寝袋(シュラフ) PR

ナンガ・寝袋【LEVEL8】スペックや違いを解説!オーロラライトやUDDとのスペック徹底比較

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、opoです(opo_85)

ナンガからスリーピングバッグの新シリーズが発売されたのはご存知でしょうか

LEVEL8シリーズです

  • オーロラライトと何が違うの?
  • UDDBAGと何が違うの?

そんな疑問を持った人も少なくないはずです

  • LEVEL8のスペックや違いが何か知りたい
  • スペックを比較して選びたい

この記事ではLEVEL8シリーズのスペックや特徴の紹介をしつつ、従来のオーロラライトやUDDBAGとの違いやスペックの比較をしていきます

何かみなさんのスリーピングバッグ選びの参考になれば嬉しいです 

ナンガ:LEVEL8

NMLから誕生した最初の商品 

LEVEL8シリーズはNMLから誕生した最初の商品です

名前の由来は米軍・MILスペック規格

レベル8ってなんだ?なんで8なんだ?

って思いますよね

でもそれにはちゃんと理由があるんです

米軍にはMILスペックという規格があり、その中で身体につけるアイテムにはレベル1からレベル7まで設定されています

ナンガではさらにその外側をカバーするアイテムとしてスリーピングバッグをレベル8と位置付けました

ナンガ・HPより

ナンガのNMLやLEVEL8についてより詳しく知りたい方はこちらからご覧ください

LEVEL8シリーズにはオーロラライトとUDD BAGがある

LEVEL8シリーズは全4種類のスリーピングバッグがあり、その中でも大きく2つのカテゴリーに分けられています

オーロラライトとUDD BAGです

要するに、オーロラライトとUDDBAGがベースにさらに高度なテクノロジーや技術を詰め込んで作られたのがLEVEL8シリーズになります

LEVEL8シリーズ・モデル名
オーロラライトUDD BAG
-23オーロラライト-20 UDD BAG
-13オーロラライト-10 UDD BAG

LEVEL8:オーロラライト

created by Rinker
¥66,000 (2024/11/21 19:18:41時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
¥96,030 (2024/11/21 07:45:31時点 Amazon調べ-詳細)

LEVEL8:UDD BAG 

created by Rinker
¥64,240 (2024/11/21 14:25:50時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
¥104,500 (2024/11/21 19:18:42時点 Amazon調べ-詳細)

それでは詳しい特徴を見ていきましょう

LEVEL8の特徴 

  • UDDDXダウンを使用
  • 高めにつけられたジッパーの位置
  • 大きめのフットボックス
  • ダブルドラフトチューブ
  • ショルダーウォーマー・ウエストウォーマー

全シリーズにUDD DXダウンを使用 

レベル8シリーズではダウンにUDDDXダウンを使用しています

UDDDXダウンは770FPの超撥水加工をしたダウンのことで、ダウンそのものに撥水加工をすることで水濡れに弱いダウンの弱点を克服している高品質のダウンです

ナンガ・ダウンのFP(フィルパワー)について

ナンガのダウンは以下のように名称によってFPが決まっています

名称FP
STD650
DX760
UDD770
SPDX860

ジッパーの位置

NANGA・HPより引用

ジッパーの位置を従来のスリーピングバッグよりも上(胸よりも高い位置)にすることで地面からの冷気の侵入を軽減させるようにしています

大きめのフットボックス

NANGA・HPより引用

通常モデルよりもフットボックス(足の部分)を大きめにして、ダウンを多く入れることで寝た時の足の向きによるダウンの潰れを軽減させています

ダブルドラフトチューブ:ジッパーからの冷気を遮断

NANGA・HPより引用

ジッパーは冷気が入ってきやすい場所ですがジッパーの裏に二重にチューブを設けることで冷気の侵入を防ぐ構造になっています

ショルダーウォーマー・ウエストチューブ:フィット感アップで保温力の向上 

ショルダーウォーマーだけでなく、ウエストにもチューブを設けることでよりフィット感を高めています

フィット感が高くなることで保温力が最大限に発揮されます

LEVEL8 スペック一覧

レベル8シリーズのスペック一覧は以下の通りです

(リストは横にスクロールできます)

LEVEL8快適温度下限温度収納サイズ(cm)重量(g)価格(税込)
-23オーロラライト-13℃-23℃φ21 × 41cm約1,670g¥96,800
-13オーロラライト-8℃-13℃φ17 × 31cm約1,260g¥82,500
-20 UDD BAG-11℃-20℃φ21 × 41cm約1,540g¥94,600
-10 UDD BAG-5℃-10℃φ17 × 31cm約1,140g¥80,300
(価格は2023年4月調べ)

オーロラライトとの違いは?

