この記事では大弛峠から日本百名山の金峰山に登ってきた登山ルートや見どころを紹介します
金峰山・2599m
金峰山は山梨県甲府市と長野県南佐久郡川上村にまたがる標高2599mの山です
奥秩父山塊の主脈に位置する山で、日本百名山や、信州百名山、山梨百名山、甲信越百名山などに選定されています
読み方は「きんぷさん」が一般的ですが、長野県側では「きんぽうさん」とよばれることもあるようです
金峰山は霊峰として信仰の山として「甲州御岳山」ともいわれ、山頂にある五丈岩を本宮としています
日本百名山は登山をする人はもちろん、しない人も一度は聞いた事があるかと思いますが、百名山に選ばれている山は国が選定したのではなく、小説家で登山家の深田久弥が著書「日本百名山」で紹介した100の山のことなんです
登山ルート
7:55 | 大弛峠 |
8:24(27分) | 朝日峠 |
8:50(23分) | 朝日岳 |
9:23(21分) | 鉄山 |
9:52(23分) | 金峰山 |
11:10(59分) | 朝日岳 |
11:45(27分) | 朝日峠 |
12:16 | 大弛峠 |
距離は約8.4kmで、4時間30分〜5時間あれば帰ってくる事ができます
大弛峠

大弛峠までの林道「川上牧丘林道」は冬季通行止めになる林道で、開通するのは6月1日〜11月末までです(詳しくは山梨県林道林道交通規制情報を確認ください)
大弛峠は標高2360mの場所に位置する峠道で、マイカーが通行できる日本最高所の車峠道です

駐車場入り口に設置されているトイレ
金峰山に登る途中にトイレはないのでここで行っておくといいです

朝日峠まで

登山口からすぐに登り
標高を上げていきます。朝日峠までは30分ほどで着くので長くはありません


しばらく登ると道は平坦になり、枯れた樹林帯の向こうには南アルプスの景色を見る事ができます

最初の通過点、朝日峠に到着
朝日峠には石を積み上げた「ケルン」のような目印になるものがあります

ケルンは雪で登山道が分からない時などに道標の役割を果たしてくれます
標高の高い山や、雪の多い山ではよく見る事ができます
朝日岳まで
朝日峠をすぎると朝日岳までは標高を上げていきます
開けた場所も多くなってくるので富士山やアルプスの景色を楽しみながら歩ける区間です



尾根沿いの樹林帯は一定間隔で枯れた樹林帯が現れ、そこには新しく背の低い木々が生えてきています

朝日峠から30分ほどで朝日岳に到着
朝日岳は標高2579mの山で「甲府名山」や「甲斐百山」に選定されている山です

富士山やアルプスの山々がキレイに見える気持ちのいい山頂です

目的地の金峰山もだいぶ近く見えるようになってきました(金峰山のシンボルの五丈岩が見えます)写真右側
鉄山まで


朝日岳の山頂からは勾配の急な下りです

下っていくと平坦になったところでまた道標があります
しばらく歩くと「鉄山」の看板
標識は壊れてしまったのか、地面に置いてありました。この看板が鉄山山頂へ続く登山道の分岐になります

分岐からは5分ほど、朝日岳からは25分ほどで鉄山に到着です

鉄山(くろがねやま)は標高2531mの山で、「甲府名山」に選出されている山です
山頂は樹林帯の中なので眺望はありません

オレンジのリボンを頼りに踏み跡を確認しながら進んで行くと金峰山への登山道に戻る事ができます

金峰山まで

金峰山の登山道はきちんと整備されているので危険なところは少なく、安心して歩く事ができます

鉄山から金峰山までも登りが続きますが、そこまで急な登りはなく、道幅も広いので歩きやすい登山道が続きます

鉄山から20〜25分ほど歩くと樹林帯が開けてきて、景色が見えるようになります

八ヶ岳もくっきりと見る事ができます
もう山頂かな?と思わせる雰囲気ですが、山頂まではまだ15分ほどかかります

稜線沿いのハイマツに囲まれた登山道を歩いていくと、だんだんと大きな岩が多くなってきます

金峰山の山頂の手前では大きな石の間を縫うように進んでいくのでちょっと注意が必要です

大きな岩のトンネルをくぐると金峰山山頂に到着です(おつかれさまです)
登山口の大弛峠からは1時間40分ほどで到着できました!

