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登山レポート【八ヶ岳・硫黄岳〜横岳】8月|桜平〜オーレン小屋経由「日帰りルート」

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こんにちは、opoです(opo_85)

八ヶ岳の「横岳」に8月の初旬に登ってきました!

この記事では、桜平駐車場から硫黄岳を経由し、横岳に登るピストンルートを紹介します

森林限界を超えて稜線にでたあとは至福の時間でした!スケールの違う景色と、気持ちのいい稜線歩きは絶対に一度は行ってみて欲しいです!

八ヶ岳【硫黄岳・横岳】

八ヶ岳は一つの山の名前ではなく、山梨県と長野県にまたがる山々の総称です

北の蓼科山(たてしなやま)から、南の編笠山(あみがさやま)まで、南北25kmに連なる火山群で、およそ20峰の山々のことを「八ヶ岳」と呼びます

八ヶ岳は日本百名山に選定されていますが、日本百名山で言う八ヶ岳は最高峰の赤岳を筆頭に南八ヶ岳のことを指しています

硫黄岳、山頂直下から見る岸壁
硫黄岳(2,760m)

八ヶ岳は夏沢峠を境に「南八ヶ岳」「北八ヶ岳」と呼ばれていて、その中の一つ、硫黄岳は南八ヶ岳に属しますが、南八ヶ岳の最北にそびえる2,760mの山です

八ヶ岳は日本百名山に選定されていいますが、日本百名山で言う八ヶ岳は最高峰の赤岳を筆頭に南八ヶ岳のことを指しています

台座ノ頭からみた横岳(奥ノ院、無名峰、三叉峰)
横岳(2,830m)

横岳(よこだけ)は八ヶ岳の最高峰、赤岳に次ぐ標高の高さで、横岳には、鉾岳(ほこたけ)、三叉峰(さんしゃほう)、無名峰(むめいほう)、奥ノ院などギザギザをした岩のピークがいくつもありますが、山頂の標識が立っているのは奥ノ院(2,830m)です

横岳の奥ノ院までの登山道はクサリ場や岩場などもあるので注意しながら登る必要のある、中級者向けの山です

登山ルート

赤岩ノ頭・硫黄岳・台座ノ頭・横岳(奥ノ院)・横岳(無名峰)・横岳(三叉峰) / opoさんの横岳(長野県茅野市豊平)硫黄岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
登山ルート
チェックポイント(所要時間)
桜平(上)駐車場/ゲート
↓ (1時間5分)
オーレン小屋
↓ (1時間)
硫黄岳
↓ (1時間)
横岳(奥ノ院)
↓ (30分)
横岳(三叉峰)
↓ (30分)
横岳(奥ノ院)
↓ (45分)
硫黄岳
↓ (1時間10分)
夏沢峠
↓ (25分)
オーレン小屋
↓ (50分)
桜平(上)駐車場/ゲート

距離は約14.3kmほどで、8時間〜10時間ほどで帰ってくることができるコースです

標高の高い山は午後から天気がくずれる事が多いので早朝から行動するのがおすすめ!