従来のオーロラライトシリーズとの違いは以下の通り

  • ダウン
  • 生地
  • 内部構造
  • 付帯機能:ウエストチューブ

使用しているダウンが違う 

LEVEL8オーロラライト
UDD DXダウン(770FP)DXダウン(760FP)

LEVEL8にはUDDダウンが使用されていて、撥水仕様のダウンです

生地の厚さ・素材

LEVEL8オーロラライト
表地:15Dオーロラライト
裏地:10Dリサイクルナイロンシレ撥水加工
表地:15Dオーロラテックス
裏地:15D裏ップストップナイロン

表地には同じ厚さの素材が使われていますが、裏地に違いがあります

LEVEL8の裏地には10Dリサイクルナイロンシレ撥水加工の生地が使われています

10Dなのでオーロラライトよりもさらに薄い生地を使っていて、シレ加工(撥水加工)がされています

D(デニール)とは生地の厚さの単位のことで、数値が大きい方が厚手、小さくなると薄くなります

内部構造

     

ディファレンシャルボックスキルト構造と台形ボックスキルト構造

ナンガHPより
LEVEL8オーロラライト
ディファレンシャルボックスキルト台形ボックスキルト

オーロラライトはボックス同士が支え合うようにするボックスキルト構造ですが、それに対して違ったサイズのボックスを組み合わせている構造がレベル8で使われているディファレンシャルボックス構造です

要するに、より保温力を高めるために、効率の良い構造になっているということです

付帯機能:ウエストチューブ

LEVEL8オーロラライト
ショルダーウォーマー、ドラフトチューブ
ウエストチューブ、チタンスパッタリング材
ショルダーウォーマー、ドラフトチューブ

共通なのはショルダーウォーマーとドラフトチューブです

どちらも冷気を遮断するための機能で、ショルダーウォーマーは肩ところからのチューブ状になっていて肩からの冷気を防ぎ、ドラフトチューブはジッパーからの冷気を防ぎます

レベル8にはオーロラライトにはないウエストチューブもあるのでよりフィット感を高める構造になっています

また、ナンガはダウン量が600グラム以上のスリーピングバッグにはチタンスパッタリング材が入っています

 

ナンガHPより

UDD BAGとの違いは? 

従来のUDD BAGシリーズとの違いは以下の通り

  • 生地
  • 内部構造
  • 付帯機能

UDD BAGは使用しているダウンは同じ770FPのダウンを使用しています

生地の厚さ

LEVEL8UDD BAG
10Dリサイクルナイロンシレ撥水加工15Dリサイクルナイロンシレ撥水加工

UDD BAGとレベル8UDDは同じ生地を使っていますが、厚さだけが違います

レベル8ではUDD BAGよりもさらに薄い10デニールのリサイクルナイロンシレ撥水加工の生地を使用しています

内部構造 

     

ディファレンシャルボックスキルト構造と台形ボックスキルト構造

ナンガHPより
LEVEL8UDD BAG
ディファレンシャルボックスキルト台形ボックスキルト

違ったサイズのボックスを組み合わせている構造がレベル8で使われているディファレンシャルボックス構造です

付帯機能:ウエストチューブ 

付帯機能については先述したオーロラライトと違いは同じです

LEVEL8オーロラライト
ショルダーウォーマー、ドラフトチューブ
ウエストチューブ、チタンスパッタリング材
ショルダーウォーマー、ドラフトチューブ

共通なのはショルダーウォーマーとドラフトチューブです

全シリーズ・スペック比較 

レベル8、オーロラライト、UDD BAGのシリーズのスペック一覧です

快適使用温度順になっています

(リストは横にスクロールできます)

快適温度下限温度収納サイズ(cm)重量(g)価格(税込)
LEVEL8 -23 オーロラ-13℃-23℃φ21 × 41cm約1,670g¥96,800
LEVEL8 -20 UDD -11℃-20℃φ21 × 41cm約1,540g¥94,600
オーロラライト900DX-10℃-19℃φ21 × 41cm約1,400g¥69,300
オーロラライト750DX-8℃-16℃φ19 × 31cm約1,280g¥63,800
LEVEL8 -13 オーロラ-8℃-13℃φ17 × 31cm約1,260g¥82,500
UDD 810DX-7℃-13℃φ19 × 31cm約1,260g¥66,000
UDD 630DX-5℃-10℃φ17 × 31cm約1,045g¥57,200
LEVEL8-10 UDD -5℃-10℃φ17 × 31cm約1,140g¥80,300
オーロラライト600DX-4℃-11℃φ17 × 31cm約1,100g¥58,300
オーロラライト450DX0℃-5℃φ14 × 30cm約865g¥45,100
UDD 450DX1℃-4℃φ14 × 30cm約825g¥46,200
UDD 380DX3℃-2℃φ13 × 25cm約680g¥39,050
オーロラライト350DX5℃0℃φ13 × 25cm約730g¥38,500
(価格は2023年4月調べ)

ナンガの現行モデルの中で対応温度で見た時に一番スペックの高いモデルはレベル8-23オーロラライトでした

ナンガの寝袋を横一列で比較してみるとレベル8シリーズは保温力においてハイエンドモデルと言えます

こんな人におすすめ

ナンガのハイエンドモデルレベル8がおすすめなのはこんな人たちです

  • 厳冬期の3000m級の山に登山をする人
  • 北海道や東北など日本の中でも特に寒冷地でキャンプをする人
  • 海外の高山での登山や、極地でキャンプをする人
  • とにかく寒がりで、絶対に寒い思いをしたくない人

おわりに 

ナンガ・レベル8シリーズの紹介と従来のシリーズとの比較でした

ハイスペックすぎるので、高価なのでレベル8のスリーピングバッグが必要な人は限られるかもしれません

それぞれの予算と使用環境に合ったスリーピングバッグで快適にキャンプに行きましょう

最後まで読んでいただきありがとうございました

何かみなさんのスリーピングバッグ選びの参考になれば嬉しいです

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA