そんな人におすすめなのが「エンペックス・サーモマックス」の温度計です
天候、季節、場所、時間帯、標高によって気温は変わり、同時に必要な装備も変わってきます
登山やハイキングで装備を選ぶのに必要になるのが「経験」です(知識もですが)せっかく山やトレイルへ出かけるのであれば、温度計を携帯し、温度を把握しながら歩くことで数値に基づいた経験値を積み上げることができます
- エンペックス・サーモマックスのスペック
- 使用感
- キャンプ歴は20年以上
- テンカラ歴5年
- 最近では登山の魅力にハマり、アルプスから低山まで山登りに夢中
- 装備はできるだけ軽く、ULなスタイルで歩き回っている
- ロングトレイルへの憧れが強く、きっと近いうちにどこか歩く
EMPEX(エンペックス)サーモマックス
エンペックスとは
出典:EMPEX
エンペックス(エンペックス気象計株式会社)は1973年(昭和48年)に設立された日本のメーカーです
気象計(温度計、湿度計、気圧計)や、お天気計、高度計、温湿計などを取り扱っています
エンペックス サーモマックス50の基本情報(スペック)
サイズ | 5.5 x 5.5 x 1.6 cm |
素材 | PS樹脂 |
重量 | 25g(本体重量20g) |
計測可能温度 | -50℃〜50℃ |
生産国 | 日本 |
サーモマックスには「水沢センサ」が搭載されています
水沢センサとは、岩手県奥州市水沢で造り上げた日本製センサで、0℃〜40℃での温度計精度が±1の高精度なセンサです[引用:EMPEX]
サーモマックス50の魅力
使ってみて感じたこと
実際に使ってみて感じたことをレビューします
とにかく見やすいことが重要
温度を確認するためにはとにかく見やすさが重要です
一目で何度かわからなければ温度計を持っていく意味はありません
私自身、サーモマックスを使う前はキーホルダータイプやデジタルの温度計を使っていましたが、軽さで選んだキーホルダーの温度計は5度きざみになっていて、ざっくりしか計測できないし、デジタルの温度計は低温環境では液晶が映らなくなり計測不能になってしまいます(結果的にあんまり見ませんでした)
サーモマックスは一目で気温かすぐにわかり、見やすいので使い始めてからは温度計を見る頻度が上がりました
極寒から灼熱まで計測可能
サーモマックスは-50℃〜+50℃まで測定可能な温度計になっているので日本のアウトドアシーンにおいて春夏秋冬、どの地域にいても確実に温度が測定できます
気象庁の調べによれば、観測史上、もっとも低温だったのが北海道上川地方の旭川で、-41℃(1902年1月25日)だったようです
サーモマックスなら測定できます
さすがに登山やハイキングでの使用には若干オーバースペックではありますが、これならどんな環境下でも測定できないことはなく、確実に温度を知ることができます
温度計を持つようになって装備の選定の判断が早くなった
温度計を持って、山頂や行動中に温度を把握するようになってから山に出かけるときの装備の選定が早くなりました
山に行く前の準備として、出かける山域の温度を調べますが、大体の温度が分かれば、防寒着や行動着は迷うことなくコレって決めれるようになりました
データとしてリスト化したりはしていませんが、なんとなく経験値として、◯℃くらいならこのくらいで平気という判断ができるようになりました
残念なところ
いいところばかりではありません
直射日光に当たるとえらい数値になる
サーモマックスに限らず、全ての温度計に言える事なのかもしれませんが、直射日光に当たっているとドえらい温度になる事があります
2月の八ヶ岳で晴れた稜線を歩いていた時にバックパックに吊るしていた温度計を見ると25℃になっていました(実際は-10℃以下)
バックパックの中に入れていても正確な外気温は計れないし、温度計を取り付ける場所には悩みます(結局バックパックに取り付けていますが・・・)
ネックストラップは使いにくい
購入時に付属しているネックストラップですが、正直使いにくいです
温度計を首から下げることはないので購入後すぐに切ってしまいました
短くした方が扱いやすいです(私は)
まとめ
アウトドアで使用するのにおすすめの温度計の紹介でした
温度を把握することで装備の選定の判断がしやすくなり、無駄な持ち物(ウエア)を減らす事ができるようになりました
装備を選ぶのに迷ってしまう人や、無駄を減らしたい人にはおすすめです
最後まで読んでいただきありがとうございます