桜平駐車場

スタート地点である桜平登山口には駐車場が3つあり、それぞれ「上」「中」「下」駐車場となっています

駐車場までの林道は車一台が通れる道幅で、未舗装なので、通行には注意が必要です

登山口のゲートに一番近いのが桜平「上」駐車場で、ゲートに隣接されています

「上」駐車場は駐車台数が少なく、限られてしまうので「上」駐車場に駐車するなら早朝に動く必要があります

ゲートから600mほど離れた場所にあるのが桜平「中」駐車場で、個人的にはここがおすすめ

広い駐車スペースがあるのと、トイレが設置されているので使いやすい駐車場です

桜平(中)駐車場、60台ほど駐車可能な広いスペース

「上」「中」駐車場が満車だった場合に利用できるのが「下」駐車場です

下駐車場は70代ほど駐車できるスペースがありますが、ゲートまでは約3.5kmほどあるので、1〜1.5時間ほどかかります

「上」か「中」駐車場を利用するのがおすすめ

桜平〜オーレン小屋まで

夜が明ける前の4時から登山開始しました

桜平のゲートから、車が通れる道幅の林道を30分ほど歩くと夏沢鉱泉に到着します

夏沢鉱泉
夏沢鉱泉からは北アルプスの山々が見ることができます

夏沢鉱泉からは徐々に道幅もせまくなり、登山道ぽい道になってきます

沢沿いに登山道があるので、川のせせらぎを聞きながら静かな樹林帯歩きを楽しむことができます

桜平ゲートから1時間ちょいでオーレン小屋に到着です

オーレン小屋〜硫黄岳まで

オーレン小屋から硫黄岳までの行き方は2つあり、夏沢峠経由と赤岩ノ頭を経由するかですが、登りでは赤岩ノ頭を経由して行きました

オーレン小屋からしばらくは樹林帯歩きになりますが、峰の松目方面との分岐を過ぎたあたりから徐々に登りは急になります

登りが急になり、周りの木々が少なくなってくるとハイマツと一緒に階段があらわれます

森林限界を越えるあたりの階段

森林限界を超えたあたりからは振り返ると北アルプスの山々の景色が広がります

朝4時から登山を始めて2時間半ほど、稜線に出たところで太陽の日が差し込みます

それと同時に赤岳や横岳(目的地)、阿弥陀岳など南八ヶ岳の主峰の景色が広がります(絶景)

稜線にでるとチェックポイントの赤岩ノ頭に到着、硫黄岳の山頂付近も見えるようになってきました(あと少し)

赤岩ノ頭から硫黄岳山頂までは岩の多い登山道になりますが、特に危険な場所もなく歩くことができます

山頂直下、ここまでくればもうすぐ

赤岩ノ頭から20分、桜平ゲートからは休憩もあわせておよそ3時間ほどで硫黄岳山頂に到着です

硫黄岳山頂

硫黄岳山頂の標識

硫黄岳山頂はものすごく広く、近くにさえぎるものもないので360度の大パノラマが広がります(硫黄岳の魅力)

横岳、赤岳や阿弥陀岳など八ヶ岳を代表する盟主が一望できる

八ヶ岳の主峰たちの景色は圧巻で、低山の景色とは違ったスケールの大きさを感じることができます

八ヶ岳の主峰だけでなく、南アルプス、北アルプス、御嶽山なども見ることができるのでとにかくきれい!

硫黄岳の岸壁・ジオの絶景は圧巻

硫黄岳のもう一つの魅力が山頂北側の岸壁です

この岸壁は爆裂火口であるとされていましたが、山体の崩壊でできたとも考えられています

朝7時の山頂の気温は約10℃

山頂に到着したのが朝の7時すぎだったのですが、気温は約10℃ほど

8月でも朝は気温が下がるので、必ず防寒着は持っていきましょう

私は薄手のダウンを携帯しましたが大活躍でした

硫黄岳〜横岳(奥ノ院)まで

硫黄岳から横岳に向かうには一旦下りになります

硫黄岳から横岳までは1時間ほど。横岳、赤岳を眺めながらの稜線歩きはとにかく気持ちが良く、最高でした

硫黄岳から横岳までの稜線歩き右も左も絶景

ガレた岩が多く、グラグラと動く石もありますが、そこまで歩きにくさを感じない登山道です

登山道は岩だらけ、足の置き場を確認しながら

足の踏み場を確認しながらすすますが、景色も楽しみたいから忙しいです

硫黄岳山頂から約30分ほどで硫黄岳山荘に到着です

硫黄岳山荘

標高2,560m地点にある山荘で、定員は70人

営業期間は4月下旬〜11上旬で、冬季は営業を休止している(2023年時点)

硫黄岳山荘について詳しくはこちら

硫黄岳山荘からは再び登りとなります

ゴロゴロとした岩が多いですが、細かいザレた箇所もあるので滑りやすく、注意しながら歩く必要があります

硫黄岳山荘から15分、台座ノ頭に到着

台座ノ頭からはこれから向かう横岳と、バックには富士山の姿も見えるようになります

台座ノ頭から見る横岳と富士山・控えめに言っても最高でした

今回紹介しているコースが最高なところは南アルプス、北アルプスや御嶽山だけでなく、富士山や金峰山方面などとにかく日本を代表するような景色を総ナメできることです

台座ノ頭から横岳までは難所あり、気をつけて進もう!

