こんにちは、opoです(opo_85)
エバニューの新作、”ブルーノートストーブ”を使ってみました
この記事ではエバニューのアルコールストーブ「ブルーノートストーブ」を使ってみて感じた事をレビューします
エバニュー・ブルーノートストーブ
エバニューのブルーノートストーブは2022年に新しく発売されたアルコールストーブのことです
「本体」と「プレヒーティングプレート」から構成されているアルコールストーブです
本体のみでの使用も可能で、販売はセットでも購入できるし、単体での購入もできます
(セットで購入した方が若干お買い得)
基本情報
サイズ | 外径50 x 高さ32mm |
容量 | 15ml |
重量 | 13g |
素材 | アルミニウム、PAT.P |
生産国 | 日本 |
サイズ | 外径62 x 高さ7mm |
重量 | 7g |
素材 | アルミニウム、PAT.P |
本体、プレヒートプレートをセットで購入することもできるし、それぞれを別で購入することも可能です
セットの方が値段は若干お得です
ブルーノートストーブの特徴
超軽量な火器
ブルーノートストーブの最大の特徴と言ってもいいのが、重量です
19.9g(実測値)と超軽量なアルコールストーブとなっています
五徳の必要ないサイドバーナー式
ブルーノートストーブはサイドバーナー式になっているので「五徳」が必要ありません
燃焼したら直接バーナーの上にカップを置いてOKです
実際に使ってみた感想
ブルーノートストーブの基本情報や特徴など解説してきました
ここからは実際に使ってみて感じた事をお伝えします
- 初心者には扱いにくい
- 使うクッカーによっては不安定
- 燃料の注入には専用容器があると便利
- プレヒーティングプレートはあった方が便利
- 手の込んだ調理には向かない
- 初心者には扱いにくい
- 軽量=頼りない
- 燃料の注入には専用容器があると便利
- プレヒーティングプレートはあった方が便利
- 手の込んだ調理には向かない
初心者には向かない
アルコールストーブを初めて使う人には向かないです
燃料を入れすぎるとうまく燃焼しなかったり、アルコールストーブの扱いに慣れている人向けです
初めて使うならオーソドックスなアルコールストーブがおすすめ
操作は簡単で、五徳などを使うことで安定感も高くなり、燃焼時間も長いので調理もしやすいです
エバニューのチタン製のストーブは34gと軽量ながら扱いやすいアルコールストーブです
使うクッカーによっては不安定
五徳なしで使えることは軽量化の面ではメリットとなりますが、実際に使ってみると不安定に感じる事があります
クッカーが大きいと不安定になるので径の小さめのマグカップやクッカーを使うのがおすすめ
説明書には1000mlくらいまでのクッカーまで、と記載がありますが、スノーピークのトレック900を使用した時は頼りなさを感じました
トレック900の直径は12cm、使っていてバランスがいいと感じたのは10cmくらいまでのクッカーやカップです
容量15ml厳守!計量カップの携帯は必須
ブルーノートストーブは燃料がMAXで15mlしか入れる事ができません
本体に目盛りなどは付いていないので、計量可能なカップを携帯する事が必要になります
以前は子供の薬のシロップが入っていた容器を使っていたのですが、エバニューから60mlのアルコールボトルが発売されて、このボトルがキャップが計量できるようになっているので便利です
プレヒーティングプレートはあった方がいい
本体のみでの使用も可能との事だったので、セットでの購入はせずに本体のみを購入しました
これは失敗(安定感がないのと、操作性が悪くなる)
本体のみの使用時には点火後に本燃焼が始まらない状態でクッカーを載せると消化してしまいます
このクッカーを載せるタイミングの判断が難しい!
特に昼間は点火後の炎が見えないため、本燃焼しているかの判断が目視ではほとんど分からないため、感覚が頼りになります(本体のみで使った時は何度も消化させてしまいました)
プレヒーティングプレートを使うことで操作がしやすくなるのでプレートは絶対にあったほうがいいです
プレートがあることで安定感が高くなるだけでなく、点火をサポートしてくれるので操作性が格段に良くなります
一度に作るこのとできるお湯は300mlまで!調理には向かない
一回15mlの燃料で300ccのお湯を作ることが可能です
コーヒーを入れたり、インスタントのスープはアルファ米、フリーズドライ食品などを作るためには十分なスペックです
アルファ米は150cc〜180ccのお湯が必要です。日清のカップヌードルは300ml〜320mlほどのお湯が必要です
シーフードヌードルのお湯の目安は320mlですが、300mlで作っても十分食べる事ができます
お湯だけで食べる事ができる食品はいいですが、
お肉を焼くとか、湯煎が必要なもの、炊飯、煮込みの必要なインスタントラーメンなどを作ることは難しいです
キャンプで調理するためのストーブとしては向いていません
登山やハイキング向け!
ブルーノートストーブの燃焼時間は?
燃焼時間は約7分30秒でした
300mlの水は点火後、約5分15秒ほどで沸騰しました(室内での燃焼)
風が強い日などコンディションによって変わってくると思うので慣れないうちは燃料は多少余分に持っていくのがおすすめです
まとめ
- プレヒーティングプレートと合わせても20gと超軽量→軽量化に向いている
- アルコールストーブを初めて使う人には向かない→操作には慣れが必要
- 安定感に頼りなさも感じてしまうのが正直な感想→クッカーは小さめのを使おう
- プレヒーティングプレートあったほうがいい→セットで買うほうがいい
- 燃焼時間は約7分30秒→コーヒーや味噌汁、フリーズドライ食品には十分
- 手の込んだ調理はできない→調理するならオーソドックスなストーブを選ぶべき
こんな人におすすめ!
- コーヒーや味噌汁を飲むのにちょっと使いたい人
- フリーズドライ食品を食べるのに使う人
- とにかく荷物を軽量にしたい人
- バックパック一つでキャンプに行く人
- ULキャンパー・ハイカー
終わりに
いかがでしたでしょうか
軽さを極めたブルーノートストーブは誰もが使える操作性はないものの、その軽さゆえにULキャンパーやハイカーには最適なストーブになりそうです
最後まで読んでいただきありがとうございました
何かみなさんの道具選びの参考になればうれしいです
ではまた!