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レビュー【スノーピーク・トレック900】1台2役の便利なクッカー・4年間使い倒して感じたこと

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こんにちは、opoです(opo_85)

ソロキャンプにぴったりなクッカーを探している

そんな人にスノーピークのトレック900がおすすめです

トレック900に買い替え、4年ほど使ってきましたがかなり良かったのでレビューします

トレック900はキャンプで使うことが多いですが、登山での使用もでき、山頂で食べる山ごはんにこだわりたい人には特に使いやすいクッカーです

ざっくり自己紹介
  • キャンプ歴は20年以上
  • 渓流釣り(テンカラ)5年目
  • 最近では登山の魅力にハマり、アルプスから低山まで山登りに夢中
  • 装備はできるだけ軽く、ULなスタイルで歩き回っている(現在ベースウエイト4.5kg)装備について詳しくはこちら

スノーピーク・トレック900の基本情報 

容量900ml(ポット)、250ml(フタ)
重量265g
サイズポット/φ120×107mm、フタ/φ127×39mm
収納時φ130×140mm 
素材アルミ素材
付属品メッシュバッグ
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トレック900の魅力

  • フタがフライパンとして使えて一台二役
  • 握りやすいハンドルで直接食べやすい
  • 一人分にちょうどいいサイズ感
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使用インプレッション

実際に使ってみて感じたことをレビューしていきます

  • フタがフライパンとして使える!一台二役
  • ソロでの使用にぴったりなサイズ感
  • 握りやすいハンドルの形状
  • 熱伝導の高いアルミ製
  • 便利な目盛り付き

フタがフライパンとして使用可能

トレック900はフタにもハンドルが付いていて、フライパンとして使うことができます

大きさには12cmちょいなのでフライパンとしては小さめですが、ウィンナーを炒めたり、目玉焼きを作るくらいなら十分できます

ソロで使うのにちょうどいいサイズ感・容量

本体の容量が900mlあります

インスタントラーメンに具をたっぷりと入れることもできるし、鍋料理をするにも一人分を作るのにちょうどいいサイズです

トレック900は深型クッカー

トレック900は深型のクッカーです

深型のクッカーは底面が小さくなるので、浅型にくらべ熱伝導は悪くなるのですが、深型のクッカーは吹きこぼれにくいのがいいところです

クッカーの径が小さくなる分、バックパックの隙間にも入れやすくなり、収納性にも優れます

ハンドルが握りやすい(ハンドルの好みは分かれる)

手前がトレック900です(奥はトレック900とは違う形状のクッカーです)

トレック900は持ち手が大きく握るように持つのでそのまま食べやすく、持っていて疲れにくいです

しっかり握ることができるので水分が多く重くなりがちなラーメンや鍋料理を食べる時でも疲れにくいです

熱伝導の高いアルミ製

トレック900はアルミ製なので熱伝導率が高く、調理しやすいので初心者にもおすすめ

クッカーに使われる素材にはステンレスやチタン、そしてアルミが主流ですが、中でもアルミは熱伝導率が一番高い材質です

私はアルミクッカーが好きでよく使いますが、その理由が調理しやすいことで、炊飯もアルミクッカーが失敗しにくいです(実体験)

