ハイキングメモ PR

登山記録【八ヶ岳・硫黄岳】1泊2日・本沢温泉テント泊 温泉満喫コース

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

コース詳細:Day2

コース概要DAY2

本沢温泉 → 夏沢峠 → 硫黄岳 → 夏沢峠 → オーレン小屋 → 夏沢鉱泉 → 桜平ゲート → 桜平(中)駐車場中 

本沢温泉 → 夏沢峠(約1時間15分)

Day2は朝7時に出発の予定だったので5時過ぎには起きて朝食と撤収をします

朝食にはラーメンを食べました(水は多く使いますが体が温まるのでおすすめ)

この日も前日ほどではないものの、天気はいいです

朝の気温はマイナス8℃

歩き出しはかなり寒いので厚着をして、徐々に脱いでいきましょう

前日に下ってきた道は急登ではありませんが夏沢峠まではずっと登りなのでなかなかキツいです

人一人が歩けるほどの道幅の樹林帯の中を1時間15分ほど歩くと夏沢峠に到着します

何ヶ所か道幅が狭く、木の無い所を通る時は慎重に!

夏沢峠にはヒュッテ夏沢があり、宿泊も可能です

ヒュッテ夏沢

標高2440mに位置する場所にあり、北八ヶ岳と南八ヶ岳の分岐点にある山小屋です

7、8月のみ営業し、夏シーズンの平日は貸切使用が多いため利用は土日に限られることも

2022シーズンはコロナの影響で閉鎖

2023シーズンは営業予定です(詳しくは要確認)

 

夏沢峠 → 硫黄岳(約1時間15分)

夏沢峠からいよいよ硫黄岳山頂を目指します

ここからは登りが急であるのと、樹林帯を抜けて岩稜線をあるくのでトレッキングポールからピッケルに持ち替えました 

硫黄岳に向かう頃には薄い雲がでてきていて、雲の動きも早いので風が強く吹いている事が分かります

本沢温泉からの歩きで体は温まっていたのですが、強風と、標高を上げることで気温が下がると考えてウエアは脱がずに歩くことにしました

夏沢峠から5分ほどで木々が少なくなり、急登が始まります

急登の後は岩稜線歩きになります

雪と岩のミックスされた登山道は思ったよりも歩きにくく、斜面には木がないので転んだりしないように慎重に進みましょう

強風と、登りがキツく、ペースを落として進んだので暑さは感じませんでした(むしろ顔とかは寒いくらい)

顔は覆えるようにバラクラバを用意しておくと安心です

バラクラバとは目の周り以外を覆うことのできるいわゆる「目出し帽」で、防寒対策として最適です

岩稜線を登っていくにつれてケルンが何個も出現します

硫黄岳の馬蹄形の爆裂火口が近くなってきます(かなりの迫力です)

ケルンとは

石を積んで目印や道標にしたもの。山頂や稜線などでよくみられる

看板がついたケルンもあり、雪で登山道が分かりにくい時でも道標になってくれています

夏沢峠から1時間15分ほど登ると硫黄岳山頂に到着します(キツい登りだったので体感ではもっと時間がかかったように感じました)

硫黄岳山頂は広々としていて、360度の展望が広がります

山頂に着いた時の気温はマイナス4度でしたが、風が強く吹いていたため、体感ではかなり寒かったです(マイナス10℃はあるんじゃないかと思ってました)

風が強いと汗が冷えやすく、体もすぐに冷えてしまうので山頂に着いたらすぐに一枚上着を羽織りましょう

手袋をはずしていたらあっという間にキンキンに冷えてしまいました

冬季は凍傷や低体温症になりやすいので気をつけること!

写真撮影などスマホを使うときにはタッチペンがあると便利です

キースマートのタッチペンは重量2グラムの超コンパクトタッチペンで、登山での使用におすすめ! 

硫黄岳 → 夏沢峠(約45分)

風が強く、あまり長く山頂にいることもできないので休憩は夏沢峠かオーレン小屋でするのがおすすめです 

登ってきた道を下るとまた違った景色が見る事ができて新鮮です(登りはキツくて余裕もなかった)

晴れた日には天狗岳などの景色も見る事ができ、さらに西には北アルプスや中央アルプスまで見る事ができます

強風で雪がついていないところは動きやすい岩があるので慎重に進みましょう

斜面が急なところもあるので気をつけて進む事!

