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テント泊の5つの魅力|初心者におすすめな【テント場・5選】

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こんにちは、opoです(opo_85)

  • テント泊登山の魅力が知りたい
  • テント泊デビューにおすすめのテント場が知りたい

この記事では、テント泊の魅力をお伝えしつつ、初心者におすすめなテント場を5箇所紹介します

これからテント泊デビューする人にもおすすめです!

テント泊登山の魅力

山の上で泊まるということは、寝るためのテントや寝袋を担いで山に登るため、装備は重くなりますし、体にかかる負担も大きくなります。

ですが、そんなデメリットがあったとしても私はテント泊が大好きで、虜になってしまっています

テント泊・5つの魅力
  1. 景色をゆっくりと楽しむ事ができる
  2. 特別な時間帯の景色を見る事ができる
  3. 日帰りでは楽しめない!山頂でビール!
  4. 疲労の回復・余裕のある行動が可能
  5. 行動範囲が広がる

テント泊の魅力について詳しく見ていきましょう

景色をゆっくりと楽しむ事ができる

登山の醍醐味といえばやっぱり「景色」ですよね

山頂からみる景色を目的に登山をする人は少なくありません(私もそう)

登頂して、景色を楽しみながら過ごすのは至福の時間ですが、日帰りの場合、暗くなる前に麓まで下山しなくてはならないので景色を楽しめる時間は限られてしまいます

テント泊なら、下山の時間を気にすることなく、心ゆくまで景色を堪能する事ができます

アルプスなどの高山では午後から天気が崩れやすいため、早めの行動が鉄則。テント場に早め(昼過ぎがベスト)について、テントを張ってしまえば後は自由時間です

時間に追われずにのんびりと景色を楽しむ事ができるのは最高の贅沢です

特別な時間帯の景色を見る事ができる

(朝焼けに染まる北アルプス・槍ヶ岳)

山の上に泊まる事で、日没や、日の出の特別な時間帯の景色を楽しむ事ができるのも魅力です

晴れていれば昼間でも十分に綺麗に感じますが、夕焼けに染まる山々や朝日を浴びて赤くなる山々を見ることができるのはテント泊ならではの贅沢です

(朝日が当たる南アルプス)

普段は見ることのできない数の星空

特別な時間は日没や、日の出の時間だけではありません

日が沈んで暗くなった後は空を見上げれば満天の星空が広がります

標高の高い場所から見る夜の空は街の光の影響を受けにくいので見える星の数は圧倒的に増えます

新月の月明かりの影響がない時であれば肉眼でも天の川が、見え、無数の星を見る事ができます

日帰りでは楽しめない!山頂でビール!

下山のことを考えると山頂では飲めない。下山後に運転があるから飲めない

そんな人にはテント泊をぜひ体験していただきたい!

寝る場所(テント)が用意されているので飲んでもOKです!そのまま寝れますから!

お酒が好きな人ならこの贅沢はわかってくれすはず。最高の景色を眺めながら飲むビールは格別であることは言うまでもありません

くれぐれも飲み過ぎには注意しましょう

疲労の回復・余裕のある行動が可能

冒頭で言った通り、テントや寝袋を背負う必要があるのでその分、装備は重たくなり、体への負担が大きくなります

ですが、泊まる事で行動時間が分散されることにより、1日の行動時間が減り、寝る事で体力も回復するので結果的に疲労度は少なくなります

北アルプスの蝶ヶ岳にテントを背負って1泊で行った時よりも、日帰りで苗場山に登った時の方が疲労感は大きかったです

行動範囲が広がる

日没までに下山することを前提とすると、日帰りでの行動範囲は限られてしまいますが、テント泊をすることで行動範囲を広げる事ができるようになります

日本アルプスには日帰りでは行けないような山がたくさんあります。そういった秘境を目指す事ができるのもテント泊の魅力です

初心者におすすめのテント場・5選 

テント泊の魅力を解説してきましたが、ここからは私が実際に泊まってみて、初心者におすすめできるテント場を5箇所紹介します

おすすめテント場・5選
  1. 八ヶ岳・オーレン小屋
  2. 八ヶ岳:青年小屋
  3. 八ヶ岳:本沢温泉
  4. 北アルプス:常念小屋
  5. 北アルプス:蝶ヶ岳ヒュッテ

おすすめのテント場の条件としては、テント場まで難所がないことや、絶景が見える場所、体の負担が少なく済むよう、短い時間でテント場まで到着できることを考慮して選んでいます

八ヶ岳:オーレン小屋

オーレン小屋

八ヶ岳の南と北の境にあるオーレン小屋は標高2330m地点にあるテント場ですが、登山口から近く、桜平の登山口からは約1時間20分ほどで到着できるのがポイント

短い時間で到着できるので重たい荷物を背負う時間も短く、体力面で不安のある人にもおすすめです

テント場は樹林帯に覆われているので風の影響も受けにくく、テント泊に慣れていない初心者でも安心のテント場です

オーレン小屋のテント場を拠点に「天狗岳」や「硫黄岳」に登る事ができます

小屋のすぐ近くに水場があるので、水を担がなくていい分、装備を軽くできるのもいいところ

オーレン小屋の基本情報
営業期間(2023年)4月下旬〜11月上旬
キャンプ地大人:2000円
小人:1000円
予約要予約
水場あり
公式HPオーレン小屋
2023年9月調べ
オーレン小屋のいいところ
  • 登山口から近いので体への負担が少ない
  • テント場が樹林帯に覆われているので風の影響を受けにくい
  • テント場のすぐ横に水場があるので水を担ぐ必要がない

八ヶ岳:青年小屋

八ヶ岳の最南端にある山小屋「青年小屋」は登山口(観音平)から3時間ほどで到着できる山小屋なので比較的アクセスしやすいです

青年小屋からは権現岳、西岳、編笠山へのアプローチができます

(小屋の入り口には「遠い飲み屋」の提灯が出迎えてくれる)

青年小屋から5分ほどのところに水場があるので麓から水を担ぐ必要はありません

樹林帯の中にあるテント場はフラットで、風の影響を受けにくいので快適です

青年小屋の基本情報
営業期間(2023年)4/29 〜 11/4
キャンプ地一人800円
予約不要
水場徒歩5分のところに水場あり
公式HP青年小屋
2023年9月調べ
青年小屋のいいところ
  • 登山口から近いので体への負担が少ない
  • テント場が樹林帯に覆われているので風の影響を受けにくい
  • テント場から5分ほどのところに水場があるので水を担ぐ必要がない
  • 予約不要で行く事ができる

八ヶ岳:本沢温泉

八ヶ岳、本沢温泉は標高2150mに野天風呂があり、温泉を楽しむ事ができます

硫黄岳や天狗岳へのアプローチがしやすいテント場です

本沢温泉入り口駐車場からは3時間ほどで到着でき、テント場の予約は不要なので思い立った時に行く事ができるのもいいところ(予約不要なので天気を見てから行くこともできる)

通年営業しているので冬山にチャレンジするのにもおすすめです

本沢温泉の基本情報
営業期間(2023年)通年
キャンプ地一人:1000円
温泉料金外湯:1000円
内湯:1000円
予約不要
水場あり
公式HP本沢温泉
2023年9月調べ
本沢温泉のいいところ
  • 登山口から近いので体への負担が少ない
  • テント場が樹林帯に覆われているので風の影響を受けにくい
  • テント場に水場があるので水を担ぐ必要がない
  • 予約不要で行く事ができる
  • 通年営業している

北アルプス:常念小屋

北アルプスにある常念小屋は標高2450mにあり、百名山の常念岳と横岳の鞍部「常念乗越」に建てられた山小屋です

一ノ沢登山口からは4時間〜5時間ほどかかりますが、登りはキツく、急登は続くものの、危険な箇所はないので初心者にもおすすめのルートです

テント場が稜線上にあるので見晴らしがよく、テントから顔をだせば北アルプスの山々を眺める事ができます

稜線上にある事で風の強い日には影響を受けやすいですが、テント場からの絶景は行く価値アリです(特に朝日に染まる槍ヶ岳は見事です)

(朝焼けに染まる槍ヶ岳と北アルプスの主峰)

常念小屋からは常念岳や大天井岳へのアプローチができます

常念小屋
営業期間4月26日〜11月3日(積雪状況により変動あり)
テント場2,000円/1人(トイレチップ含む)
予約不要
売店缶ビール、カップ麺、お茶、ジュースなど
水場なし
※小屋で購入可能(1L/200円)
公式HP常念小屋
(2023年8月調べ)
常念小屋のいいところ
  • テント場からの絶景を楽しむ事ができる
  • 北アルプステント泊の入門としておすすめ
  • 予約不要で行く事ができる

北アルプス:蝶ヶ岳ヒュッテ

蝶ヶ岳ヒュッテも北アルプス入門としておすすめのテント場です

三股登山口からは4時間30分〜5時間ほどで到着でき、道中危険箇所はありません(急登なので要体力)

テント場には水場がありませんので担ぐ必要がありますが、山小屋で購入することも可能です

蝶ヶ岳ヒュッテは雨水を浄水して飲料水としているので、時期によっては渇水で提供できない場合もあります!事前にしっかりと調べておきましょう

蝶ヶ岳ヒュッテのテント場から蝶ヶ岳の山頂まではすぐで、穂高連峰、槍ヶ岳など北アルプスの盟主の景色を楽しむ事ができます

稜線上にあるので風の影響は受けやすいですが、絶景を楽しみたいのであればおすすめです!

蝶ヶ岳ヒュッテの基本情報
営業期間4月23日〜11月3日
テント30張:1名2000円(トイレチップ込み)
予約不要
水場なし
※小屋で購入可能(1L/200円)
公式HP蝶ヶ岳ヒュッテ
2023年9月調べ
常念小屋のいいところ
  • テント場からの絶景を楽しむ事ができる
  • 北アルプステント泊の入門としておすすめ
  • 予約不要で行く事ができる

まとめ

テント泊・5つの魅力
  1. 景色をゆっくりと楽しむ事ができる
  2. 特別な時間帯の景色を見る事ができる
  3. 日帰りでは楽しめない!山頂でビール!
  4. 疲労の回復・余裕のある行動が可能
  5. 行動範囲が広がる
おすすめテント場・5選
  1. 八ヶ岳・オーレン小屋
  2. 八ヶ岳:青年小屋
  3. 八ヶ岳:本沢温泉
  4. 北アルプス:常念小屋
  5. 北アルプス:蝶ヶ岳ヒュッテ

おわりに

テント泊の魅力とおすすめテント場の紹介でした

日帰り登山に比べるとハードルは高くなるかもしれませんが、テント泊は魅力いっぱいです!

テントを背負って山に行きましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました

ではまた!

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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