こんにちは、opoです(opo_85)
道具を長持ちさせるためにはメンテナンスは不可欠です
でも、キャンプ道具のメンテナンスってちょっと面倒だったりもしますよね
本日はテントのメンテナンスについて
テントを長く使うために最低限やった方がいいメンテナンスとその方法の紹介です
そんな人はぜひ読んでみてください
私が実際にやっているメンテナンスと、その方法や失敗した体験などを合わせて紹介します
何かみなさんの参考になれば嬉しいです
メンテナンスした方がいい理由
面倒ですがメンテナンスをした方がいい理由があります
- 汚れが落ちにくくなる
- カビが生える
- 臭い
- 穴や破れの確認
はじめはただのドロ汚れでも、そのまま放置してしまうと汚れはだんだん落ちにくくなってしまいます
汚れたままにしてしまうと使い込む中で防水性や撥水性が低下してきた時に防水スプレーなどをかけても防水性が回復しない原因にもなってしまいます
濡れたままで収納袋に入れて放置するとカビや臭いの原因になってしまいます
また、穴や破れている所に気づかずにキャンプや登山に出掛けてしまい、キャンプ地で思わぬ強風などでテントが裂けてしまったりすると大変です
そんな事を防ぐためにやっておいた方がいい3つの事を詳しくみていきましょう
やっておくべき3つの事とその方法
汚れ落とし・こまめにドロを落とすとシミを防げる
使ったらテントについたドロ汚れは落としましょう
天気がいい時にキャンプをした時や、草地でのキャンプの時はドロ汚れはつきにくかったりするので汚れを落とす必要はありません
ですが天気が悪い時、雨などが降った時や、土のサイトでのキャンプの後はドロ汚れが付きやすいです
そんな時は帰ったら濡れた雑巾などで拭いてしっかり汚れを落としましょう
私は着古したTシャツを切って使っています
コットン製のTシャツは生地が柔らかいので使いやすいです
軍手を使うのもおすすめ!
霧吹きがあったりするとより効率よく拭き取りができますよ
落ちない汚れは洗剤を薄めて拭き取る
水拭きで落ちない場合は中性洗剤を薄めたものをスポンジなどに染み込ませてこするか、雑巾などに染み込ませて拭き取りましょう
洗剤を使って汚れ落としをした後は防水性や撥水性が落ちているので洗った後に防水スプレーなどで防水性を高めましょう
そもそも汚れがつかないようにグランドシートで対策しよう!
ドロ汚れを落とすのは大変ですし、面倒ですよね
そんな時におすすめしたいのが
グランドシートを使って汚れがつくのを防ぐ事です
グランドシートとは、テントと地面との間に一枚シートを敷いてテント本体を汚れから守ったり、傷つかないようにするためのものです
私は建築資材などでよく使われているタイベックシートをグランドシートとして使っています
安価で手に入ることと、軽量で頑丈なのがいいところ!
見た目はちょっとアレですが、どうせ地面に敷いてしまうものと割り切れる人にはおすすめです
タイベックシートには他にも魅力的な性能がたくさんあります
- 遮熱性
- 遮熱耐久性
- 透湿性
- 防水性
- 防水耐久性
- 強靭性
- 夏型結露にも有効な遮熱性
- 防蟻防腐剤の影響を受けにくい
タイベックシートについてより詳しく知りたい人は過去の記事もご覧ください
しっかり乾燥・カビ、嫌な臭いの原因を防ぐ
湿った状態で収納して放っておくとカビの発生や臭いの原因になります
一度カビが生えてしまうと取るのがものすごく大変ですし、臭いもなかなか取れないので気をつけましょう
放置していたテントにカビが生えているのに気づかずにキャンプに行って、設営した時にはじめて臭いで分かったことがありました
他にテントも持ってきていなかったのでそのテントで寝るしかなくキャンプしましたが、よく眠ることはできませんでした
カビ臭いテントで寝るのはなかなか嫌な気分になりますよ
カビや臭いを防ぐためにはしっかり乾燥させてから収納することです
キャンプ地で乾燥させることができれば帰ってからやる必要はありませんが、撤収時に十分に乾燥させることができなかった時には必ず帰ってから広げて乾燥させましょう
テントは天気が良くても濡れます
それは結露で濡れるからです
朝晩は気温が下がり、テント内と外気温に差ができることで結露します
またテント内で呼吸をすることによって吐いた息が水蒸気となり結露するのも原因です
ですので、天気が良い日のキャンプであっても、しっかり乾燥させてから保管しましょう
海で使用した後は特にしっかり!
海でキャンプをした後はテントは潮風に晒された状態なので特にしっかり拭き取る必要があります
昔、海でキャンプをした後に何もせずに放置したところ、生地がベタベタになってしまい、乾燥もさせていなかったのでカビが生えてテントを使えなくしてしまったことがあります
潮風をナメていました、気をつけましょう
穴や破れの補修・事前に気づいて最悪の事態を回避
穴や破れたところをそのままにしておくとキャンプ場でその穴や破れが悪化してしまうことがあります
キャンプはいつも天気がいい日だけではありません
突然の雨や風などにも注意が必要です
穴や破れがある状態だと強風の時に裂けてしまったりする可能性が高くなります
悪天候の中で守ってくれるのはテントだけの状態でそのテントが裂けてしまったらそれは最悪の事態です
そうならないように、汚れを落としたり、乾燥させながら穴や破れがないかも必ず確認しましょう
もし穴が空いていたり、破れてしまっていたりしたらリペアキッドでしっかり補修しましょう
リペアシールは丸く切って貼ると剥がれにくくなります
また片側だけでなく両面に貼るようにするとベタベタもしないし、強度もカバーでできるのでおすすめです
キャンプ地で穴が空いてしまった時などの応急処置としてガムテープがおすすめです!
ガムテープは着火剤としても使えるので重宝しますよ
私はライターに巻き付けて携帯したいます
徹底的にやるなら
登山などで使う人は過酷な環境での使用になるので簡単なメンテナンスだけではなく、もっとしっかりとケアをしましょう
使い込むと結露などでも防水性能は落ちてきてしまうので定期的に専用洗剤で洗濯をしてしっかり防水加工をするのがおすすめです
撥水性能を上げるため、専用の洗剤で洗ったり、防水加工もしっかりと行いましょう
私はウエアもテントも防水・撥水加工にはニクワックスを使っています
選択すると使い込んだウエアのハリ・コシがよみがえり、防水加工もしっかりできるのでしっかりメンテナンスしたい人におすすめです
今回は最低限やっておいた方がいいことの紹介なので詳しくは省略させていただきましたが、徹底的にメンテナンスしたい人はぜひトライしてみてください
まとめ
- 汚れ落とし・落ちにくくなる前にこまめに汚れは拭き取ること
- 乾燥・カビや臭いで使えなくなる前に乾燥は絶対すること
- 補修・穴や破れの補修をして最悪の事態を回避できるようにすること
- 濡れ雑巾で拭き取る・Tシャツや軍手が作業しやすい(コットン製)
- 落ちない汚れ・中性洗剤を薄めてスポンジで擦るか拭き取る
- 結露・天気が良くても結露でテントは濡れるから乾燥させること
- 潮風・海でキャンプした時には特にしっかりと乾燥・拭き取りすること
- 発生する前に・カビ、臭いが発生する前にしっかりメンテナンスすること
- リペアシールは丸くカットすることで剥がれにくくなる
- 両面に貼ることで強度を確保できる
- 応急処置としてガムテープの携帯がおすすめ
おわりに
いかがでしたでしょうか
メンテナンスってちょっと面倒だったりしますが、手入れをすることで愛着が増すことは間違いありません
最低限の手入れをして道具を長く使いましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました
何かみなさんの参考になれば嬉しいです