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【NEMO・ゾア】を選んだ「5つの理由」と使用感をレビュー|オーラとの違いを徹底解説!

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こんにちは、opoです(opo_85)

  • コスパが良く、寝心地のいいマットを探している

そんな人におすすめなのがニーモイクイップメントの「ゾア」です!

この記事ではゾアの特徴や、選んだ理由を解説しつつ、実際に使用している感想も合わせて紹介します

なんだか違いがよくわからない「オーラ」との違いも解説!

セルフインフレーターマットの中では最軽量クラスのゾアは「寝心地」と「携帯性」のバランスが取れた3シーズン用マットです!

3シーズンでのキャンプや登山での使用を考えている人におすすめです!

ニーモ イクイップメント 

ニーモ イクイップメント(略称ニーモ)は、2002年にカム・ブレンシンガーが創業したアメリカのブランドです

NEMO(New England MOuntain Equipment)という名前は、ニューイングランドのルーツと故郷へのオマージュであり、ジュール・ヴェルヌのSF小説(海底2万マイル)に登場するキャプテン・ニモにちなんだものです。

引用:NEMO HP

創業者であるカム・ブレンシンガーが大学に在学中に作ったブランドで、山の中で眠ることができなかった経験から作られたそうです

スリーピングマットだけではなく、寝袋やテント、タープやチェアなどキャンプ用品を幅広く製造、販売しています

テントも山岳地帯で使用できる軽量なものから、ファミリーでも使用できるものまでラインナップは豊富です(15種類以上!)

スリーピングマットについて詳しく知りたい 

  • そもそも、スリーピングマットってどんな種類があるの?
  • R値って何?

そんな人はまずこちらの記事から読んでみてください

NEMOニーモ・ゾアの基本情報と特徴 

ゾア・スペック詳細
サイズ183 x 51 x 2.5cm
収納時サイズ11 x 20cm
重量450g(本体のみの実測は412g)
R値2.7
素材20Dポリエステル
断熱材オープンセルフォーム(PU)
サイズ展開レギュラー、ミディアム、ショート
付属品スタッフサック,コンプレッションストラップ,リペアキット
レビューレビューを見る

ゾアの特徴をもう少し詳しくみていきましょう

重量450gと軽量

本体のみだと実測で412gと軽量です。

ゾアは極限まで軽量化を図り、季節を問わず重量と保温性のバランスがとれたマットを持ち歩きたいミニマリスト志向の人に向けて開発されたマットです。

出典:NEMO

極限までの軽量化をしつつ、かつ断熱性を維持するためにパッド内のフォームに縦横2方向の肉抜き加工がされています。

光に当ててみると透けて見える

背面に滑り止め

マットの背面には滑り止めが付いています。

効果はあるのか疑問でしたが、ハンモックで使用した時に効果を感じることができました。ずれません。

ゾアのサイズは3種類

ゾアはサイズがレギュラー、ミディアム、ショートの3種類から選ぶことができます

サイズ
レギュラーミディアムショート
183 x 51cm160 x 51cm122 x 51cm
450g415g295g

マットの厚さは統一、2.5cmです

身長が160cm未満の人はミディアムを選ぶことでより軽量化させることができます。

さらに重量を削りたい人はショートサイズで、バックパックの背面を代用して使用することで装備を軽くすることができます。

ショートサイズは中、上級者向け、初心者や快適さを求めるならレギュラーサイズがおすすめです

モデルチェンジで変わった3つの仕様変更

 

出典:NEMO HP

モデルチェンジがあり、若干の仕様変更がありました。

仕様変更
  • カラー変更:ブルーからイエローへ
  • 重量の記載の変更:旧380g→新450g
  • 空気を入れるバルブの変更 

R値については変更はありません。

カラーチェンジ

旧モデルのカラーはブルーでしたが、現行のゾアはレモンイエローに変更されました。

重量の変更

旧ゾア
380g(実測412g)450g
(レギュラーサイズの重量比較)

メーカー記載の重量について、旧モデルは380gだったのに対し、現行モデルは450gの記載に変わっています。

これはおそらくリペアキットやスタッフサックなどを含めた総重量の記載に変わったためと思われます旧ゾアも総重量の実寸は430g)。

空気を入れるためのバルブ変更

出典:NEMO HP

空気を入れるバルブがエアマットと同じ形状に仕様変更されました

これにより、口で空気を入れにくくなったものの、バルブを解放することができるので一気に空気を抜くことができます。

  • 逆流防止弁がついているので専用のポンプサック(別売)を使えば空気を入れるのも簡単です
  • 専用のポンプサックを使うことで直接口をつける必要がないので衛生的になっています。

私が使っているのが旧型なので推測になっちゃうんですけど、バルブの径が大きい分、バルブを開けた時に半自動でフォームが膨らんでくれる速度も早くなってるんじゃないかなと思います。

ボルテックスポンプサックは旧モデルにも対応!

2018年以前のモデル(旧テンサーシリーズ、ゾア、オーラ等)でバルブの直径が13mmのパッドにも使用可能です。

オーラとの違いは?

  • ゾアにするか、オーラにするかで迷っている
  • この2つって違いはなんなの?

私もその一人、ゾアにするかオーラにするかで迷いました。

ゾアとオーラはR値は同じです

何が違うの?って思う人もいると思います。

ゾアとオーラの違い
  1. 生地の厚さ
  2. サイズ展開
  3. 価格

この3つの違いから耐久性や重量、なども変わってきます。もう少し詳しくみていきましょう

生地の厚さ

ゾアとオーラの大きな違いは生地の厚さです。

ゾアオーラ
20DポリエステルRSトップ:30D
ボトム:75DポリエステルRS

ゾアは20DポリエステルRSという生地を使っていて、オーラはトップに30D、ボトムは75DポリエステルRSが使われています。

オーラはトップとボトムで生地の厚さを変えているハイブリッドなマットです。

生地が違いから生まれるのは耐久性の違い

生地が厚くなる分、耐久性が高くなります

エアマットや、セルフインフレーターマットを使っている場合、パンクのリスクは避けられません。

山岳で使っていて、パンクしてしまったら使い物にならなくなってしまうので注意が必要です(リペアキットは付属していますが、フィールドでパンク箇所を特定するのは至難)

オーラはゾアよりも厚い生地を使っている分、耐久性が高いのが特徴です。

重量はオーラの方が重い

生地の厚さは耐久性に関わってきますが、それだけではありません。

重量比較
ゾアオーラ
450g530g
(レギュラーサイズでの比較です)
ゾアが450グラム、オーラが530グラムなのでグラムの差があります。

ゾアの方が薄い記事を使用している分、重量は軽くなります。

アウトドアでの使用においてタフさを優先させるか、軽さを優先させるかは難しいところではありますが、少なくともゾアを3年間使用している中で耐久性に疑問はありません。

サイズ展開の違い

ゾアオーラ
レギュラー
ミディアム
ショート
レギュラーワイド
レギュラー
ミディアム
ショート

サイズ展開はゾアが3種類、オーラが4種類となっています。

ゾアにはない「レギュラーワイド」は幅が64cmになっていて、四角い形状になっています

 

出典:NEMO

オーラの方がキャンプユーザーに向けてゆったりできるサイズを設けられていますね

価格 

生地が薄くなる方が値段が高くなります。

価格に若干の差があり、オーラの方が少し価格がリーズナブルです。

価格比較
ゾアオーラ
¥17,600¥16,500
(レギュラーサイズでの比較です)
価格は税込、2023年11月調べ

ゾアとオーラのスペックの比較

ゾアとオーラのスペックの比較は以下の通りです。

ZOA ゾアORA オーラ
サイズ51x183cm51x183cm
本体重量450g530g
収納サイズ20×Φ11㎝20×Φ13㎝
素材20DポリエステルRS30D(トップ)/
75DポリエステルRS(ボトム)
断熱材オープンセルフォーム(PU)オープンセルフォーム(PU)
厚さ2.5cm2.5cm
R値2.72.7
価格(税込)¥17,600¥16,500
価格は2024年3月時点の価格です

ニーモ・ゾアを選んだ「5つの理由」  

さて、早速ですが私がゾアを選んだ理由は以下の通りです

  1. 快適性
  2. 比較した同レベルのマットの中で重量が軽かったこと
  3. コンパクトさ(携帯性)
  4. マットの厚さ
  5. 価格とスペックのバランス

詳しくみていきましょう

快適性

ゾアはセルフインフレーターマットなのでクローズドセルマットとエアマットのいいところ取りをしたようなマットです

好みなどで個人差はありますがクローズドセルマットに比べて寝心地がいいです。

これまで使っていたのがクローズドセルマットしか使ったことがなかったので試してみた時は寝心地の良さにびっくりしました

比較した中で最軽量だった! 

購入を検討していた時にいくつか候補にあったマットの中で最軽量がゾアでした。

これが決め手

私はバックパック一つでキャンプに行くのが多く、できる限り軽いのが欲しかったのでこのマットにしました

ゾアを購入する時に比較したスリーピングマット

サーマレストやニーモのマットで悩みました

比較したマットと重量・R値
モデル重量R値
ニーモ・ゾア450g2.7
ニーモ・オーラ530g2.7
サーマレストプロライト510g2.4
サーマレストプロライトプラス650g3,2
2024年3月調べ

比較した中ではゾアは最軽量です

コンパクトさ

500mlボトルとの比較。実測だと12x 24cmでした。
比較したマットの収納サイズ
モデル収納サイズ
ニーモ・ゾア20×Φ11㎝
ニーモ・オーラ20×Φ13㎝
サーマレストプロライト28×Φ10cm
サーマレストプロライトプラス28×Φ12cm
2024年3月調べ(レギュラーサイズでの比較)

R値(断熱性)の違いや素材、細かい構造に違いはありますが、比較したマットの中だと最も軽く・コンパクトになるのがゾアです

登山など山岳での使用も視野に入れるのであれば「軽さ・コンパクトさ」は無視できません(むしろ優先させたい)

絶妙なマットの厚さ 

厚いマットは地面のデコボコを感じにくくし、弾力もありますが、地面との高低差が大きくなってしまうので寝るための範囲が限定されてしまいます

エアマットとの厚さ比較。

2.5cmほどの薄いマットであればマットと地面の高低差は少ないので多少マットからはみ出たとしても不快感などはなく、寝るためのスペースを広く取れたりするのでメリットでもあると思っています

ハンモックで使うことも想定した

私はゾアを購入する時にハンモックでの使用も想定していました

エアマットを使用してハンモックでキャンプをしたこともあるのですが、寝心地は悪くなってしまいました。

ハンモックでキャンプするときも使いたかったのでゾアにしました。

このマットは厚さが2.5 cm。

厚みがそんなにないのでこのハンモックでキャンプするときはこのマットの方が寝心地がよく気に入っています。

マットの厚さが2.5cmだと寝袋の中に入れて使うことも可能なんです

ハンモックで使う時は寝袋の中に入れる事ができるのが便利で、こうする事でハンモックに寝た時にマットの位置を調整したりする手間が省けます

実際にハンモックで使ってみてましたが快適です

価格とスペックのバランス 

比較したマットの価格
モデル価格
ニーモ・ゾア¥17,600
ニーモ・オーラ¥16,500
サーマレストプロライト¥19,800
サーマレストプロライトプラス¥22,000
2024年3月調べ(レギュラーサイズでの比較)

ゾアは最安ではありませんが、重量・コンパクトさ・断熱性のバランスが取れたマットです

ゾアを使ってみた感じたこと

ここからは実際に私が使っていて感じたことと合わせてメリットやデメリットを解説します

ゾアの断熱性について

 

出典:THERMAREST

ゾアは何度くらいの環境まで使える?

ゾアのR値は2.7で、3シーズン用のマットですが、正直R値2.7の断熱性の高さは感じられませんでした。R値2のクローズドセルマットの方がしっかりと断熱してくれると感じます。

寒さへの耐性や感じ方は個人差あるわけですが、ゾアの単体での使用の限界は0℃あたりかなと感じています。

ハンモックでの使用だと5℃くらいが限度

ハンモックでの使用では気温が5℃ほどでも寒さを感じました

その時はお尻、背中が特に冷たさを感じて、眠ることができませんでした。

テントで寝ている時よりもハンモックの方が断熱性能が弱くなるような実感があります。

ハンモックキャンプの時はアンダーブランケットを使いましょう。

ゾアは冬は使えないのか

ゾアは3シーズン用のマットですが、使い方次第で冬も使うことができます。

マットは重ねることでR値を足し算することができます。

詳しくはこちら

快適なクッション性・寝心地はグッド!

ゾアはクローズドセルマットに比べると厚さがあり、快適です。程よい弾力で身体が痛くなることもありません。

空気を入れているので空気の入れる量で柔らかさを好みに合わせて調整できるのもいいところです。

使ってみて感じたゾアのデメリット 

ゾアのデメリットもお伝えします

  • 空気を入れないと使えないのが手間だし大変 
  • 撤収が大変・空気を抜いてたたむのが面倒
  • 薄いから大きな石に注意・きちんと整地しよう
  • 寝心地と携帯性の両立=中途半端

空気を入れないと使えないのが手間だし大変 

使う前に空気を入れないと使えません。

長年クローズドセルマットを使ってきた私としては空気を入れる作業はどうしても面倒に感じてしまいます。

自力で空気を入れる場合、結構大変なのもデメリット。お酒を飲んで楽しんだ後、寝る前に空気を入れるのは重労働なので、面倒に感じてもテントを設営したら早めに空気を入れておく事をおすすめします

自動で空気は入らない 

セルフインフレータマットの特徴として自動で空気が入るとなっていますが、これはあまり期待しない方がいいです。

撤収が大変・空気を抜いてたたむのが面倒

空気を入れたということは、空気を抜かないと収納できません

それが思った以上に面倒です。

特にクローズドセルマットを使っていた人はより面倒に感じると思います。

薄いから大きな石に注意・きちんと整地しよう 

厚さが2.5cmと厚くはないのでなので大きめの石などがあると寝たときに当たります。

マットの上に座った時や一点に力が集中すると底付きします

対策としてはしっかりと整地すること。

木の根などは動かすことができないのでそういった場所は避けましょう。

寝心地と携帯性の両立=中途半端

クローズドセルマットに比べると、クッション性があるし、コンパクトになるので携帯性にも優れていますが、寝心地や携帯性に振り切るのであればエアマットの方がいいでしょう

膨らました時は5〜7cmくらいあるので寝心地も良く、空気を抜けばコンパクトになります

セルフインフレーターマットのゾアは中途半端とも言えるマットです

寝心地は個人差があります。エアマットの独特な寝心地が苦手な人もいるので、購入前には是非ためしてみましょう

たたみ方について

先ほどデメリットで紹介したたたむのが面倒というポイントですが、キレイにたたみむ方法も解説します。

キレイにたたむには一度だいたいの空気を抜いてから丸め(収納)ていきます

コンプレッションバンドでとめておけば広がってくることもないので私はバルブは閉めずにバンドでとめて収納袋に入れています。

開放状態で収納してます

まとめ

  1. 快適性
  2. 比較した同レベルのマットの中で重量が軽かったこと
  3. コンパクトさ(携帯性)
  4. マットの厚さ
  5. 価格とスペックのバランス
使ってみて感じた感想
  • クローズドセルマットに比べると快適で、身体が痛くなることもなかった
  • ハンモックでの使用もちょうどいい厚さだった
  • 使用時に使う前に空気を入れないといけないのが面倒
  • 撤収時にたたむのが面倒
  • パンクのリスクがあるので焚き火の近くで使う場合や、地面に尖ったものがないか注意が必要

ゾアはこんな人にオススメ 

  • クローズドセルマットより寝心地がいいマットを探している人
  • 軽量な方でコンパクトさを重要視してる人
  • 山岳での使用も視野に入れている人

終わりに 

ニーモのマット「ゾア」の紹介でした。

寝心地はキャンプや登山の満足度に直結します!!

自分に合ったマットを使って快適にキャンプを楽しみましょう。

みなさんの道具選びの参考になればうれしいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた!

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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