こんにちは、opoです(opo_85)
この記事ではソロキャンプにぴったりなタープを選ぶために知っておくべきサイズ・形状・材質の解説をします
タープの選び方
タープを選ぶ時に考えることは以下3つです
- サイズ
- 形状
- 材質
サイズ
何人で使うのかや、住空間の広さの好みによって選ぶタープのサイズは変わってきます
- 最低限過ごせるためのスペースでいいのか
- 余裕のあるスペースが欲しいのか
タープの形状によっても住空間は変わってくるのですが、ソロでの使用ならコンパクトなサイズの方が使いやすいです
大きなタープを使用すると広いスペースを確保できますが、設営や撤収も大変になります
ファミリーでの使用時に小さすぎると住空間が狭くてやっぱり不便になります
1人〜2人での使用なら3x3mのタープがおすすめ!
4x4mのタープは広いけど扱いは大変になる
タープをシェルターとして使うのであれば3x3mのタープであればソロでの使用にピッタリです
3x3mのタープならフルクローズできるように張った場合、ゆとりのあるスペースこそないものの、一人が寝るスペースと荷物を置くもは問題なくできます
タープの形状・種類
ひとくくりにタープと言っても形状は様々
形状によっても特徴が変わってきます
- スクエアタープ(正方形)
- レクタタープ(長方形)
- ウイングタープ(ひし形)
- ヘキサタープ(六角形)
形状を選ぶときに考えておきたいことが、タープの役割を考えることです
タープを使って何をするかが重要になってきます
- テントとの併用が前提でリビングスペースとして使うのか
- タープ泊でシェルターとして使うのか
- ハンモックのフライシートとして使うのか
スクエアタープ(正方形)
スクエアタープは正方形のタープのことです
出典:DDハンモック
アレンジは無限大で、張り方次第でテントのようにフルクローズできたりもするのでブッシュクラフトキャンプなどタープ泊をする人におすすめ
もちろん普通に雨を防いだり、日差しや視線を遮るように張ることもできます
シンプルですが、1番バリエーションの豊富なタープです
日光をさえぎるだけでなく、タープ泊や、ハンモックキャンプをするのにおすすめの形状です
私が使っているタープはDDタープ3x3mで19箇所のアタッチメントがあり、いろいろな張り方を楽しめるのでおすすめ!
レクタタープ(長方形)
レクタタープは長方形のタープのことです
出典:DDハンモック
スクエアタープと同様にシンプルですが張り方、使い方次第でアレンジの幅が広く、使いやすいタープです
スクエアタープと違って縦横の長さが違うので扱うのに慣れは必要になりますが、使い方によってはスクエアタープよりも住空間を広く取れるのが特徴
スクエアタープと同様に張り方のアレンジが多いのでタープ泊をする人におすすめの形状です
ソロでの使用にぴったりなのがDDタープMサイズです
3.5m x 2.5mなので大きすぎることもなく、タープ泊やハンモックでの使用に扱いやすいサイズになっています
私はDDタープSを持っているのですがSサイズ(1.5×2.8n)は実際に使っていてちょっと小さいかなと感じています
タープ泊でもハンモックでも使えないことはないのですが、スペースはギリギリです
ウィングタープ(ひし型)
出典:アマゾン
ウイングタープはしっかりとテンションをかけて張ることで風に強いタープです
テントと合わせて使うことで住空間の確保に便利ですが、張り方は限られてきます
モンベルのミニタープは335cm x 270cmなのでソロキャンプでの使用にピッタリ
リビングダイニングエリアとして使うのがメインの人におすすめ
私も使っていたことがあり、テントと合わせて使っていました
ちなみにスクエアタープやレクタタープでもウイングタープのように張ることが可能なのでバリエーションの豊富さを考えるとスクエアかレクタタープがおすすめです
ヘキサタープ(六角形)
出典:アマゾン
テンションがかかりやすい形状になっているので耐候性が高く、ウイングタープと同様に風に強いタープのヘキサタープ
特徴もウィングタープと似ていて、テントを使うことが前提でリビングダイニングエリアの確保として便利ですが、バリエーションはほとんどありません
テントと合わせて使う人やハンモックのフライとして使うタープが欲しい人にピッタリ
モンベルのミニタープHXは338cm x 280cmでソロキャンプやツーリングキャンプにおすすめ
ペンタ(五角形)もある!
五角形のペンタタープもあります
出典:アマゾン
低く張ることでタープ泊にも対応できるスノーピーク・ライトタープペンタシールド
サイズは400cm x 320cmで、ソロキャンプなら十分な空間の確保ができます
ただし、サイズほど住スペースは広くないのでソロでの使用でピッタリくらいです
材質
材質もタープ選びには重要なポイントです
タープに使われる材質はナイロン、ポリエステル、ポリコットンなどがあります
材質や生地の厚さによって用途や重量が大きく変わってきます
その中でもナイロンは主流の素材で、シリコンコーティングされた耐水性の高いシルナイロンや、薄くて軽くても頑丈なリップストップナイロンなどがあります
オートキャンプでの使用がメインなら重量は気にする必要はなく、分厚い素材の頑丈なタープを選んでも問題ありません
また、TC素材などを選べばタープの下での焚火をすることもできますし、日差しもしっかりとさえぎってくれるので暑い季節に使うのにも便利
バックパックひとつでキャンプにいく人や、ブッシュクラフトキャンプを好む人はタープ本体が軽量であることも重要になってきます
その場合はリップストップナイロンやシルナイロンなどがおすすめです
最近ではULに特化したタープでダイニーマの複合生地などのタープもあります
理想のキャンプスタイルに合わせて素材を選びましょう
タープのことをもっと詳しく知りたい人におすすめの書籍
タープのことをもっと詳しく知りたい人に荒木祐介さん著書のタープワークがおすすめです
タープのことが全て分かると言っても大袈裟ではないくらいのコンテンツで、タープの基礎知識から、タープに必要なロープワークやペグの扱い方などを分かりやすく解説してくれています
キャンプで使える張り方や、サバイバルや災害時で役に立つ張り方も合わせて全36種類ものタープの張り方も紹介されています
実際に私も持っていて参考にしています
まとめ
- サイズ
- 形状
- 材質
- 使用する人数に合わせてサイズを選ぶこと
- ソロでの使用なら3x3mがおすすめ!
- ソロでの使用で大きすぎるタープは扱いづらい
- スクエアタープ(正方形)・張り方のバリエーション豊富
- レクタタープ(長方形)・張り方のバリエーション豊富
- ウイングタープ(ひし形)・耐候性が高いが張り方限られる
- ヘキサタープ(六角形)・耐候性が高いが張り方限られる
- テントと合わせて使い、リビングスペースの確保
- 一夜を過ごすためのシェルターとして使う
- ハンモックのフライシートとして使う
- オートキャンプがメインなら重量を気にせず機能で選ぶのがおすすめで、遮光性の高い生地を使っているタープや火の粉に強いポリコットン生地が快適
- バックパックひとつに装備をまとめるなら重量を意識して軽量なリップストップナイロンやシルナイロンのタープを選ぶのがいいです
おわりに
タープの選び方の解説でした
自分にぴったりなタープを見つけてキャンプに行きましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました