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レビュー【ゼロシューズ・ジェネシス】2年履いて感じたことをレビュー「素足です」

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こんにちは、opoです(opo_85)

  • ベアフットサンダルが気になる
  • 使用感が知りたい

素足感覚で使用する事ができる「ベアフットサンダル」ですが、その中でも特にソールが薄く、より素足感覚に近いのが「ゼロシューズ・ジェネシス」です

ケガを回避する観点や安全面から、誰もが山やトレイルで使えるサンダルとしておすすめできるものではありませんが、ベアフットサンダルは怪我をしにくくするための歩き方(走り方)を自然に身につけるためにおすすめできます

雑に歩いていた頃は膝を痛めがちだった私もジェネシスを使うようになってからは登山中に膝が痛くなることが減りました(多分、歩き方が丁寧になったからだと思う)

この記事ではゼロシューズジェネシスの特徴を解説しつつ、実際に履いてみて感じたことをお伝えします

ざっくり自己紹介
  • キャンプ歴は20年以上
  • 渓流釣り(テンカラ)5年目
  • 最近では登山の魅力にハマり、アルプスから低山まで山登りに夢中
  • 装備はできるだけ軽く、ULなスタイルで歩き回っている(現在ベースウエイト4.5kg)←装備について詳しくはこちら

ゼロシューズ・ジェネシス

出典:ケンコー社

ゼロシューズとは

ゼロシューズは2009年に創業したアメリカのシューズブランド

創業者がベアフットランニングと出会い、自然なスタイルでのランニングを追求していくようになり生まれたのがゼロシューズです

ゼロシューズについて詳しくはホームページから

ジェネシス 基本情報

重量(片足)130g(27cm)
カラーブラック、ビタースウィートレッド、
グリザイユ、ソーダライトブルー
ソール厚(スタックハイト)4.8mm
レビューレビューを見る
ゼロシューズの詳しいことについては公式ホームページ
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ゼロシューズの特徴

ゼロシューズ共通の特徴があります

  1. ナチュラルフィット
  2. ナチュラルフィール
  3. ナチュラルモーション 

ナチュラルフィット

引用元:ゼロシューズホームページ

ゆとりのあるつま先構造で自然なフィット感を実現

「バランスをとる」「踏み出す」「踏ん張る」などの動作に欠かせない指の動きを妨げないようになっている

親指から小指まで動かすことができるようになっている構造

ナチュラルフィール

引用元:ゼロシューズホームページ

つま先とかかとの高低差が全くないゼロトップ構造

ソールの厚さが5~10mmと薄いので地面との距離がとても近くよりダイレクト感を感じることができる

ナチュラルモーション

 

引用元:ゼロシューズホームページ

足をサポートするような機能はほとんどない

自然に足を動かすことができる開放感がポイント

ジェネシスの特徴

薄いソールと紐が付いているだけで成り立つサンダル

ジェネシスはゼロシューズのサンダルラインナップの中でも最もソールが薄く、極薄のソールに紐が付いているだけでサンダルとして成り立っていて、シンプルな作りになっていて原点とも言えるサンダルです

ジェネシスのソールの厚さは4.8mmでゼロシューズの中で最も薄いですが、

ゼロシューズと並んでベアフットサンダルの定番とも言える「ルナサンダル」の1番ソールが薄いのがベナードの9mmなのでジェネシスのソールが「極薄」ということが分かります

フィッティングの調整できるバンド

シンプルな構造ですが、好みに合わせてフィッティングの調整ができます

カカトの部分で長さの調整が可能です

鼻緒の位置変更で好みのフィッティングにできる

鼻緒の位置をスライドさせられるので好みの場所に変えられます

個人的な感覚としては足首がわにスライドさせたほうがホールド感が高くなると感じました 

丸めることができるほど薄いソール 

柔らかい素材なので丸めることも可能です

これだけコンパクトになるので携帯するのにもかさばらないのはありがたいですね

実際に携帯する時に丸めたりはしませんが(笑)

ソールが極薄だからこそできることです

5000マイル保証

ソールが薄いってことはすぐに穴が空いてしまうんじゃないの?

ゼロシューズが開発したオリジナルソールは高い耐摩耗性と経年劣化にも強い素材を使って作られています

ゼロシューズはそのソールに対して5000マイル(約8000キロ)の使用まで保証しています

5000マイル使用前にソールが1mm以下になってしまった場合、保証の対象となります

5000マイル(約8000キロ)ってすごくないですか?

この保証はソールが薄いのに5000マイル歩いても大丈夫な耐久性があるっていうメーカーの自信を感じますね

メーカー保証について詳しいことや、手順についてはゼロシューズのホームページから

重量比較・ジェネシスは最軽量 

カタログ掲載のサンダルの重量を比較してみました

重量は全て27cmの片足の重量です

モデル重量
アクアクラウド147g
ジェネシス130g
Z-トレックⅡ204g
Z-トレイルEV147g
ナボソトレイル153g

それぞれのモデルで機能や特徴は異なりますが、重量だけでの比較の場合、ジェネシスは最軽量です

より軽いサンダルを探している人にジェネシスはおすすめです

サイズ感について

ゼロシューズのサンダルのサイズは実測のサイズに合わせて作られています

サイズ選びで心配な人は自分の足のサイズを測ってみてからサイズを決めましょう

ジェネシスのサイズ感ですが、普段履いているスニーカーのサイズと同じサイズを選択しました(フィット感はジャストサイズでちょうど良かったです)

ですが、可能であれば一度履いてみてから購入することをおすすめします

ケンコー社のホームページでサンダルの「型」をダウンロードできる

どうしてもサイズ選びが心配な人は、ゼロシューズの日本輸入代理店「ケンコー社」のホームページからサンダルの型をダウンロードすることができます

ダウンロード、印刷をして実際に確認してから購入するのがおすすめ!

ゼロシューズ(サンダル)サイズフィッティングはこちら

使用インプレッション

ここからは実際に使っている中で感じたことをいいことも残念なところもレビューしていきます

ファーストインプレッション

初めて履いた時は結構衝撃でした

「素足じゃん」って感じ。何しろソールが薄いので地面の温度が伝わってきます

アスファルトを歩いているとソールが薄いので足の裏が熱いし、スーパーやコンビニなどでは冷房がガンガンに効いているので足の裏が冷たくなります

公園など砂利の地面では小石がガンガン足に入ってきて痛い

伝わってくるのは地面の温度だけではなく、地面の状態もです

石の多い場所では足ツボマッサージ状態で痛いです

初めて歩いてみて(走ってみて)

購入してすぐに3キロほど歩いてみました

初めて3キロ歩いて感じたこと
  • カカトが痛い
  • 各ゆびにタコできた
  • 指の付け根の部分が痛くなった 

自然と指を使って歩くようになったからか、履き始めた頃は指の付け根が痛くなりました

走ってみて 

走ってみるとやっぱりカカトが痛くなります

走った時の方が着地の衝撃が強く、より痛くなるので、走りながら痛くならないように自然とカカトからの着地ではなく、ミッドフット着地が身につきます

カカトから着地して痛めてしまうことを「ヒールストライク」といいます

怪我をしないように歩く(走る)ための歩き方(走り方)自然に身につけられると感じました

スピードを出しすぎるとズレる

ジェネシスにはホールド感がなく、走るスピードが速くなればなるほど、地面と設置した時の衝撃でジェネシスから足がズレます

言い換えれば、ジェネシスを履いて走った時に、ズレないペース(速さ)で走ることができるようになります

そうすることで自然とペースが分かるようになってきました

週に2、3回、50kmほど走ってみて

1km6分ほどのペースでのジョギングを週に2、3回するようになって、走り終えた後の疲労感が少なくなりました

走ることを習慣化したこともあるとは思いますが、ソールの薄いサンダルで走ることで、

  • 足が痛くならないペースが身に付く
  • 地面の状況からペース配分が勝手にできる
  • 自然と一定のペースを維持できる

ようになり、5kmでへばっていた私が5km以上走れるようになりました

素足で履くのが1番いいけど

個人的には素足で履いた方が滑りにくく、フィット感が高くで好きですが、気温が低い時などは5本指ソックスを履くことで春や秋でも履くことができます

私は大体5月〜10月末はジェネシスをメインで履いています

海沿いのトレイルを歩いてみて

海沿いのトレイルコースを歩いた時に5本指ソックスを履いてジェネシスを試してみました

海沿いの岩場歩きではそれほど問題は感じることなく歩けましたし、特に危険を感じるようなこともありませんでした

濡れてもすぐに乾く

バンドに使われている素材は乾きやすいので濡れてもすぐに乾きます

濡れたりするのは問題ありませんが、コケなどで滑りやすいので注意が必要です

山歩きでのインプレッション

実際に何度か山でも使ってみました

率直な感想としては、山歩きにはおすすめできません

足が完全に露出した状態なので、つま先をぶつけないようにより慎重に歩く必要があります(これが結構大変でした)

つま先を少しぶつけただけで流血しますし、常に足ツボシートに乗っているような状態(血行促進にはいいかもですが・・・)

ザレたコンディションの登山道では次々と小石が足の裏に入ってくるし、ヌカルんだ場所では容赦なく泥だらけになります(泥のむにゅっとした感覚は慣れると気持ちいいですが)

薄いながらもソールにはしっかりとグリップしてくれるようになっているので歩いていて滑りやすさは感じませんでしたが、ケガのリスクや、虫刺され、安全面の観点からジェネシスでの山歩きは上級者向けと言えます

山での使用で感じたメリット

実際に山でつかってみて感じたメリットは、一歩一歩が慎重になり、強制的にペースがかなりゆっくりになるため、疲れにくくなるのと、一歩一歩が慎重になるからこそ着地の衝撃も少なくなり、膝が痛くなりにくい歩き方が自然にできます

それと足を覆っているものがなく、通気性がいいので蒸れにくく、常に開放的です

一度歩いたことがあり、登山道の状況を知っているような山へ出かけるときに使うと普段とは違った新鮮な山歩きができます

耐久性について・2年ほど履いたソールの状態

写真は購入してから2年ほど履いたゼロシューズのソールです

使用頻度は、5〜10月まで私生活でほぼ毎日履いていたのと、週に3〜4回ほど軽くランニングやウォーキング(5kmくらい)をしていました

ソールは指の付け根あたりが一番減っているのが分かります

1年履いてみて、ソールが減りにくいなと感じました

5000マイル保証をするだけあって、まだまだ使う事ができそうです

普段から意識していたわけではないのですが、ソールの減り方を見る限り、自然とミッドフット着地が身についているようです

まとめ

ゼロシューズ・ジェネシスの紹介でした

初めて履いた時には衝撃的だったサンダルですが、なれてくると快適になります

ベアフットサンダルでケガしにくい歩き方(走り方)を身につけましょう

最後まで読んでいただきありがとうございました

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足が大きくて(小さくて)諦めている人へ

オンラインショップや公式ホームページをみると、サイズ展開はM11(29cm)までになっています

足の大きさが30cmある私は諦めてかけていましたが、大きいサイズのオーダーも可能です!(問い合わせて、アメリカに在庫があれば購入可能!)

無事にオーダーができ、ついにゼロシューズを手に入れることができました

オーダーの方法についてはこちらの記事もご覧ください

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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