こんにちは、opoです。(opo_85)
登山やキャンプで靴の中にストレスを感じる事ってありませんか?
そんな靴の中のストレスを解消することができるのが靴下のレイヤリング(重ね履き)です。
レイヤリング(重ね履き)は寒い時とかに保温力を高めるためにしたりしますが、効果はそれだけではありません。
- 靴の中の蒸れを軽減させたい
- 足の臭いで困っている
- 靴擦れで困っている
- 寒さ対策したい
そんな悩みを持っている人にインジンジのライナークルーがおすすめです
この記事ではインジンジのライナークルーの特徴を紹介しつつ、実際に靴下をレイヤリングして使ってみて感じた事や、体感した効果を解説します。
injinji・インジンジ(全米NO1の5本指ソックスの会社)
インジンジは1999年に創設されたアメリカ・カリフォルニアに拠点をおく足の健康とパフォーマンスを専門としている5本指ソックスの会社です
日本ではケンコー社が代理店になっていて、ケンコー社はインジンジの他に、ゼロシューズやビッグアグネス、バーゴなどの代理店にもなっています
インジンジについてより詳しく知りたい人は公式ホームページへ
ライナークルーは2種類・クールマックスとウールがある
インジンジの5本指ソックスの中で特におすすめしたいのがライナークルーシリーズです
ライナークルーは極薄のソックスになっていて、クールマックスとウールの2種類があります
この二つの大きな違いは素材です。(ウールか化繊かの違いです)
ライナークルー・クールマックス
ライナークルーはクールマックス(75%)、ナイロン(21%)、ライクラ(4%)が使われています。
100%リサイクルポリエステルを使用した繊維の事。
優れた吸水発散性を持っていて、汗を吸い上げ、発散させる事でドライで涼しい状態を保ってくれます。
履いてみると、通気性が抜群で、靴を脱ぐとスースーとして通気性の良さを感じます。
ライナークルー・ウール
ライナークルー・ウールはメリノウール(74%)、ナイロン(22%)、ライクラ(4%)が混合されているソックスです。
メリノウールとはオーストラリアやニュージーランドで多く飼育されている「メリノ種」という羊の毛の事です。
たくさんの種類の羊の毛「ウール」の中でもメリノウールは高品質な素材で、吸湿性に優れる天然素材で保温性に優れています。
ライクラとは透明で、引っ張ると4〜7倍に伸びる伸縮性に優れた合成繊維で、生地に伸縮回復性を加えてくれる素材です。
履いてみると通気性の高さと同時にじんわりと温かさも感じるソックスです
それと、消臭性が高く、使用後も臭いにくい!
ライナークルーのサイズ感
サイズ展開はS、M、Lの3種類です
- S:23-25cm
- M:25.5-27cm
- L:27.5-29cm
サイズ感ですが、かなり伸縮性があるので多少小さくても問題ありません。
インナーなので生地はすごく薄くて、ピッタリフィットします。
実際に履いてみて感じた事
インナーソックスだけで履くこともできるけど・・・おすすめしない
ホームページによると単体での使用も可能とありますが、個人的にはインナーソックスだけの使用は個人的にオススメできません。
素材の特性からか、靴の中で滑る感覚があります。
インナーソックスだけで4時間、10000歩ほど歩いてみましたが、靴の中で滑る感じがして、踏ん張るために余計な力を使い、疲労しました。
それから、インナーソックスは極薄なのでクッション性がなく、長時間歩く際や、山道の下りの時などは向いてません。
他の靴下とレイヤリングして使うのがおすすめです。
登山用のくつ下とのレイヤリング:相性抜群で快適です!
登山用のクッション性の高い靴下とのレイヤリングは相性抜群で、履いていて気持ちいいと感じました。
靴下を重ね履きすることが多少めんどくさく感じますが、快適さを考えるとライナークルーを使う事の効果を感じることができます。
蒸れを感じにくい
実際に履いてみてまず思ったのは5本指ソックスの効果です。
足の汗をソックスが吸水してくれるので汗で蒸れたり、濡れた感覚を感じる事がなくなりました。
5本指ソックスは指と指の間の汗濡れを感じにくいので不快感が減ります。
靴擦れは通常、足に馴染んでいない靴を履くことで足の皮膚が擦れて起こりますが、足の蒸れも関係しています
足が蒸れることで皮膚がふやけると靴擦れが起こりやすくなります
私は新しい靴を履くと高い確率で靴擦れになります
ですが、
このライナークルーを履いてから靴擦れがなくなりました
蒸れにくくすることは靴擦れを予防できると身を持って体感することができました
蒸れている状態ではないので長時間履いていても足がふやけることもなく、靴ずれなどの予防にも効果的だと感じました。
汗冷えを軽減してくれるので冷えにくい
汗で濡れた靴下は冷えにつながります。
汗をかいて、靴下が濡れてしまい、それが足の冷えにつながってしまうことがあります。
ライナークルーを履いていると、吸水した汗を発散してくれるので汗しにくくなり、冷えを感じにくくなりました。
登山やキャンプのときはこのライナークルーソックスとスマートウールのソックスを組み合わせて使っています。
クールマックスとウールならおすすめはどっち?
素材が違う両者はメリットもそれぞれにあります
クールマックス | ウール | |
---|---|---|
メリット | 濡れても保温力が下がらない 速乾性 耐久性 | 濡れても保温力が下がらない 調湿性 消臭性 |
デメリット | 臭いやすい | 乾きにくい 耐久性 |
コスパと実用性を考えるならクールマックス!
ウールに比べてコストパフォーマンスに優れているのがクールマックスです。
コスパがいい分、普段からガシガシ履く事ができます。
登山以外では渓流釣りなどの時にもこのクールマックスを使っています。
速乾性に優れたポリエステル素材を使用しているので渓流釣りなどで濡れてしまっても乾きやすく、履いていてストレスを感じにくいです。
保温性も考えるならウール!
どちらも履いてみて、ウールの方が保温性に優れていると感じました。
冬キャンプや冬山登山、スノーボードなど保温性も欲しい時にはウールを履いています。
冬の八ヶ岳に登山に行った時もライナークルーウールを履いて寒さを感じることなく快適に歩くことができました。
耐久性について(2021.12/23追記)
耐久性についてですが、私が実際に普段使いした結果、使用を始めて2ヶ月で指先に穴があきました。
使用頻度は週に4、5回で、だいたい一回2万歩ほど歩いていました。
2ヶ月ほどで穴があいたのでいつも履いている靴下に比べてコスパは少し悪いように感じます。
コスパは多少悪いかもしれませんが、快適さを考えると毎日履きたくなる靴下です。
靴下のレイヤリングが苦手な人におすすめなインジンジのソックス5選
紹介した極薄のライナー以外にもインジンジにはおすすめの5本指ソックスがあります
レイヤリングが苦手な人に1枚で履ける5本指ソックスをいくつか紹介します
トレイルミッドウエイトクルー
一枚で履くならおすすめなのがコレ、
トレイルミッドウエイトクルーです
化繊ソックスで、足裏にはパイル編みになっていることでクッション性もあり、登山やキャンプなどで使うのに最適です
ウール性のソックスに比べてコストパフォーマンスに優れているのもおすすめポイントです
トレイルミッドウエイトクルーの基本情報
素材 | クールマックス39%、ナイロン58%、ライクラ3% |
カラー | グラナイト、リッジ、ピーク、ディジョン |
サイズ | S、M、L |
暑い季節に便利な「ミニクルー」もおすすめ!
トレイルミッドウエイトクルーの短いバージョンなので暑い時期やランニングでの使用に最適です
トレイルミッドウエイトクルーと比べてみるとこんな感じ
トレイルミッドウエイトミニクルーの基本情報
素材 | クールマックス39%、ナイロン58%、ライクラ3% |
カラー | グラナイト、ベイ、マリーナ |
サイズ | S、M、L |
アウトドアミッドウェイトクルーウール
天然素材の快適さが好みの人にはアウトドアミッドウェイトクルーウールがおすすめ
メリノウールが使用されているソックスで、レイヤリングせずに一枚で履きたい人におすすめなソックス
写真は数回履いた後の指先
すぐに薄くなってきてしまいます
それでも一枚で履く靴下としては快適なのでおすすめです
おわりに
インナーソックスを使うようになってからは登山や、キャンプでの不快感は軽減されました。
今では仕事中やプライベートで子供と遊ぶ時もライナーソックスを履いています。
靴下のレイヤリングで登山・キャンプをより快適にしましょう。
何かみなさんの道具選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。