そんな人におすすめしたいのが
ナンガのスリーピングバッグ(寝袋)です
この記事でナンガの寝袋が初めての寝袋におすすめな4つの理由を解説します
私自身もナンガの寝袋を使っているので実体験も交えてお伝えできればと思っています
NANGA:ナンガの歴史
1941年に初代社長・横田駒三(よこた こまぞう)が「横田縫製」を創業、布団の製造が原点
近江真綿を使用した敷き布団の製造が盛んな地から生まれた滋賀県の寝袋メーカーです
1988年にNANGAの原点となる寝袋の縫製を開始
1995年から社名がナンガに変更
現在では寝袋の製造だけではなく、ダウンジャケットなども製造しています
「ナンガ」という名はヒマラヤ山脈の世界9位の高峰ナンガ・パルバットに由来している
ナンガの歴史についてもっと詳しく知りたい人はナンガホームページへ
ナンガの寝袋がおすすめな4つの理由
さて、いきなりですが結論です
私が初心者にナンガの寝袋がおすすめしたり理由は以下4つです
- 品質の良さ
- 安心の保証
- 充実のアフターサービス
- サイズの豊富さ
ラインナップの豊富さもおすすめの理由に入るのですが、他のブランドも豊富なラインナップのため、今回は省きました
それでは早速、各項目を詳しく解説していきます
(この記事はナンガホームページのコンテンツを参考に作成しています)
品質の良さ
徹底された品質は初心者でも安心して使える理由になります
高いお金を出して買うのであれば品質のいいものの方がいい
私はそう思います
ナンガの寝袋は徹底して品質にこだわって作られています
安物買いの銭失いにはまずなりません(実体験)
- 使用しているダウン
- ダウンの洗浄
- 国内製造
使用しているダウン「スペイン産ホワイトダックダウン」
出典:ナンガHPより
ダウンとは水鳥の胸の部分に生えている羽根のことです
陸に棲む鳥からはとる事ができず、水辺に棲む水鳥からしか取れません
一羽の水鳥から取れるダウンの量は限られているため貴重なものです
材料となる羽毛は、主にグース(がちょう)とダック(あひる)という2種類の水鳥から採集したもの
ナンガのダウンはスペイン産のホワイトダックダウンだけを使用しています
充実した設備・環境で水鳥を飼育していることからスペイン産のダウンだけを使用しています
SPDX | UDD | DX |
860FP | 770FP | 760FP |
FP(フィルパワー)とはダウンの測定基準でダウンの強度や反発力を数値化したものです
FPの数値が高いほど高品質なダウンと言えます
国内洗浄シェアNO1「河田フェザー」
NANGAが使用する羽毛は、羽毛加工メーカー『河田フェザー』で洗浄加工されます
河田フェザーは1891年に創業、本社工場は、三重県の伊勢平野にあり、日本で初めてスキー&タウンユースのダウンウエアを製造した羽毛専業メーカーです
圧倒的な技術力で国内シェアナンバー1を誇る会社です
水鳥の原毛には、目に見えないホコリや垢が付着しているため、ダニや菌が発生する原因になってしまいます
出典:ナンガHPより
充実した設備と高い技術力で洗浄されたダウンだけが使われているので安心です
自社工場で職人が製造
高品質なスペイン産のダウンを徹底した設備と技術で洗浄されたダウンを使用し、羽毛の吹き込み、縫製などは全て自社工場で熟練された職人の手によって製造されています
出典:ナンガHPより
永久保証
ナンガのスリーピングバッグであれば「永久保証」の対象となり、期間を限定せずに永久に修理保証の対象となります
修理には有償となってしまうケースもあるようですので問い合わせが必要です
ファスナーの全交換 5,000円(税別)
収納袋の破損による交換やサイズ交換 1,000円(税別)
質の高いダウンが使用され、徹底した技術で製造された寝袋は永久保証なので何かあっても安心、長く使うことができますね
アフターサービス
先に紹介した永久保証以外にもナンガには嬉しいアフターサービスがあります
- 羽毛増量(使っている寝袋をパワーアップ)
- 寝袋のクリーニング(定期的なメンテナンスで品質を維持)
羽毛増量
寝袋を買うときに心配なのってスペックですよね
経験者であれば知識や経験で自分に合った寝袋を選ぶことはできるかもしれませんが、これからキャンプを始める人には自分に合った寝袋を選ぶってなかなか難しいことですよね
- 使う環境に対してこのスペックの寝袋でいいのか
- せっかく買った寝袋だけど寒かったらどうしよう
- 失敗しても買い直すのは無理だから選べない
ナンガの寝袋は購入後に羽毛増量ができるんです(有料)
購入したはいいものの、寒かった時や、より過酷な環境でも使用したい、そんな時に寝袋を買い足すのは予算的にもなかなかできません
ですが、持っている寝袋の羽毛を増量することができれば新しく寝袋を買うよりは予算を抑えて寝袋をパワーアップさせる事ができます
使ってみた後に状況に合わせて羽毛を増量できるのは安心ですね
DX | 4,950円(税込) |
SPDX | 9,350円(税込) |
UDD | 5,500円(税込) |
STD | 3,850円(税込) |
※50gごとの金額(金額は変動する可能性もあり)
50グラム単位で増量ができ、構造によって違いますが最大で200グラムまで増量できます
上記のダウンの料金にプラスして構造によって付帯料金が発生します
羽毛増量について詳しくはこちら
クリーニング
ナンガの寝袋は洗濯することができます
自分で洗濯することもできますが、大変だなと思う人はクリーニングのサービスを利用するのがおすすめ
ダウンスリーピングバッグ 6,600円(税込)
ダウンジャケット 3,300円(税込)
クリーニングの依頼についてはこちら
体型に合ったサイズ選びができる
ナンガの寝袋は身長や体型に合わせてショート、レギュラー、ロングのから選ぶことができます
体に合ったサイズの寝袋を選ぶことで保温力を最大限発揮することができるようになります
ショート(身長165cmまで) | レギュラー(身長178cmまで) | ロング(身長185cmまで) |
203cm x肩幅80cm | 210cm x 肩幅80cm | 228cm x 肩幅85cm |
目安は身長になっていますががっしりした体型の人はロングサイズを選ぶことで肩の冷えを防ぐこともできます
ナンガ:おすすめモデル・3選
これからキャンプを始めるのにおすすめなナンガの寝袋は「オーロラライトシリーズ」です!
寝袋の生地に防水透湿素材を使っているのでカバーなしでも使う事ができるので扱いやすいのが魅力
そんなオーロラライトの寝袋を厳選して3つ紹介します
オーロラライト450DX:年間を通して1番使う頻度の高い寝袋
オーロラライト450DXは3シーズン用の寝袋ですが、快適使用温度0℃、下限温度マイナス5℃なので冬でも場所を選べば使用することが可能です
私自身も使ってる寝袋で、年間を通して一番使っている寝袋です
冬用の寝袋は保温力が高い反面、使う時期は限られてきます
キャンプにベストなシーズン(春、秋)に対応できるオーロラライト450DXは初めての寝袋におすすめ!
オーロラライト450DXで寒いと感じたら羽毛増量サービスをすれば真冬にも対応していけます
オーロラライト600DX:コンパクトな冬用寝袋
冬にも安心して使える4シーズン用の寝袋でおすすめなのがオーロラライト600DXです
快適使用温度マイナス4℃、下限温度マイナス11℃なので真冬での使用も可能
オーロラライト450DXに比べると使える季節は限定されますが真冬にもキャンプに行きたい人には安心のスペック
登山などでの使用も視野に入れている人にもおすすめです
私自身も冬用の寝袋を買い替える時にオーロラライト600DXとオーロラライト750DXにするかで迷い、オーロラライト600DXにしました
オーロラライト600DXにした理由やスペック比較などはこちらの記事で解説しています
オーロラライト750DX:寒がりな人も安心な冬用ハイスペックモデル
- 絶対に寒い思いはしたくない
- 厳冬期の登山でも使いたい
そんな人におすすめなモデルがオーロラライト750DXです
快適使用温度マイナス8℃、下限温度マイナス16℃のハイスペック寝袋
この寝袋ならよほど寒い地域(北海道や東北、標高の高い山岳地帯)に行かない限りは安心です
電源サイトでのキャンプで電気毛布など使う場合には暑くて寝袋に入っていられないくらいの保温力!
まとめ
- 品質の高さ
- 安心の永久保証
- 充実したアフターサービス
- 体型に合わせて選べるサイズの豊富さ
- 使用しているダウン:スペイン産ホワイトダックダウン
- ダウンの洗浄:国内NO1シェア「河田フェザー」
- 国内製造:自社工場で熟練の職人が製造
- 期限なしの永久保証
- 羽毛増量サービス
- クリーニングサービス
- オーロラライト450DX:1番出番の多い3シーズン寝袋
- オーロラライト600DX:冬でも安心のスペック
- オーロラライト750DX:絶対に寒い思いをしたくない人向け
おわりに
ナンガの寝袋が初心者におすすめな理由の解説でした
私はナンガの回し者でも何でもないただのユーザーです
私自身が実際にナンガの寝袋を使っていて本当にいいと思えるからこそこの記事を書きました
これからキャンプを始める初心者から経験者までおすすめできる寝袋メーカーであることは間違いありません
最後まで読んでいただきありがとうございました
何か寝袋選びの参考になれば嬉しいです