マット PR

2024年版【ニーモ・スリーピングマット】全モデルのスペック比較|完全ガイド

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、opoです(opo_85)

快適な睡眠をするためにはスリーピングマットは無視できない重要なアイテムです

  • ニーモのスリーピングマットの購入を考えている
  • 比較がしたい
  • おすすめが知りたい
  • 自分に合ったモデルを見つけたい

この記事でははニーモのスリーピングマット全モデルのスペックの比較をしつつ、私が使っているスリーピングマットやこれから買う人におすすめスリーピングマットも紹介します

2024年にニーモは3つの新商品をラインナップに加え、より豊富なラインナップになりました!

しかも新商品はかなり魅力的なスペックになっています!

何かみなさんの道具選びの参考になれば嬉しいです

スリーピングマットの基礎知識:種類とR値 

ニーモのスリーピングマットを紹介する前に、ちょっとだけマットの種類について解説します

写真の左からエアマット、セルフインフレーターマット、クローズドセルマットです

大きく分けるとスリーピングマットはこの3種類に分類されます

エアマット

空気を入れて使用するエアマットは軽量・コンパクトさが魅力のマット

断熱フィルムを入れることで高い断熱力を発揮することができ、R値の高いハイスペックモデルはエアマットであることが多い

セルフインフレーターマット

中にフォームが内蔵されていてバルブを開けると自動である程度まで膨らむ構造になっているマットです

エアマットほどコンパクトにはなりませんが、クローズドセルマットよりもコンパクトになり、快適なクッション性を備えたバランスのいいマット

クローズドセルマット

他のスリーピングマットと比べて安価で入手することができ、広げれば使える扱いやすさが魅力

耐久性があり、ガシガシ使ってもパンクのリスクがないのでもっとも信頼できるマットだけど、エアマットに比べると薄く、寝心地は悪い

スリーピングマットの寝心地の感じ方には「慣れ」や「好み」などの個人差が大きくでます

スリーピングマットの種類やR値について詳しく知りたい人はこちら

ニーモ・スリーピングマット

ニーモには全部で8種類のラインナップだったのが2024年には3種類増え、11種類となりました

テンサーエクストリームコンディションズ
(NEW)

R値:8.5/エアマット
サイズ:レギュラー・レビュラーワイド
テンサーオールシーズン
(NEW)

R値:5.4/エアマット
サイズ:レギュラー・レビュラーワイド
テンサー

R値:2.5/エアマット
サイズ:レギュラー・レビュラーワイド・
ミディアム
テンサー・インシュレーテッド

R値:4.2/エアマット
サイズ:レギュラー・レビュラーワイド・
ミディアム
テンサートレイル(NEW)

R値:2.8/エアマット
サイズ:レギュラー・レビュラーワイド
テンサー・アルパイン

R値:4.8/エアマット
サイズ:レギュラー・レビュラーワイド
クウェーザー

R値:3.3/エアマット
サイズ:レビュラーワイド・ダブル
ゾア

R値:2.7/セルフインフレーターマット
サイズ:レギュラー・ミディアム・ショート
オーラ

R値:2.7/セルフインフレーターマット
サイズ:レギュラー・レギュラーワイド・
ミディアム・ショート
ローマー

R値:6.0/セルフインフレーターマット
サイズ:レビュラーワイド・ダブル
スイッチバック

R値:2.0/クローズドセルマット
サイズ:レギュラー
画像出典:NEMO HP

大きく分けると11種類あるスリーピングマットですが、サイズ別に細かくみると全26種類のラインナップとなります

2024年にラインナップに加わった3つの新商品

全ラインナップの比較をする前に、2024年に新しくリリーズされたスリーピングマットの特徴を見ていきましょう

テンサーエクストリームコンディションズ

これまでニーモのマットは、山岳地で使用できるマットで一番高いR値だったのがテンサー アルパイン(R値4.8)でしたが、それを大きく上回るR値8.5のエアマットが登場しました!

R値5以上のスリーピングマットはサーマレストやエクスペドの独壇場だったのですが、ニーモも加わる形になりましたね

しかも驚くべきなのは価格です

テンサーエクストリームコンディションズはR値8.5のハイスペックでありながら価格は35,200円!(サーマレストのネオエアーXサーモはR値7.3で価格は44,000円)

8,800円も安いことになります!

