こんにちは、opoです(opo_85)
オプティマス・スベアの使い方と、用意するものの紹介です
使い方をお伝えしつつ、用意するものや使用にあたっての注意点も合わせて解説します
何かみなさんの参考になれば嬉しいです
用意するもの
- マッチ(ライター)
- 軍手
- 予熱剤
- じょうご
- ホワイトガソリン
使用する燃料はホワイトガソリンです
点火すると本体は熱くなりますので必ず軍手(手袋)を用意しましょう
タンクに燃料を入れる際、じょうごが必要です
じょうごは100円ショップでも売っているので用意しましょう
ガソリンを携行缶やボトルに移す時にも便利です
点火用のライターは先が伸びるものを用意しましょう
先の伸びるライターがなければマッチでも代用できます
電子ライターは高所や低温では使えなくなることもあるのでマッチも携帯しておくと便利です
スベアを使うにあたって、点火するためにはプレヒート(予熱)が必要です
その際に、プレヒート用の予熱剤を用意しましょう
使い方
使い方の流れは以下の通りです
- 注油・予熱剤を入れる
- プレヒート(予熱)させる
- 点火
- 火力の調節
- 消火
名称については上記写真の通り、本体、風防、調節キーと呼んでいきますのでよろしくお願いします
それでは詳しい使い方をみていきましょう
注油・予熱剤を入れる
ガソリンを入れるまでの流れ
まずは注油です
注油の前に調節キーでバルブが閉じていることを確認してください
時計回りにいっぱいまで閉まっているか確認しましょう
ガソリンを注油、予熱剤をセットするために本体から風防を外します
本体と風防を持ってひねると簡単に外すことができます
燃料キャップを外して燃料を入れましょう
予熱剤をセットする
燃料を入れたら次はプレヒートのための予熱剤をセットします
ガソリンタンク上部のヘコんでいるところに予熱剤をセットします
予熱剤はジェル状のものがおすすめです
液体でもできないことはありませんが、こぼれやすいので注意しましょう
風防をつける前に予熱剤に添加すると、風防をつけるのに慌ててしまうので予熱剤への点火は風防をつけてからにしましょう
プレヒート(予熱)させる
注油・予熱剤のセットができたら風防をつけて予熱剤への点火です
風防にライターが入るくらいの穴が空いているのでそこから点火しましょう
予熱剤が燃え尽きるまで待ちます
予熱をすることで本体が温められます
そうすることで燃料が加圧されてタンク内からガスが噴射してくるようになります
予熱が不十分だとタンクに圧がかからずに点火してもうまくつかないことがあるので注意
気温によっても予熱の時間は変わります
年間を通して使って感覚を掴みましょう!
点火
プレヒートが終わったらいよいよ点火です
調節キーを反時計回りに回してみましょう
「シュー」とガスが噴射してくる音が聞こえたら点火できます
点火直後はまだ本体がしっかりと温まってない状態ですので「バババババ」となかなかすごい音がします
でも大丈夫
そのまま点火していると、タンク内の加圧が安定してきて炎も一定になってきます
点火させたら、調節キーは外しておきましょう
つけたままにすると、調節キーもすごく熱くなりますので外しておいた方が操作しやすいです
火力の調節
炎が安定してきたら火力の調整ができるようになります
調節キーでバルブを開閉することで火力が調整できます
バルブを開く=強火
バルブを閉じる=弱火
消火
消火をするときはバルブをいっぱいまで閉めてください
結構強く閉める必要があるので必ず手で支えながらやりましょう
その時に軍手をするのを忘れずに
動画
使い方の流れを動画にしましたのでよかったら参考にしてみてください!
まとめ
- マッチ(ライター)
- 軍手
- 予熱剤
- じょうご
- ホワイトガソリン
- 注油・予熱剤を入れる
- プレヒート(予熱)させる
- 点火
- 火力の調節
- 消火
- 注油をする前にバルブが閉じていることを確認すること!
- 燃料を入れる時にはじょうごがあると便利!
- 予熱剤に添加するのは風防をつけてから!
- 点火直後はすごい音!でも慌てないこと!
- 調節キーは毎度外しておくことで熱くなるのを防げる!
- 消火の時はしっかり閉めるのに片手で支えながら行うこと!
- 本体はすごく熱くなっているので火傷に注意!軍手は必須!
予熱剤に付いて
予熱剤はジェル状がおすすめ
予熱剤にはジェル状のものがおすすめです
液体でもできないことはありませんが、タンク上部のヘコみに入れてもこぼれやすいので注意が必要です
その点、ジェル状の予熱剤を使うと作業しやすいので慣れないうちはジェル状の予熱剤の方がいいでしょう
代用できるものってないの?
予熱剤って専用のじゃないとダメなの?って思った人もいると思います
予熱はスベア本体を温めることができればいいので代用できるものもあります
予熱剤として代用できるものをいくつか紹介します
予熱専用のものではないので使用にあたっては自己責任でお願いします
消毒用アルコール(ジェルタイプ)
家庭のもので代用するとしたら消毒用のアルコールです
これもやっぱりジェルの方が使いやすく、液体よりもおすすめです
ジェルタイプの携帯用のアルコールでも予熱は可能です
消毒にも使えて一石二鳥です
100円ショップ・ダイソー・着火剤
ダイソーでバーベキュー用の着火剤でジェルタイプのものがあります
100グラム入っているので携帯には不便ですがコスパがいいのでおすすめです
燃料用アルコール
ジェルタイプを紹介してきましたが、液体でもできないことはありません
アルコールでも予熱は可能です
先述した通り、液体はこぼれることがあるので注意しながら作業しましょう
液体を使うときにガラスファイバーの布があると便利です
これに染み込ませることで液体の取り扱いが簡単にできます
ちなみに写真の布はバイクや車などのマフラーに巻くためのエキゾーストテープです
ホワイトガソリン
ホワイトガソリンでも予熱させることはできますが、おすすめはしません
理由は煤(すす)で真っ黒になるからです
汚れてもいい、煤なんて気にしないって人には予熱剤を別で持っていく必要がないのでいいですが、真っ黒になってしまいますので使うときは覚悟をしましょう
固形燃料
固形燃料でもタンク上部のヘコみに乗せることができるなら予熱可能です
ですが、ホワイトガソリンと同様に煤で黒くなる場合があるので気をつけましょう
燃料の携帯方法
ガソリンはプラスチックなどの容器に入れることは基本NGです
その理由は、ガソリンは揮発性が高く、ちょっとした熱などでも膨張することがあります
そのため、プラスチック容器では膨張に耐えられずに破裂してしまう危険があるからです
灯油などはガソリンとは違い、ポリタンクなどに入れることもできますが、ガソリンは専用のボトルに入れるのがベストです
燃料ボトルはアルミ製が主流で、子供が開けてしまわないようにチャイルドロックが付いているものもあります
トランギアの燃料ボトルはガソリンを入れるのはNGなので気をつけましょう
おわりに
オプティマス・スベアの使い方と、用意するものや、使用にあたっての注意点の解説でした
スベアはガスバーナーやアルコールストーブに比べると重く、手間のかかるバーナーですがその分、点火までの工程を楽しんだり、不便さを楽しむことができます
スベア本体の材質・真鍮の魅力は語り尽くせません
ぜひスベアを使ってアウトドアを楽しみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました
何かみなさんの参考になれば嬉しいです