山頂直下、ここからクサリ場とハシゴの連続

山頂直下から、クサリ場とハシゴが連続します

クサリ場もハシゴも高度感があるので緊張はしますが、足の置き場は多いので落ち着いて進めば大丈夫です

私が登った時は8割の人がヘルメットを着用していました。万が一のための備えはしましょう

横岳(奥ノ院)山頂

横岳山頂と富士山

桜平のゲートから4時間弱、今回の最中目的地、横岳山頂に到着です

山頂が広い硫黄岳とは全く違う切り立った山頂の横岳からは富士山がきれいに見え、高度感を感じることができます

北アルプス方面も絶景が広がる・とにかくきれい

横岳(奥ノ院)〜横岳(三叉峰)

横岳には鉾岳(ほこたけ)、三叉峰(さんしゃほう)、無名峰(むめいほう)、奥ノ院などギザギザをした岩のピークがいくつもあります

行けるところまで行こうと思っていたのですが、下山までの時間を考え、三叉峰までいってから下山することにしました

奥ノ院から無名峰に向かいますが、いきなり下のハシゴがあります

三叉峰にいくまでのハシゴ。景色はいいが高度感ハンパない

無名峰からは三叉峰で富士山が隠れてしまいますが、赤岳は近くに感じることができるようになります

三叉峰から見る赤岳と富士山

横岳最高峰の奥之院から三叉峰までは15分もあれば到着できます

三叉峰からみる富士山と赤岳の景色はすごくきれいで、硫黄岳から横岳を目指すならぜひ三叉峰までいくのがおすすめです

横岳(三叉峰)〜硫黄岳まで

硫黄岳方面・無名峰と奥ノ院、そして台座ノ頭と続く

硫黄岳までは一本道なので、来た道を戻ります

帰りは北アルプス方面が視界に入りますので、同じ道ですが、行きとは違った景色を楽しみながら歩くことができるので新鮮です

奥ノ院付近は帰りも注意が必要、慎重に進みましょう

奥ノ院までのハシゴ
横岳山頂(奥ノ院)から硫黄岳山頂まで

横岳山頂(奥ノ院)まで戻ってくると硫黄岳と天狗岳が見えるようになります

カニの横ばいと呼ばれるクサリ場、ヘルメットはあったほうが安心する

横岳から硫黄岳に向かう難所「カニの横ばい」は高度感があり、高所恐怖症ではない私でも股間がゾワゾワとしてきますが、足の置き場は多く、思っていたよりも歩きやすかったです

奥ノ院からの岩場、写真だと高度感が伝わりにくい(私の影も写っています)
台座ノ頭からみた硫黄岳まで

横岳から台座ノ頭までは10分もあれば到着します

高低差もあまりないので岩場、クサリ場などを除けば歩きやすい

台座ノ頭から硫黄岳山荘までは下ります。そしてまた一気に硫黄岳山頂まで登りです

ここまでですでに8km以上の山道を歩いているので硫黄岳までの登りは急ではないものの、地味にきつかったです

桜平ゲートまではここが最後の登り!

