ソックスと合わせて必要なのがゲーターです
ソックスは足首までをサポート・保温してくれるのに対して、ゲーターは膝までをサポート・保温してくれます
ゲーターが必須だと思うのは保温のためだけではありません
実際に釣りをしていると、ヒザをつくことがすごく多いんです
何もない状態だと膝が痛いです
また、源流は岩場が多いので、バランスを崩してひざをついてしまうこともあります
その時も何もない状態ではものすごく痛いのですが、ひざにパッドがあることでひざを付いた時でも痛みが軽減されます
ゲーターは保温だけでなく、ケガの予防や、足の保護のために必要な装備です
フォックスファイヤー ULウェーディングゲーター
私が使っているのがソックスと同じくフォックスファイヤーの
「ULウェーディングゲーター」です
厚さが1mmでソックス同様、保温性がすごく高いものではありませんが、軽量でコンパクトになるため携帯性に優れています
装着は簡単で、後ろ側にマジックテープがついているのでそれで止めるだけです
フォックスファイヤーのゲーターは、シューズの靴ひもに引っ掛けておけるフックもついているので、これを靴ひもにかけておけばよりズレることを防ぐことができます
体験談・転んだ時にゲーターを装着してたから帰ってこれた
源流まで釣りに行っていた時にちょっとした油断で転倒してしまったことがありました
手に持っていた竿はバキバキに折れてしまい、私は足のスネを強打しました
転倒直後から、ぶつけたスネはものすごく痛くて、しばらく歩けなかったのですが、少し休んだことで歩けるようになり、無事に車まで帰ってくることができました
ゲーターがなければもっとひどいケガになっていたかもしれません
自然の中での釣りは気持ちいいですが、一歩間違えたら危険なのが自然です
源流ともなると電波の届かないケースも多々あります
怪我は命の危険に繋がるリスクになってきますので必要な装備はしっかり身につけて釣りを楽しみましょう
アンダータイツ
源流釣りでは基本的に肌の露出は避けるようにしています
長袖を着ていれば防虫効果もありますし、場所によってはマムシも生息しているので、できるかぎり長袖を着るようにしています
ネオプレーンソックス、ゲーターとセットで必ず履くのがアンダータイツです
ウェットスーツほど保温はしませんが水に強く、速乾性があり、濡れてもすぐに乾くので濡れることが前提の源流釣りではアンダータイツも必須の装備です
専用のタイツを選ばなくても速乾性の高い生地を使ったタイツであれば代用が可能です
そんな人は、登山用やスポーツ用のアンダータイツでも代用することができなくはありません
専用のネオプレーン素材のタイツに比べてば性能はやや劣るものの、速乾性が高いので濡れてもすぐに乾き、保温性のあるタイツなら代用できます
フォックスファイヤー ウェットウェーディングタイツ
フォックスファイヤーのアンダータイツは水陸両用での使用が可能で、ヒザにはゲーターがズリ落ちにくくなっているニーパッドが入っています
ファイントラック ラピットラッシュタイツ
撥水性の高い、ラピットラッシュタイツは薄手なので夏場の使用がメインになりますが、水の中と陸を行き来する、源流釣りにぴったりなタイツです
ウェーディングシューズ
ウェットウェーディングに関わらず、渓流釣りに行くなら絶対に必要なのがウェーディングシューズです
ソールが特殊な構造になっていて川の中でも滑りにくいようになっています
川は滑りやすいのでウェーディングシューズは必須の装備です
ウェーディングシューズはフェルトソールとラバーソールの2種類が一般的で、それぞれに特徴があります
川の中のぬるぬるしたこけや岩などで高いグリップ力を発揮してくれますが、落ち葉の上や土の斜面では滑りやすいので注意が必要です
川の中のぬるぬるしたコケへのグリップ力は劣るものの、濡れた岩などではしっかりグリップしてくれて、落ち葉や土でも安定したグリップ力を発揮してくれてオールラウンドに使うことができます
この記事ではウェットウェーディングに必要な装備を解説しているのでウェーディングシューズについては割愛します
ウェーディングシューズについて、フェルトかラバーかどちらがいいか?についてはこちらの記事で詳しく解説しています
その他のウエア・パンツ・トップス
着ていくウェアは、濡れても乾きやすい速乾性のある素材を選ぶ必要があります
パンツ
アンダーウェアの上にはハーフパンツを履いています
私はパタゴニアのバギーズパンツを使っています
バギーズパンツはインナーがついていることで水着としても使えるのがメリットですが、釣りの場合はインナーは不必要です
下着を履いて、アンダータイツを履いて、インナーがあるとゴワゴワして快適ではないので、インナーを取り外して使用しています
バギーズパンツのインナーを外すと普段使いも快適になるのでおすすめです
トップス・シャツ
アンダーには季節を問わず、ファイントラックのドライインナーを着ています
速乾性があり、保水しないので汗をかく時や、濡れてしまうような時でもドライな状態になるのでおすすめです
ファイントラックのドライレイヤーの上には速乾性の高い長袖のTシャツを着ています
夏はもうこれだけでOKです
足を濡らしたくない人は防水ソックスという選択も
ここまで濡れることが前提のウェットウェーディングの装備について話してきましたが、濡れることでのデメリットもあります
ネオプレーンソックスを履いて長時間濡れた状態でいると足がふやけてしまいます
足がふやけた状態でいると、帰りの歩きで靴ずれをおこしてしまったりすることもあります
そんなリスクを回避したい人や、足を濡らしたくない人には
防水ソックスもおすすめです
カスケット社の「防水ネオプレンソックス」は防水水の侵入を防いでくれるので足を濡らしたくない人にはおすすめです
カスケットの防水ソックスについて詳しく知りたい人はホームページへ
ウェットウェーディングの魅力(メリット)
ウェットウェーディングに必要な装備の解説をしてきました
ウェットウェーディングの魅力は、「身軽さ」と「暑さに強い」ことです
身軽さ(軽量・コンパクト)
ウェットウェーディングの魅力はなんと言ってもその「身軽さ」です
ウェットウェーディングに必要な装備は、ウェーダーに比べて軽量・コンパクトなるのでバックパックに装備を収めることができるので徒歩で川まで時間がかかる時でも持ち運ぶことができます
ウェットウェーディングは暑さに強い
7月、8月は標高の高い、源流域でもそれなりに気温が高くなります
山岳域でも25℃を超えるような場所もありますが、
ウェーダーを着ていたら暑さと蒸れで汗だくです(ムレムレです)
それに比べ、
ウェットウェーディングなら暑ければ薄着になることで温度調節ができますし、気温が高い中では冷たい川の水も気持ちよく感じます
夏には川の冷たさを感じながら爽快に釣りを楽しめるのも魅力です!
おわりに
いかがでしたでしょうか
源流釣りに行く為の基本の装備「ウェットウェーディングに必要な装備」の紹介でした
安全確保のためにも必要な装備を揃えて源流に釣りに行きましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました
何かみなさんの道具選びの参考になれば嬉しいです