下りは45分ほどで夏沢峠まで戻ってくる事ができました

夏沢峠 → オーレン小屋(約20分)

難所もなく、心地のいい傾斜の登山道を下っていきます

静かな樹林帯なので軽快にすすんでいけます

帰りはこのオーレン小屋でアイゼンからチェーンスパイクに履き替えましたが、この先もまだ雪が多いので夏沢鉱泉まではアイゼンでいきましょう(私は失敗しました)

オーレン小屋 → 夏沢鉱泉(約1時間15分)

オーレン小屋を過ぎると沢沿いの登山道になります

冬季は沢は雪に埋もれてしまいますが、それでも下っていくと徐々に渓相が見る事ができ、違った景色を楽しむ事ができます

渓流は凍りついている所があったりで自然が作り出した氷の模様が幻想的でした

夏沢鉱泉に到着するとここからは林道歩きになります

ここからはチェーンスパイクや軽アイゼンでも大丈夫です

夏沢鉱泉 → 桜平ゲート(約20分)

ここまで下りてきて時間はお昼を過ぎていたので気温上昇で林道の雪が少し溶けてきていました

水たまりになっているところもあったので車の轍(わだち)を避けなながら、歩きやすい路面を探しながら歩きます

20分ほどで桜平のゲートに到着できます

地面がデコボコで、登山道の方が歩きやすかったです

桜平ゲート → 駐車場(約15分) 

私たちが駐車したのが桜平「中」駐車場なのでゲートから15分ほどで到着です

Day2の見どころは硫黄岳からの大迫力の景色!

Day2の見どころは大迫力の景色!

硫黄岳の山頂からは南八ヶ岳の山々が見え、反対側には天狗岳を一望する事ができます(寒さで天狗岳の写真を撮り忘れてしまいました)

遠くには北アルプス、中央アルプスをバッチリ見る事ができます

山頂までの道のりもケルンと、その先に見える硫黄岳の岩稜線は大迫力です

桜平駐車場までのアクセス

桜平駐車場に1番近いインターは「諏訪南インター」です

インターからはおよそ20キロほどで、30〜40分ほどで到着します

林道に入ってからの路面状況によってはもう少し時間がかかります

林道からは雪道になりますので運転は慎重に!

最寄りのスーパーやコンビニ

登山口の近隣にコンビニはありません

買い出しは高速道路ICの近くで済ませましょう

諏訪南ICの近くにファミリーマート諏訪南インター店があります

下山後の楽しみ 

近隣の温泉:「夏沢鉱泉」か「もみの湯」

夏沢鉱泉では宿泊者以外でも700円で入浴することができます

現在では感染対策の為、日帰り入浴を休止しています

最新の状況についてはこちらからご確認ください

夏沢鉱泉で入浴した場合、入浴後にまた駐車場まで歩かないといけないのがデメリット

下山後に立ち寄るならもみの湯が近くておすすめです

樅の木荘にあるお風呂で日帰り入浴が可能

もみの湯

料金大人:650円 子供:300円
開館時間AM10:00~PM 9:30(最終受付PM 9:00)
休館日第3水曜日(祝祭日の場合は翌日)
施設大浴場/露天風呂/サウナ/リフレッシュルーム/大休憩室完備
2023年3月調べ

より詳しく知りたい人は公式ホームページをご覧ください

道の駅:こぶちざわ

道の駅に寄り道するのであれば「こぶちざわ」がおすすめです

桜平駐車場からは少し離れていて、約40分ほどかかりますが、

道の駅こぶちざわには日帰り温泉(延命の湯)や宿泊施設も併設されているので下山後の入浴と一緒に道の駅でお土産などの購入も楽しめちゃいます

私も下山後に入浴で立ち寄りましたが、おふろが広くて最高でした(サウナ完備ですが定員4人で狭いです)

延命の湯

料金大人:830円 子供:420円
営業時間AM10:00~PM 22:00(最終受付PM 21:30)
休館日不定期(要確認)
施設大浴場/露天風呂/サウナ/大休憩室完備
2023年3月調べ

首都圏に帰る人にはおすすめの道の駅です

おわりに

初めての冬期の雪山登山、硫黄岳に1泊2日でテントを背負って行ったきた体験談でした

1泊2日でのんびり歩くプランは体力に自身のない方にもおすすめです(私のような)

冬季の雪山は危険もいっぱいですが、装備を整えていけば楽しむ事ができます

テントを背負って山に登りましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました

何かみなさんの登山の参考になれば嬉しいです

1 2
ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA