こんにちは、opoです(opo_85)
私はキャンプや釣りの時の調理器具としてアルコールストーブを好んで持って行っています
アルコールストーブといえば
トランギア」や「エバニュー」が有名ですよね
この記事ではトランギアとエバニューのアルコールストーブの火力や燃焼時間、重量などの比較・解説をします
どちらのアルコールストーブも使ったことがある私の感想を伝えつつ、それぞれのアルコールストーブがどんな人におすすめかも紹介!
アルコールストーブを買うか迷っている人の参考になれば嬉しいです
アルコールストーブの魅力
私がアルコールストーブを使い続けているのは以下6つの魅力があるからです
- シンプルなデザイン・構造で故障知らず
- 取り扱いの簡単さ
- 周りを気にしなくていい静かさ
- 残量が目視できるので無駄がない
- 手軽に手に入る燃料
- レトロさ、色気
アルコールストーブについて詳しいメリット・デメリットや私がガスバーナーを使わない理由は以下の記事でまとめていますのでよかったらご覧ください
アルコールストーブを使うのに知っておいた方がいいこと
アルコールストーブを使う時に知っておいた方がいいことがあります
- お湯が沸くまでの時間
- 燃焼時間
お湯が沸くまでの時間
お湯が沸くまでの時間を知っておくことで調理にかかるおおよその時間が計算できます
例えばアルファ米ならお湯を入れて食べれるようになるまで15分かかります
必要なお湯は多くても200mlほど
200mlのお湯を沸かすのにどのくらいの時間がかかるか知っておくことでおおよその食事の時間なんかも分かるようになります
日清カップヌードルならお湯の目安は320mlです(パッケージに表記)
私は300mlのお湯を沸かす時間を把握しておくようにしています
燃焼時間
どのくらいの燃料で何分間の燃焼ができるか知っておくことで燃料を無駄使いすることを予防できます
それに持っていく燃料をどのくらいにすればいいかも把握することができますので必要以上に持って行くことも無くなります
比較したアルコールストーブ:エバニュー・トランギア
今回比較したアルコールストーブは
- トランギア・アルコールバーナー
- エバニュー・チタンアルコールストーブ
- エバニュー・ブルーノートストーブ
この3つのアルコールストーブの比較をしました
トランギア・アルコールバーナー
トランギアが誕生したのは100年近く前、スウェーデンで家庭用のクッキング用品を製造していたのが始まりです
その後耐風性に優れたキャンプやアウトドアでつかえるストーブを作ります
今回紹介するトランギアアルコールバーナーもそのひとつ
半世紀以上前からあるロングセラーのアルコールバーナーです
エバニュー・チタンアルコールストーブ/ブルーノートストーブ
エバニューは1924年に創業し90年以上の歴史をもつ会社
アウトドア用品だけでなく、スポーツ用品も幅広く製造している日本の企業
陸上競技のリレーで使われるバトンやハードル、跳び箱なんかも製造しています
そんなエバニューからはチタンアルコールストーブとブルーノートストーブを比較していきます
それでは早速比較をみていきましょう
火力の比較:300mlのお湯を沸かすのにかかる時間は?
はじめに比較したのは300mlのお湯が沸くまでの時間です
結果は以下の通り
トランギア | エバニュー・チタン | ブルーノートストーブ |
約6分07秒 | 約4分18秒 | 約4分38秒 |
一番早くお湯が沸いたのはエバニュー・チタンアルコールストーブでした
火力が一番強いということになります
形状を見てみると分かりますが、トランギアと比べて炎の出るところが多いのでその分、火力も強いようです
そして意外だったのが、ブルーノートストーブ
チタンアルコールストーブとは20秒程しか変わりませんでした
次いで火力が強かったのがブルーノートストーブです
燃焼時間の比較:15mlの燃料での燃焼時間は?
続いては燃料15mlでの燃焼時間です
トランギア | エバニュー・チタン | ブルーノートストーブ |
約6分26秒 | 約4分46秒 | 約4分57秒 |
15mlの燃料を入れて、着火から完全に消化するまでの時間(室内・無風)
※ブルーノートストーブはプレーヒートプレートなしでの燃焼
一番長く燃焼したのはトランギアでした
この結果は火力が一番弱いことからある程度予想できたとは思います
燃焼時間に違いはありますが、どのアルコールストーブも15mlの燃料で300mlのお湯を沸かすことができました
ただし、燃焼時間は無風状態での測定だったので、実際にフィールドでの燃焼では風や気温の影響があるので参考程度に考えておいてください
本体重量の比較
本体の重量比較は以下の通り
実測です
トランギア | エバニュー・チタン | ブルーノートストーブ |
111g | 36g | 20g |
最軽量なのはブルーノートストーブ
プレヒートプレートと合わせても20gで超軽量です
続いてエバニュー・チタンアルコールストーブで36g
形状が同じタイプのトランギアと比べるとチタンがどれだけ計量なのかが分かりますね
価格の比較
トランギア | エバニュー・チタン | ブルーノートストーブ |
2970円 | 4400円 | 6,050円 |
価格が一番安いのはトランギアです
コストを重視するならトランギアになりますね
一番高価なのはブルーノートストーブです
6,050円はプレートとセットの価格です
本体だけだと4,290円(税込)ですが、プレートとセットで使う方が扱いやすいのでおすすめです
まとめ
火力の強さ、燃焼時間、重量、価格を比較してきました
それぞれのアルコールストーブがどんな人におすすめなのか
特徴や比較をもとにまとめてみたのでみていきましょう
こんな人はトランギアがおすすめ
トランギアのアルコールストーブは火力・重量は他と比べて劣るものの、
真鍮の魅力や、フタは火力調整が可能だったり、消火がいつでもできるメリットがあります
Oリング付きのキャップで燃料の携帯が不可能ではないことも他にはない特徴です
- 火力にこだわっていない
- 重量よりも安定感がほしい
- 燃料の持ち運びができる(自己責任で)
- 多少の火力調整が可能
- 火消しフタを使っていつでも消火できる
- 比較的安価で手に入る
特徴などさらに詳しく知りたい人はぜひ過去の記事もご覧ください
こんな人はエバニュー・チタンストーブがおすすめ
トランギアのアルコールストーブと同じ形状なので安定感がありながら、36グラムと計量で、比較した中では一番強い火力だったエバニュー・チタンアルコールストーブ
- 火力にこだわりたい(強火がいい)
- 安定感もほしい
- やっぱりできるだけ軽い方がいい
- アルコールストーブにまだ慣れてない
ULにこだわるならブルーノートストーブもあり!
比較した中でも最軽量の20グラム!
燃料が15mlまでしか入れられなかったり、計量すぎて安定感が悪いなど、上級者向けのアルコールストーブですが、とにかく軽く、小さいストーブです
初めて使うには扱いにくいものの、慣れれば扱いにくさは感じにくくなるので湯沸かし程度でいい人にはおすすめです!
- とにかく軽さにこだわりたい
- コンパクトさもこだわりたい
- 湯沸かしができればよい
- 不安定さは気にならない
特徴などさらに詳しく知りたい人はぜひ過去の記事もご覧ください
まとめ
- シンプルなデザイン・構造で故障知らず
- 取り扱いの簡単さ
- 周りを気にしなくていい静かさ
- 残量が目視できるので無駄がない
- 手軽に手に入る燃料
- レトロさ、色気
- お湯が沸くまでの時間
- 燃焼時間
比較一覧
比較項目 | トランギア | エバニューチタン | ブルーノート |
300ml沸くまで | 約6分07秒 | 約4分18秒 | 約4分38秒 |
15mlの燃焼時間 | 約4分55秒 | 約4分10秒 | 約4分54秒 |
重量 | 111g | 36g | 20g(プレートあり) |
価格(税込) | 2970円 | 4400円 | 6,050円 |
こんなひとにおすすめ
- 火力にこだわっていない
- 重量よりも安定感がほしい
- 燃料の持ち運びができる(自己責任で)
- 多少の火力調整が可能
- 火消しフタを使っていつでも消火できる
- 比較的安価で手に入る
- 火力にこだわりたい(強火がいい)
- 安定感もほしい
- やっぱりできるだけ軽い方がいい
- アルコールストーブにまだ慣れてない
- とにかく軽さにこだわりたい
- コンパクトさもこだわりたい
- 湯沸かしができればよい
- 不安定さは気にならない
おわりに
いかがでしたでしょうか
アルコールストーブの比較でした
比較したアルコールストーブはどれもすごくいいもので、一度買ったらよほどの事がない限りは一生使えます
大体の燃焼時間やお湯が沸くまでの時間を把握しておくと使いやすくなりますよ!
用途に合わせてベストなアルコールストーブを選びましょう!
最後目で読んでいただきありがとうございました