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初めての【冬山登山・八ヶ岳テント泊】持って行ってよかった道具・12選!

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こんにちは、opoです(opo_85)

  • 雪山の登山で便利だったものが知りたい
  • 持って行って使わなかった(使えなかった)道具が知りたい

私が初めての雪山登山、八ヶ岳連峰・硫黄岳に1泊2日テント泊で行った時に便利だった道具12選の紹介です

これから雪山登山にチャレンジする人や装備が知りたい人のの参考になれば嬉しいです

雪山登山に持って行ってよかったもの12選!

この記事で紹介する持って行ってよかった12の道具は以下の通りです

  1. 魔法瓶
  2. ステンレスボトル
  3. 小分けになったお菓子
  4. スライダー付きのジップロック
  5. ポリ袋・ビニール袋
  6. モンベルのコーヒードリッパー
  7. てぬぐい
  8. タッチペン
  9. 0.1mケーブル
  10. モバイルバッテリー
  11. カイロ
  12. 日焼け止め

持って行った装備一覧はこちら

初めてテントを背負って八ヶ岳の硫黄岳に登った時の記事はこちら

それでは持って行ってよかった道具について詳しくみていきましょう

魔法瓶(サーモボトル)

冬季の雪山は昼間でも氷点下の事が多く、とにかく寒いです

飲料水も氷点下の環境では放っておくと凍結してしまい、飲む事ができなくなってしまいます

飲料水の凍結対策として便利だったのが魔法瓶です

山の上ではテントの中でも氷点下だったので、ペットボトルに入れていた水は凍ってしまいましたが、

魔法瓶に入れている水は凍る事なく翌朝も飲む事ができました

私が持って行っ魔法瓶は山専用のサーモボトルとかではなく、普段使いしているものですが、効果はばっちりありました

デメリットとしては普通のボトルに比べて重たくなってしまう事です

魔法瓶やサーモボトルを持たないで行くなら別で凍結対策はしましょう! 

ペットボトルに入れている水を凍らさないようにするには、寝る時に寝袋の中に入れて一緒に寝たり、行動中はバックパックの背面にパッキングする事で人の体温により凍結を防ぐ事ができます

ステンレスボトル 

シングルウォールのステンレスボトルは多種多様な使い方のできる便利な道具です

シングルウォールの便利な使い方
  • 水筒
  • 直火にかける事ができるのでヤカンの代用品
  • 湯たんぽ

雪山での登山・キャンプの経験がなかったため、水がどのくらい凍ってしまうかや、二日目にどのくらいの水がいるかの勝手が分かりませんでした

もし飲み水を凍らせてしまっても直火にかけて溶かすことのできるステンレスボトルは経験の少ない私にとっては頼りになる道具でした

ちなみに、

今回ステンレスボトルが1番役に立ったのはテント場で暖をとるためです

沸かしたお湯を入れて寝袋の中にいれていたので翌朝まで凍ることもありませんでした

沸かしたお湯を入れて汗で濡れたウエアなどを巻き付けることで早く乾かす事ができたのもよかったです(これは体感的に熱で早く乾いたように感じました)

広口のボトルは水場(沢)での水汲みにも便利!

デメリットは魔法瓶と同様、プラのボトルと比べて重たい事です

小分けになったお菓子(行動食)

小分けになったお菓子がこんなに便利だと感じた事はありませんでした

雪山では常に手袋をします

手袋を外すとすぐに指先が冷えてしまうからです

小分けになったお菓子は手袋をしたままでも袋に口をつけて食べる事ができるので手袋をしたままでもOK

手袋にお菓子が付く事なく食べ切る事ができます

小分けになっている事で1回分の行動食として計算しやすいのもよかったです

スライダー付きのジップロック

小分けになっていないお菓子はスライダー付きのジップロックに入れる事で開閉がしやすかったです(これ本当におすすめでした)

スライダーがついていないタイプは開けるのは楽ですが閉める時に手間がかかります(手袋をしていると特に)

手袋をしていてもスライダーで簡単に開閉できるのでストレスはありませんでした

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ポリ袋・ビニール袋

ポリ袋は行動中はバックパックのパックライナーとして使い、テント場では登山靴などをテント内に入れるために使いました

バックパックの外側にピッケルやトレッキングポールをつけた場合、バックパックカバーは使えません

そんな時に便利なのがポリ袋です

ポリ袋をパックライナーとして使う事で寝袋などを水濡れから守る事ができます

行動中はパックライナーとして使っていたポリ袋は寝る前に登山靴をテント内に入れる時にも便利

登山靴も汗などで多少湿ってしまうので凍結予防として寝る前にはテントの中に入れました

前室などに置いておくと靴の中の水分が凍ってしまい、翌朝の行動を始める時に足先が冷えるのを予防することができます

靴を野ざらしにして、翌朝に靴の中が凍っていた事はキャンプの時に身をもって体験した事があります

こうなるとなかなか足は温まらないので注意しましょう

ポリ袋は市販の厚手のポリ袋です

私は50リットルのバックパックをつかっているので45リットルのポリ袋を使用しています

ビニール袋は新雪でペグが刺さらない時に重りにするために持っていきました

しばらく雪は降っていなかったのか、テント場の雪は踏み固められ、凍っていたので今回出番はありませんでしたが持っていると便利です

モンベルのコーヒードリッパー

飲み水を確保するために雪を溶かしたり、水場で沢の水を汲むとどうしても不純物が入ります

モンベルのコーヒードリッパーを使う事で不純物をろ過する事ができます

多少の不純物なら飲めないこともありませんが、コーヒードリッパーでろ過すると不純物なく飲む事ができます

紙のドリッパーでもできますが、モンベルのコーヒードリッパーは4gと超軽量で何度も使えるのでおすすめ!

詳しくはこちら 

コーヒードリッパーでのろ過はあくまで目にみえる不純物を取り除くだけです

浄水するわけではないので飲める水である事が前提です

てぬぐい 

手拭いは雪山登山に限らずとも超便利なアイテムです

汗拭きタオル、鍋つかみ、結露ふき、ちぎって包帯、頭に被って帽子(ほっかむり)、マスクにして防塵など多種多様に使えます

持っていると何かと便利なのでキャンプや釣りの時にも必ず持っていきます

今回の雪山登山でも結露をふいたり便利でした

(温泉に入った後にテントの外に置いていたらガチガチに凍ってしまいました)

タッチペン

雪山登山では手袋はできるだけ外さないようにします(寒いから)

スマートフォン対応のグローブであっても操作がしにくい事も多く、結局手袋を外さないと操作できない事も(私の手袋)

スマートフォンの操作にはタッチペンがあるとだいぶストレスがなくなります

タッチペンがあったことで山頂での写真撮影時など手袋を外さずに操作でき、寒い思いをしないで済みます

キースマートコンパクトタッチペンは2gと超軽量なので登山での使用におすすめです 

極短!0.1mケーブル

スマートフォンを充電しながら行動する事もあります

そんな時に長いコードだと取り回しがしづらく、ポケットに入れるにもかさばってしまいます

0.1mのコードならポケットに入れても邪魔にならずにかさばらないので取り回ししやすくて便利です

ずっとストレスに思いながら長いコードを使ってきましたが、0.1mのコードを使い始めてから本当にストレスがなくなりました(なんでもっと早く買わなかったのか)

モバイルバッテリー二つ 

気温が低いと携帯のバッテリーがすぐになくなる

こんな経験したことありませんか?

低温環境ではバッテリー内部の電解液が冷えて、粘度が上がってしまい、内部抵抗が大きくなる事で電池持ちが悪くなってしまいます

低温環境で使用した場合、モバイルバッテリーが全く使えずにスマートフォンの充電ができなかったら死活問題になってしまいます

そんなリスクを回避するためモバイルバッテリーを二つ持っていきました

これは今回実際にあった話で、テント場で充電しようと思ったらフル充電したはずのバッテリーが全く使えなかったんです

予備でもう一つ持っていていたので無事に充電することができました

バッテリーの電池持ちについて詳しくは「KDDIトビラ」ホームページをご覧ください

カイロ:桐灰「マグマ」

カイロが便利なのは人が暖をとるためだけではありません(指先を温めるのに便利ですが)

ガスストーブは点火するとカートリッジがどんどん冷たくなってしまいます

カートリッジが低温になると火力が弱くなったり、調節ができなくなってしまったりと支障がでますが、そんな時にカイロでカートリッジを温めてあげることで復活します

モバイルバッテリーやスマートフォンも温めておくことでバッテリーを長持ちさせる事ができるのでポケットに一緒に入れています

カイロには貼るタイプと貼らないタイプがありますが、私は貼らないタイプを好んで使っています

紹介したように、カートリッジを温めたり、バッテリーを保温したり色々使うので貼らないタイプの方が調子がいいからです

カイロは桐灰のマグマがおすすめ!低温でもしっかり熱くなります!

基本的にどの携帯会社も電話をカイロで温める事は推奨していません

その理由は、カイロの熱により携帯電話が高温にさらされ、バッテリーに損傷が生じる可能性があるためです

バッテリーをカイロで温めることは自己責任でお願いします

(私自身はカイロで温める事はよくしていますが支障はでていません)

カイロを使わない場合、ウエアのインナーのポケットなど、体温で温められるような場所に入れておくと体の熱で保温されてバッテリーの持ちが良くなります

日焼け止め(必須) 

これは冬山は絶対に必要です

雪山は曇っていても紫外線が強く、日焼けをします

晴れている日にはさらに日焼けしやすいので必ず持っていきましょう!(今回持っていくのを忘れてしまい、一緒に行った友人から借りました)

私は日焼け止めを塗っていたにも関わらず、日焼けをしていて、下山後はかなりヒリヒリしました

使わなかったもの(使えなかったもの) 

雪山に持って行って便利だったものを紹介しましたが、使わなかったもの(使えなかったもの)も紹介します

使わなかったもの(使えなかったもの)
  1. バックパックのショルダーベルトに取り付けるポーチ
  2. 浄水器
  3. ウエットティッシュ

ショルダーベルトに取り付けるポーチ

パーゴワークスのスナップはバックパックのショルダーベルトに取り付けて使う便利なポーチです

ですがスナップは雪山において持って行ったのは失敗でした

と、いうのもスナップの用途として携帯電話を収納して写真など撮りたい時にすぐにアクセスできるように持って行ったのですが、氷点下の環境でスマホを外ポケットに収納しておくとバッテリーの消費が激かったため、スナップはほどんど出番がありませんでした

低温環境では電子機器を外気に晒すのはNGです

浄水器 

沢の水や雪を溶かして水を確保する際に使おうと思っていた浄水器

低温環境では浄水器の中が凍ってしまい、使い物になりませんでした

使うとしたら体の体温で温めておくなど対策をしないと使えません

私はバックパックの中に入れていただけだったので完全に凍ってしまい、使う事ができませんでした

ウエットティッシュ 

ウエットティッシュも凍ってしまうので使えません

というか、そこらじゅうに雪があるのでウエットティッシュが必要ならティッシュを濡らして使えばいいので出番もありませんでした

キャンプでは何かと便利なウエットティッシュも雪山では意味のないものとなってしまいました

まとめ 

持って行ってよかったもの12選
  1. 魔法瓶:飲料水の凍結対策
  2. ステンレスボトル:湯たんぽで寒さ対策・飲料水の凍結対策
  3. 小分けになったお菓子:グローブをしたまま食べられる
  4. スライダー付きのジップロック:グローブをしたまま開閉できる
  5. ポリ袋・ビニール袋:パックライナーにして防水対策・登山靴をテント内に入れるときの袋に/ペグの代用
  6. モンベルのコーヒードリッパー:不純物のろ過
  7. てぬぐい:汗拭タオルとしてやテント内の結露を拭いたりなど
  8. タッチペン:寒さ対策、グローブをしたまま携帯操作ができる
  9. 0.1mケーブル:ポケットに入れるときなどかさばらない
  10. モバイルバッテリー(2個):低温でのリスク回避のため
  11. カイロ:ガスカートリッジやスマホ、バッテリーの保温(事故責任で)
  12. 日焼け止め:雪山では日焼けしやすいので必需品!
使わなかったもの(使えなかったもの)
  1. バックパックのショルダーベルトに取り付けるポーチ
  2. 浄水器
  3. ウエットティッシュ

おわりに

雪山登山に持って行ってよかったもの12選の紹介でした

初めての冬季登山テント泊で勝手が分からずに持って行っても使えないものや、失敗もありましたが天気にも恵まれ、冬の絶景をみることができました(最高でした)

これから雪山登山にチャレンジする人や、雪中キャンプに行く人は参考にしてみてください

最後まで読んでいただきありがとうございました

この記事が何かみなさんの役に立てば嬉しいです

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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