便利な目盛り付き

トレック900は本体に計量に便利な目盛りがついています

200ml、400ml、600mlのメモリが付いているので料理を作る時などは何かと便利です

デメリット

いいところばかりではありません

  • 焚き火には不向きなハンドル
  • 登山用には大きすぎる
  • フライパンを使用中はフタがない
  • 耐久性が低すぎる収納ケース

焚き火調理には向いていないハンドル  

トレック900は焚き火との相性はイマイチ

メリットである握りやすいハンドルですが、短いので焚き火での調理の場合、熱くなりやすいです

焚き火で使うならハンドルが長いタイプの方がおすすめ

とはいえ、全く使えないわけではなく、ハンドルが熱くならない位置おくなどすこし工夫すれば使えます

登山用として使うには大きすぎる

ソロキャンプで一人分のキャンプ飯を楽しむにはちょうどいいサイズ感ですが、登山での使用を想定するとちょっと変わってきます

山頂でがっつり山ごはんを楽しみたい人にはおすすめですが、アルファ米やフリーズドライスープなどを食べるだけの時にはトレック900の容量は必要ありません

ざっくりですが、アルファ米は160ml〜180ml、フリーズドライ食品は150ml〜200mlのお湯が用意できれば十分です

山ごはんはアルファ米やカップ麺などがメインの人なら容量は400〜500mlほどのクッカーでも十分です

私は登山の時には640mlのクッカーと400mlのクッカーを使い分けています

フライパンとして使っている時は鍋のフタとして使えない 

フライパンを使っている時は鍋のフタがない状態になってしまいます

フライパンで炒めつつ、炊飯をする時はクッカー用のフタを用意する必要があります

キャンプで炊飯をしない人は気にならないです

付属のメッシュの収納袋はすぐに穴があいてしまった

付属でメッシュの収納袋が付いていますが、正直これはかなり頼りないです

使い始めてすぐに穴があいてしまいました

収納袋は別で用意する必要があります

チタン製なので軽く、フタとしてだけでなく、小皿としても使えるので便利です

スタッキングについて・トレック900にシンデレラフィットするもの

クッカーを選ぶ時の悩みって、組み合わせとスタッキングで悩むことが多いですよね

私自身もそうで、できるだけピッタリとスタックして効率よく携帯したいと頭を悩ませています

(手持ちのクッカーでベストなスタッキングを探す時間は思いのほか、楽しい時間だったりします)

(マトリョーシカのように入れることで収納スペースを最大限に活用)
トレック900の内径は約110mm

トレック900にスタッキングするのにぴったりなクッカーをいくつか紹介します

トレック900と相性のいいスノーピークのクッカー

まずはスノーピークでトレック900とスタッキングの相性のいいクッカーを紹介します

  • トレック1400

トレック1400の中にトレック900がピッタリ入る

 

出典:スノーピークホームページ
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トレック900には一回り大きいトレック1400があります

トレック1400の中にトレック900がピッタリと入ります

トレック1400は一人で使うには大きすぎますが、複数人で使うにはちょうどいい大きさです

チタントレック700

 

出典:スノーピークホームページ

トレック900の中にはチタントレック700がピッタリ入ります

現在では、チタントレック700は米国限定で販売されており、日本では販売していませんでしたが、2023年7月、数量限定で発売されています

数量限定ということもあり、いつ完売してしまうかも分からないので気になる人は早めにチェックしておきましょう

チタントレック700の中には同じく米国限定のチタンマグ600がピッタリと入ります。またチタンマグ450も収納することができるので、クッカーと合わせてマグも持っていくのもバランスとしてはいいですね

火焔ストーブ コーエン クッカーセットが中にぴったり入る

火焔ストーブコーエンクッカーまだアルコールストーブなど持っていない人ならこちらのセットと合わせて使うことで全部まとめて収納できます

ソロセットチタン

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チタン製の軽量なクッカーとカップがセットになっているソロセットチタン

これもトレック900の中に収まります

ソロセットと名付けられているだけあって、これだけでも完結する内容ですが、トレック900を合わせることで利便性はあがりますね

他のブランドで相性のいいクッカーやカップ

クッカーやカップはどうしても同じブランドだけで揃えるのが難しかったりします(他ブランドのクッカーも気になりますから)

他のブランドでトレック900とのすスタッキングの相性が良かったクッカーやカップも紹介します

個人的にエバニューが好きな私は紹介するのもエバニューが多めです

エバニュー・バックカントリーアルミポッドがピッタリハマる

私はエバニューのバックカントリーアルミポッドを使っていますが、バックカントリーアルミポッドの中にトレック900はピッタリハマります

吊り下げて使うバックカントリーアルミポッドは個人的にトレック900との相性がいいと思っていて、バックカントリーアルミポッドは吊るして遠火でゆっくりと調理しつつ、トレック900では強火で簡単なものを作ったりすることでそれぞれの役割をこなしてくれています

