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レビュー【ブラックダイヤモンド・フレアー】夜行動しないならこれで十分なヘッドライト

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不便にならない程度にUL(ウルトラライト)を目指しているopoです(opo_85)

軽量なヘッドライトを探している

そんな人におすすめなのがブラックダイヤモンドのヘッドライト「フレアー」です

この記事ではブラックダイヤモンドのヘッドライト・フレアーの特徴や使用感をレビューします

フレアーはすごく明るいヘッドライトではありませんが、夜間は行動せずにテント場で過ごすだけならこれで十分でした!

最大の魅力は「軽さ」!

メインのヘッドライトの電池消耗を防ぐためにサブとしてテント場で使うのもいいし、万が一に備えて忍ばせておきたい人にもおすすめです!

ブラックダイヤモンド フレアの基本情報

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全光束40ルーメン
照射距離10m(最大)、1m(最小)
照射時間Hiモード:10.5時間
Loモード:18時間
電池CR2032×2(付属)
重量25.7g(実測値)
防水等級IP67
カラーグラファイト・オクタン

フレアの基本情報・特徴

早速フレアーの特徴を見ていきましょう!

40ルーメンの明るさ

フレアーの明るさはハイモードで40ルーメンです

ルーメンて?

lm(ルーメン)とは

m(ルーメン)とは放出される光の量の単位のことで、数値が大きくなるほど明るくなります

と、いうことで、40ルーメンのフレアーはヘッドライトとしての明るさは低いです

写真だとその差が分かりにくいかもしれませんが、実際には結構差があります

電球はW(ワット)で明るさを表していましたが、W(ワット)は消費電力のことで、明るさとはちょっと違います

超軽量!25.7g

フレアーの最大の魅力と言ってもいいのが「軽さ」です!

重量は実測値で25.7gと軽量で、本体もコンパクト(ちなみに、私がナイトハイクで使っているヘッドライトは83.1g)

比べてみるとコンパクトさが分かります

直感で分かる操作性と5種類の照射切り替え

本体を見れば直感でわかる操作方法

ダイヤル式になっていて、ハイ、ロー2段階の照度と赤色、ストロボ、SOSモードとヘッドランプとして必要な機能を備えています

赤色灯の使い道について

赤色の光は・・・

赤色の光は白色や青色の光に比べてまぶしさを感じにくいため、周囲に人がいて明るくできない時や、暗さにすぐ慣れる必要がある時に使います

具体的には、夜に山小屋やテントの中など、共同のスペースでの使用時や、天体観測や撮影の時です

白色の光だと、明るいので写真を撮る時に影響してしまうのでそんな時には赤色灯は便利です

無段階の角度調整

無段階で角度が調整できるようになっているのでどんな体制でもピンポイントに照らせます

防水性の高さ/IP規格について

フレアーは防水性能が高く、IP規格での等級はIP67です

IP規格とはIEC(InterNational Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)で規定されている防塵・防水性を等級を記号で示したものです

IP67だったら、「6」と「7」にそれぞれ塵に対する保護力と、水に対する保護力の高さを数値で表しています

日本エーヴィーシー株式会社のホームページによると、以下のようになっています

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防塵レベル防水レベル
IP0□:無保護IP□0:無保護
IP1□:手の接近からの保護IP□1:垂直に落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない
IP2□:指の接近からの保護IP□2:垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない
IP3□:工具の先端からの保護IP□3:垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない
IP4□:ワイヤーなどからの保護IP□4:いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない
IP5□:粉塵からの保護IP□5:いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない
IP6□:完全な防塵構造IP□6:いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない
IP□7:規程の圧力、時間で水中に沒しても水が浸入しない
IP□8:水面下での使用が可能
引用:日本エーヴィーシー株式会社
要するに・・・

IP67のフレアーの防塵防水レベルは高いよってことです

実際に使ってみて感じた「いいこと・悪いこと」

ここからは実際に使ってみて感じたことをレビューしていきます

このヘッドライトを初めて使ったのが厳冬期の八ヶ岳という極端な場所だったのでそのあたりも参考になるかと思います

夜間の行動がないなら十分!