断熱性の高いマットを探している人にとってはかなり魅力的ですね

絶対に寒さを感じたくない!という人にはいいかもしれませんが、厳冬期の山岳地帯での使用とか、北海道の極寒の中でキャンプをする人以外にはオーバースペックなマットともいえそうです

テンサーオールシーズン

続いて紹介するのもR値5.4のハイスペックマット

名前にオールシーズンと付くだけあって、R値5.4あれば年間を通して使うことのできるマットです

R値5.4あれば目安でマイナス20℃より低くても対応できます(目安)

テンサーオールシーズンもびっくりするほどの価格!R値5.4で3万円でおつりがくるコスパに優れたマットです

重量も400gと軽量なので、登山での使用や、徒歩キャンパーにとって年間を通して単体で使いたい人には実用性の高いマットかなと言えそうです

コスパと機能のバランスを考えると魅力的なマットです

テンサートレイル

ニーモ(NEMO) テンサートレイル レギュラー マミー NM-TSRTR-RM

断熱性能よりも重量にこだわってるのがテンサートレイルシリーズ

レギュラーサイズでありながら、重量は400gを切る軽さ!R値は2.8と寒冷地での使用時には対策が必要ですが、3シーズンで使うには十分!

ULを目指すならマットの重量はかなり大事!そういった意味では369gという軽さは断熱性よりも重量を優先させたい人にとっては選択したいマットです

全モデル比較

限定コレクション「ロングボウ」のスリーピングマットも合わせるとサイズ別と合わせて全21種類になります

全モデルの比較はこちらになります

モデル名R値重量サイズ収納サイズ価格(税込)
テンサーエクストリーム
コンディションズ/レギュラー 
8.5472g183x51x9cm25.5×φ10㎝¥35,200
テンサーエクストリーム
コンディションズ /レギュラーワイド
8.5625g183x64x9cm27×φ11㎝¥37,400
テンサーオールシーズン
レギュラーマミー
5.4400g183x51x9cm25.5×φ10㎝¥29,150
テンサーオールシーズン
レギュラーワイド
5.4530g183x64x9cm27.0×φ10㎝¥30,800
テンサー アルパイン
レギュラーマミー
4.8475g183x51x8cm20×φ8cm¥28,600
ロングボウ アルパイン
レギュラーマミー
4.8515g183x51x8cm20×φ8cm¥25,850
ロングボウ アルパイン
ワイドレギュラー
4.8750g193x64x8cm24×φ9cm¥28,050
テンサーインシュレーテッド
レギュラーマミー
4.2410g183x51x8cm20×φ7.5cm¥28,050
テンサーインシュレーテッド
ワイドレギュラー
4.2540g183x64x8cm24×φ9cm¥29,700
テンサーインシュレーテッド
ミディアムマミー
4.2390g160x51x8cm20×φ7cm¥26,400
テンサートレイル
レギュラーマミー
2.8369g183x51x9cm25.5×φ9.5㎝¥24,750
テンサートレイル
レギュラーワイド
2.8491g183x64x9cm27.0×φ9.5㎝¥26,400
テンサー
レギュラーマミー
2.5365g183x51x8cm20×φ7.5cm¥24,700
テンサー
ワイドレギュラー
2.5480g183x64x8cm24×φ7.5cm¥26,400
テンサー
ミディアムマミー
2.5330g160x51x8cm20×φ7cm¥23,100
ゾア
レギュラーマミー
2.7450g183x51x2.5cm20×φ11cm¥17,600
ゾア
ミディアムマミー
2.7415g160x51x2.5cm20×φ10.5cm¥16,500
ゾア
ショートマミー
2.7295g122x51x2.5cm20×φ10cm¥14,300
オーラ
レギュラーマミー
2.7530g183x51x2.5cm20×φ13cm¥16,500
オーラ
ワイドレギュラー
2.7690g183x64x2.5cm24×φ15cm¥18,150
オーラ
ミディアムマミー
2.7500g160x51x2.5cm20×φ12cm¥15,400
オーラ
ショートマミー
2.7375g122x51x2.5cm20×φ10cm¥13,750
スイッチバック
レギュラー
2.0415g183x51x2.3cm13x14x51cm¥9,350
クウェーザー
ワイド
3.3850g183x64x9cm24×φ12.5cm¥27,500
クウェーザー
ダブル
3.31450g193x132x9cm36×φ19cm¥41,800
ローマー XL
ワイド
6.02.270g198x76x10cm40×φ25cm¥41,800
ローマー
ダブル
6.03400g193x132x10cm66×φ28cm¥62,700
モデル名R値重量サイズ収納サイズ価格(税込)
2024年2月調べ

