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【ウエア】短パンで山に登ることについて|実際に体験して気づいたこと・体験したこと

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こんにちは、opoです(opo_85)

最近、短パンで山登りしている人を見かけるけど、どうなん?

私は昔、山登りでは「長袖・長ズボンで肌の露出は少なく」と教わりました

ですが、最近では半袖・短パンで山に登っている人も多く見かけるようになってきています(個人的な体感)

半袖、短パンで山登りをすることはどうなのか?アリなのか!?

私自身がすごく気になっていたことなので、実際に短パンで山に登ってきました

この記事では、実際に短パンを履いて北アルプスの常念岳に登ってきた体験で、気ついたことや感じたことをお伝えします

結論から言うと、短パンでの登山は中・上級者向けのスタイル!でもリスクを理解し、納得できれば最高に快適なスタイルでした!

短パンでの登山でのデメリット

短パンで登山って聞くとメリットよりもデメリットの方が頭に浮かびませんか?

私もその一人で、実際に短パンを履いて山を歩いてみるまではデメリットばかり考えていました

短パン登山のデメリット
  • 保温性がない
  • 防風性がない
  • 日差しに対するケアが必要
  • 転んだ時などケガのリスクが上がる
  • 虫刺されのリスクが上がる

短パンのデメリットをもう少し詳しく解説します

保温性がない

短パンは膝からしたが肌が露出している状態で、さらに膝から上にかけても保温性がありません

気温が低い時にはフルレングスの長ズボンに比べると寒さを感じやすくなります

山では低体温症へのリスクを回避するために、汗をかいた体を冷やさないことは鉄則ですが、短パンは保温性がないので簡単に冷えてしまいます

休憩時など、体が冷えやすい時には注意が必要です

防風性がない

標高を上げ、稜線上にでると風が強く吹いていて、気温以上に体感温度が寒いことがあります

そんな時は短パンでは風をモロに受けてしまい、冷えを感じやすくなります

風は寒さを感じるだけでなく、体力も奪います。強風を受け続けると疲れてくるので、短パンを履くなら風への対策も考えておく必要があります

日差しに対するケアが必要

日焼けすることになんの躊躇もない私のようなタイプには気になりませんが、肌の露出が増えるということは、それだけケアをしなければならない範囲は広がります

何もせずに数時間もに紫外線を受け続ければ、帰ってからお風呂に入った時に後悔すること間違いなしです(ヒリヒリしてめっちゃ痛い)

登山中は汗をたくさんかくので、日焼け止めもすぐに効果がなくなってしまいます

ウォータープルーフの日焼け止めでも、手拭いなどで汗を拭くとすぐに落ちてしまいます

とにかく頻度を上げて日焼け止めを塗るしかないのですが、短パンではその範囲が広がってしまい、塗る作業でも一苦労

肌のケアを優先させるなら短パンは履かない方が無難

特にズボラで塗り直しにストレスを感じる人は肌の露出を控えることをおすすめします

ケガのリスクが上がる

肌を露出しているということはケガへのリスクが高まることも意識しなければなりません

「長袖を着ていればケガしない」というわけではありませんが、肌を露出していることで草や枝などで切ったりしてしまうことも考えられます

長ズボンであれば、草などで足を切ってしまうことはないので、登山道に草が生い茂っていても安心して歩くことができます

滑って岩などにぶつけた時も、長ズボンを履いていたら布一枚あるだけで怪我の重度は変わってくるでしょう

虫刺されのリスクが上がる

ケガと一緒に思い浮かぶのは「虫」の存在です

虫刺されの可能性も高くなります。山では蚊をはじめ、アブや、ブヨの吸血昆虫が多く、さらに危険なハチなどもいます

メジャーな蚊、ブヨ以外にも、毛虫や、ムカデ、マダニなどへの注意も必要です

蚊やブヨなどのように飛んでくる虫だけでなく、葉っぱの裏についている虫への注意も必要になるのことは念頭においておきましょう

短パンで山歩きをする時は異常を感じたらポイズンリムーバーを使うなどの判断力も必要になります

虫除け対策などをしっかりすることを前提に考えておきましょう

短パンのメリット

ここまで短パンのデメリットやリスクを解説してきましたが、メリットもあります

短パンのメリット
  • 蒸れることがなく快適
  • 行動中の体温調節がしやすい(涼しい)

蒸れなくて快適!