ヘッドライトだけで照らした状態。薄暗いけど、行動に不自由なほどでもなかったです

テント内でご飯を作ったりするには十分でした

テント内で使うにしても、フレアーだけだとちょっと暗いです。照明が一つだけだと故障などのトラブルの時に対応できないのでサブでランタンやライトを持っていた方がいいです

行動中に使うには頼りなさは感じてしまう

使っていて暗いと感じたのはテントから出た時です

小屋のトイレからのテントまでの帰り、ヘッドライトを点灯してても暗く感じました

小屋からテントまでは、他のテントもあるので歩けないことはありませんでしたが、これが登山道だったらけっこう危ないと思います

夜間行動する時のヘッドライトとしてはおすすめできません

というか、危ないのでやめましょう(もっと明るいのを用意しましょう)

使用中のグラつきや角度の保持については問題なし!

傾けた状態

心配していたのは使用中のグラつきなど。と、いうのも、無段階調整って便利な反面、使用中に位置が変わってしまったりしないかがちょっと心配だったんですよね・・・

実際に使ってたときは使用中に角度が変わってしまったり、ズレることもなかったです

使い込む中でゆるゆるになってしまったりしないかはまだ分かりませんが、随時更新していきたいと思います!

超簡単な長さ調節

しっかりしたヘッドライトってバンドの調整がちょっと手間だったりするんですよね

行動中に動いたり、緩んだりしないようになっているんで当然ではあるんですが・・・

フレアーはコードがゴム紐になっていて、しかもコードロックで調節ができるので超簡単です

テント場で使うくらいならこのくらいチープな作りでも十分!

グローブをしていても操作性は抜群だった

スイッチ式の場合、グローブをした状態でのオンオフがストレス(慣れの問題もある)ですが、フレアはダイヤル式なのでグローブをしていても操作が楽にできました

冬に星空撮影する時なんかは気温が低いので操作性がいいのはありがたかった!

片手でのスイッチ操作ができない

収納時にダイヤルが回ってしまい、不用意に点灯することを防ぐため、ダイヤルは固めになっています

そのためヘッドライトを装着した状態で片手でのスイッチオンや切り替えができませんでした

片手でおさえつつ、ダイヤルを回さないと点灯できないので、ボタンスイッチに比べると操作性は悪いかなというのが正直な感想です

(グローブしてても操作できるのはよかったので片手で切り替えができれば言うことなしでした・・・)

ボタン電池の汎用性・持ってるランタンとの互換性

フレアーに使用する電池はボタン電池(CR2032)です

使用しているランタンが単4電池や単3電池を使用する場合、互換性がなくなってしまう、電池切れを起こしてしまった時に電池の使い回しができなくなってしまうのでデメリットになりえます

ヘッドライトやランタンの電池を統一させることで、電池切れがあった時に対応しやすくなります

とはいえ、電池(予備)も軽いから状況によっては使える!

とは言え、単4電池と比べれば重量の差は一目瞭然!予備を携帯するのにも気にならないのでフレアにした方が総合的に予備も含めたライトの重量は軽くできます

まとめ

実際に使ってみて感じたこと
  • 超軽量25.7g!
  • テント内での活動くらいなら十分
  • バンドの長さ調整が簡単
  • グローブをしててもスイッチのオン/オフがしやすい
  • 行動用にするには向かない
  • 片手でのスイッチ操作ができない
  • ボタン電池は汎用性が低い・持っているライトとの電池の互換性がない

 

こんなひとに「フレアー」はおすすめ

  • ナイトハイクをしない人
  • メインのヘッドライトの電池消耗を抑えたい人
  • 装備を軽量化させたい人
  • 長い縦走などでヘッドライトのサブが必要な人
  • 万が一に備えて装備に忍ばせておきたい人

おわりに

超軽量ヘッドライト「フレアー」のレビューでした

夜間の行動時には安全上、明るさが優先しなければいけないのでフレアは適しませんが、夜間行動しない人にとってはかなり魅力的なヘッドライトです

装備を軽くしたい人や、サブのヘッドライトを探していた人はぜひ!

最後まで読んでいただきありがとうございました

ではまた!

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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