写真上の山頂標識から金峰山のシンボルの五丈岩までは数十メートル離れたところにあります

五丈岩は花崗岩が積み重なった奇岩で、その高さは15mほどあります
かなり目立つので遠くの山からも見る事ができます

山頂からの景色は最高!


シンボルの五条岩のバックに見えるアルプスの山々は絶景です


山頂付近には高山植物の「キバナシャクナゲ」が花を咲かせていました
金峰山は「花の百名山」にも選ばれている山で、登ったのが6月だったのであちこちでキバナシャクナゲが咲いていて楽しむ事ができました
朝日岳まで

帰りは来た道をひたすら戻ります
大弛峠から金峰山までは短い間隔で登りと下りを繰り返します


途中にある目印
と、いうことはここから朝日岳までは急な登りです(長くはないけどキツい)

ザレ場の登り(急)ですが、写真の右側を歩くと比較的歩きやすく登っていけます

登り切ったら朝日岳に到着です
金峰山からは大体1時間くらいで戻ってくる事ができました

朝日岳の山頂にはベンチもあるので休憩するのにピッタリです
朝日峠まで

朝日岳から朝日峠までは下りがメインで、途中、開けたところからは富士山の景色を楽しみながら歩く事ができる気持ちのいい区間
勾配の緩やかなところも多いので歩きやすいです



朝日岳から30分ほどで朝日峠に到着(ここまでくればゴールまではあと少しです)
大弛峠まで

ゴールの大弛峠までは何度か登りと下りを織り交ぜつつ、平坦なところもありすのでここも歩きやすい区間
最後の下りもそこまで急な下りではありません(登ってきた時にはちょっとキツく感じた)


朝日峠から30分ほどでゴールの大弛峠に到着できました
最寄りのコンビニ
登山口の大弛峠はかなりの山奥のため、近くにコンビニなどがありません
麓で買い出しを済ませてから向かいましょう
山梨市内などから行く場合、国道140号線経由が向かいやすいですが、その際により安いのがファミリーマート塩山小屋敷店です
立ち寄り湯
鼓川温泉
県道206号線を通るルートで帰る場合は麓に着くまでの途中に「鼓川温泉」がより安い温泉です
営業時間 | 4~10月10:00〜21:00(最終受付20:00) 11~3月10:00〜20:30(最終受付20:00) |
定休日 | 毎週木曜日(祝日の場合はその翌日) |
休館日 | 不定期、要確認 |
料金 | 3時間:大人510円、子供300円 1日:大人1,030円、子供510円 |
公式ホームページ | 鼓川温泉 |
花かげの湯
登山口から帰りながら立ち寄りやすいお風呂は「花かげの湯」です(県道219号線利用の場合)
営業時間 | 4~10月10:00〜21:00(最終受付20:00) 11~3月10:00〜20:30(最終受付20:00) |
定休日 | 毎週月曜日(祝日の場合はその翌日) |
休館日 | 不定期、要確認 |
料金 | 3時間:大人510円、子供300円 1日:大人1,030円、子供510円 |
公式ホームページ | 花かげの湯 |
体力に余裕のある人は国師ヶ岳によるのもおすすめ
金峰山往復で大体5時間です
体力に余裕のある人は国師ヶ岳、北奥千丈岳に登るのもおすすめです
国師ヶ岳、北奥千丈岳は大弛峠から登る事ができる山で、どちらも登山口から近く、両方の山を登って帰ってきても2時間30分ほどで帰ってこれます
おわりに
日本百名山、金峰山の登山ルートの紹介でした
大弛峠からの金峰山は難所も少なく、急な登りもないので初心者にも歩きやすいコースでした!
景色もすごくいいのでこれから登山を始める人にもおすすめです!
最後まで読んでいただきありがとうございました
何かみなさんの登山計画の参考になれば嬉しいです