Ti U.L Deep pod 640

トレック900の中にピッタリと収まるのがTI U.L Deep pot

焚火台に2台体制で調理をしたい時のサブとして使うのにおすすめです

チタン製で軽量なので、私は登山で使うことが多いクッカーです

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Ti400

極小のクッカーとして使ってもいいし、取り皿のように使ってもいいし、大ぶりなコップとしても使える汎用性の高いカップ

こちらもトレック900の中に入るサイズで、Ti400の中には前に紹介したTI U.L Deep potがピッタリと入ります

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パスファインダーのクッカーも中に入る

パスファインダーのクッカーがぴったり入ります

サバイバルやブッシュクラフトギアを取り扱うパスファインダーのクッカーもトレック900の中に収まります

ワイルドなキャンプスタイルを目指す人におすすめのクッカーです

詳しくはこちら

ユニフレームのシェラリッドがフタとして使える

デメリットのところでもお伝えした通り、フタをフライパンとして使っている間はフタがありません

ユニフレームのシェラリッドならトレック900のフタとしてシンデレラフィットします!

ガスカートリッジの収納性

250缶のガスカートリッジがピッタリ入る

トレック900の中には、250缶のガスカートリッジがぴったり入ります

さらにまだスペースがありますのでガスバーナーも一緒に入れたりすることも可能です

opo

登山に行く際にできるだけ装備をコンパクトにまとめたい場合にはありがたいですね

トレック900は登山では大きすぎるクッカーともいえますが、雪山登山では雪を溶かすことがあるのですが、そんな時はこのくらいのサイズは使いやすいです

しかも、寒冷地仕様のカートリッジは250缶であることが多いのでその点でも250缶がピッタリと入るのはありがたいところです

110缶にすると想像以上の収納力

クッカー自体が深型なので一緒にバーナ本体やライターなども一緒に入れることが可能です

ガスカートリッジを110缶に変えることで、驚きの収納力です

思っている以上にクッカーの中にものを入れる事ができるので効率的収納することができます

アルミクッカーのメンテナンス(シーズニング・コゲ落とし)について

使用前のシーズニング

トレック900のようにコーティング加工されていないアルミのクッカーは使用前にシーズニングをする事で調理の時にコゲ付きにくくしたり、汚れを落としやすくすることができます

詳しい方法などについては以下の記事で解説していますのでぜひ参考にしてみてください

使用前だけでなく、定期的にしずニングすることで効果は持続できますよ

スス汚れを簡単に落とす方法「お酢で煮る」 

焚き火での煤汚れは汚れてなんぼ

私はそんなふうに考えてあまりしっかりと煤汚れは落としませんが、焚き火での煤汚れを簡単にしっかり落としたい人におすすめなのが、

お酢で煮ることです

お酢で煮ることでゴシゴシとかすらなくても簡単に汚れを落とすことができます

詳しい方法は以下の記事をご覧ください

汚れを落としてキレイにした後にセットでシーズニングをすることをおすすめします

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軽さを求める人には「チタン製」もある!

できるだけ軽い方がいい・装備を軽量化させたい

そんな人にはチタン製のチタントレック900もあります

アルミのトレック900が265gなのに対してチタントレック900は175gと90gも軽量になります

チタンは軽く頑丈な反面、熱伝導が悪かったりと一長一短ですが、軽さを求める人にはおすすめです

おわりに

クッカーもたくさんの種類があり、選ぶのも大変です

でもキャンプギアって選んでる時もワクワクしたりしますよね

みなさんのクッカー選びの参考になればうれしいです

最後まで読んでいただきありがとうございました

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ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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