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レビュー【トランギア・アルコールバーナー】故障なし・ノーメンテで使えるタフなストーブ!

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こんにちは、opoです。(opo_85)

キャンプで使うバーナーが欲しい

バーナーといえば「ガスバーナー」や「ガソリンストーブ」が使いやすくてメジャーだったりしますが、私は好んで「アルコールストーブ」を使っています。

アルコールストーブを使うなら「トランギア・アルコールバーナー」がおすすめ

この記事ではトランギアのアルコールバーナーをレビューします

真鍮製のバーナーは他にはない「色気」があります

トランギアのアルストは初心者にも使いやすく、初めてのアルストにおすすめ!

トランギア・アルコールバーナー 

トランギアは1925年に創設されたスウェーデンのアウトドアメーカーでクッカーやバーナーなどをスウェーデンで作っています。代表的なのはストームクッカーやケトル。メスティンです。メスティンはレシピ本が発売されているほど爆発的な人気で品薄になっていることもしばしば。

ブランドについて詳しくはこちらから

収納納サイズφ7.5×H4.5cm
重量110g
燃焼時間アルコールタンク2/3の注入量で、約25分間燃焼
価格¥ 3,300(税込)
2024年4月調べ

トランギアのアルストをおすすめする理由 

  1. 丈夫・故障知らず
  2. 静か
  3. 軽量・コンパクト
  4. 寒さに強い
  5. 燃料が手に入れやすいく、安価
  6. 本体に燃料を入れての携帯が不可能ではない
  7. 火消し蓋があること
  8. 真鍮の味わい・アナログさ 

丈夫・故障しにくい

アルコールストーブ(以下アルスト)は、点火して本体が加熱される事で燃料が気化し、燃焼する構造になっています。

シンプルな構造なため故障しにくいです。というか故障する場所がありません(破損して穴が空くとかくらい・・・)

静か・点火中は無音

ガスバーナーなどは点火すると音がします。アルコールストーブはそれがない。静かです。

ついているか分からないくらい静かなので炎の見えにくい昼間は火傷に注意です。

静かであることと、日中は炎が見えにくいので火傷に注意が必要です。

混んでいるテント場やキャンプ地ではガスバーナーの点火音が騒音となってしまう事もあって深夜早朝の使用には気を使いますが、アルストなら無音なので気にする必要がありません。飲みたい時に遠慮なくコーヒーが飲めます。

軽量・コンパクト

重量が110グラム。

ガスバーナーやガソリンストーブと比べて軽量です。

持って行く燃料の量にもよるとは思いますが、一般的なガスバーナーなどと比べ、日帰り〜1泊程度なら燃料を合わせた総重量はアルスト方が軽くできます。

寒さに強い 

ガスバーナーの場合、寒冷地用のガスを用意したりする必要がありますが、アルコールストーブの場合、燃料は同じで大丈夫です。

氷点下の時には火力が安定するまで少し時間がかかることもありますが、真冬のキャンプでも点火できなかったことはないです。

極寒の環境ではプレヒートが必要になる

寒さに強いと言いましたが、極端な低温環境では対策が必要になります。

アルコールストーブは燃料のアルコールに点火し、本体が加熱されることによりアルコールを気化し、燃焼します。

極端な低温環境では「プレヒート」をする事で使用できるようになります。

トランギアのアルコールバーナーにはプレヒート用のプレートがあるので低温での使用を考えている人は一緒に揃えておくと便利です

燃料が手に入れやすく、安価 

アルコールストーブ用の燃料は入手がしやすいです。

ドラッグストアでも燃料が手に入るのを知っていますか?

ガスバーナーの場合、CB缶の燃料は手に入りやすいですが、OD缶の燃料はアウトドアショップなどでないと手に入りません。

アルコールストーブの燃料はドラッグストアでも買えるのですごく便利。しかも燃料も安価で買うことができます。

ガスカートリッジと違い、必要な分だけ持ち出せる

ガスバーナーにもメリットはありますが、大きな違いとして、アルコールは必要な分だけ持ち出す事ができます。

例えば日帰り登山で、山頂でコーヒーやスープを飲むくらいでよければ燃料は30mlもあれば十分なので、140gで済みます。

家に使いかけのガスカートリッジ増えてませんか?

ガスカートリッジは残量の確認が難しく、登山やキャンプの度に新品にしてしまいがち

そうすると家には使いかけのガスがどんどん溜まっていきます(収納スペースも必要)

アルコールストーブは必要な分の燃料持ち出しや、確認が容易なので収納スペースは増えないし、燃料を無駄なく使う事ができます

本体に燃料を入れての携帯が不可能ではない

アルコールストーブの場合、基本的には燃料は入れた分を使い切りになります。

ですがトランギアのアルコールバーナーは密封できるネジ式のキャップ付きなので本体に燃料を入れて携帯する事が不可能ではありません。

本体に燃料を入れての携帯はメーカーは推奨していませんので自己責任で。

(ちなみに私は今まで問題なく携帯できています)

火消し蓋があること

付属している火消し蓋を使えば何かあった時にすぐに消火する事ができます。

慣れてくるとあまり使わなくなりますが、慣れないうちはすぐに消化できるのは便利でした。

火消しフタは火力調整もできる

火消し蓋にはギミックがあって、グレーの部分をスライドさせることによりわずかですが火力の調整が可能です。

基本的に火力の調整ができないのがアルストのデメリットですが、トランギアのアルストなら火力の調整もできます(使用する五徳の形状によってはこの蓋は使えないので注意)

真鍮の味わい・アナログさ

私は真鍮の素材が大好きなのでおすすめします。

経年劣化による味わいは愛着を持てること間違いなしです。

アナログなギアではありますが、そこがまたイイ。少しの不便さがまたキャンプを楽しくしてくれます。

弱点(デメリット)

当然ですが弱点もあります。

  1. 火力が弱い
  2. 微調整が難しい
  3. 五徳が必要
  4. 液体燃料の持ち運び 

火力が弱い

ガスバーナーはレギュレーターが付いていて、圧縮したガスの噴射量を変える事で火力を高める事ができますが、アルストは気化された燃料が燃焼しているので火力はガスバーナーと比べて劣ります。

お湯沸かしたり、炊飯など、調理には十分な火力はありますが、強火調理でキャンプ飯を作りたい人にとっては使いにくいです。

微調整が難しい 

火力の調整が難しいのもデメリット。

火力調整用の蓋を使って多少の調整できますが、ガスバーナーに比べると火力の微調整は難しいです。

火力調整が必要な調理には向きません。

そのままでは使えない。五徳が必要

アルコールストーブ単体では使えません。五徳が必要です。

私はエバニューの五徳を使用しています。チタン製で軽くて丈夫。使用中は熱くなるので火傷に注意が必要です。

エバニューの五徳を短くカットして使っています

液体燃料の持ち運び

燃料が液体なので少し注意が必要です。

漏れないようにする必要があります。

トランギアのフューエルボトルや小分けにできるパウチがおすすめ。

私は一泊のキャンプの時にはパウチ容器に入れて燃料を持っていきます。

基本的に調理は焚き火でするので使うのはお湯を沸かす時くらいなのでこれくらいで十分足ります。

メモリ付きで計量することができるボトルも便利です

必要な分だけを計れたら燃料を無駄にすることがなくなります

 

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おわりに 

現代の最新のギアと比べるとアナログで不便なところはありますが、そこがまたいいところであったりします。

真鍮の味わいもたまりません。是非使ってみてほしいギアです。

何かみなさんの道具選びの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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