そんな体験をしたことがありますか?(私は数えきれないほどあります・・・・)
だれだってそんな体験はしたくないし、快適に、ぬくぬくと、朝まで爆睡したいですよね
寒さを感じてしまう原因は寝袋だけではありません(原因は他にあるかも・・・)
この記事では、寝ていて寒さを感じてしまう原因と、対策を紹介します
寝ていて寒さを感じる「原因」と「対策」
早速ですが結論です!
寒さの原因として考えられるのは4つ
- 地面の冷えが断熱できていない
- 隙間から入る冷気を遮断できていない
- 寝る時の服装は適正か
- 環境に対してスペックが合っていない
体験談から、この4つがしっかりとしていれば寒さを感じることなく、快適に眠ることができます!
早速詳しく見ていきましょう!
寒いのは地面の冷気を遮断出来ていないから
私自身の実体験ですが、寝袋に入っていて寒さを感じた事がある時ってほとんどが
地面からの冷えなんです
原因はスリーピングマットが地面の冷えを遮断できていなくて、地面と設置している部分が寒さを感じてしまうんです
ダウン製の寝袋はダウンが膨らむ事(ロフト)でデッドエアーを溜め込み保温力を発揮します
ですがスリーピングバッグに入ると地面と接地している箇所は体の重みでロフトが潰れてしまい、保温力がない状態になってしまいます(これはどんなにスペックの高い寝袋にも言えることです)
2月にキャンプをした時に寒くて一睡もできなかったことがありました
気温に対して十分なスペックのスリーピングバッグを使用していたのですが、断熱性が低いスリーピングマットを使っていたためです
地面からの断熱ができず、寒くて眠れませんでした
身をもって重要さを知った体験でした
対策:スリーピングマットでしっかり断熱!
地面からの冷えを防ぐために欠かせないのがスリーピングマットです
寝袋にも夏用の薄手のタイプや真冬でも使える厚手のタイプがあるように、スリーピングマットにも環境に合わせて断熱性の異なるマットがあります
スリーピングマットの断熱性の高さを表す数値を「R値」といいます
R値が高いほど、断熱性が高く、厳しい環境での使用ができます
スリーピングマットも価格はピンキリですが、寝袋と同じくらい重要なアイテムなので冬にも対応できるように対策しましょう!
スリーピングマットについて詳しくはこちら
隙間から入る冷気が肩や首を冷やす!
寝袋が最大限の保温力を発揮する時は、
寝袋が体と密着していて、隙間がない状態の時です
そのため、寝袋に入った状態では隙間が出来てしまい、そこから冷気が入ることで寒さを感じてしまいます
寝袋には慎重に合わせて「ショート」「レギュラー」「ロング」などサイズを選ぶことができるモデルもあるので適正のサイズを選ぶことで最大限の保温力を発揮してくれます
私はこれをやりがちなんですが、スリーピングバッグの機能をちゃんと使わないと、スペックが十分でも寒さを感じることがあります
対策:寝袋の機能はしっかり使う!
マミー型のスリーピングバッグは顔まわりのドローコードを絞ると口以外を全て包み込めるようになっています
そうすることで冷気をシャットアウトすることができます
ドローコードを絞らないと顔まわりから冷気が入ってきて肩や首に寒さを感じる原因になってしまいます
基本的な事になってしまいますが機能はしっかりと使いましょう
他にも、ジッパーから冷気が入らないようにするための「ドラフトチューブ」や、肩周りを保温するための「ショルダーウォーマー」などの付帯機能が備わっているかも確認しましょう
(もっている寝袋にドラフトチューブやショルダーウォーマーがない場合は寒さを感じる原因になるので冬用の寝袋を検討してもいいかも・・・)
寝る時の服装・薄着は厳禁
私は寝る時は薄着の方が好きです
ですがキャンプの時は薄着すぎると寒さを感じます
と安心して薄着で寝るのは厳禁です。寒さを感じる原因になります
先に解説した通り、ダウンはロフトによって保温力を発揮します
寝ている時の姿勢に保温力が低下して寒さを感じることがあります
寝ている時にヒザを立てて寝ていたらその部分だけロフトがなくなっていて保温力がなく、気がついた時にはヒザがキンキンに冷えていたことがありました
その時はインナーだけで寝ていました(ダメな例なので気をつけて)
対策:ダウンウエアとフリースをバランス良く組み合わせて
寝る時の服装は、ダウンウエアだけではなく、フリースやウールのアンダーウエア、ソックスなどをバランスよく着ましょう
ウエアもダウンだけで済ませるのは禁物です(ロフトが潰れるところは寒くなる)
環境に対してスペックが合っていない
ここまで対策しても寒さを感じてしまうようであれば、
寝袋の使用温度が環境に対してが合っていないことが考えられます
マイナス8℃ほどまで下がった環境で使用下限温度がマイナス5℃のスリーピングバッグで寝た時はインナーとカバーをしても寒さを感じました
その時は持っている服を全て着て、バックパックを足に被せてなんとか眠ることができました
極端に言うと、マイナス10℃の環境で対応温度が0℃のスリーピングバッグでは当然寒さを感じてしまいます
(こうなると着込んだとしても寒い)
寝袋の対応温度に対して使用する環境での気温が低すぎるとインナーやカバーをしてもそれほど効果を発揮してくれません
対策:寝袋の買い替えを検討
冒頭で原因は寝袋ではないかもしれないとは言いましたが、ここまで対策をしても寒い場合にはもう寝袋の買い替えを検討しましょう
キャンプに行く前にはそのキャンプ場の気温や標高などを調べ、自分のもっている寝袋やまっとで大丈夫かを確認しておくことが重要です
まとめ
- 地面の冷えが断熱できていないからスリーピングマットでしっかり断熱!
- 隙間から入る冷気で寒さを感じるから寝袋の機能はしっかり使う
- 寝る時の服装は適正か?薄着で寝るのは厳禁!ダウンに頼らずにフリースやウール素材もバランスよく着て
- ここまでしても寒いなら環境に対してスペックが合っていない!寝袋の買い替えを検討!
おわりに
私はキャンプで一睡もできなかった経験は数えきれません・・・・
寝れないって結構辛いんで、しっかりと対策をして、冬でもぬくぬくと熟睡しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました
ではまた!
スペックの高い寝袋だから大丈夫!