この記事では、日本二百名山の三つ峠山に登ってきた登山ルートや、見どころを紹介します
日本二百名山・三つ峠山・1785m
三つ峠山は、富士五湖のひとつ、河口湖の北東にあり、山梨県都留市、西桂市、富士河口湖町の境界にある1785mの山です
三つ峠は峠ではありません。開運山(1785m)、御巣鷹山(1775m)、木無山(1732m)の3つの山の総称とされていますが、最高峰の開運山の山頂にはしっかりと「三つ峠山」の標識が立っています
山頂直下の屏風岩はロッククライミングがおこなわれています
作家で登山家である深田久弥が選定したのが日本百名山ですが、二百名山を選定したのは深田久弥ではありません
深田久弥のファン組織「深田クラブ」が、クラブ創立10周年を記念して、選定されたのが二百名山です[引用:ウィキペディア]
登山ルート
木無山・三ッ峠山(開運山)・御巣鷹山 / opoさんの三ッ峠山(開運山)・御巣鷹山(山梨県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
6:35 | 三ッ峠山登山口 |
7:28 | 木無山 |
7:36 | 三ッ峠山荘 |
7:46 | 四季楽園 |
7:51 | 三つ峠山(開運山) |
8:14 | 御巣鷹山 |
9:08 | 三つ峠登山口 |
三つ峠山登山口
登山口には県営無料駐車場があります
舗装されている駐車スペースには7台駐車することができ、その他、舗装されていない場所には5台程の駐車スペースがあります
登山口からは車が通れるほどの幅の林道が続きます
ほとんどが車の通れるほどの道幅のある登山道なので、初心者や子供にもすごく歩きやすいコースです!
おそらく山荘まで物資の輸送用に使っていたであろう、ジープが登山道にあります
林道を40分ほど歩くと、平坦になったところでベンチがあります
歩き始めは半袖では肌寒かったけど、40分も歩くと汗が出てきます
登山の時は、はじめは肌寒いくらいの服装で歩くことを心がけています。歩き始めるとちょうどよくなります
今回の登山ルートで、一番急なのはこのベンチまでです
ここからは比較的緩やかなので、歩くことを楽しむことができます
ベンチからしばらく進むと分岐にさしかかります
周回できるのでどちらからいってもOK(私は右から登りました)
木無山まで
三つ峠山荘のすぐ手前でもう一度分岐があり、木無山に向かいます
三つ峠山荘のすぐ下に位置する場所にはベンチがいくつもあり、景色もいいので休憩するのにぴったりです
木無山に向かう途中、ベンチの脇の小道を通ると絶景ポイントがあります
三つ峠山荘から木無山までは片道10分もあれば到着できます
山頂からの眺望はないので、景色を楽しみたい人はスルーしてもOK
三つ峠山荘
木無山から分岐まで戻るとすぐに三つ峠山荘に到着です
三つ峠山荘や宿泊だけでなくおみやげの販売も行っている山荘です
山荘内にはクライミングボードが設置されているので、登山者だけでなく、ロッククライミングを楽しむ人たちも利用する山小屋です
無料で使うことのできるテーブルとイスが設置されているので休憩や食事をするのにぴったりです
四季楽園
三つ峠山荘のすぐ隣にはもう一件、山小屋があります
四季楽園も通年営業している山小屋で、三つ峠山荘と同様に登山者やクライマーの拠点とされている山小屋です
山荘には自動販売機があり、冷たい飲み物が飲むことができます(ビールも販売しています)
登山やハイキングをする時には必ず現金で小銭を用意しておくようにhしています
山荘で飲み物を購入するだけでなく、山の上のトイレでは協力金として支払うケースもあるので、そう言った時に困らないよう、小銭を用意しておきましょう
三つ峠山(開運山)まで
四季楽園をすぎると広場にでます(キャンプは禁止)
ベンチも設置されているので、休憩するにもおすすめ
三つ峠山の山頂までは整備された階段を登ります
階段は一段一段が低く作られているのですごく登りやすいです
NHKのアンテナの横を通ると山頂はもうすぐです
今回の目的地、三つ峠山に到着です
登山口からはだいたい1時間30分ほどです(木無山に寄らなければもう少し早く着けます)
山頂からは富士山の景色と、眼下には富士吉田の町が広がっています
富士山の反対側には三つ峠山荘や、四季楽園、遠くにはアルプスの山々の景色を見ることができます
景色が楽しめるのはここまでです
御巣鷹山も眺望はないので、景色を楽しむなら、この後は下山してしまいましょう
御巣鷹山まで
三つ峠山から御巣鷹山に向かうとNTTやFMのアンテナがたくさん立っています
アンテナ街を抜けるとすぐに下山コースとの分岐です
分岐地点から、御巣鷹山までは10分ほど、往復でも20分もあれば帰ってくることができます
電波塔があるところが御巣鷹山の山頂です
御巣鷹山山頂からみたアンテナ(でかい)
山頂には電波塔のしたにひっそりと御巣鷹山山頂の標識が木に吊るされていました
三つ峠登山口まで
下山ルートの分岐まで戻ってくると、そこからはゴールの登山口まで道幅の広い道がつづきます
登山口からは車の通れる林道の他に、登山道もあるのですが、登山道の入り口が分からなかったので登りは林道を通りました
下りでは地図を確認しながら、登山道を探し、林道を外れて登山道から下りました
山道を歩くことを楽しみたい人にはこちらの登山道を通るのがおすすめですが、道案内の看板などはないので、地図アプリなどを確認しながら進みましょう
御巣鷹山からは1時間もあれば登山口まで戻ってくることができます
最寄りのコンビニ
三つ峠山の登山口から一番近いコンビニはローソン河口湖東店が最寄りのコンビニです
立ち寄り湯
帰りに温泉に立ち寄るなら、「泉水」がおすすめです
国道139号線沿いにあり、高速道路までのアクセスがよく、帰りに寄りやすい温泉です
この辺りの温泉では価格も安いのもいいところ
営業時間 | 10:00〜23:00(最終受付22:30) |
定休日 | ホームページ記載なし |
休館日 | ホームページ記載なし |
料金 | 大人:800円 小人:500円(4歳〜小学生) 幼児:400円(3歳以下) |
公式ホームページ | 泉水 |
夏山登山の必需品
実は、今回の三つ峠山に行った時に、タオル(手拭い)と日焼け止めを忘れてしまいました
登山では汗のかかないペースで登るように、と小さい頃に教わりましたが、実際には汗をかかないように歩くのは難しく、今回も大量の汗をかきました
タオル(手拭い)は絶対に忘れたらダメです
タオルがないだけで、汗がふけず、かなりストレスでした!
必ず持ち物チェックをして、忘れないようにしましょう!!
それと、もう一つ、日焼け止めです
「海じゃないから平気っしょ」
こんな事を考えている人は痛い目見ます
山でもガッツリと日焼けはするので、日焼け止めも必ず携帯しましょう
出かける前に日焼け止めを塗ったとしても、汗で落ちてしまうので、適度に塗り直すことで日焼けを防ぐ事ができます
私と同じ失敗をしないよう、気をつけてください!
おわりに
二百名山・三つ峠山の紹介でした
最初は急な登りですが、難所もなく、道幅も広いので初心者はもちろん、子供と一緒に登山をするにもおすすめです
最後まで読んでいただきありがとうございました
ではまた!