寝袋(シュラフ) PR

比較【ISUKA】ダウンシュラフ「エアプラス」「エアドライト」違いを徹底解説!どっちにするか迷っている人へ

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こんにちは、opoです(opo_85)

  • イスカのダウンシュラフの「エアプラス」にするか、「エアドライト」にするかで迷っている
  • 違いが知りたい

この記事では、イスカのダウンシュラフ「エアプラス」と「エアドライト」の特徴や違いを解説します

後半では「エアプラス」と「エアドライト」の比較リストも作成しましたので参考になればうれしいです!

結論としてはコスパを優先させるならエアドライトがおすすめで、軽さ・保温力にこだわるなら「エアプラス」がおすすめ!

また、3シーズン用にするか、4シーズン用にするかでエアプラスの方がいいか、エアドライトがいいかも変わってくるので、そのあたりも解説します!

日本の寝袋ブランドISUKA(イスカ)

イスカは昭和47年(1972年)に創業された日本のアウトドアブランドです

寝袋(シュラフ)をメインに、スタッフバッグやレインバッグカバー、スパッツ、ソフトクーラーなどを取り扱っています

イスカの企業情報について詳しくはこちら

イスカのフラッグシップモデル「エアプラス」

 

出典:ISUKA

「エアプラス」シリーズはイスカのダウンシュラフの中で最上位のフラッグシップモデルです

「かるく」「ちいさく」「あたたかく」のコンセプトを高いレベルで実現されたモデルで、800FP(フィルパワー)の高品質なホワイトグースダウンが使用され、付帯機能、構造にはイスカのテクノロジーが存分に使われています

エアプラス・ラインナップ
  • エアプラス810
  • エアプラス630
  • エアプラス450
  • エアプラス280

アウトドアを楽しむすべての人におすすめな「エアドライト」

 

出典:ISUKA

「かるく」「ちいさく」「あたたかく」のコンセプトはそのままに、より気軽に使えるようにコストを極限まで抑えられたモデルで、コストを抑えつつも750FP(フィルパワー)のダウンを使用し、性能は申し分なし。登山者からキャンパーまで幅広く使う事ができるモデルです

エアドライト・ラインナップ
  • エアドライト860
  • エアドライト670(ショートサイズあり)
  • エアドライト480(ショートサイズあり)
  • エアドライト290(ショートサイズあり)
  • エアドライト190
  • エアドライト160
  • エアドライト140

エアプラスとエアドライトの共通点と違いについて

どちらのモデルも名前に「エア」がついていて、「かるく」「ちいさく」「あたたかく」のコンセプトを基に作られているわけですが、共通点もあれば違いもあります

共通点
  • 生地
  • 構造や付帯機能
  • スペックによって着ぶくれに対応された細かいサイズの違い
違い
  • 使用されているダウンの品質
  • 重量
  • 価格
  • ラインナップ・ショートサイズ

エアプラスとエアドライト共通点

エアプラスもエアドライトも本体の生地には15デニールの極薄リップストップナイロンを使用しています

構造や付帯機能もエアプラス、エアドライトともに共通で、3シーズンと4シーズン(冬用)モデルで異なるところはあるものの、どちらもイスカのテクノロジーが詰め込まれた寝袋になっています

イスカの寝袋の構造や付帯機能について詳しくは公式ホームページをご覧ください

イスカの寝袋はモデルや対応温度によってサイズを変えているのも共通の特徴です

例えば、薄手の3シーズン用の寝袋では肩幅は78cmで作られていますが、4シーズン用の厳冬期にも対応するような寝袋では着込むことも想定され、肩幅は84cmで作られています

細かくサイズを変えているところに作り手のこだわりを感じますね

エアプラスとエアドライトの違い

エアプラスとエアドライトは、封入されているダウンの品質が違います

エアプラスの方がより高品質なホワイトグースダウンが使用されています

エアプラスエアドライト
800FPホワイトグースダウン750FPダックダウン

エアプラスの方が高品質とは言いましたが、エアドライトも750FPのダウンが使用されているので十分高品質なダウンと言えます

使用されたダウンの違いが生む「重量」と「価格」の違い

使用されるダウンから生まれるのは「重量」と「価格」の違いです

エアプラスで使用されているダウンの方が高品質で、使用するダウン量が少なくても保温力が高いため、重量が軽くなりますが、高品質であるがゆえに価格は高くなります

エアプラス、エアドライトの同等モデルでの比較をしてみるとこんな感じ

重量比較
エアプラスエアドライト
エアプラス280:550gエアドライト290:560g10g
エアプラス450:840gエアドライト480:870g30g
エアプラス630:1,030gエアドライト670:1,070g40g
エアプラス810:1,280gエアドライト860:1,330g50g

モデル名になっている数値は使用されている「ダウンの量」を表しています

重量の差は使っているダウン量の分だけ差があり、エアドライトの方が重くなっています

価格比較
エアプラスエアドライト差額
エアプラス280:¥40,700エアドライト290:¥33,990¥6,710
エアプラス450:¥51,700エアドライト480:¥44,550¥7,150
エアプラス630:¥61,600エアドライト670:¥57,200¥4,400
エアプラス810:¥71,500エアドライト860:¥66,550¥4,950
2023年10月調べ

価格を比較してみると分かるのが、3シーズンモデルの方が価格差が大きく、4シーズンモデルの方が価格差が小さいことです

ダウン量の差は4シーズンモデルの方が大きいのに価格差は3シーズンモデルの方が大きくなるという不思議な結果になりました

ラインナップの違い

エアプラスとエアドライトではラインナップされているモデル数が違います

エアプラスエアドライト
エアプラス810
エアプラス630
エアプラス450
エアプラス280
エアドライト860
エアドライト670(ショートサイズあり)
エアドライト480(ショートサイズあり)
エアドライト290(ショートサイズあり)
エアドライト190
エアドライト160
エアドライト140

エアプラスはショートサイズの展開はなく、4種類なのに対し、エアドライトは7種類のラインナップがあり、ショートサイズも合わせると全10種類から選ぶことができます

エアプラスにはない、薄手のモデルや薄手のモデルがあるのもエアドライトの特徴ですね

エアプラスとエアドライトのラインナップとスペック比較

エアプラスとエアドライトの使用温度や重量、収納サイズ、価格を総合的に比べてみるとこんな感じになります

エアプラスエアドライト
エアプラス810
最低使用温度:-25℃
収納サイズ:φ21×37cm
平均重量:1,280g
価格(税込):¥71,500
エアドライト860
最低使用温度:-25℃
収納サイズ:φ21×37cm
平均重量:1,330g
価格(税込):¥66,550
エアプラス630
最低使用温度:-15℃
収納サイズ:φ20×34cm
平均重量:1,030g
価格(税込):¥61,600
エアドライト670
最低使用温度:-15℃
収納サイズ:φ20×34cm
平均重量:1,070g(1,010g)
価格(税込):¥57,200
エアプラス450
最低使用温度:-6℃
収納サイズ:φ16×32cm
平均重量:840g
価格(税込):¥51,700
エアドライト480
最低使用温度:-6℃
収納サイズ:φ16×32cm
平均重量:870g(830g)
価格(税込):¥44,550
エアプラス280
最低使用温度:2℃
収納サイズ:φ14×24cm
平均重量:550g
価格(税込):¥40,700
エアドライト290
最低使用温度:2℃
収納サイズ:φ14×24cm
平均重量:560g(530g)
価格(税込):¥33,990
エアドライト190
最低使用温度:8℃
収納サイズ:φ12×21cm
平均重量:415g
価格(税込):¥26,400
エアドライト160
最低使用温度:8℃
収納サイズ:φ11×19cm
平均重量:360g
価格(税込):¥21,450
エアドライト140
最低使用温度:8℃
収納サイズ:φ10×18cm
平均重量:300g
価格(税込):¥19,800
2023年10月調べ

比較して分かること

エアプラスとエアドライトを比較してみると見えてくるものがあります

比較してみて分かること
  • エアドライトはダウン量を増やすことで使用温度を確保している
  • 収納サイズは同じ

エアドライトはダウン量を増やすことで使用温度を確保している

エアプラス、エアドライトの同等モデルでの比較をしてみると、最低使用温度が同じになっています

最低使用温度比較
エアプラスエアドライト
エアプラス280:2℃エアドライト290:2℃
エアプラス450:-6℃エアドライト480:-6℃
エアプラス630:-15℃エアドライト670:-15℃
エアプラス810:-25℃エアドライト860:-25℃

モデル名になっている数値は使用されている「ダウンの量」を表しています

使用するダウンの量が同じであればエアプラスの方が高品質なダウンを使っている分、保温力は高くなりますが、エアドライトはエアプラスよりも多くのダウンを封入することで保温力を確保しています

収納サイズは同じ

エアプラス、エアドライトでは収納サイズも変わらない事が分かります

最低使用温度比較
エアプラスエアドライト
エアプラス280:φ14×24cmエアドライト290:φ14×24cm
エアプラス450:φ16×32cmエアドライト480:φ16×32cm
エアプラス630:φ20×34cmエアドライト670:φ20×34cm
エアプラス810:φ21×37cmエアドライト860:φ21×37cm

両者の重量では違いがあるものの、収納された時のサイズは同じになります

スペックを比較してみるとエアプラスの「うまみ」が目立たない

ここまで比較してみて私が正直に感じるところとしては、エアプラスを選ぶ「メリット」があるのか?

という事です

重量はわずかに軽いエアプラスですが、重量の差以上に価格差が大きく(エアプラス高い)、使用温度が同じである以上、最上位モデルであるエアプラスは価格が高い事が目立ってきてしまい、「良さ」を感じる事ができないのが残念なところです

比較するモデルによってエアプラスの方がいいと思えるケースもあります!詳細は後半で解説します!

私みたいな表示されている数値ばかりをみていると気づきにくい点ですが、エアプラスに使われているグースダウンは数値では表現できない「価値」があることを教えていただけました!

耐久性が高いエアプラスは5年、10年と使い込んでいった時に差が出てきそうですね!

まとめ

エアプラスはこんな人におすすめ
  • 山岳地帯で使うための寝袋を探している人
  • 厳冬期の山岳地帯での使用をしたい人(4シーズンモデル)
  • 1gでも軽い寝袋がいい人
エアドライトはこんな人におすすめ
  • 山岳地帯での使用のほかに、キャンプでの使用も考えている人
  • コストを重視する人
  • コスパを意識しつつも、保温力や軽さ・コンパクトさも外せない人

結論:軽さを突き詰めるならエアプラス!コスパ重視ならエアドライト!

結論としては、装備を1gでも軽くしたいグラムカッターなハイカーやキャンパーであればエアプラスがおすすめで、コストを抑え、コンパクトさを求めつつ、保温力が欲しい人であればエアドライトを選ぶのがいいのかなと思います

私がエアドライトにした理由

私は3シーズン用のシュラフとしてエアドライト290を使っているのですが、エアドライトにした理由は「コスパ」と「保温力」、「収納性」のバランスが良かったからです

3シーズン用のシュラフを購入するにあたって優先したのは「コンパクトさ」と「保温力」でした

前にも言った通り、「保温力」と「コンパクトさ」ってエアプラスもエアドライトも同じなんですよね(ここを差別化してくれていたらエアプラスにしていたかも)

重量はエアプラスの方が軽いんですけど、エアドライト290の場合、10gしか軽くありません

装備はできるだけ軽く、ULを意識している私ですが、ストイックに軽量化をしているわけではないので10gの差は許せる範囲内でした

保温力と収納サイズが同じで、重量が10g重いけど、価格は6710円も安い!!

これが私がエアドライトにした理由です

余談

4シーズン用(冬用)のシュラフとなるとちょっと話が変わってきます

エアプラス810とエアドライト860で比較してみると、重量差は50g、価格差は4950円になります

冬は特に装備が多くなり、重たくなりますから、ちょっとでも軽い道具にしておく事で総重量を軽くできますし、冬用のハイスペックな寝袋ともなれば4950円くらい多くだしてもいいかなとも思えます

イスカおすすめモデル・3選

ここまで読んでいただきありがとうございます

イスカのシュラフ、「エアプラス」と「エアドライト」の「違いと共通点」と「比較」をしてきました

ここからはエアプラスとエアドライトを調べ尽くした私が独断と偏見によるおすすめ寝袋を3つご紹介します

最低使用温度マイナス15℃!冬用寝袋ならエアプラス630

 

出典:ISUKA

冬用寝袋を選ぶならエアプラス一択です!

エアドライトもいいのですが、やっぱり冬は装備も重くなるし、ちょっとでも軽い道具を選びたいところです

冬用シュラフであればエアプラスとエアドライトの価格差も小さく、「どうせなら高品質な寝袋にしよう」と思えるはず

エアプラス630は最低使用温度がマイナス15℃で、超ハイスペックでありながら、重量は1030gと軽量!

ウエアを着込んだり、インナーを使用することでさらに過酷な環境でも使えますから、厳冬期の登山する人におすすめ!

※寒さへの耐性は個人差がありますので注意

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超軽量3シーズン寝袋:エアドライト290

 

出典:ISUKA

3シーズン用ならエアドライト290がおすすめです

最低使用温度2℃で、夏場のアルプスでの使用は問題なくでき、インナーやカバーを使用すれば春や秋も快適に過ごせます

重量は560gと軽量なので装備を軽量・コンパクトにまとめる事ができます

エアプラス280よりもコスパに優れ、重量差も10gしかないのでエアドライト290の方が断然おすすめです!(重量差が10gで6710円も高いのにエアプラス選ぶ人いるのかな?いるとしたらかなりVIPですね)

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クセ強め!フードレス、ジッパーレスのエアドライト140!

 

出典:ISUKA
  • 夏用に特化したシュラフを探している
  • 「軽さ・コンパクトさ」がなにより優先

そんな人にはエアドライト140がおすすめ

フード部分がない封筒型で、ジッパーもついていないクセの強いシュラフですが、「軽さ・コンパクトさ」に振り切っています

重量は300gで最低使用温度は8℃と夏場の使用をメインに考えている人や、冬場のインナーとしても使いたい人におすすめできる寝袋です

エアドライト140も私が使っているシュラフです!

メインとしても使えるし、インナーとしても使えてマルチに活躍してくれます

エアドライト140について詳しくはこちら

おわりに

イスカのダウンシュラフ「エアプラス」と「エアドライト」の比較解説でした

寝袋は高価な道具なので、比較して自分の用途に一番合う寝袋を見つけましょう!

どちらのシリーズにするか悩んでいる人の参考になれば嬉しいです

ではまた!

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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