登山において、保温性が必要なのは春先〜初夏、秋〜冬です

夏(7月〜8月)は保温性よりも通気性が重要になってきます。そんな時期こそ短パンの出番と言っていいでしょう

日焼けや虫へのリスクはあるものの、短パンの涼しさを体感すると、もうやめられません

いくら薄手でも長ズボンは、行動中に蒸れやすく、汗をかきやすい時期は不快です

短パンの場合、汗をかいていて暑くなってきても蒸れる要素がないので快適です

汗をかいてもウエアに吸水せず、そのまま

行動中の体温調節がしやすい(涼しい)

夏場の登山では行動中において、保温性を必要とすることはほとんどありません

必要な体温調節といえば、とにかく涼しくするために可能な限り薄着になることです

8月に北アルプスの常念岳を歩いた時も行動中15℃以上で暑く、行動中には汗だくになりました

防寒着などは必要ありませんでした

休憩中などにはすぐに脱ぎ着できるウエアを用意することで簡単に保温ができますし、行動中は短パンであることで最大限の薄着になることができます

肌を露出することへの抵抗がなければ短パンは蒸れず、涼しいこの上ないウエアであると感じました

短パンで歩ける時期は?

短パンで山を歩ける時期は限られています

私が短パンでの登山に適していると感じたのは、初夏〜初秋までです

気温でいうと、行動中の気温が10℃以上なら短パンで快適に歩けるかなと感じました(強風の時は別)

初夏〜初秋は日中は気温が上がり、行動中に暑さを感じることが多く、保温よりも発汗に対する速乾や涼しさの方が求められます

行く山によっては初夏の時期や初秋の時期でも冷えることもあります。登山に出かける際には事前に行く山の気温などを調査してから出かけましょう

気温だけでなく、強風の時に対策ができるように装備を揃えることも重要です

短パンでの登山をするときの工夫

短パンでの山歩きをするならやっぱりリスクへの対策も考えておくべきだと思っています

具体的にはどんなことをしたらいいのか?

脱ぎ着しやすい長ズボンを携帯することをおすすめします

靴を履いたままでも脱ぎ着できるような防風できるタイプがおすすめで、レインウエアとしても使えるような防水透湿性の備えた長ズボンであれば装備を余分に持っていく必要もなく必要な時に着ることで、短パンのリスクを回避できます

要するに、レインウエアを活用すればOK!ってことです

レインウエアは靴を履いたままでも着用できるようジッパーのついたタイプがおすすめ

レインウエアは多少蒸れるのが難点ですが、必要な時は限られているのでそこまで問題には感じないはずです

いきなり短パンになることに抵抗がある人は、短パンの下に薄手のアンダータイツを履くのもおすすめです

短パン一丁よりは暑いですが、それでも肌が守られるのでずっと安心感はあります

まとめ

メリット・デメリット
メリットデメリット
蒸れることがなく快適
行動中の体温調節がしやすい(涼しい)


保温性がない
防風性がない
日差しに対するケアが必要
転んだ時などケガのリスクが上がる
虫刺されのリスクが上がる
短パンで山歩きをするときの工夫
  • レインウエアを活用して必要な時に脱ぎ着する
  • 短パンの下にアンダータイツを履いて肌の露出を防ぐ

おすすめの短パン

私がはいているのがパタゴニアのバギーズパンツです

中にメッシュのインナーが付いていて、水陸両用なのが特徴ですが、私は中のメッシュインナーを切り取って使っています(一度切ったら戻せないので自己判断で!)

ナイロン性で濡れても乾きやすく撥水性もあるので登山でも使いやすく、コスパ面でもおすすめです

初めて購入したバギーズパンツは10年以上前から使っているので耐久性も抜群です

行動する時のことを考えると短パンはアリ!

私自身の結論としては、

初夏〜初秋の登山での短パンスタイルはアリです

短パンでの登山はデメリットが多く、リスクが伴いますが、それ以上に行動中の発汗したときの蒸れによるストレスのなさや、涼しさはデメリットがあっても体験するとやめられなくなります

リスクに対しての対処ができる人向けなので、これから登山を始める人にいきなり短パンはおすすめできないかもしれませんが、経験を積み、登山に慣れてきた人が短パンを履いたらやめられなくなると思います(私がいまここ)

夏場の登山は暑さとの戦いです

行く山によっては短パンでは危険な場所があるのも事実どこへでも短パンで登るのは怖いかなとも感じています

リスクを考えながらベストなウエア選びをしましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました

ではまた!

https://opo85-outdoor.com/injinji-6/3327/
ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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