硫黄岳までの登山道には目印の「ケルン」が設置されているのでケルンを目安に登山道を歩きます

横岳から1時間ほどで硫黄岳まで戻ってきました

硫黄岳山頂からの南八ヶ岳の景色、時間帯が違うと見え方も変わる

硫黄岳に戻ってきたのが10時過ぎ、朝7時に見た時とは違った見え方の八ヶ岳の景色を楽しめます

硫黄岳〜夏沢峠まで

夏沢峠までも景色のいい稜線歩き

硫黄岳からは登りとはルートを変えて、夏沢峠を経由してオーレン小屋に向かいます

夏沢峠までのルートは稜線歩きが続くので景色がよく、天狗岳など北八ヶ岳を眺めながらの山歩きと、硫黄岳の北側の岸壁の迫力を感じながら歩けるので飽きません

北側の岸壁、迫力がある

夏沢峠までガレた登山道が続き、ところどころ急な箇所もあるので注意して進みましょう

青い屋根の建物が夏沢峠にある「ヒュッテ夏沢」

夏沢峠までは1時間10分ほどで到着

南北25kmに連なる八ヶ岳は夏沢峠を境に「北八ヶ岳」と「南八ヶ岳」と呼ばれます

ヒュッテ夏沢

7月、8月のみ営業のヒュッテ夏沢は2,440m地点にある山小屋で、予約がある時のみ小屋開けしています

15人以上のパーティーなら貸切も可能な山小屋です

常設されたトイレは一回100円で利用可能

ヒュッテ夏沢について詳しくはこちら

夏沢峠〜オーレン小屋まで

オーレン小屋に続く登山道

夏沢峠からオーレン小屋までは25分ほど、緩やかな樹林帯の登山道なので森の静かさや、鳥のさえずりを聞きながら山歩きを楽しむことができる道です

オーレン小屋

オーレン小屋は海外を思わせるような旗があり、いい雰囲気をしています(海外の山には行ったことないのでイメージです)

休憩できるスペースもあるのでぜひ立ち寄りたい小屋です

オーレン小屋〜桜平駐車場まで

オーレン小屋から桜平ゲートまではおよそ1時間、下りなので早い人なら45分ほどの道のり

歩きやすい樹林帯が続く
夏沢鉱泉。利用者はここまでの送迎がある

夏沢鉱泉まで帰ってきました

帰ってきた時にはお昼を過ぎていてので、登山者で賑わっていました

車が通れる道幅の林道(急)

夏沢鉱泉からは林道を30分ほど歩けば桜台ゲートに到着できます(おつかれさまでした!)

桜平ゲートから硫黄岳、横岳への約14.3kmのピストンルートの紹介でした

8〜10時間ほどでゲートまで帰ってくることができます

最寄りのコンビニ

登山口の近くにはコンビニなどはありませんので、麓で寄ってから登山口に向かいましょう

桜平ゲートから一番近い高速道路ICは諏訪南ICです

諏訪南ICの近くにファミリーマート諏訪南インター店が寄りやすいコンビニです

立ち寄り湯

登山口から一番近い温泉は夏沢鉱泉です(まだ登山中ですが)

夏沢鉱泉で入浴して、疲れを癒してから桜平ゲートに戻るのもアリで、入浴料は1,000円です

夏沢鉱泉について詳しくはこちら

もみの湯

下山後に立ち寄るなら、麓まで戻ってくると「もみの湯」があります

もみの湯

料金大人:650円 子供:300円
開館時間AM10:00~PM 9:30(最終受付PM 9:00)
休館日第3水曜日(祝祭日の場合は翌日)
施設大浴場/露天風呂/サウナ/リフレッシュルーム/大休憩室完備
2023年7月調べ

夏の八ヶ岳登山で持っていって良かったもの

夏山シーズンでは、2,500mを超えるような場所でも日中は気温が上がり、強い日差しが照り付けますので日焼け予防は必須となります

日焼け止めはウォータープループの水に濡れても落ちにくいタイプの日焼け止めを選びましょう

私は海で使う日焼け止めと同じものを使っていて、アネッサの日焼け止めを使っています

登山中はたくさんの汗をかきます。タオルで汗を拭くことも多くなるので、こまめな塗り直しが日焼け予防に効果的です

おわりに

硫黄岳、横岳の登山ルートの紹介でした

夏こそ標高の高い山にトライしてみましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました

ではまた!

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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