レギュラーサイズ比較

レギュラーサイズの比較はこちら

設営時のサイズは183cm x 51cmのマットで、モデルによってマットの厚さが変わります

モデル名R値重量厚さ収納サイ価格(税込)
テンサーエクストリーム
コンディションズ
8.5472g9cm25.5×φ10㎝¥35,200
テンサーエクストリーム
コンディションズ /レギュラーワイド
5.4400g9cm25.5×φ10㎝¥29,150
テンサー アルパイン4.8475g8cm20×φ8cm¥28,600
ロングボウ アルパイン4.8515g8cm20×φ8cm¥25,850
テンサー
インシュレーテッド
4.2410g8cm20×φ7.5cm¥28,050
テンサートレイル
レギュラーマミー
2.8369g9cm25.5×φ9.5㎝¥24,750
テンサー2.5365g8cm20×φ7.5cm¥24,700
ゾア2.7450g2.5cm20×φ11cm¥17,600
オーラ2.7530g2.5cm20×φ13cm¥16,500
スイッチバック2.0415g2.3cm13x14x51cm¥9,350
2024年2月調べ

参考:R値と対応下限温度について

R値のことは分かったけど、たとえばR値4だと何℃くらいまで対応してるのかな?

スリーピングマットのことを調べていたときに、エクスペドのホームページではR値に対して対応下限温度の表記がありました

参考:R値の対応下限温度
R値対応下限温度
1.310℃
1.410℃
1.56℃
2.22℃
2.40℃
2.9-5℃
3.7-10℃
4.3-13℃
4.8-20℃
4.8-20℃
5.8-25℃
7.1-30℃
7.8-40℃
参考:エクスペドホームページより

これが絶対!というわけではないと思いますが、参考にすることはできます

寒さの感じ方は人によって違いますが、上記の表を参考に使う環境に対して少し余裕を持ったR値のマットを使用することで不安を解消し、快適に寝ることができると思います

マットは重ねて使うことでR値を足し算することができます

組み合わせの相性や組み合わせ例など詳しくはこちらをご覧ください

おすすめのニーモ・スリーピングマット・3選 

ハイエンドモデル:テンサーオールシーズン 

厳冬期の登山も視野に入れている人や、北海道など特に寒冷な地域でのキャンプをする人、寒さへの不安をなくしたい人にはニーモの新商品・テンサーオールシーズンがおすすめです

R値5.4なのでかなり厳しい環境でも使用することができます

コンパクトさも魅力で、収納時には25.5×φ10㎝になるので荷物が多くなりがちな冬のキャンプでコンパクトになるのはかなりありがたいです

R値が5.4もあれば厳冬期の山岳地帯であっても単体での使用もできるスペックで、クローズドセルマットと重ねて使えばさらに寒冷な場所でも対応していけます

雪中キャンプでも全く寒さを感じないエアマットです

氷点下でのキャンプに対応:テンサー・インシュレーテッド

ニーモ NEMO テンサー インシュレーテッド レギュラーマミー NM-TSI2-RM

テンサーオールシーズンはキャンプで使うだけの人にはオーバースペックになってしまうことも考えられます

テンサーアルパインほどハイスペックでなくてもいい人にはテンサー・インシュレーテッドがおすすめです

新たにラインナップされたモデルを含めても個人的に一番おすすめなのはテンサーインシュレーテッドだと思います

(全モデルからどれかひとつ選ぶとしたらテンサーインシュレーテッドにします)

R値は4.2と氷点下でも十分に対応できるスペックで、さらに重量も410gと軽量。バランスの取れたマットです

重量も軽いので登山で使う人にもおすすめのモデルです

パンクのリスクを考えてクローズドセルマットと併用すればパンクのリスクも回避できますし、断熱性も高めることができるのでおすすめです

その場合、エアマットをハイスペックにしなくてもいいケースもあります

軽量3シーズンモデル:ゾア 

セルフインフレーターマットでおすすめなのがゾアです

R値は2.7で単体での使用では3シーズン用となりますが、クローズドセルマットと組み合わせることで冬の使用も可能になります

メリットは軽量なこと

セルフインフレーターマットの中では最軽量クラス(450g)です

ゾアは私が実際に使っているマットで、ハンモックに使ったりもすることができるので年間を通して使用しているマットです

created by Rinker
¥16,889 (2024/12/27 04:04:51時点 Amazon調べ-詳細)

ニーモゾアについて詳しく知りたい方はこちらからご覧ください

おわりに 

ニーモのスリーピングマットの全モデルの比較でした

2024年に入り、ハイスペックなモデルもラインナップに加わったニーモのスリーピングマット

ニーズに応じて選択の幅が広がったのは間違いありません

装備を軽量にするか、より厳しい環境でのキャンプをするか、人それぞれで正解はありません

この記事を参考にあなたに最適なマットが見つかれば嬉しいです

最後まで読んでいただきありがとうございました

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA