この記事では大弛峠から国師ヶ岳・北奥千丈岳に登ってきた登山ルートや見どころを紹介します
山の情報
日本三百名山・国師ヶ岳(2592m)
国師ヶ岳(こくしがたけ)は山梨県山梨市と長野県南佐久郡川上村にまたがる2592mの山で国師岳(こくしだけ)と呼ばれることもあります
奥秩父の山の一つで、「日本三百名山」や「花の百名山」、「山梨百名山」に選定されています
秩父最高峰・北奥千丈岳(2601m)
北奥千丈岳は山梨県山梨市に2601mの山で奥秩父の最高峰の山です
登山ルート
前国師岳・国師ヶ岳・北奥千丈岳 / opoさんの北奥千丈岳・前国師岳・国師岳(国師ヶ岳)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
5:35 | 大弛峠 |
5:36 | 大弛小屋 |
6:07 | 前国師ヶ岳 |
6:21 | 国師ヶ岳 |
6:57 | 北奥千丈岳 |
7:18 | 前国師ヶ岳 |
7:49 | 大弛峠 |
全3.2kmのコースで2時間30分もあれば駐車場まで帰ってくる事ができます
大弛峠(駐車場)
大弛峠駐車場は大体30台〜40台ほど駐車できるスペースがあり、トイレもあります
大弛峠までの林道「川上牧丘林道」は冬季通行止めになる林道で、開通するのは6月1日〜11月末までです(詳しくは山梨県林道林道交通規制情報を確認ください)
大弛峠は標高2360mの場所に位置する峠道で、マイカーが通行できる日本最高所の車峠道です
駐車場入り口に設置されているトイレ
国師ヶ岳、北奥千丈岳に登る途中にトイレはないのでここで行っておくといいです
大弛小屋
駐車場に隣接しているのが大弛小屋です(2023年は4月29日から営業スタート)
大弛小屋は常駐の小屋ではないため、土日祝日の営業がメインの山小屋です(予約がなければ平日は定休)詳しくはホームページを確認ください
テント場もあり、予約なしで利用可能で、山小屋が閉まっているときには受付のポストに料金をいれて利用する事ができます
私が行った日は平日でしたので小屋は閉まっていましたが、テントがひとつ張ってありました
前国師ヶ岳まで
大弛小屋を過ぎると登山道のスタートです
登山道はすごくしっかり整備されていて、歩きやすい階段や、木道が続きます
勾配の急な階段もありますが、一段一段の間隔が狭いので疲れにくく歩く事ができます
樹林帯の中の木道や急な階段を過ぎると景色は開けてきて、「前国師岳」に到着です
大弛小屋からは30分ほどで到着できます
前国師岳からはアルプスの山々の景色がキレイに見る事ができました
国師ヶ岳まで
前国師岳からは勾配の緩やかな登山道になります
途中の分岐点、国師ヶ岳方面と、北奥千丈岳方面の分岐になり、まずは国師ヶ岳へ
前国師岳からは5〜10分ほどで最初の目的地、「国師ヶ岳」に到着
北奥千丈岳まで
国師ヶ岳の山頂から分岐まで戻り、北奥千丈岳を目指します
分岐にはベンチもあるので休憩するのにもピッタリです
分岐からは登りです
登りですが、国師ヶ岳からは20〜25分ほどで到着できるので疲れるような道のりではありません
前国師ヶ岳まで
北奥千丈岳から前国師岳までは大きめの岩のある登山道を通るので足場の確認をしながらあるきましょう
帰りは前国師岳から大弛峠までの途中にある「夢の庭園」に寄り道します
大弛峠(ゴール)
夢の庭園からは10分ほどで大弛峠の駐車場まで戻ってくる事ができます
以上が国師ヶ岳、北奥千丈岳の登山ルートの紹介になります
最寄りのコンビニ
登山口の大弛峠はかなりの山奥のため、近くにコンビニなどがありません
麓で買い出しを済ませてから向かいましょう
山梨市内などから行く場合、国道140号線経由が向かいやすいですが、その際に寄りやすいのがファミリーマート塩山小屋敷店です
立ち寄り湯
鼓川温泉
県道206号線を通るルートで帰る場合は麓に着くまでの途中に「鼓川温泉」がより安い温泉です
営業時間 | 4~10月10:00〜21:00(最終受付20:00) 11~3月10:00〜20:30(最終受付20:00) |
定休日 | 毎週木曜日(祝日の場合はその翌日) |
休館日 | 不定期、要確認 |
料金 | 3時間:大人510円、子供300円 1日:大人1,030円、子供510円 |
公式ホームページ | 鼓川温泉 |
花かげの湯
麓まで帰ってきてから立ち寄りやすいお風呂は「花かげの湯」です(県道219号線利用の場合)
営業時間 | 4~10月10:00〜21:00(最終受付20:00) 11~3月10:00〜20:30(最終受付20:00) |
定休日 | 毎週月曜日(祝日の場合はその翌日) |
休館日 | 不定期、要確認 |
料金 | 3時間:大人510円、子供300円 1日:大人1,030円、子供510円 |
公式ホームページ | 花かげの湯 |
温度計を携帯すると経験値がたまりやすいのでおすすめ
登山やハイキング、キャンプに行く時は必ず温度計を持っていきます
気温が分かるようになることで、登山やキャンプの回数を重ねるたびに経験が蓄積されて、服装や防寒着を持っていく基準にする事ができるようになります
大体の気温や行動時間などで持っていくものを決めやすくなるので温度計を携帯するのはおすすめです
おわりに
大弛峠から日本三百名山の国師ヶ岳、そして秩父最高峰の北奥千丈岳の登山ルートの紹介でした
車で標高2300m付近まで行けて、高山を満喫しつつ、2時間30分もあれば帰ってこれるコースは初心者にもおすすめです!
最後まで読んでいただきありがとうございました
なにかみなさんの登山計画の参考になれば嬉しいです