opoです(opo_85)
南伊豆歩道の中木〜入間の区間をハイキングしてきました。
- 南伊豆歩道ってどんなところか
- 中木〜入間港間のルート概要と見どころ
紹介するルートの近くである石廊崎（いろうざき）は最も気温が下がる1月でも最低気温は6.1度、日中は10度を超えて温暖です（逆に夏は暑い）
冬の伊豆の気候はハイキングに適しており、気持ちよく歩いてくる事ができました
- キャンプ歴は20年以上
- 渓流釣り（テンカラ）5年目
- 最近では登山の魅力にハマり、アルプスから低山まで山登りに夢中
- 装備はできるだけ軽く、ULなスタイルで歩き回っている（現在ベースウエイト4.5kg）←装備について詳しくはこちら
南伊豆自然歩道
出典：南伊豆観光協会
紹介するのは静岡県の伊豆半島、下田市、松崎町、南伊豆町にかかる「南伊豆歩道」
3市町に全部で10のセクションがあります
この10のセクションをを繋げ、何日間かかけて歩くことを「南伊豆ロングトレイル」とし、紹介されることもあって、今回は南伊豆歩道の10あるセクションの中のひとつ「中木〜入間」間を紹介します
南伊豆歩道 中木〜入間
中木から入間まではおよそ2.6km、時間にすると1時間30分ほど。今回は中木にマイカーを駐車していたため、今回は往復したので休憩も合わせて3時間15分ほどでした
スタート地点となる中木漁港には、無料で利用できる駐車場があります（夏季は有料）
海水浴の季節には伊豆全体が盛り上がり、周辺道路は混むのでそういった意味でも冬に訪れた方が静かな伊豆を満喫できます
MAP 入間漁港
スタート地点・中木漁港の見どころ「柱状節理」
中木漁港からスタートすると、まず見どころと言えるのが柱状節理
冷えていく溶岩やマグマが縮む時に5角形や6角形の柱状に割れ目ができることを柱状節理という。地下にあったマグマが冷えたものが隆起し、地上に姿を現しているのを見ることができます（写真中央に岩が線状になっているのわかります？）
以前は真下まで行くことできたみたいなんですが、現在は落石の危険があるため、立ち入り禁止となっていて入ることはできませんでした
漁港の駐車場から見ることができます
念仏洞までは急登
漁港から宝永軒寺院を抜けて南伊豆歩道へと入ります
ここから尾根に出るまでは急登で、尾根まではそんなに長くないので一気に登ってしまいましょう（でも結構きつかった）
登り切ったところにベンチがあり、さらにそこから十数メートル進むと念仏洞（ねんぶつどう）があります
念仏洞の中は幅が2m20cm、奥行きが2m60cmほどで、岩をくり抜いて作られた石室になっていて、かつて航海の安全を祈って土地の老人たちが念仏を唱えたところであると言い伝えられている（説明の看板が立っていたので歴史を知る事ができた）
念仏堂からはウバメガシ林の気持ちいい尾根歩き
念仏洞を過ぎると、小刻みなアップダウンを繰り返しながら入間漁港を目指します
ウバメガシ林は常緑樹で冬でも葉をつけており、温暖な伊豆ならではな景色の中をあるけます（冬枯れした山ばかり歩いていたから新鮮）
基本的に樹林帯が続き、ときおり開けたところからは大海原を望むことができます
気温は10℃ほどでしたが、日が差すと暖かく、Tシャツで歩けました（長袖）
登山道から海が近いのは新鮮でした
他のハイカーも歩いているかなと思ったのですが、誰ともすれ違う事なく静かでした
ゴール・入間漁港
念仏堂からゆっくり50分ほどでゴールの入間港に到着します
季節が冬だったからだと思いますが、びっくりするほど海の穏やかな漁港で、静かで落ち着ける場所です
入間港にも駐車場があるので逆走でも歩く事ができます
MAP 入間港
入間港から45分・千畳敷に寄り道
南伊豆歩道の「中木〜入間」区間はここでゴールとなるわけですが、もう一つ紹介したい絶景の場所があります
入間漁港から歩くこと45分で到着できる、「千畳敷」です
寄り道にしては時間がかかりますが、景色のいいところなのでおすすめ
千畳敷（せんじょうじき）は、伊豆がまだ海底火山だった時にできた火山灰の地層がみられる場所で、岩礁の海岸風景と一緒にジオの迫力を感じる景観を楽しむことができる場所です
アクセスは入間漁港から徒歩のみで、45分かかるので穴場スポットとも言え、人はいません（釣り人がちらほらくらい）
トレイルで使うのに最適なパンツ
冬でも温暖な南伊豆だと紹介しましたが、さすがに短パンで歩くにはちょっと寒い季節
かといって、厚手のパンツだと暑い！ってことでおすすめのパンツを紹介します
バーラップアウトフィッターのトラックパンツです
薄手のパンツですが、しっかりと風を遮断してくれ、ワイドパンツなので汗をかいても貼りつきにくく、ロールアップすれば通気性もよくなります
普段使いとしても馴染むデザインだから今回紹介したような街に近いトレイルを歩いたりするのに最適（もちろん山もいけます）
トラックパンツの詳しいレビュー記事はこちら
最寄りのコンビニ情報
下田方面から向かうなら「セブンイレブン 南伊豆弓ヶ浜入口店」が寄りやすいコンビニです
西伊豆方面からだと最寄りのコンビニがないのであらかじめ買い出しをしてから向かいましょう（西伊豆方面からセブンイレブン 南伊豆弓ヶ浜入口店は遠回りになる）
おわりに
南伊豆歩道「中木〜入間」間のルート紹介でした
1月でもTシャツ1枚（長袖）で歩ける気候は最高でした（※伊豆でも内陸や山間部は雪も降るし、寒い）
海沿いを歩くのは普段の登山とは違い、新鮮な感覚で歩く事ができます
ぜひ伊豆へ出かけましょう！
最後まで読んでいただきありがとうございました
ではまた
