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【エバニュー・Tiアルコールストーブ】レビュー・使ってわかる便利なストーブ!

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こんにちは、opoです(opo_85)

  • アルコールストーブが欲しい
  • できるだけ軽量なアルコールストーブがいい
  • 扱いやすいアルコールストーブをさがしている

そんな人にはエバニューのTiアルコールストーブがおすすめです

私自身も使ってみて、すごく便利なストーブでしたのでレビューをします

チタンアルコールストーブのメリット・デメリットを解説しつつ、使ってみた感想を紹介します

何かみなさんの道具選びの参考になれば嬉しいです

エバニューチタンアルコールストーブ:5つのメリット

アルコールストーブとしては強い火力

私はアルコールストーブが好きで、本日紹介するエバニューのストーブ以外にも2つ所有しています

全部で3つ持っていますが、その中で比較したところ、

一番火力が強かったのがエバニューTiアルコールストーブです

300mlのお湯を沸かす時間を計測して比較してみました

1番早くお湯を沸かすことができたのがこのチタンアルコールストーブです

比較したアルコールストーブは

トランギアアルコールストーブとエバニューの新作、ブルーノートストーブです

火力が強いほうがいい人にはチタンストーブがおすすめです!

36gのチタン製で軽量!

重量は実測で36gで超軽量です

トランギアのアルコールストーブは実測111gなのでその差は75g

ガスバーナーなどと比べてもかなり軽量であることは間違いありません

火力や重量、燃焼時間などの比較については過去の記事でも解説していますので興味のある方はぜひご覧ください

設置面が広いので安定性が高い

使用時の安定性が高く、使いやすいです

ブルーノートストーブは超軽量ですが、安定感に頼りなさを使ってみて感じることがありますが、Tiチタンストーブは安定性が高く、使いやすいです

安定感があるのは初心者にとっても使いやすいストーブですよ

地面への設置面が広いのと五徳もセットするので実際に使ってみるとクッカーを安心しておけます

内側に便利なメモリ付き

燃料を入れるタンクの内側に計量メモリがついています

このメモリがあれば燃料をどのくらい入れたか一目瞭然なので燃料を無駄使いすることも無くなります

opo

「どのくらいの燃料で何分燃焼するか」

「何mlのお湯を沸かすのにどのくらいの燃料が必要か」

を把握しておくと無駄使いが減らせますよ

調理も可能な燃料容量・燃焼時間

容量 

最大70mlの燃料を入れることが可能なので、長時間の燃焼が可能になり、調理することもできます

ブルーノートストーブは燃料を15mlまでしか入れることができないので、最低限の湯沸かしだけなら十分ですが、調理となると難しいです

ですがチタンストーブは燃料が十分に入るので、炊飯や、炒め物も可能

火力はガスバーナーには劣るものの、ちょっとした調理は問題なくできますよ

opo

朝食を作るのに、目玉焼き、ウィンナーを炒めて、スープ用の湯沸かし、コーヒーを入れる分のお湯を沸かすのに十分な燃料が入るのでいちいち燃料を補充する必要がないのが嬉しいポイント!

燃焼時間 

15mlのアルコールで約4分10秒燃焼します

30mlのアルコールだと約6分30秒燃焼し、300mlのお湯を沸かすのにかかる時間は約4分18秒でした

この燃焼時間は実測で、無風状態の室内で測ったものですので参考程度にお考えください

opo

屋外で風の影響や気温によって誤差が出てくるので目安として考えましょう

あとは使い込むと経験と勘で慣れてきますよ

デメリット 

火力調整ができない

基本的に火力調整ができません

ガスバーナーは火力調整ができるものがほとんどで、料理に使うには扱いやすいのはガスバーナーです

強火・中火・弱火と火力をコントロールしたい人にはアルコールストーブは向きません

ちなみに、トランギアのアルコールストーブは火力調整用のフタがついていて、多少の火力調整は可能なものの、細かな調整はやっぱり難しいです

スライドさせて開閉させることで火力調整が可能です

火が安定する前にフタをすると消火してしまうので注意が必要

 

ガスバーナーと比べると弱い火力

アルコールストーブは気化したアルコールを熱により発生する蒸気圧で燃料を噴射させて燃焼します

圧縮されたガスを使ったバーナーや加圧式のガソリンストーブと比較すると火力の差は歴然です

ちょっとした調理であれば可能なものの、しっかり料理したい人にはアルコールストーブの火力では対応できない場合が出てきてしまいます

また火力が弱い分、風の影響を受けるとクッカーが温められずに湯沸かしや調理ができないので風防をセットするなどの対策が必須になってきます

火消しが自由にできない ・燃料は使い切り

このチタンストーブには火消し用のフタが付属されていないので、火消しは自由にできません

また本体には燃料を携帯できる機能がないので、燃料は燃やし尽くす必要があります

その点は慣れるまでは不便に感じるところで、ガスバーナーなどと比べて扱いにくいデメリットです

低温環境では引火しない 

これは全てのアルコールストーブに言える事ですが、低温環境では燃料のアルコールに引火しにくいので使いにくいです

体験談

マイナス8℃の環境でアルコールストーブを使おうと思った時になかなか引火ぜずに苦戦しました

(ライターやマッチをしばらく点火しておくと燃料が温まって点火します)

使い方 

アルコールストーブの使い方はすごく簡単です

使い方
  1. ストーブを置く場所が平らかを確認
  2. 必要な分の燃料を入れる
  3. 点火
  4. 火が安定したらクッカーをのせる
  5. 消火・燃料は使い切る

アルコールは液体燃料なので慣れるまでちょっと扱いにくいことがありますが、使い始めるとすぐになれてきますよ

より具体的な使い方や、気を付けるべきこと、使用にあたって用意するものなど詳しくは過去の記事で解説していますのでよかったらご覧ください

チタンの魅力 

チタン素材は使っていると独特の焼き色がついてきます

機能や特徴とは全く関係がありませんが、使う道具にこだわりたい私としてはやっぱり使い込んでこそ出てくる色気への魅力は外せません

使い込むことによってできる青い焼き色はチタン独特の焼き色です

真鍮製には経年劣化による腐食だったり、くすみなどチタンとはまた違った色気があり、こちらも魅力満点です

あなたはどちらの色気にに魅力を感じますか?

Tiアルコールストーブ:スペック詳細

サイズ外径7.1(内径3.9)×高さ4.2cm
重量34g
素材チタニウム
燃料容量70ml ※燃料アルコール専用
レビューレビューをみる

一緒に必要なもの・五徳と風防 

五徳

アルコールストーブを使うのにセットで必要になるのが五徳と風防です

Tiアルコールストーブは本体に直接クッカーを乗せることができないので五徳は必須です

エバニューの十字五徳は組み立て・取り付けが簡単で軽量なのでおすすめ

軽さ重視ならT0.3 triveTiがおすすめ!

軽さを重視したい人には2023年に発売したT0.3 triveTiがおすすめです

重量が3.5gと超軽量な五徳で、耐荷重は600gと制限がありますが、これならアルコールストーブ本体と合わせても40g以下になります

詳しくはこちら

五徳無しでも使うことはできる

Tiアルコールストーブは五徳がなくても使用することはできますが火力が弱くなります

200mlのお湯が沸くまでの比較
五徳あり五徳なし
3分35秒4分30秒

五徳なしで使用したときの方がお湯が沸くまでに時間がかかったので「弱火」「強火」の二段階で使い分けるという考え方をすれば便利に使い分けることもできます

これまで使っていて弱火と強火を使い分けたことはありません

五徳を使って強火で使用した方が時短にもなるし、燃費もかかりません

風防

そしてもう一つ、風防です

火力が弱い分、風の影響を受けないように風防を使わないと最悪お湯が沸かせないなんてことになりかねません

私はコンパクトになるバーゴの風防を使用しています

opo

海辺へハイキングに出かけた時に、風防を忘れてしまい、コーヒーを飲むためのお湯を沸かすのに大苦戦したことがあります

持っていたアルミホイルで風防を作り、なんとかコーヒーを飲むことができましたが、お湯が沸くまでにいつもの3倍の燃料を使ってしまいました

写真はアルミホイルで作った風防・しっかりと風を防ぐことができず苦戦しました

専用のアルコールスタンドならさらに安定する!

エバニューからはチタンアルコールストーブ専用のスタンドもあります

この専用スタンドはアルコールストーブをピッタリとセットすることができるのでより安定します

またこのスタンドはチムニー効果(煙突効果)により火力が集中するので効果的にクッカーを温めることができる優れもの

アルコールストーブのスタンドとしてだけでなく、ファイヤーボックスとして焚き火を楽しむこともできます

一台で何役もこなしてくれるこのスタンドは便利です!

これからアルコールストーブも買う人にはセットがあるのでそちらがおすすめ!

アルコールの携帯に便利なボトル

アルコールを必要な分だけ持っていくには携帯用のボトルが必要です

買ったままのアルコール500mlをそのまま持って行っても使う分は限られています

アルコールの携帯には注油口の細くなっているものがおすすめです

また、アルコールが計量できるキャップが付いているとさらに便利です

エバニューの燃料ボトルはキャップにメモリが付いているので必要な分を測るのに便利です

サイズは2種類あって、30mlと60mlがあります

30mlあれば日帰りでの登山でコーヒーを飲んだりカップ麺用の湯沸かしをする程度にちょうどよく、60mlなら休憩中にもコーヒーを飲んだりするくらい余裕のある容量です

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アルコールストーブがピッタリ入るカップ紹介

アルコールストーブがピッタリと入るカップを二つ紹介します

ウィルドゥ・フォールダーカップの中にピッタリと入ります

フォールダーカップは使わない時は半分に折りたためるのが特徴ですが、私は折りたたまずに中にアルコールストーブを入れて収納しています

エバニューのデミタスカップ220の中にもピッタリと入ります

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まとめ・こんな人におすすめ!

特徴のまとめ
  • アルコールストーブの中では火力が強いので湯沸かしが早くできる・調理にも使える
  • 36gと超軽量なので装備を軽量化することができる
  • 安定感があるので初心者からベテランまで取り扱いやすい 
  • 70mlある燃料容量は湯沸かしだけでなく調理も可能である
  • 細かい火力調整ができないので手の込んだ料理には不向き
  • ガスバーナーと比べると弱い火力なので強火調理などには不向き
  • 消火が自由にできないので燃料は使い切る必要がある
こんな人におすすめ
  • 基本調理は焚き火でやる人
  • できるだけ装備を軽くしたいULハイカー・ULキャンパー
  • 最低限の湯沸かしができればいいと思っている人
  • ちょっとした調理がしたい人
  • 故障しにくい頑丈なストーブが欲しい人

アルコールストーブの魅力 

ここまでエバニューのチタンアルコールストーブのメリットやデメリットについて解説してきました

全てのアルコールストーブには共通の魅力があります

  • シンプルなデザイン・構造で故障知らず(一生使えます)
  • 取り扱いの簡単さ
  • 周りを気にしなくていい静かさ
  • 残量が目視できるので無駄がない
  • 手軽に手に入る燃料
  • レトロさ、色気 

この魅力こそが私がアルコールストーブを好んで使っている理由です

おわりに 

いかがでしたでしょうか

エバニュー・チタンアルコールストーブの紹介でした

ガスバーナーと比較しても一長一短

自身の用途や、扱いやすいのがどちらかを考えてベストなストーブを探しましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました

何かみなさんの道具選びの参考になれば嬉しいです

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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