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日本二百名山【乾徳山・2031m】大迫力の|クサリ場・岩場|高度感ハンパない!

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こんにちは、opoです(opo_85)

この記事では徳和駐車場から乾徳山に登ってきた登山ルートや見どころを紹介

大迫力の岩場の数々!その高度感は高所恐怖症でない私でもちょっと怖さを感じました!登り切った山頂では360度の大パノラマです!

乾徳山(けんとくさん)2031m

乾徳山は奥秩父の山域にある標高2031mの山で、日本二百名山に選定されています

乾徳山には南峰(2031m)と北峰(2016m)があり、メジャーなのは南峰です

登山ルート

乾徳山・乾徳山(北峰)・道満山 / opoさんの乾徳山道満山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
登山ルート
05:42徳和駐車場(乾徳山登山口バス停)
06:08乾徳山登山口
07:23国師ヶ原十字路
07:58扇平分岐
08:39乾徳山(南峰)
09:02分岐
09:10乾徳山(北峰)
09:18分岐
10:25国師ヶ原十字路(高原ヒュッテ)
11:15道満山
11:51徳和峠
12:03徳和駐車場(乾徳山登山口バス停)

距離は10.9km、6時間30分ほどで帰ってきました

徳和駐車場(乾徳山登山口バス停)

国道140号線を徳和集落の方に曲がり、道なりにしばらく進むと乾徳山登山口バス停のところに無料駐車場があります

140号線から曲がるのは大きく「乾徳山登山口」の看板があるので分かりやすいです

20〜30台ほど駐車可能なスペースです(混んでいる場合には少し離れたところにあるグラウンドが臨時駐車スペースとして利用可能)

乾徳山登山口

駐車場から乾徳山登山口までは25分ほど

しばらくは集落の中を歩きます

集落を抜けると舗装路はなくなり、ダートの林道を進みます

林道の脇に乾徳山登山口の看板がありますのでここから登山スタートです

国師ヶ原十字路

登山口からしばらくは杉林の中を歩きます

途中、銀晶水の看板が立っているのですが、そこのパイプからは水滴がポタポタと落ちる程度なので水場としては使えません

杉林を抜けると今度は広葉樹林帯の中をあるきます

登ったのは5月中旬でしたが新緑がキレイな時期でした

登山口から1時間くらいで錦晶水の水場に到着

この日は5月にしては異例の暑さで、滝のように汗をかいていたのでここで顔を洗えたのは気持ちがよかったです(水はすごく冷たい)

錦晶水の水場を過ぎるとだんだんと樹林帯はひらけてきて、乾徳山が見えてきます

乾徳山が見えてくるとじきに国師ヶ原十字路に到着です

今回は国師ヶ原十字路を直進(クサリ場ルート)を進みます

乾徳山にはアプローチできるルートがいくつもあるのでルートを変えて何度も楽しむ事ができます

扇平分岐

国師ヶ原十字路からしばらくはまた樹林帯を進みます

徐々に高度を上げるとまた木々が少なくなり、ひらけた登山道になります

花も咲き始めていて、まさに春の登山でした

振り返ると富士山が見えてくるのもこの辺りからです(絶景)

登りが疲れてくる頃に見えるようになる富士山の景色はカンフル剤になってくれます(この先の景色に期待感が高まります)

扇平分岐

扇平分岐まで登ると、一旦緩やかになるのと同時に、分岐には「月見岩」という大きな岩があります

月見岩に登ってみる富士山の景色

この辺りからは富士山の景色だけでなく、南アルプスも見る事ができるので晴れた日にくるのがおすすめです

扇平分岐からしばらく進むと「手洗石」があります

くぼんでいる場所があり、雨水がたまっているのでここで手を洗っていたということでしょうか?

「手洗石」をちょっと進むといよいよ乾徳山の山頂に向かう登りの始まりです

岩が多くなり、登りも急になってきます

山頂までの途中には名前の付いた岩がいくつもあり、そのうちのひとつ、髭剃岩は一人がギリギリ通れる切れ目の入った岩です(岩の向こうは絶壁なので気をつけて)

髭剃岩の上からは最高の眺めですが、高度感がすごいので結構怖かったです

私は高所恐怖症ではありませんが、それでも高度感には怖さを感じました

岩の間を通って進むのでハシゴでのアップダウンもあります

名前の付いた岩の中でも一際大きいのが「胎内」という岩で、この岩も中を通って別の場所に出る事ができる岩です

胎内を通って岩の裏側に出る事ができます

胎内を過ぎると現れるのが「雨乞岩」で、ここも眺めがいいのと同時に今いる所の高さをダイレクトに感じることのできる岩です

雨乞岩からはいよいよ乾徳山の山頂が見えてきます

山頂には休憩できる広いスペースはないのでこの辺りで休憩するのがおすすめです。岩場の間にフラットなスペースがあります

雨乞岩をすぎると最後の岩登り、「鳳岩」です

クサリ場の真下から上をみるとこんな感じ

岩の切れ目に足や手をかけながら登っていきます

どんなもんかと途中で振り返ったのですが、なかなか怖かったです(景色は絶景)

乾徳山(南峰)

最後の岩、鳳岩を登り切ったら山頂に到着です!

山頂からは360度のパノラマビューが広がっていて、その景色は絶景です!

富士山、南アルプス、甲府の街並みを見る事ができ、

富士山の反対側は国師ヶ岳や金峰山の頂上も

山頂は岩場になっていて、フラットな場所も少ないので長居するには向いていませんが、山頂からの景色はいつまでも楽しめます

分岐

山頂を後にして、乾徳山の北峰方面に進みます

こちら側もクサリ場やハシゴがかかっている所が何ヶ所もあるので通行には注意が必要です

岩の間を縫うように登山道があります

振り返ると乾徳山山頂、その急峻さが分かります

下山コース(迂回新道)と黒金山方面の分岐地点(北峰は黒金山方面)

乾徳山(北峰)

分岐地点から5分ほどで乾徳山の北峰(2016m)に到着です

北峰からは眺望はないのでわざわざ寄る必要性はありません

メインは南峰です

分岐までもどって、帰りは迂回新道から帰ってみることにします

迂回新道は急で、浮石なども多くあるガレ場を一気に下っていくコース

浮石などに注意しながら急な下りなので結構神経を使いながらの下山ルートでしんどかったです

景色を楽しみたい人はこちらのコースはおすすめできません

クサリ場を降りるのはちょっと怖いですが、景色を楽しみながら下山できます(迂回新道もガレ場など急なので、慎重にいく必要があります)

国師ヶ原十字路(高原ヒュッテ)

北峰から1時間20分ほどで国師ヶ原十字路まで戻ってきました

国師ヶ原十字路には立派な避難小屋があります

避難小屋とは思えないほどキレイな小屋で、暖炉がついていて、出入り口には薪も用意されていました

トイレもあり、寝る部屋とは別室になっていて、清潔感のあるトイレです

道満山

下山ルートは登ってきた乾徳山登山口ではなく、道満尾根から徳和峠を経由して下山します

車が一台通れるほどの道幅の林道を進みます

林道からは富士山が見える場所もあり、傾斜も緩やかなので気持ちよく歩く事ができます

道満尾根は緩やかな樹林帯の中を歩くので気持ちがいいのと、人がほとんどいないので自然を感じながら歩く事ができます

道満山山頂は森の中にひっそりとある山です

徳和峠

道満山から徳和峠までは徐々に急な下りになります

ここまでですでに8キロ以上の山道を歩いてきたので徳和峠までの急な下りが体力的にもかなりしんどかったです

急な斜面を30分ほど下ると徳和峠に到着(登山道はここまで)

害獣避けのゲートをくぐり、集落の中を通って駐車場まで戻ります

徳和駐車場(乾徳山登山口バス停) 

徳和峠からは15分ほどで駐車場に到着

10.9kmの登山ルートでした

最寄りのコンビニ

徳和登山口から一番近いコンビニがデイリーヤマザキ雁坂ライン店です

営業時間が6:00〜24:00までなので、早朝から登山を開始するなら営業していないので注意が必要です

深夜早朝に立ち寄るならファミリーマート塩山小屋敷店は24時間営業しています

立ち寄り湯 

登山口から立ち寄りやすい温泉施設を二つ紹介します

みとみ笛吹の湯

登山口からもっとも近いのが「みとみ笛吹の湯」です

みとみ笛吹の湯
営業時間10:00〜20:00(最終受付19:00)
定休日毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)
休館日不定期、要確認
料金大人510円、小人200円
公式ホームページみとみ笛吹の湯
2023年5月調べ

花かげの湯

登山口から帰りながら立ち寄りやすいお風呂は「花かげの湯」です

花がけの湯
営業時間4~10月10:00〜21:00(最終受付20:00)
11~3月10:00〜20:30(最終受付20:00)
定休日毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
休館日不定期、要確認
料金3時間:大人510円、子供300円
1日:大人1,030円、子供510円
公式ホームページ花かげの湯
2023年5月調べ

飲み水をどのくらい持っていくかはいつも悩む

必要な水の量はどのくらいか?

これって結構迷いませんか?

理想(目安)としては、

体重(kg)+荷物 x 5 x 行動時間

の式で計算できるみたいです

例えば、

体重70kg、バックパック5kg、行動時間6時間だとすると、

(70+5)x5x6=2,250

2,250mlが必要な水分量の目安となります

そこから、お昼用(必要に応じて)、予備の水分などを加味してもっていく水の量を決めます

目安の計算はこれでできますが、実際には季節(気温)によっても結構変わってくると実感しています

暑い夏ならどうしても水分が欲しくなる頻度は多くなるし、気温が低い時には意識的に水分を取る以外にはそこまで喉の渇きは感じなかったりします

私は上記の計算を目安として考えながらも、予備として500ml〜1Lほど余分に持って行っています

そうすることで山頂でのコーヒーや、カップ麺用に必要なお湯は飲み水から取らなくて済みます

その他にも、浄水器は必ず携帯しています

登山計画の中で川や沢が登山道沿いにあるかを必ず確認していて、もし沢があれば浄水器があれば水の確保は可能です

私が使っているのはソーヤーミニ浄水器です

ペットボトルにも装着可能な汎用性と、本体が軽量でコンパクトなこと、使った後には洗浄ができるので登山やキャンプ、釣りで使うのにおすすめ!

私はエバニューのウォーターキャリーと一緒に常に携帯しています

エバニューのウォータキャリーはクルクルと丸めておけるので便利

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おわりに 

乾徳山の登山ルートや見どころの紹介でした

頂上に進むにつれて急峻になるコースは初心者には難易度の高いコースではありましたが、頂上に立った時の達成感は他の山よりも強く感じる事ができます

山頂からの景色は絶景なのでぜひ晴れた日にチャレンジしてみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました

何かみなさんの登山計画の参考になれば嬉しいです

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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