そんな人におすすめなのが「ナンガ・マウンテンロッジジャケット」です
数えきれないほど寒い思いをしてきた管理人がもう寒い思いはしたくないと購入したのがマウンテンロッジジャケット。使ってみたらよかったのでレビューします
- ナンガ・マウンテンロッジジャケットスペックや特徴
- 使ってみて感じたこと
抜群の保温力と携帯性の高さはUL(ウルトラライト)に楽しみたい人にピッタリのウエアです
- キャンプ歴は20年以上
- 渓流釣り5年目
- アルプスから低山まで山登りに夢中
- 装備はできるだけ軽く、ULなスタイルで歩き回っている(現在のベースウエイト4.4kg)
NANGA MOUNTAIN LODGE JACKET
NANGAとは
出典;NANGA
近江真綿を使用した敷き布団の製造が盛んな地から生まれた滋賀県の寝袋メーカーです
1995年から社名がナンガに変更され、現在では寝袋の製造だけではなく、ダウンジャケットなども製造しています
マウンテンロッジジャケットの基本情報
ダウン | ポーランド産グースダウン(860FP) |
収納時 | 23×15×11cm(実測値) |
重量 | 261g(実測値) |
素材 | 10Dリサイクルナイロン |
サイズ | S、M、L、XL |
FP(フィルパワー)とはダウンの測定基準でダウンの強度や反発力を数値化したもので、数値が高いほど高品質なダウンと言えます
D(デニール)とはとは生地の厚さの単位のことで、数値が大きい方が厚手、小さくなると薄くなります
マウンテンロッジジャケットの魅力
使ってみて感じたこと
実際に使ってみて感じたことをいいことも残念なところも写真付きでレビューしていきます
抜群の保温力だから寝袋のグレードを下げられる
マウンテンロッジジャケットは860フィルパワーの高品質なダウンが入っているので抜群の保温力
キャンプ地で過ごす時だけでなく、寝る時にも積極的に着用することで寝袋のグレードを下げることが可能です
寝袋のグレードを下げることができれば装備も軽くできるし、コスト面でもメリットになります
使用温度が2℃の寝袋でもマウンテンロッジジャケットを着用すれば氷点下まで下がってもぐっすりと眠ることができます
マイナス18℃の環境でのテント泊の時も、使用下限温度がマイナス11℃の寝袋とマウンテンロッジジャケットで眠ることができました
首から冷気が入るのを遮断してくれる
ジッパーをしっかりとあげれば首周りにフィットしてくれるので体の中に冷気が入るのを防いでくれます(1番上までジッパーをあげるとちょっと窮屈さは感じますが・・・)
首のところにあるリブで不快感なし
マウンテンロッジジャケットは首周りにリブがついているので、素肌が直接触れてもナイロン地にくっつかず、不快感がありません
(ナイロンに肌が触れると汗などでペタペタする感じがないです)
ダブルジッパーだから体温調節がしやすい
ダブルジッパーになっているので温度調節がしやすくなっています
ジッパーをつけないと風なんかでばたつく時にはこのダブルジッパーは便利です
内ポケットに収納可能なポケッタブル仕様
内側のポケットに収納可能なポケッタブル仕様になっていて、ポケットの中に詰め込んでいけば収納可能
コンパクトな収納サイズ
ポケットに収納することで小さくなり、やろう思えばさらに圧縮することも可能です
フードの渋滞を防ぐためにあえての「フードレス」
1番迷ったのがフードのアリ・ナシです
フードがあることで頭部も保温できるし、使い勝手は良くなるのは間違いないのですが、私はあえてフードレスを選択しました
理由としては持っているウエアでフード付きのウエアがあるので着用した時にフードの渋滞を避けるためです
残念なところ
いいところばかりではありません
マウンテンロッジジャケットはその保温力の高さから、行動着として使うには不向きなウエアです
装備をUL(ウルトラライト)にするためには何通りもの使い方ができるアイテムを選んでいくことがセオリーですから、そういった観点では行動着として使えないのはデメリットと言えます
ダウンは水濡れに弱いことも行動着として向いていない要因と言えるので、行動着として使うのであれば水濡れに強い化繊のインサレーションをチョイスするのがベター
封入量の違いで保温力がかわるので安易に比べることはできませんが、もっと軽量なダウンウエアもあります。例えばモンベルのプラズマ1000は平均重量130gと超軽量です(フードレス)
まとめ
おわりに
ナンガのマウンテンロッジジャケットを紹介しました
極寒のテント泊だけでなく、夏のアルプスでも積極的に使っています
コンパクトさと保温力、どちらもほしい人には間違いなくおすすめのウエアです
最後まで読んでいただきありがとうございました
ではまた!
キャンプ地で寒い思いはしたくない