そんな人におすすめしたいのがeno/Sub6 ULハンモックです
この記事では超軽量ハンモック、sub6の特徴を紹介しつつ、使ってみて感じた事やなぜSub6にしたのかを解説します
- キャンプ歴は20年以上
- 渓流釣り(テンカラ)5年目
- 最近では登山の魅力にハマり、アルプスから低山まで山登りに夢中
- 装備はできるだけ軽く、ULなスタイルで歩き回っている(現在ベースウエイト4.5kg)←装備について詳しくはこちら
Sub6 ウルトラライトハンモック
eno(イーノ)とは
1999年、レイドバックしたライフスタイルを持続させられるビジネスとしてENO(Eagle’s Nest Outfitters)をスタートしました
一台のオンボロなバンで旅をしながら、ミュージックフェスやイベントでハンモックを売ることから始まったブランドです
現在ではノースカロライナ州に本拠地を置き、ハンモックを中心にその周辺アクセサリーの開発供給をしています
ENOについてもっと詳しく知りたい人は公式ホームページをご覧ください
Sub6 ウルトラライトハンモック・スペック
Sub6 ウルトラライトハンモックの魅力
使用インプレッション
実際に使ってみて感じたことをレビューしていきます
重量164gでどこにでも持っていける軽さ
ホームページでは重量164gとありますが、実測では169gでした
ハンモックとしては超軽量な部類で、シングルハンモックとしては最軽量クラスです(重量の比較は後半で)
私がこれまで使ってきたハンモックで一番軽かったのがコクーンのウルトラライトハンモックで約240gだったのでそれと比べると71gも軽量になります
これにより日帰りのハイキングや、デイキャンプでも積極的にハンモックを持っていくようになりました
ウーピースリング、ツリーストラップと合わせても234g!
私はコクーンのウーピースリングとツリーストラップを使っていますが、それを合わせても234gと250gに収まっています
ウーピースリングは無段階で長さを調整できるのでハンモックの設営が簡単になるのでおすすめ(というか、もはや必需品レベル)
30dリップストップナイロン生地はしなやかで直接肌が触れても不快感がない
生地には30dのリップストップナイロンが使用されているので強度は十分で、耐荷重は136kgあります
一般的な大人が一人、寝る事ができる耐荷重があり、記事の質感はなめらかで直接肌が触れても不快感がありませんでした
デニールは合成繊維の糸の太さを表す単位で、デニール数が高くなるほど糸が太くなり、太い糸で織った生地は強度が高くなります
リップストップナイロンは格子状に繊維が縫い込まれた生地のことで、強度を高めることができるのが特徴です
薄い生地の不安感はある
使用していて裂けたり、破損したりはしていないので耐久性が低いわけではありません
生地の薄さには若干の不安も感じます
生地はリップストップナイロンで耐荷重が136kgあるとはいえ、透けるほど薄いのはちょっと不安
余裕のある収納バッグで撤収も楽々!それでもってコンパクト!
収納バッグにはサイズに余裕があるので雑に収納しても余裕で入ります
まだ余裕があるので一緒にツリーストラップなども入れる事ができます
コクーンのULハンモックと比べるとそんなに違いはないように見えますが、コクーンはパンパンで、収納するのがちょっと大変です(パンパンなのでツリーストラップとかは入らない)
Sub6の収納バッグはかなり余裕があるサイズなので撤収もらくらく!
アルミトグルがついていて取り付け方いろいろ
Sub6はハンモックを繋ぐロープにアルミトグルが付属しています
トグルに直接ウーピースリングやストラップをかける事で使用することも可能です
トグルをちょっとずらすことでカラビナの取り付けも可能なので便利です
天候が悪い時はカラビナが活躍してくれます
ハンモックは宙いている分、地面から染みてくることはありませんが、木に吊るしているロープを伝ってハンモックが浸水してしまう可能性があります
カラビナを使うことによって雨水がカラビナのところでストップしてくれ、染みてくるのを遮断してくれるからです
コンパクトなサイズだけど身長180cmオーバーでも寝ることができる
Sub6はサイズが約2.7m x 1.2mと一人用ハンモックの中でもコンパクトなサイズです
ですが、実際に寝てみると窮屈さは感じません
身長が180cmオーバーの私でも十分寝ることはできます(斜め寝することで十分なスペースが確保できる)
実際に宿泊に使ってみて「まったく問題なし」
そこは私自身も気になっていましたが、実際にSub6でハンモック泊をしてきました
幅が120cmとこれまで使用してきたハンモックよりもコンパクトだったのが不安な点でしたが、
結論としては全く問題なく快適に眠れました
むしろサイズが小さい分、ハンモックにしっかりと包み込まれるような形になり、心地よさを感じる事ができました
長さが2.7mのハンモックならタープもコンパクトにできる
大きいサイズのハンモックを雨や風から守ろうと思った場合、タープのサイズもハンモックに合わせて大きくする必要があります
Sub6の2.7mというサイズは使ってみると絶妙で、1.5m x2.8mのサイズのタープもハンモックを覆う事ができます
タープも小さくできれば装備はより軽量・コンパクトにすることができます
私がSub6を選んだ理由
スペックとコスパのバランスが購入の決め手
Sub6を購入した決め手はスペック(ハンモックの重量とサイズ)とコストパフォーマンス(価格)のバランスが一番よいと思ったからです
Sub6を買うにあたって9つの軽量なシングルハンモックを比較しました
ハンモックの比較
(リストは横にスクロールできます)
ブランド/品名 | 重量 | サイズ | 価格(税込) |
eno/Sub6 | 164g | 約270 x 120cm | ¥10,450 |
kammok/Roo single UL | 159g | 254×127cm | ¥13,970 |
hummingbirad/シングルハンモック | 147g | 約264 x 127cm | ¥14,850 |
Cocoon/ ULハンモック | 240g | 325cm×148cm | ¥11,000 |
EXPED/Travel Hammock Lite Kit | 190g | 約260 x 120cm | ¥23,100 |
SEATOSUMMIT/ULハンモックセット シングル | 220g | 260×120cm | ¥13,090 |
DDhammock/スーパーライトハンモック | 270g | 270×140cm | ¥16,280 |
Bushmen/ UL ハンモック | 150g | 300x 140cm | ¥12,980 |
Lesovik/SUL | 300g | 300x 145cm | ¥30,800 |
重量だけで比較すると、
最軽量はハミングバードの147g、次いでブッシュメンULハンモックで150g
価格は最安値がeno Sub6(重量は4番目の軽さ)
サイズは横幅にこだわりはなかったのですが、長さは最低でも270cm以上欲しかったので最終的にSub6にするかブッシュメンにするかで悩みました
結論、価格の安いSub6にしました
まとめ
- 重量164グラムで超軽量なので装備を軽量化できる
- 30dリップストップナイロン生地を使用しているので強度は十分
- 余裕のある収納バッグで撤収が楽にできる(でもってコンパクト)
- アルミトグルがついていて取り付け方いろいろ(カラビナの使用もできる)
- サイズは約2.7m × 約1.2mでコンパクトだけど寝心地が悪いわけではない(180cmオーバーでも寝ること可能)
- 装備をできるだけ「軽く・コンパクト」にしたいULキャンパー・ハイカー
- できるだけコストも抑えつつ、しっかりとしたハンモックが欲しい人
ハンモックについてもっと知りたい人におすすめの書籍「ハンモックハイキング」
そんな人には二宮勇太郎さん著書のハンモックハイキングがおすすめです
経験に基づくハンモックの知識を詰め込まれたこの本はハンモックの知識を深めるのにもってこいの一冊です
おわりに
ULハンモックSub6の紹介でした
道具が軽くなるとどこにでも持ち出したくなります
ハンモックを持ってアウトドアに出かけましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました
何かみなさんのハンモック選びの参考になれば嬉しいです
軽量なハンモックを探している