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メンテナンス【鉄板・スキレット】シーズニングの手順・購入後にやること

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こんにちは、opoです。(opo_85)

本日は鉄板やスキレットの使用前のシーズニング(下準備)の紹介です。

  • 鉄板やスキレッドを購入した
  • シーズニングの方法が知りたい 
  • シーズニングに必要なものが知りたい
  • 使用後のメンテナンスが知りたい
  • 保管方法が知りたい

本日は私が実際にシーズニングをした手順をお伝えしつつ、注意点なども合わせて紹介します

使用後のメンテナンスや保管方法についても紹介します。

何か皆さんの参考になればうれしいです。

シーズニングとは:防錆加工を落として使える状態にすること 

鉄板やスキレットなどは購入時は防錆塗装がされていることがほとんどです。

使用前にその塗装をしっかりと落とし、油膜を形成させていくことで使える状態にする必要があります。

油膜を形成していない状態で使用してしまうとコゲ付きやサビの原因になったりしてしまうので必ずシーズニングしましょう。

opo

最近ではシーズニング不要のスキレットもあったりしますが、私は使用前の儀式見たいな感じでシーズニングを必ずします。

用意するもの

シーズニングをするために用意するものは以下の通り。

  • 鉄板
  • ガスバーナー
  • 野菜くず
  • 古布またはキッチンペーパー
  • 手袋

ガスバーナー

火力が強い方がいいのでガスバーナーがおすすめです。

アルコールストーブとかでも代用できると思いますが、火力が弱い分時間がかかると思います。

野菜くず

シーズニングの時に野菜くずを炒めることで鉄臭さが少なくなるのと、油膜形成を早くするためです。

用意する野菜は玉ねぎや人参など香りが強い方がいいようですが、私は何でも大丈夫だと思っています。

私が使用したのはキャベツです。

油・古布またはキッチンペーパー

油膜を形成するためと、シーズニング後にサビ防止に使います。

使う油はなんでもいいです。サラダ油でもオリーブオイルでも。

要は鉄板に膜をつくれればOKです。

個人的にはサラダ油があればサラダ油を使っています。

サラダ油の方が仕上がりがキレイになるからです。

油を均等になじませるためにコットンの布(Tシャツの切れ端など)があるとより便利です。

なければキッチンペーパーでも代用可能です。

手袋

火傷に注意が必要なので必ず手袋をしましょう。加熱直後は手袋をしていても熱いので気をつけて下さい。

シーズニング手順・簡単6ステップ

  1. 鉄板の色が変わるまで空焚きする
  2. しっかり洗う
  3. 再加熱
  4. 野菜クズを炒める
  5. もう一度洗う
  6. 空焚きする 

鉄板の色が変わるまで空焚きする。

何もつけずに加熱します。空焚きすることで防錆材などを焼き切ります。

空焚きしてしばらくすると色が白っぽく変わってきます

加熱していくと煙が少し出ますが、だんだんと鉄板の色が変わっていきます。鉄板の色が変わりきるまで空焚きしてください。

鉄板を加熱すると臭いがすごいので換気をしながら行うようにしてください!

しっかり洗う

鉄板が冷めたら中性洗剤でしっかり洗いましょう。

今回シーズニングした鉄板は3.2ミリで、15分くらいで冷めました。

もっと分厚い鉄板は冷めるのに時間がかかるので、時間に余裕のあるときにやるのがいいと思います。

洗うのは完全に冷めてから!くれぐれも火傷には注意!

再加熱 

もう一度火にかけて、油を薄く塗り加熱します。

煙が出ますが、煙が出なくなるまで加熱します。

私は自宅のキッチンで行いましたが、独特の臭いがすごいので屋外でできる人は外でやることをおすすめします。自宅でやるときはしっかり換気しましょう。

opo

換気扇を回しながらやったけれど、部屋に臭いが充満してしまいました。自宅でやるときは窓も開けるなど対策しましょう。

臭いが充満するので換気をしながら行うこと!

野菜くずを炒める 

一度冷まして、今度は多めに油を塗り、加熱してから野菜クズを炒める。

野菜くずを炒めるのは油膜の形成を効率的に行うためらしく、油が劣化することで油膜になり、その油膜を重ねていくことを俗に”育てる”というようです。

また野菜くずを炒めることで初期の鉄臭さを少なくさせる効果もあるようです。

もし野菜くずが用意できない場合は油だけでもOKです。

鉄板に油を塗り、加熱させてシーズニングしていきます。

炒めた野菜くずは食べないこと

もう一度洗う 

鉄板が冷めたらもう一度中性洗剤で洗います。

洗うのは完全に冷めてから!くれぐれも火傷には注意!

空焚き 

もう一度空焚きをして水分を完全にとばしたら冷まして油を全体に塗ります。

最後に油を塗った後の状態です

これでシーズニングは終わりです。

使える状態になったのでここからはガンガン使って油膜を形成して、鉄板を育てましょう。

初めて使用した時の写真です。

鉄板で焼くと柔らかく美味しく焼けます

裏面はどうする? 

裏面に関しては野菜くずなどを炒める必要はありませんが、何もしないと裏面からサビが出てしまうことがあります。

最後に空焚きをした後に裏面にも油を塗っておきましょう。

空焚きしてしっかり水分を飛ばしてから空焚きをすればサビにくくできます。

メンテナンス方法 

使い込む中でのメンテナンスですが、基本的には洗剤で洗うのはNGとされています。

形成した油膜が洗剤で洗うことで落ちてしまうためです。

私の場合、以下の順でメンテナンスしています。

  1. 使用後は鉄のブラシや、ヘラで大きな汚れやコゲを落とす
  2. 火にかけて加熱・残った汚れやコゲを完全に焼き切る
  3. 油を全体になじませる
  4. 冷ましたらもう一度油を塗る(裏面にも塗ります)

もっとしっかりメンテナンスする方法もあるようですが、面倒くさがりな私ができる方法は上記の簡単メンテナンスです。

そんなに時間もかからないのでおすすめです。

保管方法 

保管する時は適度に油を保持してくれるように保管をする必要があります

コットンの袋が付属しているのであればそれに入れるか、

または新聞紙でくるんでおくのもサビを防いでくれますのでおすすめです

私は新聞紙にくるんでいます

キャンプに持っていく時も新聞紙にくるんだまま持っていき、汚れたら新しい新聞紙に交換しています

まとめ 

シーズニングとは
  • 防サビ加工を落とし、鉄板を使える状態にするための加工
  • 焦げ付きにくくしたり、サビ予防に効果がある
用意するもの
  • 鉄板
  • ガスバーナー
  • 野菜くず
  • 古布またはキッチンペーパー
  • 手袋
シーズニング手順

  1. 鉄板の色が変わるまで空焚きする
  2. しっかり洗う
  3. 再加熱・油を塗る
  4. 野菜クズを炒める
  5. もう一度洗う
  6. 空焚きして油を塗る
  • 臭いが充満するので必ず換気しながら作業すること
  • 鉄板はものすごく熱くなるので火傷に注意

 

使用後のメンテナンス手順
  1. 使用後は鉄のブラシや、ヘラで大きな汚れやコゲを落とす
  2. 火にかけて加熱・残った汚れやコゲを完全に焼き切る
  3. 油を全体になじませる
  4. 冷ましたらもう一度油を塗る(裏面にも塗る)
保管方法

コットンの袋や新聞紙にくるんで保管することでサビるのを予防できる

おわりに 

いかがでしたでしょうか。

私が実際にやっているスキレットと鉄板のシーズニングの方法を紹介しました。

スキレットや鉄板はよく“育てる”と言ったりします。

これは油など劣化することで油膜を作り、その油膜が重なることで使いやすくなるからです。

シーズニングをしたらガンガン使い込んで鉄板を育ててみてはいかがでしょうか?

キャンプ道具の手入れって手間がかかり、面倒に思うこともあります。

ですが手間をかけて使いこむうちに愛着も増してきます。

そんな道具を持ってキャンプに行くのは楽しいですよね。

何かみなさんの参考になればうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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