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【山と道・UL pad15】使用感をレビュー「軽さと温かさ」を両立したマット!

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こんにちは、opoです(opo_85)

とにかく「軽い」スリーピングマットを探してる

そんな人におすすめしたいスリーピングマットが山と道の「UL pad15」です

この記事では、山と道のスリーピングマット、「UL pad15」の特徴などをお伝えしつつ、何℃くらいで寒さを感じたかなど使ってみて感じたことをレビューします

これまで使ってきたクローズドセルマットと比べて比較にならないほど軽いULpad15ですが、軽いだけでなく、保温性も想像以上でした!

「軽さと温かさ」を両立したマットと言えます!

「山と道」について

 

出典:山と道ホームページ

山と道は2011年に夏目彰、由美子夫婦が創業した日本のブランドです

創設者がハイカーであり、ハイカーとして本当に必要な道具を作ることにこだわりをもって製造しているブランドで、ウエア、バックパック、スリーピングマットなどハイキングに必要な道具を扱っています

道具作りだけでなく、ハイカーのネットワーク作りにも注力しているブランドです

山と道公式ホームページ

山と道のスリーピングマットの基本情報

私が使うUL pad15の紹介をする前に、まずは「山と道」が作るスリーピングマットについてサクッと紹介します

知っておきたいUL padの特徴
  • 「山と道」のスリーピングマットは厚さの異なるものが3種類ある
  • サイズは3種類から選べる(minimalist padは1種類のみ)
  • 素材には断熱性の高いXLPEフォームが使用されている

「山と道」のスリーピングマットは厚さの異なるものが3種類ある

 

上からMinimalist pad、UL pad15、UL pad15+です

出典:山と道

山と道が作っているスリーピングマットは全部で3種類、

  1. UL pad15
  2. UL pad15+
  3. Minimalist pad

この3種類のマットはいずれもクローズドセルマットです

大きな違いは厚さで、UL pad15は10mm、UL pad15+は13mm、Minimalist padは5mmになっています

厚い方が断熱性が高く、クッション性があり、薄い方が軽くなります

素材には断熱性の高いXLPEフォームが使用されている

試しに手のひらをマットに載せてみるとじんわりと温かくなってきます

UL pad15+とminimalist padには両面に「シボ加工」されている

 

右がシボ加工されたマット

出典:山と道

3種類あるマットの中で、「UL pad15+(13mm)」「minimalist pad(5mm)」には表面に「シボ加工」がされています

要するに・・・

シボ加工は、耐久性や、クッション性、断熱性が高くするための加工だよってことです

サイズは3種類から選べる

 

出典:山と道

minimalist pad(5mm)は1サイズのみ(100×50cm)のみですが、

UL pad15とUL pad15+は「S、L、XL」の3つのサイズから用途に合わせて選ぶ事ができます(幅は50cmで統一)

UL pad15の基本情報・特徴

重量S : 75g
L : 131g
XL:150g
サイズS : 200×50×1cm
L : 200×50×1cm
XL:200×50×1cm
素材XLPEフォーム

Lサイズで135.6g!とにかく軽い!

実測で135gととにかく軽いのがUL pad15です

私はこれまで使ってきたクローズドセルマットの重量を比べてみるとUL pad15がどれだけ軽いかが分かります

他者ブランドのマットと重量を比較

長さや厚さがが違ったりもするので参考程度になってしまうのですが、重量を比較するとこんな感じ

重量比較
サーマレスト・Zライトソル
(183×51×1.5cm)
399.5g
エバニュー・トレイルマット
(183×51×2cm)
400g
エバニュー・トレイルマット
(100×50×0.9cm)
114.7g
山と道・ULpad15
(175×50×1cm)
135.6g

サーマレスト・リッジレストとの重量差は263.9g!

エバニューのトレイルマットが1番軽く見えますが、長さが100cmのため、全身をカバーできるサイズであるULpad15がどれだけ軽いかが分かります

コストがかからない

装備を軽くしようと思ったら結構大変です。装備の点数を減らせば軽くできますが快適性が損なわれてしまうし、より軽量なテントや寝袋を買い替えても軽量化できますが、軽量な道具は莫大なコストがかかります

テントや寝袋を買い替えて軽量化するのは効果は大きいですが、コスト面での負担は大きくなります

山と道・UL pad15はコスト面でも魅力です

山と道・UL pad15の価格
S(100cm)L(175cm)XL(200cm)
¥3,520¥5,500¥6,160
2023年12月調べ・価格は税込

UL pad15を使ってみて感じたこと

ここまでUL pad15の種類や特徴について解説をしてきましたが、ここからは私が実際に使ってみて感じたことをレビューしていきます

私が購入したのはUL pad15のLサイズです(175cm)

Lサイズでの使用感をお伝えしていきます

モロいけど、お構いなし!クローズドセルマット強し!

シボ加工されたUL pad+15に比べると傷つきやすくなっています

実際に私も何度か使う中で傷ついたり、削れてしまったりしました

傷つきやすいのはデメリットとも言えますが、パンクのリスクのないクローズドセルマットはガシガシ使っても問題ありません

傷ついたり、端が削れてしまっても使用にあたっては性能の低下など感じることもないので気にすることなく使えます

サイズどうするか問題について・身長185cmでもLサイズ(175cm)でカバーできる!

購入するにあたって迷ったのが、「サイズを何にするか問題」です

厳密には、Sサイズは考えていなかったので、Lサイズにするか、XLサイズにするかです

Lサイズにした理由

身長が185cmある私は全身をしっかりカバーするにはXLサイズがいいかなと思ったのですが、XLサイズの200cmという長さは私には必要性を感じなかったのと、仰向けに寝た時に後頭部の地面に設置するところから足先までを測ってみると175cmでもカバーできそうだったのでLサイズにしました

実際にフィールドで使用した時も特に問題なく使う事ができています

10mmの厚さはちょうどいいクッション性

購入前に気になっていたのは「クッション性」と断熱性です

地面の凹凸を感じてしまうのは寝心地に影響するし、硬過ぎるマットだとやっぱり寝心地は悪い

ですが、10mmの厚さのあるUL pad15は最低限、寝ることに対して問題は感じませんでした

UL pad15は軽さにこだわりつつも、寝心地の良さのバランスも取れたマットだと感じます

UL pad15の断熱性について

キャンプで眠れない時の大きな原因の一つが「寒さ」です

山と道のスリーピングマットはR値の表記がありませんので、UL padの断熱性については実際に使ってみるしかありませんでした

R値とは

R値とは断熱性の高さを数値で表したもので、数値が高いマットほどより低温環境であっても使う事ができる断熱性能の高いマットと言えます

2020年に発足したR値測定規格「ASTM 3340」によって統一の測定・数値化されるようになりました

要するに・・・

R値が算出されているマットは断熱性能の高さの判断がしやすいよってことです

統一の測定・数値化されたR値ですが、寒さへの耐性や感じ方は人によって違うので、参考程度に考えておいた方がいいです

R値についての考え方や、マットの選び方についてはこちらの記事で詳しく解説をしています

UL pad15の断熱性について実際に使ってみて感じた事を紹介します

断熱性についての体験談:5℃くらいなら問題なかった

寝る時の気温が5℃の環境だった時は全く寒さを感じる事なく眠る事ができました

寝袋にアンダーウエアのみで寝ましたが朝まで快適に眠る事ができました

断熱性についての体験談:0℃になると単体使用はキツかった

0℃まで冷え込んだ時に使用した時は寒さを感じました

上下ダウンウエアを着込みましたが、地面と設置しているところから冷えを感じました

単体で使うか重ねて使うかの判断は・・・

私がUL pad15を単体で使用するかどうかの判断は気温が5℃あたりを境に考えるようにしています

結論としては、

3シーズンで使うなら単体使用、冬はエアマットのサブとして使っていこうと思います

冬も単体で使用したい人はUL pad15+(13mm)のマットがおすすめです

「巻きグセ」が強い!ロールマットはジャバラ式に比べて扱いにくい

UL pad15がどう、というよりはロール式のクローズドセルマット全般に言える事ですが、

アコーディオンのようになっているジャバラ式の方が巻きクセもつかないので広げれば使えるので扱いやすいです

必要に応じてカットができる

使い込む中で、必要のない部分をカットする事ができるのはクローズドセルマットの魅力です

私はまだUL pad15にはハサミを入れていませんが、もう少し使い込んでみて、必要のない部分をカットしようと思っています

ULハイカーはカットした部分をバックパックの背面パッドとして活用していたりします

UL pad15はこんな人におすすめ

実際に使ってみて、UL pad15がおすすめなのはこんな人です!

  • 装備をできるだけ軽量化させたいULハイカー・キャンパー
  • 軽さを重視しつつ、最低限のクッション性も欲しい人
  • 冬用のマットのサブとして保温力のブーストをさせたい人
  • コストを最低限に軽量化させたい人

山と道スリーピングマット選び方で迷ったら・・・

私はUL pad15にしましたが、3種類ある山と道のスリーピングマットでどれが自分に合っているか悩む人もいると思います

そんな人は「何を優先させたいか」を考えてみると決めやすくなります

優先させたいこと
  • 重量
  • 寝心地
  • 断熱性
  • コンパクトさ
  • 寝心地よりも重量やコンパクトさをとにかく優先させたいのであればMinimalist pad(5mm)
  • 断熱性と寝心地を優先させたいのであればUL pad15+(13mm)
  • 寝心地も軽さも断熱性もバランスを取るならULpad15(10mm)

みたいな感じで考えるとどのマットにするか決めやすくなります

組み合わせもアリ

100cmのショートサイズのマットを組み合わせるのもありです

例えば、寒さを感じやすい上半身はUL pad15+を使い、下半身の80cmはMinimalist padにしたりする事で寝心地と断熱性を確保しながら、軽量化させる事ができます

おわりに

山と道のスリーピングマット「UL pad15」の紹介でした!

私にとってはかなり使いやすいマットだったUL pad15は装備を軽量化させたいけど、断熱性も欲しい人にぴったりなマットです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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